彼の愛情の表れ?キスの場所が意味すること
あなたは恋人にキスをするとき、どこにしますか?スキンシップの一つとして、唇や頬にチュッとキスすることが多いかもしれませんね。
実は、どこにキスするかによって思わぬ心理が隠されていることがあります。キスの場所が意味することとは何か、その意味をチェックしていきましょう。
唇へのキス
キスと言えば唇にするものだと考える人は多いのではないでしょうか?まさに王道の場所だといえるでしょう。
実際、唇へのキスはあなたに好意や愛情があることを意味しています。子ども同士でも好きな子に口づけることもあるほど、本能でキスしやすい部位ですね。
そして、唇は敏感なのでキスすることで快感が得られやすく、安心感をおぼえやすい場所でもあります。
体の中でもキスをした・されたという感触を味わいやすいので、他の部位よりも「キスしたい」と思うのです。また、唇にキスすることによって幸せホルモンが分泌されるともいわれています。
目へのキス
日常的に目の周辺にキスをすることはなかなかないですよね。相手のことが好きすぎて、どこにでもキスしてしまうという人なら目元にキスするのは日常茶飯事かもしれませんが、基本的にまぶたや目元へのキスは眠っているときにすることが多いです。
まぶたあたりへのキスは憧れの象徴と考えられています。もしあなたが目を閉じているときにそっとまぶたにキスをしてきたら、あなたを尊敬し、魅力的だと思っているのでしょう。それから、「ゆっくり眠ってね」という気持ちからキスすることもありますよ。
髪の毛や鼻へのキス
髪の毛は基本的に親しい人しか触らない場所です。恋人であれば、あなたのことを愛おしい、可愛いなどと思っている場合にキスしてくる場所だと考えられます。
優しくなで、そっとキスしてきたら、それはきっとあなたのことを本当に大切に思っている証なのでしょう。
また、頭皮にはアポクリン汗腺が多く、フェロモンが出ているといわれています。髪の毛にキスしているとき、彼はあなたのフェロモンに魅了されているのかもしれませんね。
それから、愛犬や愛猫の鼻にキスするように、恋人の鼻頭に唇を落とす人もいます。
それは愛おしさを感じているためなのです。「あー、可愛い!」と我慢できずにキスをするとき、鼻にチュッとしてくることがあるでしょう。
耳や鎖骨へのキス
耳はちょっぴりセクシーな気持ちを表しています。一般的に耳は性感帯の一つとされているので、そこにキスをするのは「もっとスキンシップを取りたい」「甘えたい、甘えてほしい」と思っているからなのでしょう。
また、鎖骨へのキスも耳と同じく、セクシーな雰囲気にしたいという感情が込められています。
鎖骨フェチという言葉があるように、異性にセクシーだと思われやすい場所です。そこにキスされたのなら、彼はあなたのことを魅力的だと感じていると考えてよいでしょう。
どちらにしても、耳や鎖骨など赤の他人にはキスしにくい部位に唇をつける行為には、『あなたを独り占めしたい』という想いが込められています。
キスの場所には恋愛以外の意味もある!
恋人にするキス以外にも、家族とするキスもありますよね。例えば小さな子どもとその親、祖父母と孫ではよくあることです。
相手が彼氏でも、恋愛以外の意味を込めたキスが存在します。それはどんなキスなのか、場所ごとに見ていきましょう。
おでこへのキス
親しい間柄の人とキスする場所の一つがおでこです。海外ではおやすみのキスをおでこにしていたり、よく見かける光景ですよね。
彼氏がおでこにキスをするのは、あなたに好意を持ち、信頼しているからです。おでこへのキスは優しい気持ちの現れであることが多いので、「愛されている」と実感できるでしょう。
頬へのキス
頬は家族や友人とも気軽にキスできる場所です。そうは言っても、嫌いな人相手ではキスしたいと思わないので、あなたの頬にキスすることで気軽に愛情表現しているのではないでしょうか。
行ってきます・行ってらっしゃいのキスを頬にすることもありますよね。それから、感謝の気持ちを伝えるときに頬に口づける人もいます。
こちらも外国ではよく見かける光景ですね。あいさつのとき頰にキスする文化を持つ国も多いようです。
手の甲へのキス
日常生活ではなかなかお目にかかれませんが、洋画などでは女性の手の甲に男性が軽く唇を触れるシーンがあるのはめずらしくありませんよね。
キスする意味は、単なるあいさつだったり、敬意を払う意味だったりと状況によって異なります。 日本でも、手の甲はあいさつという意味合いが強く、恋愛感情の表れだとは判断がつきません。
彼氏が手の甲にキスをしてきたら、「ふざけているのかな?」「自分に酔ってるの?」と思ってしまう女性も少なくないでしょう。
しかし、あなたに心を開いてほしくて、祈るようにキスをしていることもあります。
男性が女性からされて嬉しいキスの場所は?
