メッシュカラーはもう古い?「最新メッシュ事情」
そもそもメッシュとは、髪の一部を別の色に染めたり脱色したヘアカラーのこと。染めるのは一部分だけなので、派手なカラーにも挑戦しやすいのが魅力! でも「メッシュってひと昔前のヘアスタイルじゃないの? 」と思ってる方も多いはず。そんなことないんです! 最近のメッシュカラーはワンポイントだけじゃなく、ハイライトのようにいくつかの束でいれたりもするので、ベースの髪と馴染んでグッとおしゃれ度がアップ。カラーはビビッドなものだけでなく、くすんだカラーもOKなので奇抜になりすぎないのもうれしいポイント。お気に入りのカラーでぜひトライしてみて!
ハイライトとメッシュはなにが違う?
最近人気が出ているハイライトカラーは、メッシュと同じく髪の一部をちがうカラーに染めたり脱色したりするのが特徴です。ベースより明るいカラーを細く部分的に入れて、髪に立体感をだせるのがハイライトの魅力!
そんなハイライトですが、じつはメッシュとハイライトに明確なちがいはないんです。人によってそれぞれのイメージがメッシュはワンポイントだったり、ハイライトはブリーチするだけだったりと異なっていることもしばしば。サロンでメッシュをオーダーするときは、太さや量などしっかり理想のイメージを美容師さんに伝えるのがポイント!
【レングス別】でメッシュカラーの入れ方を変えて
レングス別で髪の分量が変わってくるので、メッシュのいれ方も変えるのが正解。ここではレングス別におすすめなメッシュのいれ方をレクチャー! 太さや分量など、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
「ショート」は思いきって太めに
髪の面積が少ないショートさんは、太めにメッシュをいれるのが◎! 太めにいれても奇抜になりすぎないので、思いきっていれちゃいましょう。分量はお好みでOK! 細いメッシュと組み合わせると立体感をプラスすることができます。
「ボブ」は細めにいれるのが正解
ボブさんは細めのメッシュを数本いれるのがベター。サイドにいれるのもかわいいですが、前髪や顔まわりにメッシュをいれると今っぽさがグンとアップ!
「ロング」はベースカラーもポイント
髪の面積が多いロングさんは、メッシュを太めにいれると奇抜さが際立ってしまいがち。細めに1~3本ぐらいいれることで、派手になりすぎず大人っぽさを演出できます。ピンクメッシュならベースをピンクブラウン、ブルーメッシュならベースをアッシュにするなど、ビビッドなカラーをいれるときはベースの髪も同系色にすると◎。
好みの【メッシュカラー】で雰囲気を変えて
メッシュにしたい! と思っても、どんなカラーにしようか迷ってしまいますよね。ここではカラー別のヘアカタログをご用意しました。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
「レッド・ピンク系」ならキュートに仕上がる
かわいく仕上げるなら断然ピンク系! どんなベースカラーでもキュートに仕上がるのが魅力的。ベースカラーが暗めならレッド系で女性らしさを演出するのも◎。
「パープル系」でミステリアスに
パープルメッシュなら大人っぽいミステリアスな雰囲気に仕上がります。ダークトーンからハイトーンまで相性バツグンのカラー! 色落ち後もキレイな色になるので、長い期間楽しめるのも魅力的。
「ブルー系」はクールで知的な印象に
クールに仕上げるならブルーメッシュがおすすめ。ダークトーンの髪と相性バツグン! ブラウン系よりもアッシュ系のベースカラーと組み合わせることで、派手になりすぎず取り入れやすくなります。
「グリーン系」で抜け感をプラス
ダークトーンと相性バツグンなグリーンメッシュ。肌になじみやすいカラーなので、奇抜になりづらくメッシュ初心者さんにもおすすめ!
