そもそも“ワントーンメイク”とは?
ワントーンメイクとは目元はもちろん、頬や唇まで同じトーンのアイテムを使ったメイク方法のこと。統一感を出すことでこなれた印象を与えオシャレ上級者みえが叶います。ひとつのカラーだけで作るのでぼやけてみえないよう塗り方や質感のバランスを考えてメイクするのが鍵。ここからはカラー別でワントーンメイクのやり方を紹介していくので、自分に合ったメイクを探してみて。
【ピンク】のワントーンメイクで大人かわいい表情に
甘くてかわいいピンクはいつまでも憧れのカラー! ピンクといっても一色だけではないので大人でも挑戦できるワントーンメイクを紹介します。
「大人ピンク」で色気とキュートの両立を
甘くなりすぎない大人向けのピンクメイク。アイシャドウは前を向いていてもほんのりピンクがみえるくらいに塗って、マスカラでしっかり目元を引き締めるのがカギ。チークはあまり色を出しすぎると子供っぽくみえるのでほんのりくらいがちょうどいい。リップはマットな質感のものを選んで。
- アイシャドウは二重幅より少し広く塗る
- マスカラはしっかりとつけて引き締めて
- チークはほんのり色付ける程度に
- リップはマットな質感で落ちついた印象に
▼透明感のあるピンクで目元を華やかに
エクセル(excel)
スキニーリッチシャドウ SR06
甘いだけじゃないピンクで目元に陰影を。リッチな質感でするする伸びてまぶたに密着。肌馴染みのいいゴールドパールが華やかさをプラスしてくれる。
「ベリーピンク」でクールな印象も与えて
ベリーピンクは色みがつよく、キュートさのなかにクールな魅力も含んだカラー。目元にがっつり色を入れて、あえてマスカラやアイラインは控えめにするとアンニュイな印象に。リップをツヤ感のあるものにすることで女度がUP。
- アイシャドウはアイホール全体につけて
- マスカラは薄付け、アイラインはなくても◎
- チークはほんのり色が出るくらいでOK
- リップはツヤ感のあるものを選んで
「ベビーピンク」であどけなフェイスに
かわいさを求めるならベビーピンクがおすすめ! 肌にのせると淡く発色するのでアイシャドウはアイホールにしっかり広げて。ラメ入りのアイシャドウを単色使いすることでこなれ感が出ます。マスカラやアイラインはブラウン系で馴染ませると◎。
- アイシャドウはラメ入り&単色使いが◎
- アイラインとマスカラはブラウン系で馴染ませて
- チークはほんのりのせて
- リップはマットタイプで色みをみせて
「モーヴピンク」で大人の色気をON
紫みのあるピンクは大人かわいいカラー。甘くなりすぎず大人の色気も出せるので人気なんです。ニュアンスカラーはぼやけやすいのでまつげをしっかりあげて目力UPさせるのがポイント。
- アイシャドウはアイホール全体に広げて
- まつげをしっかりあげて目力UP
- チークはアイシャドウより少しだけ薄く
- リップはセミマットorツヤ感を出して
▼なめらか&ふっくらうるおうリップ
エトヴォス(ETVOS)
ミネラルリッププランパー(モーヴピンク)
縦ジワや乾燥などが気になる唇にハリとうるおいを与えて、ぷるっと弾けるような感触に。※ みずみずしいツヤ感でふっくらうるおう魅力の唇へと導いてくれる。
※メイクアップ効果による
「赤みピンク」でしたたかさを演出
赤みのつよいピンクは発色がいいので目元と口元、どちらにも視線を向けるように色付けると全体のバランスが整います。アイシャドウはチップやブラシより指先でさっと塗ってあまり強くなりすぎないように気を付けて。リップはセミマットorマットを選ぶと大人っぽさを演出できます。
- アイシャドウは指で塗って発色の調整を
- マスカラとアイラインは控えめでOK
- チークはさっとひと塗りする程度
- リップはセミマットorマットを選んで
【ブラウン】のワントーンメイクで大人っぽく仕上げる
ブラウンのアイシャドウは持っているけど、ワントーンメイクだと地味になりそうで敬遠しがち。全体のバランスをみながらメイクすれば誰だってチャレンジできるのでポイントをおさえましょう。
