別れたほうがいい彼氏と《幸せになれない状況・関係性とは》
彼氏と別れたほうがよいのか迷っているのであれば、まずは相手に対して感じている心情や関係性を思い出してみましょう。不安や不信を感じたら、別れることを考えてみてもよいかもしれません。
相手に異性としての魅力を感じない
「彼氏を異性として見ることができない」「異性としての魅力を感じない」と思ってしまったのであれば、別れを考える時期がきています。現時点で異性として魅力を感じないのであれば、この先もあまり期待はできません。
付き合いが長くなると、ドキドキしたり胸がときめいたりする機会は減るものです。あなたがこの先ずっと、恋人のことを『ただ隣にいる同居人』と考えることに抵抗がないなら、別れを思い留まってもいいでしょう。
しかし、相手に異性としての魅力を感じないのであれば、たとえ結婚したとしても、セックスレスやコミュニケーション不足といった大きな問題につながっていく可能性があります。
お互いを信用できない状況
お互いが相手のことを信用できない状況の場合も、別れを考えてみてよいでしょう。恋愛関係に限らず、人間関係で大切なのは、お互いに信頼関係が築けているかどうかです。
信頼関係が築けていないと、発言や行動を監視するようになります。常に相手を疑ってしまう状況では、付き合うこと自体に疲れ、不信感や不安が払拭されることはないでしょう。
相手を信用することができないのは、価値観が合わなかったり不満があったりなど、2人の関係に何かしらの問題が生じているからです。
問題を解決してお互いが信用できる関係を築けない限り、2人の未来がよい方向に進む可能性は低いでしょう。
そもそも相手に興味を持てない
「どこへ遊びに行ったの？」「今、何しているの？」など、好きな相手のことを全て知っておきたくなるのは自然な感情です。しかし、相手の動向にまったく興味が持てなくなった場合は、別れを考えてみてよいでしょう。
一度興味が持てなくなった相手に対して、改めて関心を持つのはとても難しいことです。
好きという気持ちの反対は、嫌いではなく『無関心』になります。相手が何をしても気にならない、いつ会えるかも分からないという状態であれば、恋心が冷めているサインと受け止めましょう。
別れたほうがいい彼氏の特徴《性格編》
別れたほうがよい彼氏の性格の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか？当てはまる項目がないか、振り返ってみましょう。
お金にルーズ
別れたほうがよい彼氏の性格として多いのが、お金にルーズなことです。お金にルーズな人は、稼いだ給料を全て使ってしまったり、稼いだ額より高いものを買ってしまったりする傾向があります。
所持金の範囲内に収まっているのであればまだよいでしょう。しかし、最悪の場合は借金をしてしまう可能性もあります。
結婚を考えている相手がお金にルーズなのであれば、なおさら別れを考えたほうがよいでしょう。お金にルーズな人と結婚すると、家計としてやりくりするためのお金にも手を付けかねず、金銭面で苦労する将来が待っているかもしれません。
お金にルーズな人を更生させるのはとても難しいのが現実です。そのような人との関係は一度立ち止まってよく考えたほうがよいかもしれません。
嫉妬深い束縛彼氏
彼氏が、あなたの行動を常に知りたがり、嫉妬深く束縛をしてくる場合も別れを考えたほうがよいでしょう。
好きな相手に対しては、誰しも「自分だけのものにしたい」「全てを知りたい」と思うものです。しかし、嫉妬深く束縛してくる傾向がある人は、独占欲が強く、常にあなたの関心が自分に向いていないと満足できません。
「今日何していたの？」「今どこにいるの？」と、あなたの行動を常に詮索し、把握しないと気が済まなくなっていく可能性があります。
また、エスカレートしてくると、友人との関係やあなたの趣味に対してまで、強い嫉妬心を表してくるでしょう。はじめは焼きもち程度に感じていた束縛も、次第に監視されているように感じてストレスになるかもしれません。
シンプルに性格が悪い
誰かの悪口を言っていたり、人を傷つける行為をしたりする、いわゆる『性格が悪い人』も別れを考えてよい特徴の一つです。性格が悪い人の多くは、自分の気分で行動や発言をしています。
