グラデーションカラーとは?特徴をCHECK!
グラデーションカラーとは髪の根元から毛先に向けだんだんと髪色が明るくなったり、髪色が変わったりするヘアカラーのことをいいます。ぱつっと色が変わるのではなく、徐々に変わるのが特徴。髪色のアクセントになったり立体感がでたりと、髪を染めるときに人気なヘアカラーの手法です。
髪が伸びてもリタッチがいらない
そもそも髪の根元は染めないので、色落ちしたときにプリンになることがありません。なので髪が伸びた部分だけ染める「リタッチ」はしなくていいんです。
ヘアダメージをおさえられる
髪全体を染めるわけではないので、ヘアダメージを毛先のグラデーション部分だけに留められる。グラデーションカラーをしたところが傷んだら、その部分を切ってイメージチェンジもできちゃいます♪
職場にバレずに染められる
職場が厳しくて髪を染められない方って少なくないはず。そんな方にもグラデーションカラーはおすすめ。ヘアカラーをしても髪を結んでお団子ヘアにすればグラデーション部分が見えなくなるので、職場にバレる可能性が低い! グラデーションカラーを根元に近づけすぎてしまうと、隠せなくなってしまうので髪を染める位置には要注意
暗めなカラーでも垢抜けてみえる
職場などの環境によって明るいヘアカラーにできない方って多いと思います。でも「ただの暗髪だとつまらない」という方は暗めカラーのグラデーションにしてみて。一見落ち着いた暗髪にみえますが、光に当たると透明感や色みがでるので垢抜けてみえるんです。
染める範囲が狭いので年齢気にせずトライできる
髪全体を染めると奇抜にならないかと不安になる大人女子にもグラデーションカラーはおすすめ。髪の毛先部分を染めるだけなので、奇抜にみえることがありません! 普段のファッションやメイクにあまり影響がないので気軽にチェレンジできる♪
【Q&A】グラデーションカラーの疑問にお答え!
「美容室でかかる値段」や「プリンにみえないか」などグラデーションカラーの気になること。今回はそれらの疑問にお答えします! イメチェン前により詳しくグラデーションカラーを知って理想のヘアスタイルに近づけましょう♪
Q.値段はどれくらいかかるの?
A.グラデーションカラーの値段の相場は1万円~2万円ほど。ですが施術をうけるサロンや、もとの髪質によるブリーチの回数などによって左右します。なので気になる方はあらかじめサロンに相談するのがおすすめ。
Q.プリンに見えないか気になる
A.基本的にグラデーションカラーは根元から徐々にグラデーションに染めていくのでプリンには見えにくいです。ただ、根元近くからグラデーションカラーをはじめていたり、ヘアダメージが目立っていたりするとプリンに見えてしまう可能性があります。なので気になる方は、グラデーションのはじめる位置を根元から離すことや、日々のダメージケアをすると◎!
Q.ブリーチは必要?
A.グラデーションカラーにはブリーチが必須のように思いますが、実はブリーチをしなくてもグラデーションカラーはできます。ですがブリーチするとしないとでは、仕上がりがまったく変わる! ブリーチなしだとナチュラルな色づき、ブリーチありだとはっきりと色がわかるグラデーションに。
Q.バレイヤージュ・裾カラーとの違いは?
▼バレイヤージュとの違い
A.そもそもバレイヤージュとは髪の表面にほうきで掃くようにして、カラー剤を塗るカラーリングのこと。ハイライトとグラデーションが混ざったような仕上がりになるので、グラデーションの「根元からだんだんと染まっていく」仕上がりとは大きく変わります! ハイライトがあるかないかが見分けるポイント。
▼裾カラーとの違い
A.裾カラーもグラデーションカラーと同じく人気なカラーリングの1つ。グラデーションカラーは根元から徐々に染まっていくのに対して、裾カラーは毛先のみ染めるカラーリングです。大きな違いはカラーリングしたところの境界線で、グラデーションカラーは徐々に、裾カラーはぱつっと色が変わっています。
【ビビッドカラー】のグラデーションカラーで鮮やかに
ここでは彩度の高いビビッドカラーのグラデーションをたっぷりお見せします。グラデーションカラーなら、ビビッドな色みでも奇抜にならず取り入れやすい。グラデーションで自分の好きな髪色に染めましょう♪
ピンク
▼暗めピンクはほんのりとした色合い
ほんのりと甘い暗めピンクカラー。ナチュラルな仕上がりのグラデーションなので、派手な印象になりたくない方でもできる髪色。
▼甘さたっぷりのピンクグラデーション
毛先に向けて、徐々に濃いカラーになったピンクグラデーション。ピンクならではの甘さが存分に引き出された、ムードのある髪色。
赤(レッド)
▼暗めな赤でエレガントなスタイルに
暗めな赤のグラデーションは、落ちつた髪色に。品を感じるエレガントなグラデーションにしたい方は暗めな赤がおすすめ。
▼存在感抜群なカシスカラー
存在感抜群な明るめレッド。これはくすみのあるカシスカラーなので、大人っぽさを感じさせる色み。もっとエッジィなカラーにしたい方はもっと彩度の高いカラーがおすすめ。
紫(パープル)
▼暗め紫は色っぽさを感じさせる
