(1)少し無理をするのは恋、自然体でいられるのが愛
自分らしくいられる状態に辿りつくためには、自分の欲をおさえながら努力するのも大切です。
相手に合わせているうちに二人の調和が生まれ、無理をしなくても自然体で付き合える愛の関係へと発展していくのです。恋が土台となり、愛が築かれていくともいえるでしょう。
(2)受け取るのは恋、見返りを求めずに与えるのが愛
動物的な感情でもある恋は、相手に何かをしてもらうことに喜びを感じるでしょう。相手に何かをしてあげるときに、見返りを求めているのは恋といえます。
愛は人間的な感情なので、「大好きな人の喜ぶ顔が見たい」という一心で見返りを求めずに尽くすことができるのです。
(3)良いところが好きなのは恋、悪いところも許せるのが愛
相手の魅力にドキドキして好きになるのは、恋だといえるでしょう。自分本位な感情のため、理想と違う一面を知ると途端に気持ちが冷めるケースもあります。
愛には、相手の良さ・悪さをひっくるめて向き合う責任が伴うもの。愛のある二人は、花を育てるように忍耐強くお互いの信頼関係を築いていくのです。