そのため、急にデートをキャンセルしたり、思い通りにいかないと無視しはじめたりと、相手の気分に振り回されることが増えていくでしょう。
性格が悪い人は、「自分が正しい」と考えることが多いものです。常に自分が正しいと思っているため、性格の悪さを指摘されたとしても、受け入れようとしてはくれないでしょう。性格の悪さを更生するのは、かなりの根気が必要となります。
別れたほうがいい彼氏の特徴《言動編》
別れたほうがよいといわれる彼氏には、言動にも特徴があります。当てはまる項目があれば、別れを考えてみてよいでしょう。
言葉の暴力がひどい
あなたの彼氏は、普段からあなたのことを見下すような発言や、存在を否定するような言葉を浴びせてきませんか？そのような恋人とは、すぐにでも別れたほうが賢明です。そういった発言は『言葉の暴力』や『モラハラ』に分類されます。
言葉の暴力を行う人の心理としては、相手より自分のほうが優位に立っていると考えているためです。彼氏が対等に接するように意識してくれない限り、言葉の暴力はなくならないでしょう。
実際に殴られていなくとも、言葉の暴力は心への暴力です。2人の関係がよい方向に進むことは期待できません。
実際に手が出る
2人の間に何かしらの問題が起きたとき、実際に手が出てしまう彼氏は、今すぐにでも別れを考えましょう。
何か起きたときにすぐ手が出てしまう人は、話し合いができない傾向があります。話し合いをしても、相手の言っていることが理解できなかったり、納得できなかったりするため、手を上げて相手に言うことを聞かそうとするのです。
手を上げる行為をやめさせることは、容易ではありません。結婚を考えている相手であれば、子どもが産まれてからも手を上げてくることが考えられます。実際に手が出てしまう彼氏とは、早めに別れることをおすすめします。
浮気癖がある彼氏
隙があれば浮気しようとしている、『浮気癖』がある彼氏も別れを考えてみましょう。1回でも浮気をした経験がある人は、2回目もしてしまう可能性が高いです。浮気癖はなかなか直すことができないといわれています。
「結婚したら浮気はしなくなるかも」「子どもができたら、さすがに浮気しないだろう」など、環境が変われば浮気癖も収まると考える人はいるかもしれません。しかし、浮気癖がある人は、どんな状況でも浮気をしがちです。
浮気はいずれ、あなたもトラブルに巻き込まれる可能性があります。結婚をしている場合であれば、離婚に発展することもあるでしょう。常に「浮気されているのではないか」と、不安にかられるくらいなら別れるほうが賢明です。
別れたほうがいい彼氏との《状況や関係性を改善する方法はある？》
「別れたほうがいいかも」と思ってしまう状況や心情でも、お互いの関係をよくしていく方法はあるのでしょうか？「関係を改善したい！」と思ったときに試せる方法を見ていきましょう。
彼氏のよいところにスポットを当てる
「彼氏と別れたほうがよいかも」と考えるのは、彼氏の嫌なところばかりが気になるからといえます。
もう一度彼氏との関係をよくしていきたいのであれば、彼氏のよい部分を振り返ったり、よいところを新しく見つけたりしてみましょう。付き合っているということは、彼氏に対してよいと感じていた部分が少なからずあったからです。
ただし、一度別れを考えたことがある相手に対して、よいところにスポットを当てるのは簡単ではありません。『人としてよいと思える部分』から探していくくらいの心掛けが必要になります。
「ここは嫌いだけれど、こんなすてきな部分もあるのか」と、見る視点を変えることが大切になるでしょう。
しっかり向き合って話し合いをする
2人の関係を改善していくには、「別れたほうがよいかも」と思ってしまう原因と向き合い、話し合うことがおすすめです。
彼氏に「気づいてほしい」「気持ちを察してほしい」と思っていても、人と人は話さないと伝わりません。少しでも「一緒にいたい」と思う気持ちがあるのであれば、しっかりと向き合い、お互いについて話し合うことをおすすめします。
抱えていた気持ちと向き合い、話し合いをすることで、お互い持っていた不満や不信感を解消することができるかもしれません。信頼し合える関係に進むことができれば、2人の関係も改善していくでしょう。
