【基本編】チークの入れ方&塗り方
まずは基本のチークの入れ方をレクチャー! 主に顔の形が“卵型”の人はこの入れ方でOKです。鏡を顔全体がみえるよう正面に置いてチークを入れるのがポイント。
・チークを塗る前に手の甲でポンポンと余分なチークをオフする
・黒目の外側の下と小鼻から耳の中央を結んだ位置がクロスする「起点」から塗り始める
・起点からこめかみあたりのところまでチークを入れる
塗り方は《チークのタイプ》によって変えて
チークには主に3種類のタイプがあり、それに合わせてブラシや指など塗るものを変えるのがベスト。このあとそれぞれ詳しくご紹介していきます♪
▼「パウダータイプ」はブラシ塗りが正解
最も主流なのがこのパウダータイプ。パウダータイプはふんわりと発色するので「ブラシ塗り」が正解! どんな肌タイプや年齢でも使いやすいので、初心者さんやチークが苦手な人にもおすすめ。
▼「クリームタイプ」は指とブラシの合わせ技が◎
クリームタイプのチークはツヤ感が出てぽわっとした血色感が魅力。でも、指だけで塗るとムラになってしまいがち……。そんなときは指で塗ったあとにブラシでササっとぼかしてみて! 仕上げのパウダーをはたく前につけるのがポイント。ツヤ感が出るので、30代・40代の乾燥が気になってきた人にもおすすめです。
▼「リキッドタイプ」は指で“トントン塗り”
リキッドタイプは肌の奥からじゅわっとした血色感をプラスしてくれます。頬の高い位置にちょんっと少量置き、指でトントンと塗るのが◎。発色がいいものが多いのでつけすぎに注意しましょう! こちらも仕上げのパウダーの前につけてるのが正解。発色がいいので、肌に馴染む10代・20代の人におすすめ。
【面長さん】は下めにチークを入れてお悩み解消!
面長さんのお悩みは顔が長くみえてしまうこと。それを解消するには、頬骨より下に横に広く楕円形に入れるのが正解! 頬骨の位置に入れてしまうと顔の下の長さが強調されてしまうため、頬骨より下に入れましょう。横長にチークを入れることでやわらかい印象に仕上がります。
クールに大人っぽくしたいときは「きのこ型」に入れる!
- チークを取り、目の下の部分から頬骨の高い所ぐらいまで横長に楕円形で入れる。
- 同じ色のチークで、(1)の中央から下に少し縦長の丸で入れ、きのこ型チークの完成!
チークを2回入れることで顔に立体感をプラス! ヘルシーでクールな顔立ちになるので、ぜひトライしてみて。
キュートにかわいくしたいときは「逆三角」チークが◎
- 指にチークを取り、目の下に指一本分あけたところから逆三角形になるように塗る。
- チークのついてない指orブラシでチークの輪郭をなじませて完成!
頬の高い部分の下にチークを入れることで、チークが影の役割をして縦長な印象を和らげてくれます。小顔効果もあるので、チークの血色感と合わせてキュートな仕上がりに。
【丸顔さん】は斜めにチークを入れてお悩み解消!
丸顔さんは幼くみえてしまいがち。そんな丸顔さん向けのチークの入れ方は、頬骨の高い位置からこめかみに向かって斜めにいれるのが正解。チークはふんわり入れるのではなく、幅を狭めにして入れてみて。シャープな印象が加わって引き締まります。
クールに大人っぽくしたいときは「くの字」入れ!
- チークを取り、頬骨の高い位置からこめかみに向かって斜めに塗る。
- チークを取り直さずに、残ったチークでこめかみから生え際に(1)と合わせて「く」の字になるように塗って完成!
2か所にチークを入れることでシェーディングとチーク両方の効果があるんです! パール感があまりないチークを使うのがおすすめ。
キュートにかわいくしたいときは「ジグザグ」塗り!
- チークを取り、目の下に指一本あけたところから小鼻の横に向かって逆三角形になるようジグザグに塗る。
- チークを取り直さずにブラシに残ったチークをティッシュでオフし、もう一度(1)と同じところをなぞって完成!
