夏にメイクが崩れやすくなる原因は「汗・皮脂・乾燥」
夏のメイクが崩れてしまう原因は、ズバリ「汗・皮脂・乾燥」の3つ。暑い夏はじっとしていても汗をかいたり、クーラーで肌が乾燥したりとメイクが崩れてしまう要素がたくさんあります。また、肌が乾燥することで皮脂の過剰分泌につながってしまうことも。この3つの要素を上手におさえて夏メイクを思いきり楽しんじゃいましょう!
【スキンケア】は保湿をしっかりするのがマスト
まずはメイク前のスキンケアから。じつはこのスキンケアがとっても大切なんです! 夏だからといってササっと済ませてしまってる人も多いのではないでしょうか。クーラーや紫外線などによる乾燥は夏の肌にも大敵! スキンケアでしっかり保湿をして乾燥から肌を守りましょう。
「洗顔」で汗や皮脂をオフ
寝ているあいだも汗や皮脂は分泌されます。なので、メイク前にはしっかり洗顔をして汗や皮脂をスッキリ洗い流しましょう! ゴシゴシこすると摩擦で肌にダメージをあたえてしまうので、泡立てた洗顔料でやさしく洗いあげるのが正解。
「化粧水」は冷やしておくとGOOD
夏は化粧水を冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめ! ひんやりとした付け心地で、涼やかな気分になれちゃいます。肌自体がひんやりしたらしっかり保湿ができたサイン。夏は素手だと体温で化粧水があたたまってしまうので、コットンを使ってパッティングするのが◎。
「乳液」はサラリとしたものを選んで
べたつくから夏は化粧水だけ……なんて人も多いはず。じつはそれNGなんです! 乳液でしっかり肌にフタをすることで、肌の内側の乾燥を防止しましょう。乾燥を防ぐことで、余分な皮脂の分泌をおさえることができます。乳液の油分は多すぎてもメイク崩れの原因になってしまうので、こってりしたクリーム状のものではなくサラリとしたテクスチャーの乳液を選ぶのがポイント。
【ベースメイク】は油分とパウダーのバランスがカギ
しっかりスキンケアで内側から保湿したら、ベースメイクで崩れにくい下地をつくっていきましょう! ベースメイクのポイントはズバリ“油分”と“パウダー”のバランス。油分が多すぎると皮脂で崩れやすくなり、パウダーが多いと汗で崩れやすくなってしまいます。そのふたつのポイントをしっかりおさえてメイクしていきましょう。
「下地」は日焼け止め効果のあるものを使って
化粧下地は皮脂を抑制・吸着できるタイプのものを選ぶのがマスト! また、下地と日焼け止めを一緒に使うと余分な油分を塗り重ねていることになり、メイクが崩れやすくなってしまうことも。紫外線が強い夏は日焼け止め効果のある下地を使うことで、皮脂抑制と紫外線対策をひとつで完了させるのがおすすめです。
「ファンデーション」はリキッド・クッションタイプがおすすめ
ファンデーションはリキッド・クッションタイプで乾燥しにくいベースにしましょう。ポイントは「薄く塗る」こと。厚塗りは崩れの原因になってしまうので、気になる部分はコンシーラーでカバーするのが正解! ファンデーションが「水アリ」の場合は、スポンジやパフを水で濡らし絞って使うとさらに崩れにくく仕上がります。仕上げにやさしくティッシュオフして余分な油分を取り除いておきましょう。
「パウダー」はファンデーションがなじんでからつけると◎
ベースメイクの仕上げ「パウダー」を重ねるときは、ファンデーションを塗ったあと5分ほどなじませてからつけてみて。ファンデーションを塗った直後につけるよりも、余分なパウダーがつきにくくなります。パウダーをのせるときは、顔の中央から外側に向かってのせていくのがポイント!
【アイメイク】はパウダーを上手に使ってヨレ防止
動かすことの多い目もとのポイントメイクも、それぞれポイントをおさえて崩れにくく仕上げましょう! とくに目もとは汗や皮脂だけじゃなく、涙でもメイクが崩れやすいので要注意。メイクをきれいにキープして、印象強い目元を演出して。
「アイブロウ」は仕込みパウダーで崩さない
朝はしっかり眉だったのに、数時間後には眉毛が消えてる……なんてことありませんか? 夏はとくに汗で眉尻からアイブロウが落ちてしまいがち。そんなときはアイブロウを描く前の「仕込みパウダー」で崩れを防いで! アイブロウの前にルースパウダーやフェイスパウダーをのせておくことで、余分な油分をカットし崩れにくく仕上がります。
「アイシャドウ」は下まぶたにもON
目もとのアイシャドウは、汗や皮脂で滲まないように下まぶたにも塗るのがポイント! 上まぶたに使ったベースカラーと同じものか、同系色の薄いカラーがおすすめです。とくに目尻側は涙や汗がたまりやすいのでしっかりアイシャドウをのせましょう。
「アイライナー・マスカラ」はウォータープルーフを使って
目もとの印象を際立たせるアイライナーとマスカラは、ウォータープルーフタイプがおすすめ。汗や皮脂にも強く、しっかりと長時間素敵な目もとをキープしましょう!
