アイラインの種類と色の選び方
まずはじめに押さえておきたいのが、アイライナーの種類や色の選び方。最近は種類もカラーも数多く展開されているので、何を使えばいいのか分からない方も多いのでは? そこで、この記事を参考にして、自分にぴったりのアイライナーを選んでください。
「種類」の選び方
アイラインは種類によって使いやすさや実際に引いたときの雰囲気が大きく変わるので、それぞれの特徴を知っておきましょう。おすすめのコスメもご紹介するのでぜひチェックしてみてください。
▼「ペンシルライナー」は初心者さんでも使いやすい!
アイライナー初心者さんや不器用さんにおすすめなのがペンシルライナー。芯が柔らかいものが多いのでするすると引けて◎。もし失敗してしまってもぼかすことができるので扱いやすいアイラインです。
▼「リキッドライナー」なら目尻のニュアンスがつけやすい!
目尻のニュアンスをつけたいときは、リキッドライナーがおすすめ。力を加える圧によってラインの太さを自由自在に変えることができるので、メイクの幅が広がるアイテムです。筆を寝かせてスタンプのように引いたり、筆を立てれば細かい部分もしっかり引けておすすめです。
▼「ジェルライナー」は落ちにくさが魅力!
ジェルライナーは繰り出し式のものやジャーに入ったものなどさまざま。とても柔らかいテクスチャーで、滑らかなラインを描けるのが特徴。落ちにくく、にじみにくいのでまつげの間を埋めるのにもぴったりです。
「色(カラー)」の選び方
色使いによっても目もとの印象が大きく変わるので、こちらも種類と同じく大切なポイントとなります。おすすめのコスメもご紹介するのでぜひチェックしてみてください。
▼〈ブラック〉のアイライナーならはっきりとした目元に
はっきりとした目元に仕上げたいときは「ブラック」がおすすめ。とくに、黒目が暗めの方やまつ毛がしっかりと生えている方はブラックのアイライナーを使うと目元に統一感が出て、はっきりとした印象になります。
▼〈ブラウン〉のアイライナーなら柔らかい目元に
女性らしい柔らかい印象に仕上げたいときは「ブラウン」のアイライナーがぴったり! 目元がきつく見られがちな方や、瞳の色素が薄めな方におすすめなんです。描いた後にぼかせばアイシャドウとの馴染みも良く、自然に目を大きく見せてくれるのでブラウンアイライナーも試してみてください。
▼〈カラー〉のアイライナーなら遊び心満点!
いつもと雰囲気を変えたい方や、イベントに合わせたメイクをしたい方におすすめなカラーのアイライナー。デイリー使いしやすいバーガンディーやネイビーなどからメイクのアクセントになるカラーまで選び放題! 自分好みのカラーを見つけてみては?
アイラインの正しい引き方「顔タイプ別」
ここでは、初心者さんでもできる基本的なアイラインの引き方や、顔のパーツが中心によっている「求心顔さん」、逆に外側に離れている「遠心顔さん」に合わせた引き方をご紹介します! アイラインを正しく引いて、アイメイクをもっと楽しんでみてください。
初心者さんでもできる!基本的な引き方
- 黒目の上あたりから、目のキワ(まつ毛の生え際あたり)にラインを引いていく
- 目尻のラインを引くときは、目尻の横を軽く手で引っ張りながら自然に流す(3mm~5mm)
- 手でまぶたを軽く押さえながらまつげとまつげの間を埋める
初心者さんやアイラインを引くのが苦手な方はペンシルタイプのアイライナーがおすすめ。簡単にきれいなアイラインが引けます。
『求心顔さん』は目尻長めのラインで横長を意識
求心顔とは、顔のパーツが中心に寄っている顔のこと。目鼻立ちがはっきりとしている方が多いですが、そのせいか、キリッとした強いイメージをもたれてしまうことも……。
そんなときは、アイラインを黒目のはじまりから引き、目尻のラインをやや長めにしてみてみてください。求心顔を和らげながら、横長の目になりおすすめです。
『遠心顔さん』は目頭にラインを入れて離れ目解消
遠心顔とは、顔のパーツが外側に離れている顔のこと。ふんわりとした柔らかい印象を与えますが、幼く見られがちなのが悩み……なんてことも。
遠心顔さんは、アイラインを目頭から黒目のはじまりまで濃く入れることで離れ目を解消できます。目頭に「くの字」にアイラインを入れるのも効果的なのでぜひ試してみてください。
【一重・奥二重さん向け】アイラインの引き方のコツ
ここでは、一重や奥二重さんにおすすめのアイラインの引き方をご紹介します。一重や奥二重の方は「ラインを引いてもあまりわからない」なんてことも多いのでは? そこで、一重・奥二重さんのためのアイラインの引き方のコツを伝授! 明日からアイラインを引くときにぜひ意識してみてください。
【1】ナチュラルな目元にしたい人はペンシルで目のキワに引く