縦長の逆三角形を描くようにチークを入れることで、丸さをおさえながらぽっとした血色感をプラス。薄めに重ねていくのが上手に仕上げるポイント!
【逆三角形さん】はまんまるにチークを入れてお悩み解消!
キツイ印象になってしまいがちなのがお悩みの逆三角形さん。頬の中心から、外側に向かって円を描くようにふんわり入れることでお悩みを解決しちゃいましょう! 丸いふんわりチークがシャープさを和らげて優しい印象にしてくれます。
クールに大人っぽくしたいときは「ハの字」に入れて
- チークを取り、黒目の内側ぐらいから真横に目尻ぐらいまで塗る。
- チークを取り直さずにそのまま目尻の下から耳たぶぐらいまで真下に塗って完成!
逆三角形さんのもともと持っているシャープさを活かしたハの字チーク。キツさを緩和しながらクールな印象を残すことができます。
キュートにかわいくしたいときは「ふんわり内側」チークが◎
- チークを取り、黒目の内側ぐらいから丸く頬骨の高いところの内側まで塗る。
- なにもついてない指でチークの境目をぼかして完成!
基本の入れ方をベースに、より内側からチークを塗ることで重心が内側に。そのおかげで頬骨が目立ちづらくなります。蒸気したような血色感がキュートさもプラスしてくれます。
【エラ張りさん】はチークをWで入れてお悩み解消!
エラ張りさんのお悩みは顔が大きくみえてしまうこと。チークで小顔にみせるには、頬骨の高い位置からこめかみに向かって楕円形に入れ、エラ部分にもチークをのせるのが◎! チークは血色感に加えて“影”の役割ももっているので、少し外側にチークを入れることで小顔効果が。エラ部分にもチークを入れることで、気になるエラをカバーしてくれます。
クールに大人っぽくしたいときは「外側斜め」塗り!
- チークを取り、頬骨の高い位置からこめかみに向かって斜めに塗る。
- チークを取り直さずにそのままエラ部分に軽く塗って完成!
基本の入れ方に似ていますが、外側の骨を削るイメージで入れてみて! さらに斜めにチークを入れることでシャープな印象に仕上がります。
キュートにかわいくしたいときは「三角形」チークが◎
- チークをこめかみから黒目の下ぐらいまで斜めに塗る。
- 耳の真ん中あたりから、黒目の下まで1と合わせて三角形になるように塗ったら完成!
エラ張りさんはチークで頬の面積をうめるのが小顔みせのコツ! 横長の三角形にチークを入れることで、小顔にみせつつやわらかい印象に。
《30代・40代》は頬骨ラインをカバーするようなチークの入れ方を
年齢とともに女性の顔は変化していくもの。とくに「30代・40代」は頬のラインがスッキリし、頬骨が出てきた……なんて思う人も多いはず。そんなときはチークの入れ方を見直してみましょう! チークは“影”の役割も果たすため、入れ方によっては疲れた印象になってしまうかも。ここでは「大人の正しいチークの入れ方」をご紹介していくので、この機会にぜひ見直してみてくださいね♪
「頬骨が前に出ている」人は斜めチークでカバー
頬骨が前に出ている人は、ぷっくりとしてかわいらしい印象の人が多いんです。でも、頬骨の下に影ができてしまいほうれい線が目立ってしまいがち。その場合は、頬骨を半分に割るようにチークを入れることで解決! チークが影を緩和して目立ちにくくしてくれます。下の図のように入れてみてください♪
▼入れ方
頬骨の下から、こめかみに向かって頬骨を斜めに切るようにチークを入れる。
「頬骨が横に出ている」人は横断チークでカバー
正面を向いたとき横に頬骨が出ている人は、シャープでクールな印象の人が多いんです。でも、こめかみや頬下に段差ができ、フェイスラインがガタガタしてしまいがち。その場合は、頬骨を横に切るようにチークを入れ段差を下にぼかすのが◎! 下の図のように入れてみてください♪
▼入れ方
- 黒目の下と小鼻から耳を結んだところから、頬骨を真横に切るようにチークを入れる。
- 残ったチークで頬骨の段差部分にぼかしを入れる。
色選びも大切なんです!
