適当に塗ってない？《正しい口紅の塗り方》をチェック！
意外と知らない口紅の正しい塗り方。正しい塗り方をするだけで口紅ももちが良くなったり、ムラになりにくかったりと仕上がりが変わってくるんです！ この機会に、正しい口紅の塗り方をチェックしてみて。
STEP1：口紅を塗る前にリップクリームを縦に塗り、保湿をする
口紅を塗る前はリップクリームを縦に塗ってしっかり保湿することを心掛けてみて。縦に塗ることで唇にしっかり密着し、縦ジワが目立ちにくくなったり後から塗る口紅のノリもよくなります。
STEP2：ティッシュペーパーで軽く唇を拭き、余分な脂をオフする
しっかりリップクリームを塗ったら一度、ティッシュペーパーで余分な脂をオフすると◎。余分な脂が唇に残っていると、口紅がムラになってしまったり発色が悪くなる原因になってしまうんです。
STEP3：リップブラシを使い、上唇の口角から中央に向かって口紅を塗り、下唇も同様に塗っていく
口紅を塗るときはリップブラシにとり、口角から中央に向かってのせていくのが正しい塗り方。唇の縁に沿って塗ったら内側も埋めましょう！ リップブラシがない場合も、口角から中央に向かって塗っていくイメージで。
STEP4：ティッシュペーパーで軽く唇を拭く
口紅が塗れたら一度ティッシュオフしてみて。これをするだけでもちが一気に良くなるんです。歯紅がつきやすい方はティッシュを口に挟んでオフするのがおすすめです。
STEP5：再度、口紅を塗ったら完成
ティッシュオフした唇にもう一度、口紅を重ねれば完成！ しっかりとこの工程を踏むことで、口紅のもちがよくなり、乾燥しにくくなるのでぜひ参考にしてみて。
【種類別】口紅の特徴を活かせる塗り方を知ろう
リップスティック、ティント、グロスなどたくさんの種類がある口紅。いろいろ持ってはいるけど適当に塗ってしまっている……なんてことありませんか？ それぞれの特徴を活かした塗り方をすることでリップの持ち味をもっと活かすことができるので、ぜひ参考にしてみて。
「リップスティック（口紅）」はブラシで塗るのがおすすめ
定番のリップスティックは、直塗りよりもブラシを使うのが美しい口元に仕上げる近道。ブラシにとって塗るとムラにならずきれいに仕上がります。唇の輪郭からはみ出てしまったら綿棒でオフするようにしましょう！
「リキッドルージュ」は量を調節することが大切
リキッドルージュとは、リップスティックを液体状にしたもののことをいいます。塗り方は付属のアプリケーターで輪郭をなぞり、内側を埋めていくだけなのでとっても簡単なんです。ただ、液が緩いものが多いのでムラになりやすかったり、歯についてしまうことも……。容器から取り出したときにアプリケーターをしごいて余分な量を落としたり、しっかりとティッシュオフするときれいに塗れるので試してみて。
「ティントリップ」は塗る前の保湿をしっかりめに！
ティントリップは、色が落ちにくくて今とっても人気のリップ。しっかり唇に色づいてくれるティントリップは、乾燥しやすくなってしまったり荒れやすくなってしまうこともあるんです。そのため、塗る前にしっかりリップクリームで保湿しておくことが大切です。塗り方はリップスティックやリキッドルージュと同じでリップブラシを使ったり、アプリケーターで輪郭をとりながら塗っていくと◎。
「リップライナー」は唇の山から縁取ると◎
縁をしっかりとりたいときやオーバーリップにしたいときなどに便利なリップライナー。リップクリームを塗って唇をなめらかにしたら、上唇の山の部分と下唇の中心にラインを引きましょう。先に中心だけ引き、そのあとに口角から中心に向かって線をつなげるイメージで描くと綺麗に仕上がります。リップのにじみも防げるのでまだ持っていない方は1本持っておくといいかも……！
「リップグロス」は唇の中央からのせて広げる
