【診断】まずはクマのタイプと原因を知ろう
気になる目の下のクマ。クマの種類は3つあり、その原因や見え方が異なります。まず最初に、自分のクマがどれか見分けるポイントをご紹介! クマのタイプを知っておけば、メイクで上手に隠せたり、改善を目指すことも可能です。
皮膚を引っ張ると薄くなるのは「青クマ」
青クマかどうかは、目尻の皮膚を引っ張って確認することができます。目尻を引っ張ったとき、クマの色が薄くなるけれど完全に消えないなら「青クマ」。日によって色が違うこともあります。毛細血管の血流が滞ることで青く見えているため、クマが皮膚と一緒に動かないのが特徴です。
上を向くと薄くなるのは「黒クマ」
上を向いたときにクマが薄くなるかどうかで、黒クマかどうか判断できます。目元の皮膚を引っ張ると、クマの色が薄くなるなら「黒クマ」。目の下に凹凸ができることによって、影ができて黒く見えた状態です。
皮膚と一緒に動き、色が変わらないのは「茶クマ」
下まぶたの皮膚を引っ張っても、上を向いたときも色が変わらないのは「茶クマ」です。目元のシミ・色素沈着・角質肥厚などが原因で色素が茶色くなっているため、クマが皮膚と一緒に動くのが特徴です。
【基本のクマの隠し方】コンシーラーを使ってナチュラルに
クマを隠そうとするあまり、ファンデーションを厚塗りするのは逆効果。ファンデーションで隠しきるのが難しいクマは、コンシーラーを使えば解決。目元のクマをキレイにカバーできる、コンシーラーの塗り方をお伝えします。
コンシーラーを塗るときは、厚塗りや色ムラにならないように注意。カバーしたい部分をかえって目立たせてしまうので、カバーする部分をなるべく触らないようにぼかすと自然に仕上がります。
【青クマ】は《オレンジ》コンシーラーで健康的に
血行不良による青クマのカバーは、青の補色に近いオレンジ系のコンシーラーが有効。血色の悪さを払拭し、イキイキとした表情に見せてくれます。コンシーラーのタイプは、目元の動きに合わせてフィットする筆ペンやアプリケータータイプが適しています。
【黒クマ】は《ベージュ》コンシーラーで明るく
皮膚のたるみによって影ができてしまう黒クマは、メイクで隠すのは困難。クマの凹凸カバーには、ライトベージュやパール入りのコンシーラーが有効です。クマの上から色を重ねすぎると、肌色がグレーに沈んでしまうので、ハイライト効果で明るく見せるのがポイント。色の調整にはオレンジ系のコントロールカラーが◎。色ムラを打ち消し、肌色を均一に調整してくれます。
【茶クマ】は《イエロー》コンシーラーで目立ちにくく
色素沈着による茶クマは、イエロー系のコンシーラーが効果的です。クマ部分と全体の肌色を近づけることで、クマの存在をカモフラージュ。イエローで肌トーンを均一にしてから、ベージュ系のコンシーラーを合わせて、明るくカバーしましょう。ツヤを与えてクマを明るく見せてくれる、パール入りのコンシーラーも効果的です。
【プチプラ・デパコス】から名品コンシーラーを厳選!
手軽に試せるプチプラと高品質なデパコス、ふたつの価格帯から評価の高いコンシーラーをピックアップ。自分のクマに合ったアイテムを賢く選んで。
【青クマ】カバーにおすすめのコンシーラー
▼高密着の「キャンメイク」スティックコンシーラー
キャンメイク(CANMAKE)
カラースティック モイストラスティングカバー(04 アプリコット)
濃いクマのカバーには、カバー力の高いスティックコンシーラーを味方につけて。伸びがよく直接塗れて、広い範囲もキレイに完成。ポーチに入れておけば、外出先でも手を汚さず使えます。
▼トリートメント感覚でメイクしながら肌ケア「THREE」
スリー(THREE)
アドバンスド スムージング コンシーラー(OR)
目の下や肌荒れなど、デリケートな部分に使っても安心。天然成分を多く配合し、肌に溶け込むように気になるところを自然にカバー。どんな肌タイプやファンデーションとも相性のよい質感が魅力です。
【黒クマ】カバーにおすすめのコンシーラー
▼話題の韓国コスメ「ザセム」でベースメイクの完成度UP
ザ セム(the SAEM)
ザ セム カバーパーフェクション チップコンシーラー(1.5 ナチュラルベージュ)
ひと塗りで気になる部分をぼかし、理想のメイクがスピーディーに完成。速乾性が高く、少量でもしっかりカバー。クマはもちろん肌の赤みやくすみまで、1本で解決できる優秀カラーです。
▼スキンケアベースの「Dior」リキッドコンシーラー
ディオール(DIOR)
ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー(2W ウォーム)
しっとりとして伸びがよく、気になる部分の肌にフィットして明るくカバー。つけたての美しさが長時間続き、高いスキンケア効果とカバー力を両立。軽やかなつけ心地で、厚塗り感のない洗練された肌へ。
【茶クマ】カバーにおすすめのコンシーラー
▼クマにフィット!「メイベリン」でうるおう目元に
メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)
フィットミー コンシーラー(07 イエロー系のやや明るめの肌色の方)
茶クマのカバーにぴったりの明るいイエロー。軽いつけ心地で肌にフィットし、気になる部分をナチュラルにカバー。ウォーターベースでみずみずしくうるおいのある質感が特徴です。
▼「イプサ」のコンシーラーパレットでくすみを払拭
イプサ(IPSA)
クリエイティブコンシーラーe
肌色に合わせて色が調整できる、3色パレットのコンシーラー。素肌のような仕上がりの秘密は、赤みを足すように計算された色設計。くすみや肌の赤みと同化し、周囲の肌色に溶け込んで自然にカバー。
手持ちのアレが使える!コンシーラーを使わずクマを隠す方法とは?