じつは大人チークは色味も重要。30代・40代それぞれピッタリな色味をチェックしてみましょう!
▼「30代」は上品な血色感を意識して
30代はパキっとした発色のチークよりもじゅわっとした発色のチークが◎。ナチュラルで上品な血色感にすることで、頑張りすぎない大人メイクに仕上がります。
▼おすすめチーク
エムアイエムシー(MiMC)
ミネラルクリーミーチーク(11 カームピンク)
高い保湿力で、乾燥が気になる人におすすめのクリームチーク。マンゴーバターやアルガンオイルなどの 保湿成分たっぷりで、ケアしながらメイクを楽しめるのがうれしい。
▼「40代」は上品さに透明感もプラス
お肌のくすみが気になる40代。そんなくすみを解決してくれるのはパープルピンクのチーク! 青みピンクに近いですが、より紫に近いカラーのほうが透明感を引き出してくれます。顔の印象が明るくなるのでぜひトライしてみて。
▼おすすめチーク
クリニーク(CLINIQUE)
チークポップ (15 パンジーポップ)
お花の型押しがキュートなパウダーチーク。じゅわっとにじみ出るような上品なツヤと血色感が魅力的!
《今どきチーク》の入れ方はナチュラル感がポイント
ちょっと前に流行したチークの入れ方、じつはもう古いかも。ここでは最新、今どきチークの入れ方「3つのポイント」をお届けします。これでいつものメイクを今どきメイクにアップデートしちゃいましょう!
頬の中央に入れる
最新チークは頬の中央に入れてナチュラルさを出すのが◎。目に近すぎたり、小鼻ほど下に入れるのはNG! 頬の中央からふんわりと入れるのが今どきチークのポイント。
チークの輪郭をぼかす
自然な血色感が今どきチークには欠かせないんです! チークの輪郭をぼかして、「つけてます感」のないチークを目指しましょう。
2色使いで立体感をプラス
ベージュやブラウン系のチークを外側に塗って骨格を引き締め、血色カラーを内側にONが今どき! 2色使いすることで顔に立体感をプラスすることができます。
▼おすすめトレンドチーク《3選》
スック(SUQQU)
ピュア カラー ブラッシュ(11 華煤 HANASUSU)
キャラメルブラウンとハニーピンクの組み合わせでどんなメイクにも合わせやすいチーク。オイルinパウダーで美しいツヤ感をプラスしてくれます。
ルナソル(LUNASOL)
カラーリンググレイズ(03 Sepia Orchid)
ブルベ・イエベどちらも合わせられる優秀チーク。2色のチークパレットなので、そのまま単色で使ってもブレンドして使っても◎!
キャンメイク(CANMAKE)
グロウフルールチークス(12 シナモンラテフルール)
崩れ防止パウダーや美容保湿成分配合で、プチプラとは思えない実力がうれしい! 大人なオレンジベージュカラーでヘルシーな雰囲気に仕上がります。
《番外編》チークが似合わないのは色のせいかも?
今使ってるチークがなんだか似合わない……なんてときは色を見直してみて。肌のベースカラーによって似合う色はちがうので、自分と相性のいいカラーをえらぶのが◎。最後にイエベ・ブルベ別で似合うチークカラーをそれぞれご紹介していきます♪
イエベさんに似合うチークカラーは?
イエベさんはオレンジ系やベージュ系などあたたかみのあるカラーが得意! ピンクをえらぶときはオレンジみのあるコーラルピンクがおすすめ。黄みのあるカラーをえらぶことで肌にスッとなじんでくれます。
ブルベさんに似合うチークカラーは?
ブルベさんはピンク系がとっても得意! なかでも青みピンクやローズなどのレッド系カラーと相性バツグンです。モーブ系の紫がかったピンクも得意なのでぜひトライしてみて。