リップグロスは、唇にツヤや光沢を与えるアイテム。リップスティックやマットなリキッドルージュの上に重ねて使うのが一般的です。グロスを塗るときは、唇の中央からのせて広げるとぷっくりとした唇に仕上がります。最近ではグロス1本でもしっかり色づくものも増えてきているので、ナチュラルな発色が好みの方はグロスのみ塗るのも◎。
1本の口紅で七変化⁉塗り方を変えてなりたい印象に
塗り方ひとつで顔の印象がガラリと変わるリップメイク。ここでは、7通りの塗り方と塗り方によって変わる印象をチェック。その日の気分やなりたい雰囲気、お洋服に合わせて口紅の塗り方もチェンジして、もっとおしゃれを楽しんでみて。
＼実は塗り方がこんなにたくさん！／
【1】「縁」をとってフォーマルな仕上がりに
【やり方】
- リップライナーで唇の縁をとる
- 縁どりした輪郭を埋めるように口紅を塗る
フォーマルな場面やしっかりとキメたいときにおすすめな縁どりリップ。唇と肌の境目がはっきりするので、存在感のあるリップになるんです。コンシーラーやハイライトで輪郭を囲えば立体感もプラスされて◎。
【2】「ポンポン塗り」でナチュラルな仕上がりに
【やり方】
- 指先に口紅をとる
- 唇の中央から外側に向けて指でポンポン馴染ませていく
「かわいいと思って買ったリップが似合わない……」「濃いリップをつけたいけれどなかなか勇気がでない」なんてことありませんか？ そんなときはポンポン塗りがおすすめ。ナチュラルな仕上がりになるのでどんな口紅でもトライしやすくなります。
【3】「グラデーション」で韓国っぽ女子に早変わり
【やり方】
- コンシーラーを下唇3点に置き、指でポンポン伸ばす。余ったコンシーラーは上唇にON
- 下唇の内側に口紅を塗る
- 上下の唇を合わせて「んまっ」と馴染ませる
じゅわっとした唇に仕上がりとってもかわいいグラデーションリップ。一気に韓国女子っぽい雰囲気を醸し出せるのも人気の理由です。唇が厚めで悩んでいる方はグラデーションリップなら小さく見せることも可能です。クリアグロスを上から重ねればちゅるんとした愛されリップになるのでぜひ試してみて。
【4】「オーバーリップ」で最旬のモテリップに
【やり方】
- 口角の位置はそのままで、少しオーバーめにリップライナーで縁をとる
- リップライナーでつくった輪郭を埋めるように口紅を塗る
海外セレブや韓国で今とっても流行っているオーバーリップ。ふっくらとした唇はモテの象徴ですよね。ただ、実際やってみるとなんか不自然な仕上がりになってしまうことも……。そんなときは、唇の山、口角にハイライトを入れたり下唇の陰になるくぼみにシェーディングを入れるとメリハリが加わって自然なオーバーリップに仕上がります。
【5】「口角抜き」でキュッと上がった口角に
【やり方】
- 口角を1～2mm程度コンシーラーで消し馴染ませる
- 口紅を唇全体に塗る
キュッと上がった唇をつくりたいときは口角をコンシーラーで消すと◎。口角を消しすぎるとシャープなラインが目立ち、不自然になってしまうので注意が必要です。1～2mm程度におさめて、指でトントンと馴染ませるようにしましょう。口角を消すことで表情が明るくなり好印象をゲットできること間違いなし！
【6】「山つぶし」でイマドキ女子！
【やり方】
- 唇の輪郭に沿って口紅を塗る
- 山のあいだにもリップを塗り、山をつぶす
最近じわじわ流行っている山をつぶした塗り方は、薄い唇の方でもぷっくりとした印象になるのでとってもかわいいんです。人中（鼻と唇のあいだ）も狭められるので、顔が間延びするのを防ぐのにも効果的！ 上手に塗れないときは、リップブラシや綿棒に口紅をとって塗るのがおすすめです。
【7】「船底塗り」でモードな雰囲気を醸し出す
【やり方】
- リップライナーやリップブラシでオーバーめに輪郭をとる