クマが気になるけれど、コンシーラーがない……そんな非常事態には、手持ちのコスメを使ってクマを目立たなくすることができます。コンシーラー以外のアイテムを駆使した、簡単なクマ隠しのテクニックをご紹介します。
「ハイライト」で視線を逸らす
どんよりとしたクマが気になるときは、目の下や目尻にハイライトを活用。ツヤの効果で肌が明るく見えるので、目元のクマやくすみに効果的です。また、クマを隠そうとするのではなく、クマ以外の部分を目立たせるのも◎。頬骨や涙袋にハイライトを効かせて、クマに集まる視線を逸らしてくれます。
▼まるで塗るレフ版!「セザンヌ」幻のハイライト
セザンヌ(CEZANNE)
パールグロウハイライト(03 オーロラミント)
内側から発光したようなツヤをプチプラ価格で実現し、発売時は品切れが続出したほどの大人気商品。新色は、ハイライトとしては珍しいミントカラー。オーロラをまとったような輝きで、明るく透明感あふれる肌へ。
「アイシャドウ」で明るく華やかに
クマとアイシャドウの色の相性が悪いと、せっかくのアイメイクも映えません。まず最初にまぶたの肌色をアイシャドウベースで補正してから、アイシャドウをのせましょう。下まぶたのアイシャドウはクマを目立たせやすいので、色ではなく明るさを足すことを意識。クリーム系やベージュ系などの肌なじみのよい色で、マットよりもツヤタイプがおすすめです。
▼スキンケア発想の「エトヴォス」単色アイシャドウ
エトヴォス(ETVOS)
ミネラルアイバーム(シャンパンアイボリー)
美容クリームがベースのクリームアイシャドウ。目元の乾燥や荒れを防ぎながらアイメイクが楽しめます。ゴールドのきらめきで濡れたようなツヤまぶたに。
「赤リップ」を目元にON
クマを隠してくれる意外なアイテム。それは赤の口紅! 口紅は保湿力が高いので、目元に塗ってもカサついたり白浮きすることなくクマをカバーしてくれます。やり方は、クマ部分に赤リップを塗ってなじませ、コンシーラーやファンデーションを重ねるだけ。赤く広がらないように、色ムラが気になるところに置くようにのせましょう。
明るい肌の方はピンク系の赤、暗めの肌の方はハッキリとした赤やオレンジ系の口紅がおすすめです。
▼美発色で顔映え!「メディア」新色ルージュ
メディア(media)
ブライトアップルージュ(RD-04)
プチプラ価格とは思えないほどの濃密な発色とツヤを叶える、メディアのリップスティック。リップクリームがいらないほどの高い保湿力で、顔の印象を明るく華やかにします。
《お手入れ編》毎日のケアでクマの改善を目指そう!
メイクでクマをカバーする方法をご紹介してきましたが、できることならすっぴんでも明るい目元でいたいものですよね。クマをつくらないようにするのは、そんなに難しいことではありません。毎日の生活で習慣や意識をちょっぴり変えるだけで、クマのない目元は手に入ります!
青クマは「冷え&疲れをとって血行促進」
青クマ対策に効果的なこと
- マッサージやツボ押し
- ホットタオルや入浴で温活
- 十分な睡眠
青クマは、目の周りの毛細血管の血流が滞り、皮膚が青く見えた状態。目の疲れや身体の冷え、寝不足が原因として考えられます。冷えや疲れをとるために、マッサージ・ツボ押し・入浴などでリラックスしたり、アイマスクやホットタオルを使った温めケアがおすすめ。目を酷使しすぎないようにして十分な睡眠をとるなど、生活習慣を見直すことも大切です。
黒クマは「トレーニング&むくみ対策」
黒クマ対策に効果的なこと
- 表情筋や眼輪筋のトレーニング
- 運動
- むくみ対策
黒クマは、目の下の影が黒く見えている状態。ハリや弾力の低下・むくみが原因として考えられます。眼輪筋の衰えや目の周りの眼窩脂肪が下がってしまった状態をよくするために、目を上下左右に動かす「眼輪筋トレーニング」や運動が効果的。また、少し意識を変えるだけでもできるのがむくみ対策。塩分が多い食品や冷たい飲み物を控えて、むくみづらい身体づくりを心がけて。
茶クマは「美白・UVケア&摩擦レス」
茶クマ対策に効果的なこと
- 美白ケア
- 紫外線対策
- 目元をこすらない
茶クマは、目の下の色素が茶色くなった状態。目をこすることで起きる色素沈着や角質肥厚、目元のシミが原因として考えられます。シミを防ぐためには、美白効果のある薬用化粧品や日傘などのUVケア商品を活用して、紫外線対策を心がけて。また、目元の皮膚はデリケートなため、スキンケアやメイクのときは目元をこすらないように注意。落ちにくいアイメイクを落とすときは、ポイントメイクリムーバーを使いましょう。