「クラシックブラウン」で落ち着いた色気を
ブラウンはベタ塗りするとやぼったくみえてしまうのでラメ入りのシャドウを選ぶか、ベースに薄いカラーをのせてからブラウンシャドウを塗ると◎。リップはシアータイプにして透明感を出すと垢ぬけてみえる。マスカラやアイラインはブラックなど濃いめのカラーにして引き締めると全体のバランスが整います。
- アイシャドウはラメ入りorベースに薄いカラーをのせる
- マスカラ&アイラインは黒など濃いめの色でメリハリを
- チークはほんのり発色させる
- リップはシアータイプで透明感をON
「赤みブラウン」で血色感を出して
赤みの入ったブラウンは自然な血色感を出せるので初心者さんでも取り入れやすい。ブラウンシャドウで囲み目にするとこなれ感UP。まつげはビューラーで上げず、すだれまつげにすると大人の魅力も出せちゃいます。口元はツヤ感のある質感を選ぶことでベタッとみえず全体のバランスが◎。
- アイシャドウは二重幅を少しはみ出るくらいまでのばす
- 下まぶたにも黒目の下あたりまで細くシャドウを入れる
- チークはなしorほんのり色付ける程度で
- リップはツヤ感のあるものを選び透明感をプラス
▼サテンのようになめらかなリップ
ナーズ(NARS)
オーデイシャスリップスティック(9497)
赤みブラウンのリップは馴染みがよく使い勝手のいいカラー。ワンストロークでしっかり密着、きれいな発色でまわりを魅了します。クリーミーな質感で塗り心地バツグン。
「ピンクブラウン」でかわいらしさを引き出して
ピンクブラウンでまとめるならアイラインとマスカラはダークブラウンにして目元を強調すると◎。チークは頬全体に伸ばすよう丸くかいて女性らしく、リップもツヤ感重視で色っぽさを醸し出して。ほんのりピンクを感じるメイクなので自然な血色感を出せます。
- アイシャドウは目頭のほうは薄く、目尻にかけて濃くなるようにする
- 下まぶたは黒目の下あたりまでアイラインのようにシャドウを細く入れる
- アイライン&マスカラはダークブラウンを選んで
- チークは丸く広範囲にのばして
- リップはシアーで透明感を重視
【ベージュ】のワントーンメイクでナチュラル感を演出
ナチュラルメイクがお好きならベージュのワントーンメイクに挑戦してみよう。アイメイクやリップメイクと同じく、ベースをしっかり作りこむと仕上がりに差が出ます。
「ヌーディーベージュ」で色っぽく
リキッドタイプのアイシャドウやぷるんとした質感のリップを選んでツヤを出したベージュのワントーンメイク。肌の色よりも少し明るいベージュを選ぶのがポイント。アイシャドウはホール全体に広げ、チークも頬骨にそって広げましょう。ベージュだけだとぼやけやすいのでマスカラでまつげを強調させてあげると◎。
- アイシャドウはリキッドタイプを選びホール全体に広げる
- まつげはビューラーでしっかり上げてからマスカラを塗る
- チークは頬骨にそって広げて
- リップはツヤ感のあるものをチョイス
「ピンクベージュ」でほんのり赤みをプラス
ベージュだと血色感が足りないと感じる方はピンクベージュがおすすめ。アイシャドウは二重幅と下まぶたに広げて。ラメが入っているとより華やかな印象になります。チークは高めにほんのりとのせると大人っぽくみえる。リップはシアーかセミマットで仕上げて。
- アイシャドウは二重幅と下まぶたにさっと塗って
- まつげはビューラーでしっかりと上げてマスカラは薄付けに
- チークは高めにほんのりとのせる
- リップはシアーorセミマットで透明感を
「イエローベージュ」でいつもと雰囲気を変えて
断然オシャレみえが叶うイエローベージュ。アイシャドウはホール全体に塗るのではなく、二重幅より上の部分と下まぶたを囲うように入れて。チークはあまり色を出してしまうと血色悪くみえてしまうので注意。リップは透け感のある艶タイプを選ぶと◎。
- アイシャドウは二重幅より上に塗る
- 下まぶたにもさっと広げて囲み目のようにする
- チークはほんのりのせる程度でOK
