夏の帽子コーデの【3つのポイント】
- TPOに合わせて帽子の種類をチョイス
- 涼やかな素材でおしゃれかつ快適に
- 色はアクセントにするorなじませるのどちらか
【1】TPOに合わせて帽子の種類をチョイス
夏のレジャーには、日よけ対策としてのハットやアドベンチャーハットなど、7センチ以上ツバのあるものがマスト。ちょっとした外出には、キャップやキャスケットなどおしゃれなカジュアルテイストのものも◎。少しだけツバのあるタイプを選べば、うっかり日焼けも怖くない♪
【2】涼やかな素材でおしゃれかつ快適に
日差しが強い夏の帽子は、視覚的にも清涼感が感じられる素材がほとんど。リネンやストローなど夏ならではの素材はもちろん、コットンやポリエステルなど通年かぶれる素材も、通気性&吸汗性がいいものをチョイスすると◎。
【3】色はアクセントにするorなじませるのどちらか
何も考えずいつものコーデに帽子をかぶると、頭だけ浮く恐れが......! それを避けるには色合わせが重要。アイテム数が少ないため寂しくなりがちな夏のファッションのアクセントにするのか、それともシーズンムードをさらに盛り上げるためにうまくなじませるのか、どちらがいいのか吟味してからスタイリングをしてみて。
夏の帽子の【種類】をチェック!
夏の帽子の【種類】は大きく分けると7つ 。かぶるだけで夏らしさが倍増するものから、どんなテイストのファッションでも合う使い勝手抜群のベーシックなものまで、実に種類が豊富。どれを買うか迷っちゃいそう♪
ハット
夏の帽子といえば真っ先に思い浮かぶのがこの「ハット」。これだけで夏らしさを演出してくれる優れもので、日よけ対策にはマストアイテム! 素材はストローやペーパーが多く、最近では折りたたんで持ち運びできるタイプもたくさん店頭に出ています。
中折れハット
真ん中が凹んでいて、正面からみるとクラウンがM字になっているのが特徴。紳士的な印象が強いイメージですが、女性がかぶってもばっちりまとまります。サイズが合えば彼やご主人と兼用でもOK。
カンカン帽
ツバと天井が平らになっていて、多くの場合ハットリボンがついている。愛くるしさ満点のフォルムなので、大人ガーリーなファッションに最適! レトロな雰囲気を演出してくれるので、クラシカルなスタイリングの仕上げとしてプラスするのもおすすめ。
サマーベレー
秋冬素材だとほっこり感が強い「ベレー帽」も、リネンやコットンなど涼やかな素材だと意外とシャープに決まるから不思議。ヘアスタイルや、顔まわりのアクセサリーでなじませるのがおしゃれ女子のテクニック!
キャップ
広いツバで、日差しよけにもなる実用的な「キャップ」。大人っぽいスタイルの外し役として取り入れるのがおすすめ。大人カジュアルやスポーツMIXとして着こなしてみて。
キャスケット
夏のマリンルックに欠かせない「キャスケット」。いつものコーデにこなれ感を加えてくれるから、ひとつあると便利なアイテム。コーデを組むときは、全体の調和をしっかり意識してみて。
サファリハット
ツバが長く、あごひもがついているのが特徴。夏のレジャーに最適で、防水&撥水加工や、UVカットなどの高機能のものが多い。また、折りたたんでも型崩れしにくいので、持ち運びにも便利。
夏の帽子は【素材】で快適にシーズンムードを高める
洋服と一緒に帽子も衣替えがマスト。帽子内の蒸れを解消するストローやリネン、オールシーズンかぶれるコットンまで、実にバリエーション豊かな夏の帽子たち。スタイリングに帽子をプラスするときは、素材から吟味すると一気におしゃれ上級者になれることまちがいなし!
