まずは【4つのポイント】をおさえる
「どんな人に似合う?」「合わせるべき色は? 」など、キャメルコートにまつわる疑問を回答。ポイントを押さえて、キャメルコートを存分に活用してみて。
(1)似合う人ってどんな人?
肌から浮かないなじみの良い色のおかげで、キャメルカラーはどんな人にもマッチするため「自分には似合うかな?」と悩まなくてもOK。キャメルと似ているベージュのような感覚で取り入れられるので、早速チャレンジしてみて。
(2)キャメルに合う色は?
キャメルカラーのキャメルとは、「らくだ」のこと。その名前の通り、らくだの色のような黄味がかったブラウンがキャメルカラー。ブラウンやベージュのように取り入れやすい色だからこそ、白黒といったモノトーンはもちろん、ヴィヴィッドカラー、ペールカラーとも相性が良いのが嬉しい。思うままにコーディネートしてみて!
(3)どんなバッグが合うの?
コーディネートの大半を占めるアウターだからこそ、合わせるバッグで印象を変えてみて。モノトーンでシックに決めるもよし、小さくヴィヴィッドカラーを効かせてもよし! 素材でメリハリをつけてももちろんOK。
(4)初心者さんはどうコーデすべき?
キャメルコートに初挑戦する人は、いつものカジュアルコーデをベースにしてみて。上品さも備えたキャメルだからこそ、コーデの印象も一変するはず。
▼デニムスタイル
着慣れたデニムにパーカーを合わせたカジュアルルックに、キャメルチェスターコートを足してテイストミックスコーデにトライ。正統派アウターのおかげで、いつものカジュアルもワンランク上の装いに。
▼パーカースタイル
きちんと感のあるキャメルチェスターコートに、真っ白なパーカーを重ねて首回りの立体感をプラス。他のアイテムは黒で統一して、余裕感漂うカジュアルミックスコーデが完成。
【チェスターコート】で大人かっこいいを演出
ここからは、定番アイテムであるキャメル「チェスターコート」の着こなし例を、季節別にお届け。明るい色なので、秋冬だけでなく初春にも使えるのが嬉しい!
春バージョン
▼白黒をベースに赤を効かせて
白ロンTに黒スキニーを合わせたシンプルスタイルに、キャメルのチェスターコートを重ねて気負わないエフォートレスルックをメイク。手元に小さく赤を効かせれば、コーデのメリハリ度もぐんとアップ。
▼大判スカーフで品格を上げて
白ロンTにデニムを合わせた定番ワンツーに、キャメルチェスターコートを合わせつつ大判スカーフを添えて品格を底上げ。スカーフの色と合わせたダークグリーンバッグをプラスして、統一感を意識。
秋冬バージョン
▼白でまとめてクリーンなコーデにシフト
ニット&パンツ&スニーカーを白でまとめたワントーンコーデに、正統派なチェスターコートでクリーンな印象を高めて。イエローが目を引くストールをアクセントにして、コーデのムードを盛り上げて。
▼こなれ感のあるネイビーでコーデをブラッシュアップ
定番だけにマンネリしてしまうこともあるキャメルのチェスターコートには、重すぎずこなれた雰囲気を醸し出すネイビーのパーカーでカジュアルダウンして。パキっとした白のレーススカートが際立つコーデに。
【ノーカラーコート】はエレガントなスタイルに最適
襟がなく、すっきりとした首元で上品さを演出できる「ノーカラーコート」。季節が変われば、選ぶべきインナーも変わってくるので、お手本コーデを参考にしてみて。
春バージョン
▼爽やかなホワイトを重ねて
ノーカラーのキャメルコートには、白のクルーネックトップスとオフホワイトパンツを合わせて軽やかさを演出。定番カラーのかけ合わせだからこそ、小物には赤を選んでメリハリを強調。
▼黒のトップスでキャメルを上品に仕立てる
ハイネック黒トップス×マキシ丈ブラウンスカートのシックな着こなしと合わせて大人の洗練されたエレガントさを引き出して。オフホワイトのブーツを合わせて抜け感とアクセントをプラス。
秋冬バージョン
▼タートルネックニットでぬくもりを強調
ぬくもり感じるキャメルのノーカラーコートには、タートルネックの黒ニットをプラスしてさらなる温感をプラス。デニムでカジュアルダウンしつつ、白ソックスと黒小物のかけ合わせできちんと感をキープ。
▼まろやかな配色で暖かそうな印象に
スタイルアップ効果が期待できるロング丈のノーカラーアウターには、ロングワンピで縦落ちのラインを強調して。ワンピやパンツはベージュ系でまとめてまろやかな配色を意識。
これもオススメ!【その他】のキャメルコート
ここからは、チェスターコートとノーカラーコート以外のキャメルコートを6つご紹介。お気に入りの形を見つけてみて。
ガウンコート