【チーク&リップ】はじゅわっと発色が正解!
血色感をプラスしてくれるチークやリップは、しっかり発色するものだと崩れが目立ってしまいがち。じゅわっと発色するものを選べば、多少の崩れも目立ちにくくなるんです! 抜け感も出せるので、自然な色気と崩れにくさを両立しちゃいましょう。
「チーク」はリキッドorクリームタイプで肌に密着させて
チークはパウダータイプだと汗で流れ落ちてしまうことも。夏メイクには、リキッドやクリームタイプのものでチークを肌に密着させて。じゅわっと内側から血色感を演出してくれます。
「リップ」は崩れが目立ちにくいシアータイプがおすすめ
夏メイクのリップはメイク崩れの目立たない、透け感のあるシアータイプがおすすめ! 唇の輪郭をきれいにとらなくてもOKなので、メイク直しもササっとできちゃいます。
【フィニッシュスプレー】でメイクを密着させて
最後の仕上げは、メイクを肌に密着させるフィニッシュスプレー(フィックススプレー)を使うのがおすすめです。顔全体に吹きかけ、そのまま乾かすだけでいつものメイクが崩れにくくなります。夏メイクのおともとして、一本持っておくと便利なアイテムなのでぜひ試してみて!
「プチプラ」なのに驚きの仕上がり
コーセー(KOSE)
メイク キープ ミスト EX
顔にあわせて伸縮するメイクコート成分配合で、時間がたってもメイクが崩れにくく美しい仕上がりをキープしてくれます。保湿成分も配合で、乾燥対策もバッチリ!
「デパコス」ならではのミストの細かさが魅力
クラランス(CLARINS)
フィックス メイクアップ
アロエベラエキス配合で、しっかり保湿しながらメイクをキープしてくれるミスト。霧のように細かいミストで、びちゃっとならずに使えるのもうれしいポイント!
それでも崩れてしまったら……《メイクお直し術&おすすめコスメ》
どんなに気をつけていても、メイクが崩れてしまった……なんてこともあるかもしれません。最後にご紹介するのは、そんなときに役立つメイクお直し術とおすすめコスメをお届け! 湿気の多い日や気温の高い日、レジャーに行く予定の日などメイクが崩れやすい日にぜひ試してみてくださいね。
【用意するもの】
・オイルフリーの化粧下地
・パウダーファンデーション
・綿棒
・使い捨てできるスポンジ(小さくてOK)
用意するものはこの4つだけ。ポーチにサッとしのばせておけるものなので、揃えてスマートにお直ししちゃいましょう!
【お直しのやり方】
1.綿棒で目の下についたメイクをふき取る
2.スポンジを使って下地をTゾーンや小鼻を中心に崩れが気になるところに塗る(軽く皮脂をふき取るようなイメージで)
3.ファンデーションを重ねて完成!
簡単3STEPでメイク直しが完了! ポイントはオイルフリーの化粧下地を使って、一度ヨレや皮脂をクリアにすること。水気の多い下地とパウダーファンデーションの粉感で、水分と油分のバランスを整えてくれます。小鼻やTゾーンなど、皮脂が出やすいところは仕上げにティッシュオフすると◎!
フジコあぶらとりウォーターパウダーで簡単お直し!
フジコ(Fujiko)
フジコあぶらとりウォーターパウダー
水ベースのあぶらとりパウダーで、崩れたメイクにポンポンするだけで余分な汗や皮脂を吸収してくれます。5種類の保湿成分配合で、うるおいをプラスしながら表面はサラサラに仕上げてくれるのも魅力的!
セザンヌの化粧下地はレジャーにもピッタリ
セザンヌ(CEZANNE)
セザンヌ 皮脂テカリ防止下地(ピンクベージュ)
余分な皮脂を吸着し、サラサラの質感にしてくれる化粧下地。水や汗に強いウォータープルーフなので、レジャーのときにもピッタリ。
エテュセのプライマーは皮脂ぐすみもカバー
エテュセ(ettusais)
フェイスエディション フォーベリーオイリースキン
皮脂ぐすみをカバーするクリアブルーのプライマー。小鼻など細かいところにも塗りやすいブラシを採用し、簡単にメイク直しできるのが魅力的!
クレ・ド・ポーボーテの化粧下地はオフィス使いにも◎
クレ・ド・ポー ボーテ(cle de peau BEAUTE)
ヴォワールコレクチュール
長時間うるおいを保ち、上質なスキンケアクリームのようなテクスチャーの化粧下地。日中の紫外線だけでなく、空気中のちりやホコリ・花粉などからも素肌を守ってくれるので、オフィスにもピッタリです。
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