info icon 本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

人間関係

「どちらにいたしますか」はNGって知ってた?間違いがちな敬語3つ

2022/09/26

敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つがあります。中でも、敬意の対象によって表現が変わる尊敬語と謙譲語は間違えやすい敬語表現です。あなたは正しく使えていますか? 3つの間違えやすいフレーズを紹介します。

《誤フレーズ:1》お客様が「参られました」

お客様が来社された際に「お客様が参られました」と上司に報告していませんか? 「参る」は謙譲語なので、お客様が動作の対象になる時に使うのは間違いです。

「お客様がいらっしゃいました」や「お客様がお見えになりました」と伝えましょう。
また、「いらっしゃる」「お見えになる」は少し口語的な表現ですので、メールで相手に「会社へ来てください。」と記載する際は「弊社へお越しください」と表現するのがベターです。

逆に自分が行く場合は「御社へ参ります」や「御社へ伺います」など「参る」「伺う」を使います。「来る」や「行く」には様々な表現方法があるので、使い方が難しい敬語の一つです。

【来る】尊敬語=いらっしゃる、お見えになる/謙譲語=参る、伺う

《誤フレーズ:2》Aさんが〜と「申されました」

「Aさんが〜と言いました」これを敬語に直した時に「Aさんが〜と申されました」としてしまったら、あなたは敬語が苦手なのかもしれません。
「申す」は敬語表現の一つですが、敬語3種類のうち「謙譲語」に当たります。謙譲語は対象者を低めることで敬意を表すものなので、この場合はAさんを低めてしまっていることに。

正しくは尊敬語で「Aさんが〜とおっしゃいました」と表現しましょう。「申す」は「先ほど私が申しました」など、自分が言った時に使います。

【言う】尊敬語=おっしゃる/謙譲語=申す

《誤フレーズ:3》「どちらにいたしますか?」

お客様に何かを選んでいただく際に、「どちらにいたしますか? 」と言っている人を多く見かけます。
「どれ」を「どちら」と丁寧語で表現しているので正解のような気がしますが、実はこれも間違った言い回しです。「する」の尊敬語は「なさる」、謙譲語は「いたす」になります。「どちらにいたしますか? 」は相手を低める謙譲語です。

正しくは尊敬語で「どちらになさいますか?」となりますので、気をつけましょう。

【する】尊敬語=なさる、される/謙譲語=いたす

RELATED ARTICLES

RECOMMEND ARTICLES

WHAT'S NEW