暗めの紫グラデーションは、色っぽさを感じさせるヘアカラー。紫は日本人特有の髪の赤みを消してくれ、深い色合いになります。
▼ムード漂うラベンダーパープル
明るいのに深みがある、明るめ紫のグラデーションカラー。ムード漂う色みが女っぽさを際立たせてくれる。
オレンジ
▼くすみ感のあるオレンジベージュ
まわりと被りたくないという方はオレンジがおすすめ。暗めでくすみ感のあるこのカラーなら奇抜にもならずに楽しめる。
▼彩度の高い黒髪×オレンジ
彩度の高いオレンジは個性を強調できるヘアカラー。ベースの黒髪とのコントラストが、モードな雰囲気プラスしてくれる。
青(ブルー)
▼光のあたり方で見え方が変わる暗ブルー
光のあたり方によって見え方が変わるのがブルーグラデーション。暗い場所では黒髪っぽく、明るい場所ではブルーに輝く2WAYカラー。
▼明るめなブルーは涼し気なヘアカラー
涼しげなターコイズカラーをした明るめブルー。元の髪質にもよりますが、ブリーチ1~2回が必要
緑(グリーン)
▼髪の赤みを軽減させるダークグリーン
グリーンは個性的なカラーですが、ダークトーンなら自然にとりいれられる。髪の赤みも軽減させてくれるので、ヘアダメージが気になりにくい。
▼明るめグリーンは絶妙にくすませて奇抜さを回避
グッと個性的になれる明るめグリーン。絶妙なくすみ感があるので奇抜にならないのが魅力的。
【ナチュラルカラー】のグラデーションカラーで自然な印象に
ここではベージュやグレーなどナチュラルな髪色のグラデーションをご紹介します。ナチュラルなカラーだとさりげない立体感と垢抜けたヘアスタイルに変化。普段ヘアカラーができない方や、ナチュラルな色みがお好きな方はぜひチャレンジしてみて。
ベージュ
▼ナチュラルなベージュで軽やかな印象に
自然な髪色がお好きな方は暗めなベージュがおすすめ。暗めな色みですが抜け感があるので、重たい印象になることがありません。
▼明るめなアッシュベージュで品格をアピール
温かみのあるアッシュベージュのグラデーション。品を感じる色合いで大人女子におすすめなヘアカラー。
グレー
▼グレーは暗めでも透明感が抜群
グラデーションカラーのなかでも人気なグレーのグラデーション。暗めでも透明感があるので、軽やかな印象に。
▼媚びない女っぽさが際立つ明るめグレー
明るめなグレーのグラデーションはブリーチ必須なヘアカラー。媚びない女っぽさが際立つ、クールなヘアスタイルに。
ホワイト
▼肌馴染みのいいホワイトグレージュ
これはグレージュを混ぜたホワイトグレージュ。ホワイトよりもトーンが下がることで、肌馴染みがよくイマドキな髪型に。
▼質感まで柔らかにみえるホワイトグラデーション
コントラストがくっきりとでた明るめなホワイト。重いロングヘアでも軽やかになり、質感まで柔らかくみえます。
【黒髪ベース】のグラデーションカラーは気軽に挑戦できる
黒髪をベースにしたグラデーションなら、ヘアダメージを最小限にできる! 髪を染めるのがはじめての方や、髪を傷めたくないけどイメチェンがしたいという方は黒髪ベースのグラデーションにしてみては?
『アッシュベージュ』はこなれ感が魅力
落ち着いたヘアカラーにしたい方は、アッシュベージュがおすすめ。自然な抜け感が大人っぽさを演出してくれる。
『ネイビーアッシュ』で大人っぽい髪色に
凛とした大人っぽいヘアカラーのネイビーアッシュ。グラデーションでいれればさりげないアクセントとなり、オシャレ上級者なヘアスタイルに。
『ダークブルー』はカラー初心者さんにおすすめ
このカラーはヘアカラーの経験がなく、髪を染めることに躊躇している方でも大丈夫。黒髪に近いツヤのあるカラーで染めたての違和感を感じさせない。
『グレージュ』でイマドキな髪色に
クールにも、女性らしくもみえるグレージュのグラデーション。凝ったセットをしなくても立体感を感じ、ストレートのままでも決まるヘアスタイルに。
『ピンク』だって甘くなりすぎない
黒髪をベースにピンクのグラデーションをあわせると、甘くなりやすいピンクもカジュアルダウンできる。可愛くなりすぎるのはイヤ!なんて方にこそトライしてほしいヘアカラー。
『ホワイト』はコントラストが楽しめる
モノトーンな配色のヘアカラー。根元の黒髪から徐々にホワイトになる、色みのコントラストが存在感を強調させる。
【レングス別】おすすめのグラデーションカラー
「グラデーションカラーといえばロング特有のカラーリング」なんて思っていませんか? レングスの短いショートやボブだって充分おしゃれなグラデーションカラーになるんですよ。ここではそんなレングス別のグラデーションカラーの見え方・特徴をご紹介します。
『ショート』でもアレンジカラーができるんです
そもそもショートヘアでグラデーションってできるの? と思う方も多いはず。充分、ショートの髪の長さでも可愛いグラデーションはできるんですよ。それにショートのグラデーションカラーって、ストレートのままでも決まるのでヘアセットの時間が短縮できるんです。
『ボブ』は大人可愛さが残るレングス
ボブでのグラデーションカラーは、ボブの丸みのあるフォルムが活きて大人可愛さを感じさせるヘアスタイルに。ヘアセットをするなら普段は内巻き、お出かけの日は外ハネがお似合い!
