返信がめんどくさいLINEの傾向
返信がめんどくさいと感じてしまうLINEには、いくつかのパターンがあります。
まずは、そのパターンから解き明かしていきましょう。
相手から返事を催促される
LINEをしていて、めんどくさいと感じるシチュエーションの筆頭は、「相手から返事を催促される」というものです。
そもそも、LINEのようなコミュニケーションアプリが便利なのは、通話と違い、いつでも自分の好きなタイミングで読んだり返信したりできるからです。
それにもかかわらず、相手から返事を催促されてしまっては、LINEを使うメリットがありません。
めんどうになって返信する気持ちが失せてしまうのも当然と言えるでしょう。
スタンプの連打
やたらとスタンプが多いのも、ついつい返信がめんどうになってしまうLINEのひとつです。
もちろん、会話の合間に適度なバランスではさまれるスタンプであればまったく問題ありません。
むしろ、微妙なニュアンスを伝えたり、ちょっとした息抜きになったりと、多くのメリットがあるものです。
でも、スタンプばかりのLINEとなると話は別です。
スタンプの連打はネタの応酬になりがちなので、そうしたコミュニケーションに不慣れであればより一層めんどうに感じるでしょう。
ついつい放置してしまいたくなるLINEの代表格とも言えそうです。
前触れのない深刻な相談
LINEの1番のメリットは、誰でも気軽に利用できることではないでしょうか。
なにげない会話を好きなタイミングでできる、とても便利な存在です。
そんな気軽に使えるツールだからこそ、不意に深刻な相談を投げかけられたときの戸惑いといったらありません。
反射的にめんどうだなあと感じてしまうのも無理はないのです。
また、深刻な相談であればあるほど、読むのも返すのも長文になりがちです。
これもめんどくさく感じる原因の一つと言えるでしょう。
女友達からのよくわからない自慢話
LINEを使った女同士のマウンティング合戦も、興味のない人にとってはめんどう以外のなにものでもありません。
「私、まだハワイって5回しか行ったことないから…」
「まだまだ遊べていいなー。私なんて、こないだプロポーズされちゃったからもうあんまり自由にできないもん」
読んでいて「ん?自慢?」と感じてしまうような内容ばかりでは、気持ちの良いやりとりはできません。
返信どころか、文章を読むことすらめんどくさいと感じてしまうことでしょう。
LINEをめんどくさいと感じやすい人は?
同じ内容のLINEを受け取ったとしても、「めんどくさい」と感じるかどうかには個人差があります。
ここで、LINEをめんどくさいと感じやすい人の特徴について見ていきましょう。
女子や彼女からLINEを送られる男性
一般的に男性は長文メッセージのやりとりが苦手です。
LINEのようなコミュニケーションアプリについても、あくまでも連絡手段と考えている人が多いでしょう。
対して、女性はメッセージの内容よりも、やりとりそのものを楽しむ傾向があります。
感じたことをそのまま書き連ねるので、文面はついつい長文になりがちです。
本来要点だけで済ませたい男性が、趣旨があいまいな長文のLINEを受け取れば、「めんどくさいなあ」と感じるのは自然な流れです。
女子や彼女とのLINEのやりとりが多い男性は、それだけめんどうに感じる機会も多くなるでしょう。
自分の時間を大切にする人
LINEは、いつでも自分の好きなタイミングでメッセージを読んだり送ったりできる便利なアプリです。
「都合が悪いときは読まない、返信しない」ができるツールだからこそ、遠慮なく好きなタイミングでメッセージを送れるのです。
とはいえ、誰かからメッセージを受け取れば、できるだけ早く既読・返信しなくてはと考える人が大半ではないでしょうか。
いつまでも放置するのは心情的にむずかしいと言えるでしょう。
自分の時間を大切にしたい人にとって、こちらの都合はおかまいなしにメッセージが届き、「既読にして返信するべき」というプレッシャーを感じさせるLINEは大きなストレスのもとです。
大切な自分の時間の邪魔をする、とてもめんどうな存在に感じられるでしょう。