ストロー
天然素材の草を使用したもので、一番なじみの深い名称が「ストロー」。そのなかでもラフィアやアバカ、ラミーなどのさまざまな草があり、その特性も多岐にわたる。天然素材のもつ独特な風合いやしなやかさなどが最大の特徴。
パナマ
数ある天然素材の草のなかでも、ひと際高級感を放つのがこの「パナマ」。分類的にはラフィアやアバカなどの「ストロー」と同じ素材だけれど、質の高さからあえて差別化され、春夏シーズンの高級帽子として取り扱われている。より細かく編み込まれているものほどランクが高く、それに比例して価格も高い。
ペーパー
「ストロー」に対して、紙で作られているものを「ペーパー」と呼びます。紙の素材なので、天然素材で作られているストローよりも、比較的安価なものがほとんど。色も染まりやすいため、カラー展開も豊富なところが魅力的! また、天然素材に比べ劣化しにくいため、長くきれいに使えるところも高ポイント。
リネン
春夏の洋服の生地になることが多い「リネン」。通気性がよく、吸水性に優れているため、内側が蒸れやすくなる帽子にも最適な素材! 写真のようなおしゃれなキャスケットから、ツバの広いハットまでたくさん種類があるので、日差しの強い夏にはもってこいの素材♪
コットン
代表的な素材のなかで唯一オールシーズン使えるものが「コットン」素材。保温と防暑のどちらとも兼ね備えているため、暑い季節でも寒い季節でも使い心地抜群♪ 非常に軽い素材なので、肩の凝りやすい人にもおすすめです。
【黒×帽子】で夏の軽装をピリッと引き締める
汗ばむ暑い日は、アクセサリーなどの小物を極力身につけたくない人も多いはず。アイテム数が少なくなり、肌の露出が高くなると、いまいち締まりのないコーデになってしまうことも。そんなときには、黒の帽子でかっこよく華やぎをプラスすると◎。
黒キャップ×ストライプシャツ×グレーレギンス
ブルーストライプシャツとグレーのリブレギンスを寒色系でまとめたら、涼しげなサマースタイルに。引き締め役として黒のキャップとサコッシュバッグをプラス。
黒ロゴキャップ×黒キャミソール×グリーンボトムス
落ち着いた色合いのアイテムを組み合わせたら、外し役としてロゴキャップとキャンバスバッグをON。肌の露出が多くても、黒とモスグリーンなら大人な印象をキープ。
黒キャップ×白シャツ×黒アイテム
クリーンなアシンメトリーシャツは、黒スキニー合わせでメリハリを作って。キャップやリュックを黒で統一して、大人なアクティブスタイルにシフト。
黒キャップ×黒タンクトップ×ギンガムチェックタイトスカート
黒のギンガムチェックスカートでフェミニンスタイルを作ったら、キャップとスリッポンでカジュアルダウン。甘くなりすぎない印象に。
黒キャスケット×カーキガウン×黒スキニー
カーキのガウンと黒スキニーで作ったクールなスタイルに、キャスケットでちょっぴりフェミニンさをプラス。足元も、ガウンのカラーとそろえたスニーカーをチョイスして、ツーカラースタイルをメイク。
黒キャスケット×ボーダートップス×ホワイトワイドパンツ
ボーダートップスとホワイトのリネンワイドパンツで定番マリンルックに仕上げたら、足元もホワイトで爽やかに。黒キャスケットを添えれば全体が引き締まり、大人っぽい印象に。
黒ベレー帽×黒トップス×チノパン
ベレー帽初心者さんなら、取り入れやすい黒から始めるのがオススメ。シンプルな黒トップス×チノパンのスタイルは、ベレー帽、アイグラス、ピアスのおかげでおしゃれにアップデート。ベーシックカラーのコーデだからこそ、レッドルージュで女っぷりを上げて。
黒ベレー帽×黒トップス×チェック柄パンツ
オールバック前髪×サングラスで、ベレー帽もクールな印象に。チェック柄パンツとブラウンパンプスでまろやかに中和させて。
【グレー×帽子】は物足りない夏スタイリングにプラスワン
なんだか物足りない......そんな寂しさを感じるコーデには、黒と白のいいとこ取りをした「グレー」の帽子をONしてみて。黒より重くなりすぎず白よりも浮きづらいから、いつものスタイリングにマッチするはず♪
グレーキャップ×黒ノースリーブトップス×グレーチュールスカート
涼しげなブルーニットには、グレーキャップとチェック柄ボトムス、赤フラットシューズを合わせてトラッドな着こなしをメイク。きちんとスタイルも、グレーキャップが加わるだけで簡単におしゃれ感度がアップ!
グレーキャスケット×ブラウンシアーブラウス
ブラウンで落ち着いた色ながら少し甘さもあるシアーブラウスは、シンプルなジーンズを合わせるのが好バランス。トップスと同系色のスニーカーで統一感もUP! グレーのサーモキャスケットで夏らしい印象を底上げ。
グレーキャスケット×ピンクオフショルダーブラウス
一枚で女性らしい艶っぽさを演出できるショッキングピンクのオフショルダーブラウス。デザインも甘さたっぷりだから、カジュアルなデニムだけでは糖度が下がりにくいアイテム。そんなときこそ、グレーのキャスケットでボーイッシュなテイストを加えるのが◎。
グレーベレー帽×黒トップス×チェック柄ワンピース
ベレー帽とチェック柄ビスチェワンピースのプレッピースタイル。黒アイテムを散らすことで、大人っぽい上品さをプラス。帽子も黒にしてしまうと暗くなってしまうので、ベレー帽の色はグレーが大正解!
【ネイビー×帽子】の爽やかカラーで夏でも清涼感たっぷり
さらに夏らしさをアップさせたいなら、ネイビーの帽子で清涼感をプラスしてみて。黒よりもやわらかい色だから、ラフなスタイリングにやんわり緊張感をもたせることができる。かぶるだけで、夏の暑さを吹き飛ばしてくれそう!
