タイツとストッキングの違いとは?
タイツとストッキングは形状も似ているので、違いがわからない……という方も多いはず。そこで注目したいのが「デニール」です。「デニール」は、糸の太さを表す単位で、数字が大きいほど太く、生地は厚くなります。
- 30デニール以上の『厚手』のものが【タイツ】
- 30デニール以下の『薄手』のものが【ストッキング】
30デニール以下はストッキング、それよりも厚手のものはタイツというのが一般的なので、30デニールを目安に区別するとわかりやすいはず。ただ、メーカーによって異なる場合もあるのであくまで目安に。
黒タイツの『デニールごとの印象の違い』は?
「30デニール以上はタイツ」ということは先ほどマスターしましたが、さらに細かく見ていくと黒タイツの印象の違いに驚くはず。TPOや洋服の雰囲気に合わせて選ぶのが大人コーデのマナーです。
30~60デニール
30~60デニールの黒タイツは、透け感があり色っぽい脚をメイク。黒でほどよく引き締めることで、脚がきれいに見えるアイテムです。カジュアルコーデに色っぽさを足したいときに、とっても便利。男性ウケもばっちり!
70~80デニール
70~80デニールの黒タイツは、若干の透け感がありますが、黒の発色がしっかりしていて引き締め効果が抜群。ほどよい厚みで、重くなりすぎないので、毎日のコーデに取り入れやすいアイテムです。
90~120デニール
90~120デニールの黒タイツは、透け感はほぼ感じられず真っ黒な発色に。厚みがある分、暖かく、真冬の防寒対策にもピッタリ。カジュアルな印象に仕上がるので、デイリーコーデのポイントに使ってみて。
【スカート】で黒タイツを品よく取り入れて!
スカート×黒タイツは、露出を抑えて防寒できるだけでなく、上品さもプラスできる組み合わせ。スカートの丈感やタイツの厚みによって変わる印象をチェックしてみて。
ロング・ミモレ丈スカート
▼黒ロングスカート×黒タイツのオールブラックコーデ
オールブラックコーデには、黒タイツは欠かせない存在。ライダース×ロングタイトスカートと合わせてスパイシーなコーデに。女っぽいタイトスカートには、透け感の少ないタイプをセレクトするといやらしくならず好バランス。
▼パープルミモレ丈スカート×黒タイツ
ライトグレーコート×パープルスカートの明るい色合いの洋服を黒タイツで引き締めて。足元にダークカラーを合わせることでメリハリが生まれ、コーデの奥行きがアップ! 靴も黒をセレクトして、ひざ下をすらっと長く見せて。
▼ミモレ丈チュールスカート×黒タイツ
ふんわりシルエット&透け感がレディなチュールスカートは、黒タイツで露出を抑えると甘さひかえめな仕上がりに。さらにダウンジャケットでカジュアルに仕上げて、大人の甘辛MIXを楽しんで。
ひざ丈・ミニスカート
▼黒ひざ丈スカート×黒タイツのオールブラックコーデ
ひざ丈の黒スカート×黒タイツで、上品なオールブラックコーデに。揺れるプリーツスカートとレディなパンプスで挟むときは、透けすぎずほどよい女っぽさの80デニールくらいがベスト。赤バッグで華やぎを添えて。
▼黒ミニスカート×黒タイツ
ミニスカート×透け感のない黒タイツなら、ヘルシーな大人カジュアルに。厚手タイツを使うときは、トップスに明るい色をもってくるとヌケ感を作れてバランスアップ! 脚のラインを見せつつカジュアルに仕上げて、健康的な色っぽさを目指して。
【ワンピース】の単調さを黒タイツで引き締めて
ワンピースは1枚だと単調な着こなしになりがちですが、 黒タイツをプラスすることでコーデが引き締まり深みがアップ! 春夏仕様のワンピースも、黒タイツと合わせれば秋冬っぽくシフトするので、季節の変わり目の調整にもお役立ち。
ロング・ミモレ丈ワンピース
▼ドット柄ワンピース×黒タイツ
ともすれば子どもっぽくなってしまうドット柄ワンピースも、黒タイツを合わせれば落ち着いた大人かわいい着こなしに。スニーカーも黒を選べば統一感が出てすっきりした印象になります。
▼カーキニットワンピース×黒タイツ
ロング丈のカーキニットワンピースを黒タイツで引き締めて、大人っぽいカジュアルコーデに。スニーカーも黒でまとめれば足元に統一感が生まれ、よりスマートな装いが叶う。タイツが見える面積は小さいけれど、おしゃれに見せる効果は絶大!