別れたほうがいいのに《別れられない原因》
「別れたほうが幸せになれる」と頭では理解していても、別れを踏み出せない人もいます。別れたほうがよいと理解しているのに別れられない原因には、どのようなものがあるのでしょうか？
1人になるのが怖い
別れに踏み出せない人は、彼氏と別れて1人で過ごすことが『怖い』と考えてしまっている傾向があります。
孤独感や寂しさを誰かに埋めてほしいと考えているため、とりあえず付き合いを続けてしまうのです。また、「この先、新しい出会いが訪れるかも分からない」と未来に不安を持っている場合もあります。
1人になることや、自分だけ新しい恋人ができない未来を想像してしまい、「そんな未来なら、この人と一緒にいたほうがいい」と、別れることができなくなっているのかもしれません。
すでに同棲してしまっている
「別れたほうがよいかも」と感じていても、すでに同棲をしてしまっていると、別れに踏み出しにくくなります。同棲をしている状況では、話し合いだけで別れることが難しいからです。
お互いの引っ越し先を探したり、まとまったお金を用意したりしなければいけません。ほかにも、多くの問題をクリアしていかないと別れることができず、面倒くさくなってしまうためです。
「別れることのほうが面倒くさい」と感じてしまい、別れたほうがよいかもと思いながらも、ズルズルと付き合ってしまうケースもあるでしょう。
心を決めて上手に彼氏と《別れる方法》
別れようと決めたのであれば、次は彼氏と上手に別れる手順を考えることが大切です。トラブルなく別れるための参考にしてみましょう。
いきなり別れ話をしない
突然別れ話を切り出すと、相手を困惑、激高させてしまう可能性があります。上手に別れるには少しずつ時間をかけて、別れたい雰囲気を作っていくことが大切です。
会う回数を減らしてみたり、彼氏との予定以外でスケジュールを埋めてみたりして、事前に『別れたい雰囲気』をにおわせておきましょう。
「どうして会えないの？」と聞かれた際に、「仕事が忙しくて」と返事をするなど、恋愛以外に夢中になれるものを見つけたことを伝えておくと、より効果的です。
少しずつ距離を取ることで、彼氏も「このまま別れてしまうかも」と察知するようになってきます。別れたい雰囲気を作っていくことで、別れ話もスムーズに進むでしょう。
はっきりとした理由を告げる
トラブルなく別れるには、彼氏を傷つけないことです。しかし、傷つけないようにするために、別れる理由を曖昧にしてしまうのは逆にトラブルの原因となります。
別れる理由を曖昧にしてしまうと、「どうして別れるんだ、納得いかない」と、怒らせてしまう場合があるのです。上手に彼氏と別れるには、彼氏を傷つけずにはっきりとした理由を伝えることが大切になります。
『遠距離』や『大きな仕事を任された』など、2人の努力だけでは解決するのが難しいことを別れる原因にするのもよいでしょう。別れる理由が『努力しても解決できないこと』であれば、彼氏も納得して別れてくれるかもしれません。
怖い場合は第三者がいる場所で別れよう
別れようと決めたものの、彼氏が怖くて言い出せないケースもあります。また、彼氏が別れることに納得してくれない場合もあるでしょう。
そういった事情から上手に別れることができないと考えている場合は、人目のつく場所で、かつ第三者を交えて別れ話をするのがおすすめです。第三者を交えて別れを伝えることで、逆ギレや言葉の暴力を防ぐことができるでしょう。
ただし、男友達を第三者にすると、彼氏を逆上させてしまう可能性があります。第三者をお願いするのであれば、女友達や専門の人に立ち会ってもらいましょう。
まとめ
会えば喧嘩ばかりしてしまったり、彼氏に異性としての魅力を感じなくなってしまったりすると、別れを考えてしまうものです。
別れを考えてしまうのには、何かしらの原因があります。まずは、その原因を特定し、別れるべきかこのまま一緒にいるべきかを見極めることが大切です。別れることを迷っているのであれば、2人の関係を改善するための方法を試してみましょう。
また、別れを決めたのであれば、上手に別れを告げる気遣いが必要です。彼氏も納得できるような別れ方をして、新しい人生をスタートしましょう。
