(1)「素敵ですね」
男女問わず相手の行動や持ち物など、何にでも使えるのがこの「素敵ですね」というマジックワード。褒め上手な人は必ず使っています。
例えば、あなたが身なりを褒められた時に、「そのスカートかわいいですね」より「そのスカート素敵ですね」と褒められた方が、何だか嬉しく感じませんか?これは「かわいい」と言われると「スカート」を褒めている感じがするのに対し、「素敵」はそのスカートを履いている「あなた」の印象がよいということを褒めているからです。
友人とのSNSでも大活躍するのがこの言葉。相手が「海外旅行にいってきたよ」など、ちょっと自慢したいのかなと感じた時には、すかさず「素敵だね!」と返してみましょう。「いいなー!」や「羨ましい!」ではなく、相手の行動をさりげなく褒めるのがポイントです。対面でもメールでも使えるマジックワードですので、ぜひ試してみてください。
(2)「あなたのセンスを信頼している」
「あなたを信頼している」と急に言われても、なんだかそれこそ信頼できない感じがしてしまいますが、「センスを」と入ると印象が変わります。
例えば、夕食のお店を決める時に、「おいしいものをたくさん食べてきたあなたのセンスを信頼している」と言われたら、相手ははりきってあなたを連れて行くお店を選んでくれることでしょう。これは、相手に特別好きなことや得意分野がある場合に特に使いたい褒め言葉です。
ファッションに特別興味があったり、スポーツで何か秀でているでもしない限り、「センスがいい」と言われることは普段あまりありません。だからこそ、この褒め言葉は印象に残ります。相手をきっと喜ばせるワードですので、ここぞという時に使ってみてください。
(3)「●●さんが言っていました」
相手を直接褒めると、中には「お世辞を言われている」と勘繰ってしまう人も。そんなケースは、他の人が褒めていたことを伝えて、間接的に相手を褒めるテクニックを使ってみましょう。
例えば、仕事ができて上司に評価されている先輩には、「仕事の指示が的確でさすがだと部長(上司)が言っていました」と伝えてみてください。この言葉で、部長が先輩を褒めていたことを伝えながら、あなた自身も先輩の仕事ぶりを肯定していることになります。
間接的に褒めるこの言葉は、あなたが褒めていたことを他の誰かに伝えてもらうという逆パターンにも応用が可能です。仲良くなりたい相手がいたら、その人の友人からあなたが褒めていたことを伝えてもらいましょう。難しく感じますが、「この間の飲み会、●●さんが盛り上げてくれたおかげでとても楽しかったと伝えておいてね!」、こんな感じでOKです。本人に面と向かっては言いづらい言葉も、この方法なら伝えることができますし、第三者に言われることで相手は変に勘ぐることをしなくなります。
どのパターンもあくまでも「さりげなく」褒めるのがポイントです。会話の中に取り入れて、まわりをハッピーにする褒め上手を目指しましょう!
Editor:Megumi Fukuchi