いつも男性からのキスを待っていると、男性はあなたに愛されているか不安に感じることもあるかもしれません。
時にはあなたから積極的に愛情表現してみませんか? 大切なのは、男性が女性にキスされたい場所を知ることです。せっかくなので彼に喜んでもらいましょう。
やっぱり唇へのキス
好きな人にキスされたい場所ランキングがあるなら、不動の1位は唇でしょう。顔と顔を近づけてする唇へのキスはまさに王道です。
相手に「両想いなんだ」と実感させ、安心してもらうことができます。 また、激しいキスよりもそっと触れるようなキスの方が、女性に対して愛おしさが増す傾向があるようです。
甘えたり愛情表現をしたいならソフトに、セクシーに誘うならディープにキスしてみてはいかがでしょうか?
セクシーな首筋へのキス
キスする側も、キスされた側も、首筋へのキスはセクシーな気持ちになりがちです。
唇と体の間にあり、徐々に体へキスしていくケースが多いでしょう。また、相手を誘うときに首筋に唇を当てるという人もいます。
もっと近づきたい、独占したいと思ったときにキスしやすい場所なので、彼はあなたからキスされることでドキドキするとともに、「愛されている」と安心することができるのです。
それに、首元はその人の匂いを感じ取ることができる場所です。そんなところに顔をうずめられれば、「自分を受け入れてくれている」と思わずにはいられません。
可愛い頬へのキス
頬はキスしやすい場所にも関わらず、唇が触れると「好きでいてくれるんだ」と安心するものです。
また、キスする場所としてより親密な唇などよりも、頬にキスされる方が女性に対して可愛いと感じやすいといわれています。
きっと彼は、あなたから頬にキスされることでキュンとなるでしょう。
キスをする際の注意点
「自分を愛してくれている人ならキスされて喜ぶはず!」と勘違いをしていると、逆に相手に嫌がられてしまうことがあります。相手に喜ばれないキスとは何なのか、そしてどんなことに気をつけるとよいのかをチェックしてみましょう。
人目のある場所ではひかえる
日本にはあいさつとしてキスする文化がないので、「人前は恥ずかしい」「周りの人のことも考えるべき」と考えるでしょう。
付き合いたてのカップルや、遠距離恋愛中のカップルなら暇さえあればキスをする…なんてこともあるかもしれません。しかし、それ以外なら人目のつかない場所を選んだ方がよいかもしれません。
結婚式でのキスのように祝福されながらのキスとは違い、白い目で見られるケースが多いです。
よほど愛情が溢れてしまう場合以外は、思う存分相手とのキスを楽しむためにも、キスは2人だけのときにしましょう
脇や足などの相手の嫌がる箇所は避けよう
汗をかきやすく、蒸れやすい部位は臭いが気になるものです。たとえキスする側が気にしていなくても、キスされる側は「臭いと思われたらどうしよう」「汗で気持ち悪い…」と不安や嫌悪感を抱いてしまいます。
どちらか一方だけが楽しむキスは残念なキスといえるでしょう。お互いが幸せになり、心地よいと感じるキスができると相手からの愛情も増します。
もちろん、「どこにキスされてもまったく気にしないし、むしろ歓迎する」という人も中にはいるでしょう。相手がキスに対してどんな考えを持っているか知り、合わせることが『相手を想う』ということです。
キスを嫌がる仕草をしたらその部位は避け、自分本位なキスに酔うことがないように心がけるとよいですね。
口臭や唇の乾燥に注意
どんなに好きな人が相手でも、唇がガサガサしていたり、口臭があったりすると気になるものです。
「少しくらいなら許容範囲でしょ?」と思うかもしれませんが、不快にさせない程度というのは人それぞれなので難しいでしょう。
相手にキスで嫌われないようにするには、プルプルの唇と口臭のない口内をキープすることが大切です。乾燥が目立つ時期には唇を舐めたりせず、リップをこまめに塗ってケアをしておきましょう。
また、食事をしたらマウスウォッシュを使用したり、カプセルタイプの口臭ケア用サプリメントを服用したりするのがおすすめです。
キスするかどうかに関わらず、人とコミュニケーションを取るうえでブレスケアはマナーの一つとされています。大好きな恋人から、「不潔だ」「マナー違反だ」と思われないようにしたいものですね。
特に寝起きや臭いの強いものを口にしたあとには口臭がキツくなります。キスをするかもしれないシチュエーションに備えて、日頃からケアを怠らないようにしていきましょう。
まとめ
キスをすることで愛情を確かめたり、深めたりすることができます。そのため、自分勝手で一方的なキスではなく、相手に合わせたキスをすることが大切です。
彼が本当にあなたのことを想うのなら、自分の好みを押しつけるのではなく、嫌がることを避けるようにしてくれるでしょう。キスの位置や場所で彼の気持ちを感じ取ってみてくださいね。