ツァイガルニク効果とは
ツァイガルニク効果とは、「なにかに対して達成できないことに執着してしまう」という人間の心理のこと。
特に夢中になった事柄であればあるほど、達成できなかった時の執着心は大きくなります。
たとえばゲームで、なかなかクリアできないことが悔しくて何度も何度も挑戦してしまった、という経験はありませんか?
ゴールできないからこそ、ゴールにたどり着くことに執着してしまう。
これがツァイガルニク効果です。
応用例:あけすけに自分を語らない
ツァイガルニク効果を応用した恋愛テクニックのひとつとして、自分自身について相手に多く語りすぎない、というものがあります。
これは、知らない部分があるからこそ全て知りたい、という執着心を利用した作戦。
気になる男性や、自分に好意を抱いてくれている男性には何でも自分の事を知ってほしくなるかもしれませんが、すぐにあれこれ知ってしまうとかえって興味を失ってしまう可能性も少なくありません。
それを避けるためにも、自分についての情報は小出しにして、わからない部分のあるミステリアスな女性を演出するのが相手の心に残る女性になるテクニックです。
ツァイガルニク効果を利用する際の注意点
「達成できないから執着する」ツァイガルニク効果ですが、あまりにも達成体験が少なすぎると、相手が「恋愛対象として見られていない」と勘違いして、恋が終了してしまうという本末転倒な結末に陥ってしまう可能性があります。
これを避けるためにも、駆け引きはほどほどにすることが重要。
たとえば告白されたのに惹きつけたいからとわざと断る、というのは絶対にNG。
告白は素直にOKして、今度は恋人として彼を魅了するテクニックにシフトチェンジするのがベターです。