(1)自分から服を脱いだ
「もともと、妻との夜の関係は減ってきていました。でも、絶やさないようにという意識もあり、妻を抱こうと思ったんですね。それで、誘ってみました。すると、向こうが自分からササッと服を脱いだんです。
それを見て、なんか冷めてしまったんですよね。すごく作業的な感じがしてしまって……。結局、その日も気分は盛り上がらず。以来、妻との夜の関係はなくなってしまいました」(34歳/IT)
やはりセックスは、お互いの気分が盛り上がってするもの。作業的になると、冷めてしまうのも分かります。
服を脱ぐときの恥じらう様子なんかも、興奮する要素。それらが欠けると、意欲も削がれてしまいますね。
(2)生理用品を見てしまって
「あるとき、家のトイレに入ったら、便器の脇に丸まった白いゴミが落ちてたんです。なんだろう……と思い、トイレに流そうとしました。でも、流してはいけないような素材に感じたんですね。そして、一応なかを確認したんです。それが妻の生理用品でした。しかも使用済みの……。
うわっ……と思いました。酷く汚いものを見てしまったような気になった。それ以来、なんか妻を見る目が変わってしまったんです。申し訳ないけど、裸を見てもキレイなものには思えなくなり、まったく興奮しなくなりました」(34歳/公務員)
男性にとって、生理とは縁遠いもの。馴染みがないものです。
使用済みのものを見て、急に生々しく感じてしまったのでしょう。それが、嫌悪感を抱くきっかけとなってしまったようです。
(3)できなかったことを責められた
「妻と温泉旅行をしたときでした。お酒が美味しい場所で、ついつい飲みすぎてしまったんです。夜はもう、かなり酔った状態でした。
深夜になり寝る時間となりました。自然と、抱き合うような状況になったんですね。しかし、僕のカラダが反応しないんです……。お酒のせいもあったでしょう。すると妻が不機嫌になり、“なんでこういうときに……”と責めてきたんです。
それからです。また怒られるんじゃないか……という気持ちが湧いてくるようになり、妻に対して欲求を感じなくなりました」(38歳/金融)
男性はプライドが高く、精神的にデリケートなところもあります。
一度の失敗を責められると、繰り返してはいけないと思うようになり、無意識のうちに欲求を押さえてしまう場合があります。