- リップは透け感のある艶タイプで血色感を残して
▼パールの輝きで目元を煌めかせて
ケイト(KATE)
ザ アイカラー パール(002 イエローベージュ)
絶妙なニュアンスカラーでまぶたに煌めきをプラス。透明感が出るカラーでつけるだけでオシャレに。単色でのせても、手持ちのアイシャドウに重ねてもかわいいのでぜひ試してほしい。
【オレンジ】のワントーンメイクでフレッシュに装う
最近人気のオレンジはワントーンメイクとも相性バツグン。ほどよい血色感とフレッシュな魅力でまわりを魅了して。
「やわらかオレンジ」でやさしげな雰囲気に
あたたかみのあるオレンジで一味ちがったワントーンメイク。アイシャドウはほんのり薄付けにしてオレンジマスカラで目元を強調。リップをセミマットで仕上げればナチュラルな仕上がりに。
- アイシャドウは指でつけて薄付きに
- オレンジマスカラでまつげを彩って
- チークはほんのり色がつく程度
- リップはセミマットで落ち着き感をプラス
▼ニンジンみたいなオレンジでかわいくCHANGE
フーミー(WHOMEE)
ロング&カールマスカラ(carrot orange)
まつげを長くみせてくれるロングタイプのマスカラ。抜け感を出せるオレンジカラーのマスカラでまわりと差をつけて。目尻や下まつげだけにつけてもOK。
「赤みオレンジ」で肌馴染み◎のメイクに
オレンジ系あまり似合わない、なんて感じた方は赤みのあるオレンジに挑戦してみて! 肌馴染みがいいので使いやすいカラーなんです。ただ二重幅より広くアイシャドウを塗ってしまうと腫れぼったくみえてしまう可能性があるので塗る範囲には気を付けて。明るいオレンジのリップを塗ってかわいらしいメイクの完成!
- アイシャドウは二重幅まで塗って
- 下まぶたにもさっと塗るとかわいらしさUP
- チークはアイシャドウ&リップより薄付きに
- リップはセミマットで発色のいいものを選んで
元気いっぱいの「フレッシュオレンジ」で気分もあげて
鮮やかなフレッシュオレンジは気分もあがるカラー。アイシャドウ、チーク、リップとどれも発色のよさを重視。だたそれだけだと散らばってみえてしまうので、マスカラやアイラインをしっかり引いてメリハリをつけましょう。ラメ感のあるアイテムを使うとより華やかに。
- アイシャドウは二重幅より少しだけ広く色をのせて
- マスカラ&アイラインはしっかり引いてメリハリを
- チークは頬骨より少し下にさっとひと塗り
- リップはセミマットorグロスタイプで発色よく
「テラコッタ」で大人の魅力を引き出して
ブラウンみのあるオレンジは大人でもチャレンジしやすいカラー。二重幅にアイシャドウをON。下まぶたにはラメの入った、少しだけ明るいテラコッタカラーを選ぶとうるっとした瞳に。リップはメタリックな質感のものを選ぶと大人の色気を引き出せます。
- アイシャドウは二重幅にいれて
- 下まぶたはラメ入りの少しだけ明るいシャドウを
- まつげを軽くあげてマスカラで目力UP
- リップはメタリックな質感のものを選んで
▼艶やかな目元に導いてくれるアイシャドウ
ケイト(KATE)
ブラウンシェードアイズN(BR-5 テラコッタ)
ダークカラーとパールの質感がまぶたの陰影を強調してツヤのある目元を演出。ほんのりオレンジみがあるのでやわらかさも表現してくれる絶妙カラーをぜひお試しあれ。
【おすすめメイクアイテム】プチプラ&デパコスから厳選
ワントーンメイクにかかせないカラーアイテムを集めたので、自分にあった商品を探してみて。
ピンク系
▼失敗しらずのグラデーションが作れる
エクセル(excel)
スキニーリッチシャドウ(SR10 ピオニーブラウン)
肌馴染みのいいピンクブラウン系の4色パレットは捨て色なしのできるやつ。上品に輝く繊細パールでほどよいツヤ感を演出。ほんのりパープルが溶け込んだピンクブラウンは大人かわいいを叶えてくれる。
▼ナチュラル仕上げのパウダーチーク
セザンヌ(CEZANNE)
セザンヌ ナチュラルチークN 09 ナチュラル ピンク
