【化粧崩れ】ってなんで起きるの?
化粧崩れとは、ファンデーションの浮きやヨレなどで朝のメイクしたてとは違った状態をいいます。メイクをしていれば、時間経過でほとんどの人に起きてしまう現象です。この時間経過のなかで、肌にはどのような変化が起きているのでしょうか? 原因を紐解いて崩れ防止に役立てましょう!
崩れの3大原因は【皮脂・乾燥・汗】
【原因 1. 皮脂】
水分量を保ち汚れや刺激から肌を守るために分泌される「皮脂」はバランスが崩れると過剰に分泌され、メイクの密着力を弱めたりファンデーションの油分を溶かし、メイク崩れを引き起こします。
【原因 2. 乾燥】
水分量が低下すると潤わせるために「皮脂」が分泌され、崩れの原因に。逆に皮脂が分泌しない場合は、水分が失われてカサつくことでファンデーションが肌に密着せず、崩れやすくなります。
【原因 3. 汗】
汗の水分は皮脂や乾燥によって肌から浮き上がってしまったファンデーションを流してしまいます。とくに暑い夏は、汗と皮脂の両方で化粧が崩れやすくなるので要注意です。
【選び方・塗り方】下地・ファンデ・スプレーを正しく使って化粧崩れとサヨナラ
突然ですが、皆さんは下地やファンデーション、仕上げのスプレー・ミストなどはどうやって選んでいますか? もちろん崩れにくさや、どんな機能が備わっているのか、ブランドや価格、など選び方もさまざまだと思います。そこで、まずは基本となるベースメイクの選び方や塗り方を解説します。普段の選び方や塗り方と照らし合わせながらチェックしてみてください。
ベースメイクは「肌質」に合わせて選ぶ!
ベースメイクが自分の肌質に合っているかはとても重要です。たとえば、オイリー肌の人が油分の多いタイプを、逆に乾燥肌の人が油分の少ないタイプをチョイスしてしまうと、崩れやすくなってしまいます。
塗り方の順番は?
ベースメイクを行う順番はとても大切なので念の為おさらい。ちなみに、スキンケア後はすぐに下地を塗らずに、化粧水などが肌になじむまで少し待ってから塗った方が崩れにくいですよ。
化粧崩れしない塗り方は?
下地・ファンデーション・スプレーとそれぞれの塗り方も合わせて確認しておきましょう。とくにファンデーションは気をつけたいところ。厚塗りになってしまうとメイク崩れの原因になってしまうので要注意です。
《下地》
- 両頬・額・あご・鼻の頭の5箇所に下地をのせる。
- 内側から外側に向かって顔全体に均一に伸ばす。
《ファンデーション》
- ファンデーションを左右の頬、額、あごにのせる。
- 頬からフェイスラインに向かって引き上げるように、額は中心から外に向かって伸ばしていく。
- 目元、口、鼻は残ったファンデーションで最後に仕上げる。
- 崩れやすい箇所はスポンジで軽く押さえて余分な油分を取りながら、ファンデーションを密着させる。
- フェイスラインの境目をなじませる。
《ミスト・スプレー》
- メイクの仕上げに、顔から離して数回に分けて回しかけるようにミストorスプレーをする。
- 手のひらで軽く押さえながらなじませる。
【春夏】は“汗・紫外線”に注意!化粧崩れしにくいおすすめアイテム
気温や湿度が高くなる春夏は、汗と紫外線に注意が必要。そこで、春夏の化粧品にはUVカット機能のあるものが安心です。また、汗の水分はメイクを含んで流れ落としてしまうので、水に強いウォータープルーフタイプがおすすめです。
【下地】で毛穴レスな肌に
毛穴パテ職人(PATE)
毛穴崩れ防止下地
毛穴の動きに密着して伸縮!
毛穴の動きに合わせてフィットする密着伸縮ジェルが毛穴をカバー。青パールが入ったピンクベースのカラーは、毛穴影を隠して透明感をプラスしてくれます。
【ファンデ】で汗の崩れ地を防止
マック(M·A·C)
プロ ロングウェア ウォータープルーフ ファンデーション
とにかく、汗や水に強い!
汗や水で崩れにくいオイルフリーのウォータープルーフタイプ。カバー力はありつつも、つけ心地は重くなくナチュラルなツヤ感を実現。デリケートな肌のことも考えつくられた、オールスキンタイプのファンデーションです。
【スプレー】でメイクキープとUVカット
クラブ(club)
エアリータッチ メイクキープUVスプレー
紫外線からしっかり守る
SPF50+に加えて、PA++++と紫外線をしっかりカット。汗や皮脂崩れを防ぎながら、肌に張ったヴェールが大気中の刺激物からも守ってくれます。うるおい成分が配合されているのも嬉しいポイント。
【秋冬】は“乾燥・マスク”に注意!化粧崩れしにくいおすすめアイテム
秋冬に気をつけたいのが何といっても、乾燥です。乾燥は肌の水分を奪いパサつきの原因や皮脂の分泌量を増やしてしまいます。この季節の天敵「乾燥」を攻略するには、パサつきを抑えてくれる保湿や美容液成分が配合されたタイプがおすすめ。また、マスクを使う人が増える季節なので、こすれ落ちに強いタイプにも注目です。
【下地】で保湿と毛穴カバー
スリー(THREE)
プリスティーンコンプレクションヴェール
天然由来成分で、たっぷり保湿
天然由来成分89%と、肌に十分な量の保湿成分が含まれているので乾燥が気になる人やパウダーファンデ派の人にもおすすめです。肌の色がくすみにくいピーチカラーなので自然にトーンアップしてくれます。
【ファンデ】でナチュラルなツヤ肌に
ナーズ(NARS)
ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション レフィル
肌の水分保持をサポート!
薄づきなのにカバー力があり、程よいツヤ感を与えてくれます。重ねづけしても厚塗り感が出にくいので、化粧直しでも自然な仕上がりが叶います。
【スプレー】のヴェールでメイクをキープ
ティーアンドワイ(T&Y)
プリマメイク メイクキープスプレー
メイクよりも細かい粒子で密着
コラーゲンやローヤルゼリーエキスなど、贅沢に7種類の保湿成分を配合。乾燥から防ぎながらもべたつくことなく、マスクや洋服の襟元などのこすれにも落ちにくい。
【メイク直しのやり方】をマスターすれば崩れても大丈夫!
防止策でしっかり手をうったのにメイクが崩れてしまった……。そんなときは慌てずに、ササッとメイクを直しちゃいましょう! 仕上げ用のスプレーミストのなかにはメイク直しにも使えるタイプが多く出ています。コンパクトで携帯に便利なものもあるので、メイクポーチに忘れずINしておきましょう。では早速、お直しのやり方をレクチャー。
《ベースメイク》の直し方
工程も少なく、方法も至ってシンプル。丸一日デートをする日や急な夜ごはんのお誘いなどでも、簡単に出来ちゃうので覚えておいて損はなしです。
- スプレー・ミスト化粧水をかける。
- ティッシュでファンデーションをオフする。
- ファンデーションを乗せる。
《鼻まわり》の直し方
意外と気になる小鼻のテカリや崩れ。鼻の付け根にあたるため、しわがあったり毛穴の凹凸があったりと崩れやすいパーツのひとつです。
- 余分な油分をティッシュでオフする。
- コンシーラーを馴染ませる。
【化粧崩れ対策におすすめのアイテム】をさらにCHECK!
以下の記事でも、化粧崩れ防止に有効な「ベースメイクアイテム」「キープミスト」を特集しています。本記事と共にCHECKして、メイク直後の美しさを1日キープしちゃいましょう♪