ネイビーキャップ×黒ノースリーブワンピース×ベルテッドサンダル
万能な黒ノースリーブワンピースは一枚でコーデが完成する半面、シンプルになりがち。こういうときこそ帽子の出番! ネイビーのキャップをかぶって全体の明度を高めつつ、ワンショルダーバッグとベルテッドサンダルでスポーツMIXスタイルに昇華させるとGOOD。
ネイビーキャップ×チノロングスカート
帽子だけ浮くのが心配な人は、トップスと同じ色にすれば失敗知らずだからトライしやすい。ネイビー×ベージュ×白の配色はまさに王道のマリンルック。ほんのりガーリーなチノロングスカートの甘さを、ツバの長いメンズライクなキャップで抑えるのが◎。
ネイビーベレー帽×白T×リネンワイドパンツ
白×ベージュのペールトーンコーデに、ネイビーのベレー帽で爽やかなアクセントをプラス。リラックス感あふれるリネンワイドパンツ×白Tにベレー帽をかぶるだけで、まるで水兵さんのような愛らしいマリンスタイルにシフトチェンジする。
【ベージュ×帽子】で夏らしさを加速させて
夏になると、待ってましたと言わんばかりに店頭のほとんどを覆いつくす麦わら帽子たち。そうなると、自然と手にすることが多くなるのが「ベージュ」の帽子♪ やわらかいベージュは、辛口スタイルでも甘口スタイルでも何にでも合わせやすいから重宝します。
ベージュキャップ×白ワンピース×スニーカー
春夏らしい軽やかなコットンワンピースは、まろやかなベージュキャップがお似合い。カジュアル度が高まるから、気負いなく甘いワンピースが楽しめちゃう。
ベージュキャップ×グレージュT×ジーンズ
グレージュTシャツとインディゴブルーデニムのダークトーンの組み合わせは、ベージュキャップをプラスしてブライトアップ。
ベージュキャスケット×ライトグレーシャツ×ジーンズ
ライトグレーシャツとライトブルーデニムで、カラートーンを統一したスタイル。ライトベージュのキャスケットをプラスすれば、クールな色合いも優しげな印象に。
ベージュベレー帽×カーキロングシャツ×ベージュパンツ
カーキのロングシャツとベージュパンツで縦長シルエットを強調したスタイル。ボトムスのカラーとリンクしたベレー帽をかぶり、まとめヘアでさらにスタイルアップを狙って。
ベージュカンカン帽×黒アイテム×ラフィアバッグ
カンカン帽初心者さんは、色数を抑えたツーカラースタイルですっきりとまとめてみて。黒とラフィア素材の組み合わせなら、おのずと洗練された印象に。
ベージュカンカン帽×ストライプワンピース×シルバー小物
ワンピースとカンカン帽のフェミニンな組み合わせも、グレーのストライプなら大人っぽい印象に。メタリックな小物でスパイスを加えて。
ベージュ麦わら帽子×ホワイトアイテム
フェミニンなドット柄オールインワンは、麦わら帽子をプラスしてレトロな着こなしを楽しんで。帽子の素材とリンクしたラフィアバッグをプラスすれば、統一感バッチリ。
ベージュ麦わら帽子×白トップス×ワイドパンツ
ホワイトのコットントップスとライトブルーワイドデニムで爽やかなスタイルを作ったら、麦わら帽子で夏らしさを底上げ。足元もベージュカラーをチョイスして、まとまり感を出して。
【白・アイボリー×帽子】は顔周りが明るくなって夏らしさもアップ
パッと顔色を明るくしたいのなら、夏の帽子は「白・アイボリー」で決まり! 子どもっぽくなりそうで心配な人は、チョボなしのベレー帽やメンズライクなストローハットがおすすめ。なんだか垢抜けないと感じたときにこそ、クリーンな白の帽子を味方につけてみて。
アイボリーベレー帽×白T×黒ワイドパンツ
白Tと黒ワイドパンツのモノクロスタイルは、アイボリーベレー帽とベージュトートバッグをONして親近感をプラス。ベレー帽からちょこんとのぞくポニーテールがGOODバランス。
アイボリーパナマハット×白T×オールインワン
オールインワンの袖を腰に巻いた上級者テク。アイボリーのパナマハットがクリーンな印象をプラスして、大人のキレイめワークな着こなしが完成。
白パナマハット×アシンメトリーTシャツ×リネンワイドパンツ
アシンメトリーTシャツ×リネンワイドパンツのゆるゆるコーデを、高級感漂う白のパナマハットで格上げ! 全体がぼやけないように、黒の小物で緊張感をもたせて。パナマハットのリボンが顔の印象もグッと引き締めてくれる。
白ストローハット×黒マキシスカート×かごバッグ
真夏のおでかけコーデの主役に、パキッとした白のストローハットを指名! ウエストのベルトの色とうまくリンクさせると、統一感があるスタイリングに。ころんとしたかごバッグを片手に持って、サマーバカンスを楽しんで♪
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