高発色でナチュラルなのはパウダーの軽さのおかげ。ナチュラルピンクはパールが入っているので角度によってキラキラ輝いてみえる。付属のブラシでさっとひと塗りすればチークメイクの完成。
ブラウン系
▼自然に濡れたようなツヤ感リップ
ロレアル パリ(LOREAL PARIS)
シャインオン(932 ビターネクター)
うるツヤにしてくれるリップはとろけるような塗り心地でクセになる。やさしげな発色のブラウン系リップでまわりの視線をひとりじめ。
▼なめらかな付け心地のチーク
ナーズ(NARS)
ブラッシュ(4080)
きめ細やかなパウダーで肌に馴染みやすく、シルクのようななめらかさで密着。ナチュラルな血色感を与えてくれる上品な発色です。ブラウンチークで大人の魅力を引き立てて。
ベージュ系
▼美しさを際立たせるベージュのアイシャドウ
ルナソル(LUNASOL)
スキンモデリングアイズ(01 Beige Beige)
澄んだカラーと光で肌をキレイにみせてくれるベージュが目元を彩る。4色パレットを使ってさりげない立体感を出して。
▼肌をやさしく守ってくれるチーク
エトヴォス(ETVOS)
ミネラルプレストチーク(シナモンベージュ)
濃い色と淡い色をセットにしたプレストチークはミネラルと保湿成分で出来ているので、日焼けしがちな頬を紫外線からガードしてくれます。石けんとぬるま湯で落とせるのもいいところ。
オレンジ系
▼発色バツグンのクリームアイカラー
リンメル(RIMMEL LONDON)
リンメル プリズム クリームアイカラー
色の名前の通り、情熱的な印象のぱきっとしたオレンジブラウンはまぶたの上にのせてもそのまま発色。指でちょんと塗るだけでOKなので使いやすい。ポイント使いとして目尻や下まぶたにのせても◎。
▼うるおい&ふっくら仕上げのリップ
キス(kiss)
ヴェールリッチルージュ グロウ(01 Mandarinu)
みずみずしいツヤ感で唇を美しくみせてくれるグロウリップ。ふっくらとした仕上がりで女性らしさを引き立たせてくれます。オレンジだけど大人っぽいリップにTRYしてみて。
【イエベorブルベ】似合わないなら意識してみよう!
ワントーンメイクに挑戦してみたけどなんだか似合わない、のはパーソナルカラーと合っていないからかも! 色みを意識すれば似合わせることが出来るのでぜひ参考にして。
イエベさんは「オレンジ&イエロー系」
黄みがかった肌のイエベさんはオレンジ&イエロー系のビタミンカラーを選ぶと◎。ピンクやブラウンを使うときはゴールドやオレンジ系のラメを重ねて使ってみるといいかも。
▼発色のよさを楽しめるアイシャドウ
スック(SUQQU)
デザイニング カラー アイズ(15 橙結 DAIDAIMUSUBI)
イエベさんの得意カラーがつまったアイシャドウパレット。なめらかな質感で肌に密着、奥行きのある立体感を演出してくれます。
▼重ねてもOK!イエローリップ
リンメル(RIMMEL LONDON)
ラスティングフィニッシュ ティントリップ(009)
イエローのリップって難しそうなんて思ってたらもったいない。イエベさんだからこそ出来るメイクなんです! 慣れないという方は手持ちのリップに重ねてもOK。透け感ティントリップで新しい自分をみつけてみて。
ブルベさんは「ピンク&パープル系」
青みがかったピンク系の肌をもつブルベさんはピンク&パープル系が得意。オレンジ系を選ぶときは赤みの強いものを選ぶと馴染みやすくなります。またブルベさんにおすすめしたいのはパープル。透明感がぐっと増すので試してみて。
▼ほんのりパープルのアイシャドウで透明感を
キャンメイク(CANMAKE)
シルキースフレアイズ(05 ライラックモーヴ)
大人でもチャレンジしやすいピンクみのあるパープルで透明感をGET。繊細なパールとしっとりやわらかなパウダーで上品に仕上げて。
▼自然に馴染むチークで血色感をプラス
ナーズ(NARS)
ブラッシュ(4062)
シルキーで細かい粒子のパウダーが肌に馴染んでナチュラルに発色。さっとのせるだけで頬を彩ってくれます。やわらかなピンクは大人でも使いやすい落ち着きカラー。