ひざ丈・ミニワンピース
▼ツイードミニワンピース×黒タイツ
ツイード素材がフェミニンなミニワンピースは、ライダース&黒タイツでエッジを効かせてモードにシフト。モノトーンコーデの足元は、グリーンブーツで彩りを添えて。黒タイツはカラーシューズを引き立てる効果もアリ。
▼グレーひざ丈ワンピース×黒タイツ
グレーのひざ丈ワンピース×黒アイテムのカラーレスコーデは、脚も黒タイツで引き締めれば統一感がアップ。ダウンベストやスニーカーのラフな装いに、透け感のない厚手タイツでよりカジュアルさをON。
【パンツ】黒タイツは肌の露出を抑えられる必須アイテム
黒タイツをパンツスタイルに取り入れるなら、ショートパンツの露出調整に使ってみて。デニールの違いでかなり印象がチェンジするので、なりたいイメージに合わせて選ぶのが成功の秘訣。
ショートパンツ
▼黒ショートパンツ×黒タイツ
ショートパンツを使ったオールブラックコーデに、透け感のある黒タイツを合わせて色っぽい足元に。ライダースで辛めに仕上げているので、ヌーディーな足元もセクシーになりすぎずクールに決まる。
▼デニムショートパンツ×黒タイツ
ゆるニット×デニムショートパンツのカジュアルな着こなしは、ほどよい厚みの黒タイツで露出ひかえめに。素肌感を抑えると、ぐっとヘルシーな雰囲気。子どもっぽくなりがちなデニムショーパンも黒で引き締めれば大人顔。
【オフィススタイル】は黒タイツで統一感を演出
オンスタイルに欠かせないタイトスカートは、黒タイツと合わせればぐっときちんと感が増す。足元は黒のシューズで色味をつないで一体感を出し、チグハグな印象を回避。オフィススタイルでも秀逸な黒タイツをフル活用するべし。
チェック柄タイトスカート×黒タイツ
グレーを基調とした落ち着きのあるブリティッシュスタイル。黒のタイツ×黒のフラットシューズでまとめ、ダークトーンのチェック柄タイトスカートを際立たせて、地味見えを回避。光沢感のあるフラットシューズで足元に華やぎをプラス。
黒タイトスカート×ドット柄シャツ×黒タイツ
ドット柄だけでなく星柄もプリントされた、デザイン性の高いシャツ。テロンとした軽い素材のシャツを着るときは、他のアイテムを黒でまとめて重厚感をもたせるのが、おしゃれオフィススタイルへの近道。
【スニーカー】と黒タイツは相性抜群!
一年中履き回せる優秀な【スニーカー】は、黒タイツと組み合わせると一気に冬モードにシフトする。カジュアルだけでなくフェミニンな要素も漂わせたい大人女子は、ぜひスカートスタイルと合わせてみて。露出度の高いミニ丈のときはヘルシーに仕上げてくれる一方、ロング丈のときはスカートとスニーカーの良いつなぎ役に徹してくれる。
黒スニーカー×台形スカート×黒タイツ
アイテムだけでみると若々しさ満点の台形スカートも、黒タイツと黒スニーカーの引き締めコンビで大人カジュアルに昇華。冬の白ニットはあざとかわいくて◎。コーデになにか物足りなさを感じたら、柄の小物でアクセントを入れてみるのもGOOD!
黒スニーカー×デニムミニスカート×黒タイツ
春夏ヘビロテしていたデニムミニスカート。秋冬コーデにシフトチェンジするには、足元を黒でまとめるのが鉄則。真っ黒のスニーカーだとフラットなスタイルになるが、白をほどよく取り入れられる黒コンバースだとシャープな印象になり、おしゃれにまとまる。
黒スニーカー×ドット柄フレアスカート×黒タイツ
ところどころに遊び心が盛りこまれている上級モノトーンコーデ。黒と白の配色の比率が絶妙で、大人しくまとまりがちなモノトーンコーデにも動きがでる。パーカーやスニーカーなどスポーティーなアイテムも、黒タイツを履いて完璧なモノトーンでまとめれば、洗練された雰囲気に仕上がる。
【ブーツ】と黒タイツを合わせれば美脚効果まちがいなし
肌寒い季節になると、足元の冷えからついヘビロテしてしまう【ブーツ】。ロング丈でもショート丈でも、おしゃれに防寒度をアップさせるなら黒タイツをプラスしてみて。黒のブーツとなら一体感ができるから、脚長効果絶大です!
ニーハイブーツ×黒タイツ
黒タイツ×ニーハイブーツは、脚のラインをほどよくカモフラージュしてくれるので、ミニ丈ボトムスも臆することなく挑戦できる! 黒一色で統一すれば、どこまでも脚長見えに。モードな装いを楽しみたいときにおすすめの組み合わせ。
ショートブーツ×黒タイツ
冷たい風を通してしまうシアーなプリーツスカートは、黒タイツ×ショートブーツでおしゃれに防寒度をアップ! 黄色のラインが目をひくチェック柄のチェスターコートは、モノトーンコーデにこそ光る逸品。
【フラットシューズ】と黒タイツで防寒力&おしゃれを両立
たくさん歩いても負担の少ない【フラットシューズ】。楽ちんだけどおしゃれもしたい! そんな欲張り女子におすすめの靴。寒い時期だと足元が冷えがちだから、黒タイツを履いてあたたかくフラットシューズコーデを楽しもう!
ビットローファー×黒タイツ
今季大注目のローファーは黒タイツを履いてグッドガール風にまとめてみて。Vネックのシンプルなニットワンピースで大人っぽいニュアンスを醸し出すと◎。子どもっぽくなりがちなワンピース×フラットシューズの組み合わせも、厚手の黒タイツで肌を隠して足元に一体感を出すと、大人見えが叶う。
ドレスアップシューズ×黒タイツ
厚底のエナメルのドレスアップシューズの場合は、透け感のある黒タイツで抜け感を出しても◎。メンズライクなCPOジャケットの中に白のパーカーを忍ばせて甘さを加え、ボーイッシュにシフト。