「ベージュ・グレー系」ならナチュラルに仕上がる
ベーシックなカラーのベージュやグレー系メッシュは初心者さんにおすすめ! ハイライトのようにいれることで立体感もプラスできます。メッシュカラーが落ち着いているので、明るさを調整すればオフィスもOKなのが魅力的!
【黒髪ベース】でメッシュカラーも大人っぽく仕上げて
黒髪とメッシュカラー、じつは相性バツグンの組み合わせなんです! ハイトーンで派手髪にするのもかわいいですが、黒髪ならビビッドなカラーでも大人っぽく仕上がります。黒髪の場合はそのままだとせっかくのメッシュカラーが発色しないので、ブリーチでしっかり脱色してから色をいれるのがポイント。
「レッド」はボルドー系をえらんで
黒髪とレッドは黄金の組み合わせ! オレンジっぽいレッドよりも、ボルドーのようなくすんだレッドカラーのほうがよく馴染むのでおすすめ。
「ピンク×ブルーグラデ」で個性的に
ブルーのグラデーションとピンクメッシュの組み合わせ。黒髪とあわせることで、一見奇抜なカラーもしっかりまとめてくれます! 「他の人とかぶりたくない」なんて人におすすめ。
「イエロー」は細めにいれるのが正解
コントラストがキレイなイエローメッシュと黒髪の組み合わせ。メッシュの分量が多いとかなり奇抜ヘアになってしまうので、イエローメッシュは細めに1~2本にとどめるのが◎。
「ゴールド」で大人可愛いを手に入れて
黒髪×ゴールドの組み合わせなら大人可愛いヘアスタイルに。太めと細めをランダムにいれて存在感と立体感を出すのがポイント! はじめてメッシュをやる人もチャレンジしやすいカラーなので、ぜひ試してみて。
【ブリーチなし】でもメッシュカラーはできるんです!
メッシュは発色をよくするため、ブリーチで脱色してから色をいれるのが主流。でも、「髪が傷まないか心配」「ブリーチが苦手」なんて人も多いはず。じつはブリーチなしでもメッシュカラーは楽しめるんです! 事前にベースカラーをブラウン系やアッシュ系などに染めておくことで、ブリーチなしでもメッシュにできるんですよ♪
「オレンジ」であたたかみをプラス
ブラウンと相性ピッタリなオレンジメッシュ。カラーをしっかりだすにはヘアマニキュアを使ったり、発色の良いカラーバターをカラー剤に混ぜると◎。
「パープル」で大人っぽく
ブリーチなしのパープルメッシュはダークトーンのベースヘアになじんで大人っぽい仕上がりに。ブラウン系よりアッシュ系のベースカラーがおすすめ。
「ピンク」なのに甘すぎない
ピンクメッシュもブリーチなしならほどよいくすみピンクに仕上がります。甘くなりすぎず大人ガーリーにしたい人におすすめ。
「ベージュ」でニュアンスのちがいを楽しんで
ブリーチなしのベージュメッシュは、ベースヘアを暗めにするのがポイント! ベージュは黄みが強いカラーなので、ベースは青みの強いアッシュ系にしてコントラストをだすのがおすすめ。
【セルフ】でメッシュカラーに挑戦
一見難しそうなセルフカラー。でも、メッシュカラーなら一部だけ染めるのでムラになりにくいんです! ここではセルフカラーでメッシュにするやり方をレクチャー。ブリーチなし・ありでできるおすすめの市販カラー剤もご紹介します。自宅でぜひチャレンジしてみてくださいね♪
用意するもの
- ダッカールピン
- カラー剤orカラーバター
- アルミホイル
- シリコンゴム
- 手袋
- クシ
- ブリーチ剤(なくてもOK)
セルフカラーのやり方
- メッシュにしたい部分をシリコンゴムで結ぶ。
- アルミホイルを10×15センチぐらいの大きさにカットし、メッシュにしたい毛束の下に敷く
- カラー剤を毛束に塗っていく。カラー剤が毛束全体にいきわたるように塗るのがポイント。シリコンゴムはある程度カラー剤がなじんだら取ってもOK!