ナチュラル目元にしたいときは、ペンシルアイライナーやアイシャドウを使い目のキワ(まつ毛の生え際あたり)にまつ毛を埋める感覚で細くラインを引くと自然に仕上がります。アイシャドウを使うときもブラシや細いチップでアイラインを引くようにのせるだけでOK。ナチュラルに目を大きく見せられるのでぜひ試してみてください。
【2】目尻にニュアンスをつけたい人はリキッドライナーを使う
普段と印象を変えたいときやニュアンスをつけたいときは、リキッドアイライナーを使って目尻だけにラインを入れてみてください。「全体的にリキッドで仕上げると強すぎる……」なんて方でも、目尻だけならやりすぎ感なく雰囲気を変えられておすすめです。
【3】カラーライナーは下まぶたにも使う
一重や奥二重の方は、目を開いた状態だとアイラインが見えにくいことがあります。そのため流行りのカラーライナーに手が出せないといった方もいるかもしれません。そこでおすすめしたいのが、下まぶたにもカラーアイライナーを使う方法です。下まぶたにもアイラインを引くことで、しっかりと色が見えるうえに色っぽい印象に仕上がります。
【二重さん向け】アイラインの引き方のコツ
ここでは、二重さんにおすすめのアイラインの引き方をご紹介します。二重の方がアイラインをしっかり入れると、目の印象が強くなってしまうことがあります。そこで、 二重さんでもナチュラルな目元に仕上がるコツを伝授します! 簡単なことばかりなのでぜひ参考にしてみてください。
【1】まつげの間を埋める
二重の方は、まつげとまつげの間(粘膜)が見えて上まぶたにラインを引いたのが丸わかり! なんてことも。まつ毛とまつ毛の間をしっかり埋めることを意識するだけでアイメイクにグッと統一感が出て、ナチュラルで美しい目元に仕上がります。繊細な場所なので力を入れずに描ける柔らかめのアイライナーがおすすめです。
【2】しっかりぼかす
目を大きく見せようと思ってアイラインを濃いめに引いていませんか? 二重さんがアイラインをしっかり引いてしまうと、どうしても強い印象になりがち。一番重要なのは「ぼかす」ことなんです。ラインの上側をブラシや綿棒でぼかすことでアイシャドウとの馴染みもよくなり、ナチュラルにデカ目が叶うのでぜひ試してみてください。
【3】目の形に沿って引く
アイラインをナチュラルに仕上げたいなら目の形に沿って引くことが大切。とくに二重の方は、目の形に沿って引かないと浮いて見えてしまったり太めのラインになってしまい、二重幅が狭まって見えるので強い印象を与えてしまうことがあります。目尻のラインをペンシルで引くときは綺麗に伸びないことがあるので、筆や綿棒でぼかしながら伸ばしてあげると仕上がりが良くなります。
【タレ目・猫目】に見せるアイラインの引き方
ここでは、タレ目と猫目に見せるアイラインのプロセスをご紹介します! 基本のアイラインの引き方をマスターしたら、その日の雰囲気や気分に合わせてアイラインも変えてみるのもおすすめ。タレ目や猫目ラインでアイメイクをさらに楽しんでみてください。
「タレ目」アイラインの引き方
- 目尻を中心に目のキワ(まつ毛の生え際あたり)にラインを引く
- 目の形に沿いながら目尻のラインを下に下げていく
- 目尻1/3にもペンシルもしくはジェルでラインを引き、しっかりとぼかす
一筆で一気にラインを下げてしまうと不自然な仕上がりになってしまうことも。全体のバランスを見ながら少しずつ描いていくのがおすすめです。
「猫目」アイラインの引き方
- まつげの間を埋める
- 黒目のはじまりからラインを引いていき、目尻手前から斜め上に向かって5mmのラインを引く。
- 目尻のキワへ向けて三角形になるようにラインを引く。
- 三角形の部分を塗りつぶして完成。
下まぶたの延長線を描き足すような感覚でハネ上げるラインを引くと自分の目の形に合った猫目ラインになっておすすめです。
アイラインの引き方に関するQ&A
Q1. 失敗してしまったときの対処法は?
A. アイラインが乾いたあとに、綿棒などで拭き取りましょう。
アイラインがしっかり乾いてから、油分のある乳液やオイル、リップクリームなどを綿棒の先端につけてアイラインを拭き取ります。アイラインが乾くまえに拭き取るとかえって広がってしまうことがあるので注意してください。
Q2. 韓国風のアイラインの引き方は?
A. アイラインを引くというよりは、まつげの隙間を点で埋めるのがポイントです。
線を引くというよりは、まつげの隙間を点で埋める方法が韓国風アイラインの一般的なやり方です。韓国メイクのアイラインは薄く細く、そして横幅を意識して長めに引くのが主流です。
Q3. 40代からの大人のアイラインの引き方は?
A. 目の中央くらいから太さを出して引くのがポイントです。
40代からの大人のアイラインの引き方は、目頭から目の中央くらいまでは薄く細く引いていき、目の中央から目尻はラインを重ねて太さを出していくのがおすすめです。太さを出すと言っても、やりすぎると上品さが欠けてしまうので注意してください。ラインの長さは、目尻から5mm程度延長して描くくらいがナチュラルに仕上がります。