- 下唇を船底のような少し角ばった輪郭にし、全体を埋める
モードな雰囲気を演出したいときや、強めにキメたいときにぴったりな船底塗り。下唇の中央は直線になるように塗ると綺麗な船底リップになります。しっかりモードな雰囲気を出したいときは山をくっきりめに、普段のメイクにちょっぴり強さを足したいときは上唇の山を丸めにすると◎。
【お悩み解決】上手に塗れない・すぐ落ちちゃう…なんてときは？
「上手塗れない！」「気づいたらリップが落ちてた……」なんてお悩みをお持ちの方も多いのでは？ ここでは、そんなお悩みを解決していきます！ 解決方法と合わせておすすめアイテムもご紹介するので、ぜひチェックしてみて。
Q1.色がしっかりのらない……発色が悪い……
A1.リップバームで保湿＆コンシーラーを使うと◎！
色がしっかりのらないときは唇の状態があまりよくないかも……。口紅を塗る前にしっかりリップバームで保湿して唇を潤わせたり、リップスクラブを使って唇をなめらかに整えるとノリが良くなりますよ♪ 唇の色が元から濃い方は発色が出にくいので、しっかり発色させたいときはリップコンシーラーで唇の色味を抑えておくと◎。
Q2.縦ジワが気になる
A2.プランパー効果のあるリップを仕込んで
唇が乾燥していたり、マットリップを使うと気になる縦ジワ。「今すぐにどうにかしたい！」なんてときは、プランパー効果のあるリップを仕込んでおくと◎。メイクをする前に塗り、リップカラーを塗る前にティッシュオフすればふっくらとした唇になるので縦ジワが気にならなくなります。
▼カプサイシンでふっくら唇をゲット！
ディオール（DIOR）
ディオール アディクト リップ マキシマイザー
カプサイシンの効果で唇をふっくら見せ縦ジワを目立たなくしてくれるリップ。塗ると唇がピリピリしてくるのが特徴です。ヒアルロン酸とコラーゲンが入っているのでうるおいもプラスできるのも◎。リップを塗ったあとに重ねればグロスとしても使えます。
Q3.ムラになってうまく塗れない
A3.筆を使うとGOOD！
口紅のなかにはムラになりやすいものもありますよね。そんなときは、筆を使って丁寧に唇にのせると◎。筆を使うことで適切な量を塗れて、ムラになるのを防いでくれるのでどんな口紅でもきれいにのせることができます。
▼初心者さんでも使いやすい人気のリップブラシ
アディクション（ADDICTION）
リップブラシ リトラクタブル
なめらかにリップラインが描けるブラシ。コンパクトに収納できるので持ち運べるのも魅力のひとつです。初心者さんでも使いやすいので初めての1本にも◎。
Q4.すぐにリップが落ちちゃう……
A4.リップコートで長持ちリップが叶う！
すぐリップが落ちてしまうときはリップコートを使ってみて。リップコートはリップを落ちにくくしてくれるアイテムなので、「なかなかお直しできない」「コップに口紅が移っちゃうのがイヤ！」なんて方にぴったりなんです！ また、リップクリームの余分な脂が残っていたり、余分にリップを塗っていて落ちやすくなっている方も多いので、ティッシュオフするのを忘れずに。
▼コスパ◎透明だからどんなリップにも合わせられる
リンメル（RIMMEL LONDON）
リンメル マジカルステイ リップコート ケアプラス
保湿しながらしっかりリップカラーをキープしてくれる優れモノ。リップコートにありがちなツッパリ感や乾燥が気にならないので使いやすい◎。リップが落ちやすいのがお悩みの方はぜひ試してみて。
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Videographer/Video editor: Brian Weiland
Editor: Rio Osato
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