束縛が嫌いな人
「束縛が嫌いな人」も、LINEをめんどうと感じやすいタイプです。
簡単にメッセージのやりとりができるLINEは、カジュアルに利用できるぶん、ついついなんでも気軽に伝えてしまいがちになります。
「今なにしてるの?」「誰といるの?」「何時に帰る?」
そんな、わざわざ通話してまでは言わないような内容も、LINEだとあっさり送ってしまう人は少なくありません。
束縛が嫌いな人にとって、LINEはある意味「監視アイテム」です。
自由を奪われたと感じ、めんどうになるのも自然なことでしょう。
めんどくさいLINEへの対処法
では、実際にめんどくさいLINEを受け取ったらどのように対処すべきでしょうか? 具体的な方法をパターン別に紹介します。
既読をつけない
めんどくさいLINEへのもっともシンプルかつ有効な対処法は、「既読をつけない」こと。
既読をつけないのは、メッセージを読んでいないということですから、当然返信の必要もありません。
また、そのまま長時間放置することで、暗に「読む気がない」という無言の意思を相手に伝えることもできるでしょう。
既読をつけない行動は、めんどうなLINEのやりとりを、有無を言わさずシャットダウンできる、最短かつ最強の方法なのです。
今忙しいなどきっぱり断る
めんどうなLINEに対して、はっきり「めんどう」と伝えるのは気が引けるものです。
でも、こちらが相手の心情に配慮したからといって、めんどうなLINEがなくなるわけではありません。
一方的にガマンを重ねる関係は、あなた自身にとってデメリットでしかないのです。
「もうムリ!」と爆発してしまう前に、めんどうだと感じたらその都度「今は忙しいから返信できない」ことを伝える勇気をもちましょう。
イヤなときは断れるんだ、と自信がつくことで、めんどうなLINEに対しても余裕をもって対処できるようになるはずです。
ブロックではなく通知を切る
めんどうなLINEの受信に煩わされたくはない。
でも、ブロックするのは角が立つ…
そんなときは、LINEの通知設定をOFFにしてみましょう。
通知OFFは、ブロックと違い、メッセージそのものは通常通り受信されます。
LINEを開けば受信していることはすぐにわかりますが、受信時に通知されないので、受信のたびに憂鬱になることがなくなります。
相手との関係は円満につづけていきたいものの、LINEはめんどうだと感じているときにおすすめの対処法と言えるでしょう。
めんどくさくないLINEの送り方
人からのLINEをめんどくさいと感じることがあるのなら、なおのこと自分の送るLINEが人を不快にさせることのないように気を配りたいものです。
うっかりめんどうなLINEを送ってしまうことのないように、ここで、LINEの送り方のポイントを確認しておきましょう。
自分と相手が好きなものをテーマにした会話
LINEでのやりとりが楽しいものになるかどうかは、『話題選び』にかかっていると言っても過言ではありません。
そもそも、人からのLINEをめんどくさいと感じてしまうのは、相手の態度に加え、メッセージの内容が楽しいと感じられないからです。
やりとりが楽しいと感じる内容であるのなら、受信のタイミングや頻度はそれほど気になりません。
相手にめんどうと思われないLINEを送るため、話題は「自分と相手が共通して好きなもの」を選んでみてください。
ただそれだけで、ストレスのないスムーズなやりとりができるでしょう。
まとめ
コミュニケーションアプリのLINEは、老若男女問わず気軽に利用できる、まるで現代人の必需品ともいうべきツールになっています。
とはいえ、すべての人が常に楽しくLINEを利用しているわけではありません。
気軽で便利なツールだからこそ、めんどうに感じてしまう人は多いのです。
お互いに気持ち良くやりとりをつづけていくためには、『既読をつけない』『きっぱり断る』などの具体的な対処が必要です。
また、少し視点を変えて、自分が相手にめんどうな思いをさせている可能性についても考えてみましょう。
自分の気持ちも相手の気持ちも大切にしながら、便利なLINEを楽しんでください。