彼女が情緒不安定…と思われる行動
『情緒不安定』とは、さまざまなことが起因となって感情のコントロールができない状態に陥ることです。情緒不安定な女性は具体的に彼氏に対してどのような行動をとりがちなのでしょうか? ここでは三つのパターンを挙げてみました。自分の最近の行動を思い起こし、当てはまる項目がないかどうかチェックしてみましょう。
すぐに泣く・怒る
情緒不安定な女性はとにかく感情の起伏が激しく、ささいなことですぐに泣いたり怒ったりする傾向があります。
例えば、彼がデートの待ち合わせに5分遅れただけで「私のことは大切じゃないのね!」などと泣いて彼を責めたりします。 また極度に不安定な状態に陥ると、感情を抑えられず公衆の面前でもヒステリックにわめいたり泣き叫んだりすることもあります。
気持ちに余裕がなくいっぱいいっぱいなので、普段気にならない小さなことにも過剰に反応するのでしょう。また泣く・怒るなど感情を表に出すことで無意識にストレスを発散させようとしているのかもしれません。
頻繁に別れ話をする
「私たち、別れた方がいいかも」「私よりも〇〇ちゃんと幸せになって」など頻繁に別れ話をすることも、情緒不安定な状態である可能性を示します。 心がネガティブな感情に支配されている状態なので、たどり着く結論もネガティブなものになりがちなのでしょう。
また本心では別れたくないのに、裏腹に別れ話を切り出す場合もあります。彼の「別れたくない」という答えを期待しており、彼の愛情を再確認することで不安を消そうとしているのかもしれませんね。
ネガティブなLINE(ライン)を送る
LINEで「楽しくない」「あいつウザい」「もう死にたい」「どうせ私なんか」など愚痴や悪口、自己否定が増えてきたら、情緒不安定になっているサインとも取れるでしょう。
さびしさや不安な気持ちを抑えきれず、彼に精神的にすがりたい、励まして欲しい、共感して欲しいという気持ちがLINEに表れてくるのでしょう。
また、実は彼がもっと構ってくれるだろう、優しくしてくれるだろうという期待も込められているかもしれません。
彼女が情緒不安定になる原因
ここでは情緒不安定を引き起こす原因について考えてみましょう。人の心は1人ずつ異なるので、原因も人の数だけありますよね。
恋愛で言えば、よくあるのは失恋、不倫や彼の浮気などでしょうか。恋愛以外では友人・職場の人間関係や、ペットの死、事故など何か悲しいできごとも原因と考えられます。
以下に女性が情緒不安定になる原因として身近によくある例を二つピックアップしました。原因がはっきりわかっていれば適切な対応ができるかもしれません。
生理によるホルモンバランスの乱れ
女性には思春期から閉経前まで生理がありますが、生理による女性ホルモンの乱れが情緒不安定な状態を引き起こすことがあります。 個人差はあるものの、生理前はいつもよりイライラする、うつっぽくなる、眠くなるという女性も多く、それが情緒にも影響すると言われます。
少しでも不安定な状態を緩和するために、生理中はゆったりと過ごすとよいでしょう。音楽を聴く、おいしいものを食べる、好きな映画を観るなどリラックスを心がけましょう。
仕事などのストレスが溜まっている
過度なストレスは健康の大敵です。仕事がうまくいっていない、残業続きなどの理由でストレスが溜まっていると、情緒不安定な状態を引き起こすこともあります。
ストレスが溜まっているなと感じたら、休養をとる、またカラオケやスポーツ、女子会などストレスを上手に発散する機会を作るのもおすすめです。
彼氏にめんどくさいと思われないためには
ここまでは情緒不安定のときの彼女の行動とその原因について見てきました。親密な間柄なだけに、彼に対してつい感情をぶつけたり依存し過ぎたりしていませんか?
彼にめんどくさいやつだと思われないためには、どうしたらよいのでしょうか?ここでは情緒不安定な女性が彼に愛想をつかされないための二つのヒントを紹介します。
距離を置いて一旦落ち着く
彼は今はあなたのことを励ましたり優しくハグしてくれたりしているかもしれません。しかし彼もやはり一人の人間です。あなたがずっしり重すぎると、彼も支えきれなくなることも考えられます。
自分が情緒不安定だなと感じるときには、彼との距離を少し置いてみるのも一つの方法かもしれません。少し冷却期間を置いて、まずは落ち着きやゆとりを取り戻しましょう。
彼と離れている間は、ゆっくりと寝る、スポーツで汗を流すなどリフレッシュしましょう。そして少し心に余裕が戻ってきたら、また改めて彼とラブラブになればよいのです。
彼氏に依存しない
いくら愛しい彼女とは言え、いつも理不尽な感情をぶつけられていたら彼だって納得いかないしハッピーではないでしょう。 それが積み重なるうちに好きという感情より嫌悪感や怒りの方が上回ってしまい、彼があなたから離れていくことだってあり得るのです。
そうならないためには、彼に依存し過ぎないことが大切ですよね。ちょっと情緒が安定せず彼に負担をかけている...そんなときは少しだけ彼との時間以外の世界を広げてみてはいかがでしょうか。 例えば家族や友人と過ごしたり趣味や仕事に打ち込んだりするのもよいでしょう。彼と離れている時間も充実させましょう。
まとめ
人間の心はデリケートなものであり、何らかの原因でちょっと心が疲れることは誰にでもあり得ることです。 でもそんなときに、あなたが彼にべったり依存したり、負の感情をそのままぶつけたりしていると、彼だって疲れてしまいますよね。
自分自身をコントロールしづらいときはありますが、彼への思いやりを忘れずにいたいものです。よりよい関係を築けるように心の状態をセルフチェックしてみてはいかがでしょうか。