ウエストを絞ってメリハリが作れるガウンコートは、あえてベルトを後ろで垂らすことで抜け感を演出。インナーは黒で統一しつつ、手元に真っ白なバッグを合わせてコーデをブライトアップ。
ファーコート
ぬくもりカラー×ファー素材なら、見た目にも暖かなコーデが作れる。アウターそのものが目を引くアイテムだからこそ、他のアイテムはシンプルカジュアルで統一するのがgoodバランス。
ボアコート
モコモコとした素材で温感とフェミニンさを強調できるボアコート。MINE世代なら、シックな白黒アイテムとかけ合わせることで幼く見えるのを回避して。
トレンチコート
定番のトレンチコートは、ベージュではなくキャメルをチョイスすることで深みのある印象に。白やモカカラーと合わせて、キャメルカラーを絶妙に強調して。
ダウンコート
防寒するなら、ダウンコートが一押し! 色の印象も相まって、ぬくもりのあるコーデが作れること間違いなし。さらにキルティングデザインを選ぶことで、プレーンなデニムルックも立体感のある装いに。
ダッフルコート
スクールガールのようなキュートさを演出できるキャメルのダッフルコートは、白アイテムで優しい配色を作りつつ、黒小物でコーデを程よく引き締めるのが好バランス。
【ビジネスシーン】でも着まわし可能
ご紹介したオフコーデの他にも、ビジネスシーンでもしっかり活躍してくれるキャメルコート。お手本スタイルを2選お届け。
ブラウス×タイトスカート×キャメルコート
ブラウンニット×白のタイトスカートのオフィスルックは、キャメルコートをプラスして親近感を演出。ブラウン×白×キャメルのコーデにベージュのバッグをプラスして配色に統一感を出して。
オフィスカジュアル×キャメルコート
白タートルネックニットと黒スキニーデニムのシンプルカジュアルに、きちんと感のあるキャメルのノーカラーコートと黒レザー小物を足してオフィスカジュアルコーデをメイク。それぞれコンパクトなシルエットを選ぶことで、きちんと感を演出してみて。
【シルエット別】でスカートの合わせ術を習得しよう
アウターにスカートを合わせると、ボトムスがもたつかないか、綺麗なバランスが取れているかなど意外と難しいもの。ここからは、フレアスカート、タイトスカートのシルエット別に、キャメルコート×スカートの着こなし術をご紹介。
フレアスカート
▼肌に滑る素材のスカートでボリュームを抑えて
ロング丈のコートにフレアスカートを合わせる時には、ボリュームバランスが難しいもの。そんな時には、肌に滑るような光沢のあるスカートを選んでバランスを調整してみて。キャメルカラーとなじみのよいピンクベージュをチョイスして、大人の綺麗めルックをコンプリート。
▼ショート丈アウターならバランスが取りやすい
下半身にボリュームがある分、アウターはショート丈を選んでメリハリシルエットをメイク。優しいキャメルに馴染むグレージュスカートは、チェック柄をチョイスして季節感を演出。
タイトスカート
▼ニット素材でカジュアルダウンさせて
ロング丈アウターにもなじみやすいタイトスカートは、ニット素材を選ぶことでほどよいカジュアルさを演出。キャメル×オフホワイトの優しい配色には、黒トップスと黒小物を合わせてシックに引き締め。
▼レオパード柄で程よいスパイスを
キャメルコート×ホワイトタートルネックニットの優しい組み合わせには、レオパード柄のタイトスカートを足してスライスをON。柔らかな配色を引き締める黒ブーツを投入して、メリハリバランスを整えて。
【マフラー】でコーデの幅を広げてみて
寒い冬には、防寒対策も欠かせないもの。マフラーでぬくもりをプラスしつつ、おしゃれにするにはどうすれば良い? キャメルコートとマフラーの組み合わせ術をご紹介。
ベーシックカラー
▼曖昧カラーにブルーを効かせて
キャメルコートにオフホワイトのマフラーを合わせたまろやか配色には、ブルーデニムを効かせてコーデにメリハリを加えて。カジュアルながらも、チェスターコートのおかげできちんと感もゲット。
▼上下に黒を合わせてシックにきめる
優しいキャメルのコートには、黒スキニーとマフラーを合わせて上下を引き締め。足の甲を覗かせることで抜け感を作って。手元にダルメシアン柄バッグを足して、立体感をプラス。
チェック柄
▼ブラウンをベースにアウターになじませて
キャメルと相性の良いブラウンをベースにすれば、チェック柄もコーデにすんなり馴染んでくれる。デニム合わせで程よくカジュアルダウンしつつ、コンパクトな黒小物を添えて大人カジュアルをコンプリート。
▼ベーシックカラーに映える赤をチョイス
キャメルと白黒で統一した定番カラーコーデには、真っ赤なチェック柄マフラーを差し色として取り入れてマンネリさせないで。マフラーとリンクさせた赤ルージュもポイント。