- 3の毛束をアルミホイルでそのまま包み、カラーがでるまで放置する。
- しっかり洗い流したら完成!
※ブリーチありの場合は先にブリーチ剤を塗り、脱色したあともう一度同じ工程でカラー剤を塗りましょう。しっかりタオルドライしていれば、濡れたままの髪にカラー剤を塗ってもOK!
《ブリーチなし》おすすめのカラー剤4選
「派手なヘアカラーはできない」「傷むからブリーチはしたくない」なんて人にはブリーチしなくてもしっかり染まるカラー剤をおすすめ! 落ち着いたカラーに仕上がるのでぜひトライしてみて。
▼ピンク系
フレッシュライト(FRESHLIGHT)
ミルキーヘアカラー(シャンパンピンク)
明るめピンクカラーのカラー剤。暗めの髪でもしっかり発色してくれます。サンフラワーオイルと8種類のアミノ酸配合で、髪が傷みにくいのもうれしいポイント!
▼パープル系
ホーユー(hoyu)
ビューティーン メイクアップカラー(セピアラベンダー)
クールな印象になりがちなパープル系なのに、とろみラベンダーカラーで女性らしいカラーに仕上がります! 乳液タイプから泡タイプに変化する薬剤で、初心者さんでもムラになりにくいのが魅力的。
▼アッシュ系
リーゼ(Liese)
泡カラー(ブリティッシュアッシュ)
くすみ感のある大人カラーに染まるアッシュ系のカラー剤。サロン発想の色設計で、透明感のある仕上がりに! もっちり濃密泡のカラー剤で、塗りづらい後ろも簡単に染めることができます。
▼ベージュ系
アンナドンナ(annadonna)
エブリ ヘアカラー(キャットグレージュ)
最近流行っているグレージュカラーがセルフでできちゃう! ダメージコート処方とあざやか発色処方で希望の色に近づけてくれます。セットにケープ・ヘアキャップ・手袋まで入ってるので、準備いらずですぐにカラーリングできちゃうのも魅力的!
《ブリーチあり》おすすめのカラー剤4選
「普通のヘアカラーに飽きた」「派手髪をおしゃれに取り入れたい」なんて人はブリーチしたあとにあざやかな発色のカラーを重ねるのがおすすめ! メッシュだからこそチャレンジできる派手カラーを楽しんじゃいましょう♪
▼レッド系
マニックパニック(MANIC PANIC)
カラークリーム(インフラレッド)
深みのあるあざやかなレッドカラーで、派手色なのになじみのいいカラー。クリームタイプで細かい部分に塗りやすいのもうれしい!
▼ピンク系
エンシェールズ(Ancels)
エンシェールズカラーバター(ベイビーピンク)
成分の90パーセント以上がヘアトリートメントでできているカラーバター。ケアしながらカラーも楽しめちゃう優れモノ! 約1か月の色持ちなので、他のカラーもいろいろ試したい! なんて人にもおすすめです。
▼ブルー系
パイモア(PAIMORE)
スペクトラムカラーズ(ビビッドブルー)
深みのあるブルーカラーのカラートリートメント。アルカリ・ジアミンフリーで髪にも地肌にもやさしいのが魅力的。
▼グリーン系
マニックパニック(MANIC PANIC)
カラークリーム(ヴィーナスエンヴィ)
あたたかみのあるグリーンカラーのカラークリーム。トリートメント配合で髪が傷みにくく、しっかりと発色してくれる優秀アイテム。
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メッシュスタイルのなかでも、とくに注目を浴びているのが黒髪との組み合わせ。ナチュラルな雰囲気と個性を両立できることから、MINE世代にハマる魅力的なヘアスタイル。以下の記事では、そんな「黒髪×メッシュ」にスポットを当て、トレンドヘアを特集しています。本記事と合わせて、参考にしてみてくださいね♪