『ミディアム』は立体感を活かしたアレンジが得意
ミディアムさんはヘアアレンジが得意なレングス。なのでヘアアレンジでグラデーションの立体感を最大限に活かすのがおすすめ。また、全体の髪を染めてヘアダメージを受けるわけではないので、伸ばしかけミディアムさんのマンネリ対策にも◎。
『ロング』も重くみえないのはグラデーションのおかげ
ロングヘアはグラデーションカラーが得意なレングス。根元近くからカラーをいれたグラデーションカラーも、毛先少しだけにいれたグラデーションカラーも似合うのはロングならでは。また、ロングヘアは重くみえがちですがグラデーションカラーで色みを変えることで軽やかにみえる。
【ヘアアレンジ】でグラデーションヘアを格上げ!
普段のヘアスタイルでは物足りなくなってきたら、試したいのがヘアアレンジ。ヘアアレンジをすることでグラデーションカラーがよりおしゃれにみえるだけでなく、グラデーションがあるおかげで立体感も強調されます。今回はセルフででき、グラデーションを活かすことができるヘアアレンジをご紹介します。
ハーフアップ
ハーフアップは、結ぶ範囲を少なくするのがGOOD。グラデーションカラーの部分をみせるためにもハーフアップの上の部分は薄くして、おろしている髪を巻くと◎。
ポニーテール
ポニーテールは低めに結ぶんで、毛先を軽く巻くのがおすすめ。低めのポニーテールがグラデーションカラーを大人っぽく格上げできる!
グラデーション部分を隠したいときは『お団子がおすすめ』
職場などを理由にグラデーションカラーの部分を隠さなければいけない方は、お団子アレンジをしてみて。ポニーテールをつくって根元のところに毛先を巻きつけていき、ヘアピンで固定すれば完成! もしグラデーション部分がはみだしていたら、ヘアピンでお団子の内側にいれればOK。
【セルフカラー】自分でグラデーションカラーに染めるには
〈用意するもの〉
・市販のブリーチ剤
・市販のカラー剤
・ヘアゴム
・サランラップ
・コーム
・汚れてもいいタオル
・汚れてもいい服
・ニベアorワセリン
セルフカラー後は「アフターケアが大事」
- まず汚れてもいいタオルを首のまわりに巻く
- ニベアを首・生え際に塗り、カラー剤がついても落とせるようにする
- ムラをなくすために、まず髪を少し濡らしておく
- 髪を後ろで左右に分けてから、さらに上下で2つに分ける
- それぞれの束の、グラデーションの境目になるところをゴムで結ぶ
- 毛先からヘアゴムまでの1/3にブリーチを塗り5分おく
- 既に塗ったところの少し上からブリーチを塗り重ね5分おく
- 7の行程を2~3回繰り返し、ヘアゴムの長さまで塗る
- 塗り終わったら4つの束それぞれにサランラップを巻く
- 記載されている時間放置し、洗い流す
- カラー剤もブリーチと同じように毛先から塗る
- 何度か塗り重ね、記載時間放置したら洗い流す
- 髪を乾かしたら完成!
セルフカラー後は「アフターケアが大事」
実は市販のヘアカラー剤は、美容室で染めるより髪に与えるダメージが強い……。なので、ヘアカラーをした後はダメージケアをするのが重要です!
▼染めた日は洗い流さないトリートメントでケアを
ミルボン(MILBON)
ディーセス エルジューダ サントリートメント セラム
髪を染めたその日にシャンプーをしてしまうと、色落ちが早くなってしまいます。ですがケアもなにもしないとキューティクルが開いたままになり髪の傷みが目立つことに……。なので洗い流さないタイプのトリートメントでキューティクルを補修のが◎。このアイテムはキューティクルに深く浸透して、潤いのある艶髪に導きます。
▼ダメージがひどかったらヘアパックで補修
モイスト ダイアン(Moist Diane)
ダイアンボヌール ダメージリペア ヘアマスク(グラースローズ&ラズベリーの香り)
ヘアダメージがひどい場合は、ヘアカラーの翌日以降にヘアパックをするのがおすすめ。このアイテムは使われている98%(水を含む)が天然由来の成分でできているので、髪に優しくダメージを補修できる。
グラデーションカラーの3大トレンドを深掘り
豊富なグラデーションデザインのなかでも、いま最も旬なのが「黒髪ベースグラデーション」「暗めグラデーション」「ピンクグラデーション」。以下の記事では、そんな3大トレンドカラーに注目し、人気のヘアスタイルを特集しています。気になる方はぜひ、CHECKしてみてくださいね♪