湿気で髪が「うねる・広がる・はねる」のはなぜ?
雨の日や湿気が多いシーズンになると朝セットした髪もうねったり広がってしまいますよね。これは、髪の毛が水分を吸収してしまっているからなんです。元々の髪がクセ毛・猫っ毛の方はとくに水分を吸収しやすいと言われています。また、カラーやパーマ、アイロンの熱などでダメージを受けると髪の内側を守るキューティクルが傷つき、髪の毛のうねりや広がりを引き起こしやすくなります。
【ヘアケアのコツ】湿気に負けない強い髪をつくるには
湿気が多い日でも広がりやうねりを引き起こさない強い髪をつくるには、正しいヘアケア方法を知っておくことが大切。トリートメントのやり方や乾かし方のコツを抑えて、湿気の多い日でも自信の持てる髪を手に入れましょう。
【1】「週に2~3回のトリートメント」で内側からダメージ補修
湿気に負けない強い髪を作るには、内側から潤いを与えることが大切。傷んだ髪の毛は水分を吸収しやすく、うねりや広がりの原因になるので、週に2~3回はトリートメントで髪の内側に潤いを与えてあげましょう。日頃からカラーリングやパーマをしている方も内側からダメージを補修すれば、湿気に負けない髪に。
【2】髪を乾かす前に「洗い流さないトリートメント」
髪の毛を乾かす前、洗い流さないトリートメントをしていますか? 意外とこの工程を飛ばして髪の毛を乾かしている方もいるはず。毎日のドライヤーは熱ダメージ受けやすいので洗い流さないトリートメントはマストなんです! また、濡れた髪は摩擦に弱いので洗い流さないトリートメントを塗ってしっかり保護すると◎。
【3】髪は根元からしっかり乾かして、仕上げは「冷風」で
髪の毛を乾かすのが面倒で自然乾燥や途中までしか乾かしていないなんて方はいませんか? 実はこれ、髪にとってはかなり良くないことなんです。髪の毛は乾かすことでキューティクルが閉じます。キューティクルが閉じることで内側の水分をキープし、ツヤが出るのでしっかりと乾かすことが大切! 全体が乾いたら冷風を当ててキューティクルを引き締めれば美髪の完成です。ただし、髪の毛を乾かしすぎるとオーバードライになり、髪から水分を奪い、乾燥毛になってしまうので注意して。
【スタイリングのコツ】湿気に負けないセット方法は
湿気がある日や雨の日は、何をやっても髪がキマらない! なんて方も多いのでは? それ、アレンジ前のひと手間やスタイリング剤の選び方を工夫するだけで解決できるかもしれません! 簡単なひと手間できれいにセットした髪を長時間キープできるのでぜひ試してみて。
【1】“スタイリング前に”ドライヤーで湿気を飛ばす
うねりや髪の広がりが気になるときは、スタイリング前にドライヤーで湿気を飛ばしてみて。髪の毛を少量とり、少し引っ張りながらドライヤーを当てるだけで改善されるんです。うねりが気になるときは、根元から濡らすと◎。 最後は冷風で冷ますと形状が固定されるのでぜひ試してみて。
【2】スタイリング後はしっかり冷ます
熱でスタイリングをしたあとはスタイリング剤をつける前やほぐす前にしっかりと冷ますことが大切。冷ますことで形状記憶することができるので、熱でセットした髪は冷めるまで触らないのがポイントです。時間がないときは、冷風を当てて冷ますと時短になって◎。
【3】スタイリング剤は「水分の少ないもの」をチョイス!
雨の日や湿気がひどい日のスタイリング剤は水分が少ないものがおすすめです。髪の毛は、水分を吸収することでうねったり広がってしまうので、髪の内側に水分が入り込んでしまうミストやローション系のものは避けるのが吉。
▼湿気で巻きがとれやすいときは「スプレー」で固定
雨の日や湿気がひどい日は、「せっかく綺麗に巻いたのに湿気でとれてしまった……」なんてことも多いのでは? 普段、巻いた後スプレーをしない方でも雨の日や湿気がひどい日はスプレーで固定しましょう。しっかり固まり巻きをキープしてくれるものから固めすぎないものまで種類はさまざまなので、好みのものを見つけてみて。
▼アホ毛が気になるときは「スティックワックス」で抑える
朝いくらきれいにセットしても家を出ると、ぴょこっと出てくるアホ毛。アホ毛があるだけで髪の毛が綺麗に見えなかったり清潔感が感じられなくなってしまうことも……。そんなときは、スティックタイプのワックスがおすすめ。手を汚さずに抑えたい部分をピンポイントで抑えられるので外出先でも大活躍なんです!
