(1)同調せず聞き流す
皮肉を言われて、本当は納得していないにもかかわらず、つい「そうだね、気をつけます」「私もそう思う」などと同調する必要はありません。そんなことをすれば、相手はますます調子にのってしまいます。
皮肉を言われたら、理由をつけてその場を去るか、適当に返事しておきましょう。皮肉が通じないと分かれば、そのうち相手も何も言ってこなくなります。
(2)ひどい場合は指摘しよう
とても聞き流せないようなひどい内容だったり、他の人にも同じように皮肉を言ったりする場合は、周りと協力して本人に注意を促すのもアリです。
ただし言われた本人が直接指摘すると、さらなる皮肉が返ってくることになるため注意が必要です。その皮肉を聞いていた他の人に、後でそっと本人に「○○さんの評判が落ちるよ」と助言してもらうとよいでしょう。
(3)悪意のない皮肉なら一緒に楽しむ
皮肉屋の中にはあまり悪意がなく、冗談のつもりで言っている人もいます。そのような人は自分が皮肉屋だと気付いていないので、いくら対処しても効果は薄いでしょう。
ストレスがたまらない程度につきあって、こちらも冗談まじりで皮肉を返すくらいが、ちょうどよいかもしれません。