▼ストレートのときは「オイル」や「クリーム」でまとまりのある髪に
ストレートスタイルを楽しみたいときはオイルやクリームがおすすめ。ダメージが強く広がりやすい毛先もしっかりまとまり、雨の日や湿気が強い日でもツヤのある美髪がキープできます。
【4】どうしても直らないときは、ストレートパーマ(縮毛矯正)するのも◎
元々の髪がうねりやすかったりクセ毛の方は、ストレートパーマや縮毛矯正をするのもおすすめです。前髪のみや顔周りのみなど部分的にかけることもできるので、髪の状態を見ながら美容師さんと相談してみて。
【ヘアアレンジ】どうしても湿気で広がる髪はまとめ髪で解決!
なかなかスタイリングがキマらないときはまとめ髪で決まり! 雨の日だからこそ、ヘアアレンジで気分を上げてみて。
「ローポニー」は革ひもで地味見え回避!
簡単にできるローポニーは地味になりがち。そんなときは結び目を革ひもやリボンなどで隠すと地味見え回避間違えナシ! 湿気が多い日や雨の日はアホ毛が出てしまうので、スティックワックスでしっかり髪の表面を整えましょう。
「シニヨン」で簡単大人スタイルに変身
シニヨンは、湿気の多い日や雨の日にもぴったりのヘアアレンジ。まず全体にスタイリング剤を馴染ませ、ローポニーを作ります。そのあと、毛先をねじりながらくるっとひとまとめにすればできあがり。簡単に大人っぽく仕上がるので、お仕事シーンにも大活躍です。
「編みおろし」で凝った印象をゲット
ヘアスタイルが周りと被りたくないおしゃれさんは、編みおろしがぴったり。しっかりまとまり、崩れにくいので湿気が多い日や雨の日にもおすすめなんです。簡単に凝った印象に仕上がるのも◎。トップから編みおろすのが難しかったらできるところからでOKです!
【スタイリング】剤湿気が多い日の髪にはこれ!おすすめ4選
アホ毛でお悩みの方はマストバイ!
ウテナ(utena)
マトメージュ まとめ髪スティック スーパーホールド
手を汚さずに髪の毛をキープすることができるスティックワックス。とくに雨の日や湿気が多い日にアホ毛が出てきてしまう方におすすめです。気になる部分にワックスを滑らすだけでアホ毛を目立たなくしてくれて◎。
ストレートヘアは大人気オイルでツヤをたっぷり補充!
ナプラ(napla)
N. ポリッシュオイル
湿気で広がりやすいときにおすすめなエヌドットのヘアオイル。毛先にまとまりを与えながらツヤのある髪に仕上げてくれます。手に残ったオイルは肌やネイルの保湿としても使える万能アイテム。
時間が経ってもきっちりまとまる!湿気がひどい日のまとめ髪にはコレ
ナプラ(napla)
N. ナチュラルバーム
手のひらで溶かして使うヘアバーム。軽い質感なのに程よいキープ力があるので、湿気がひどいときのまとめ髪にぴったりです。手に余ったバームは、肌やネイルの保湿としても使えるのでとっても便利なアイテムです。
ケープ史上最強のヘアスプレーで湿気に打ち勝つ!
花王(Kao)
ケープ フォーアクティブ(無香料)
ケープ史上最強のキープ力を持つ「ケープ フォーアクティブ」は雨や湿気にも強いヘアスプレー。湿気だけでなく、スポーツや汗にも強いので運動中もヘアスタイルをキープしたい方や、とくに湿気が気になる梅雨から夏ごろにかけて大活躍すること間違いナシ!