【プロフィール】芸能一家で育ったカメレオン俳優
名前:ジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal )
生年月日:1980年12月19日(38歳)
出身:アメリカ
身長:182cm
スウェーデンの貴族の家系に生まれる
なんとジェイクはスウェーデンの貴族、ギレンホールファミリーの子孫なんだとか! 映画監督の父親スティーヴンがメガホンを取った映画『欲望』には、姉のマギーとともに出演。親子3人でタッグを組んだ作品となった。
また、母親は脚本家のナオミ・フォナー。まさに映画業界を引っ張る芸能一家!
姉は女優のマギー・ギレンホール
姉は3つ上で女優のマギー・ギレンホール。『ダークナイト』でチャーミングなヒロイン役、『クレイジー・ハート』ではジャーナリスト役を演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど、姉弟揃って実力派!
1991年『シティ・スリッカーズ』で子役としてデビュー
芸能一家で育ったこともあり、幼い頃から映画に関わることが多かったジェイク。そんな彼のデビュー作は、仕事や恋愛に悩む中年男3人組がカウボーイ体験ツアーに参加する物語『シティ・スリッカーズ』。ジェイクは主人公の息子役を演じ、本作で映画デビューを果たした。
1999年公開『遠い空の向こうに』で初主演を果たす
当時19歳にして、映画『遠い空の向こうに』でロケットを作ることを夢見る主人公ホーマーを演じる。初々しさが残る彼の見事な演技には、思わず涙を流したファンも多い。
「最も美しい50人」に選出された
『ピープル』誌が選ぶ「最も美しい人50人」と「最もセクシーな独身男性」に選出された経験がある。演技力だけでなく、美貌も併せもつ眉目秀麗な俳優!
自信家でユーモアに富んだ性格
「ギレンホール」という珍しい苗字を持つジェイク。デビューした当初は世間に覚えてもらえるか心配したのかと思いきや、「僕がスターになればこの苗字も珍しいものではなくなる」と自信満々語っていたのだとか。
ヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズとは大の仲良し
マーベル作品で共演経験のあるヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズとは大の仲良しなことで有名。その仲の良さは、3人でクリスマスパーティーを開催したり、SNSでお互いのことをからかったりするほど。
映画『サウスポー』で鍛え上げられた筋肉を披露
遜色ない魅力的な肉体を披露したのは、ボクシング映画『サウスポー』。ジェイクはわずか半年間でこの肉体を作り上げたのだとか。
普段の優しくミステリアスな表情から一変、たくましいボクサーを演じるジェイク。剛腕な筋肉と強い男性像が魅力的な本作は、筋肉好きには必見。
マンハッタンにてキャッチされたジェイク。ラフなノースリーブから覗く、浮き出た血管と屈強で立派な腕には思わず惚れ惚れ。
イヤホンを食べがちなジェイク
イヤホンを食べる理由が判明!
街中にてキャッチされた、ジェイクがイヤホン噛みながら歩く姿。この写真を見たファンの間では「何故イヤホンを噛んでいるの?」と彼を不思議がる声が。これは電話の最中にマイクが洋服に擦れ、声が届きにくくなるのを防ぐためなんだとか。
AirPodsに買い替える
2019年に、ついにコードレスのイヤホンに買い替え。ファンの間では、「こんなにも悲しいテクノロジーの変化はない」とイヤホンを噛むジェイクを惜しむ声もちらほら。
【恋愛遍歴】恋人は美女ばかり
キルティン・ダンスト
2002年から2005年にかけて2年間交際していたキルティン・ダンスト(Kirten Dunst)。姉のマギーの紹介で交際に発展。同棲もしていたようだが、復縁と破局を何度も繰り返し、2005年には完全に破局。
リース・ウィザースプーン
2007年『レンディション』での共演をきっかけに交際に発展したリース・ウィザースプーン(Reese Witherspooon)。二人の熱愛ぶりは周りのセレブ達の間でも話題となり結婚も間近と言われていたが、約2年間の交際の末破局。
テイラー・スウィフト
2010年秋から11年春まで交際していたのがテイラー・スウィフト(Taylor Swift)。10歳差のあるテイラーとの交際が明らかになったときは、世間から驚きの声が殺到。短期間の交際の末、テイラーが発表した元彼への見返りを歌った名曲 “We Are Ever Never Getting Together”のモデルになった。
アリッサ・ミラー
雑誌『VOGUE』や『ELLE』の表紙を飾ったことのあるスーパーモデル、アリッサ・ミラー(Alyssa Miller)。2013年から交際していたが、遠距離恋愛とお互いの仕事の忙しさから、翌年の春までの短期間交際だったよう。
新恋人ジャンヌ・カドゥーとは結婚も間近?
2018年から交際をしているのが、フランス人モデルのジャンヌ・カドゥー(Jeanne Cadieu)。ジェイクより16歳下の22歳だが、考え方が大人で非常に賢いとのこと。お互いの家族にも会ったことがあるようで、結婚する日もそう遠くないのかも。
【ファッション・髪型】センスが光るスタイリング
フォーマルスタイル
ディナー後にキャッチされた、光沢のあるオーカー色のスーツをまとったジェイク。首元が開いた黒のシャツと磨かれたブラウンの革靴で色気溢れるダンディスタイルに。
パリッとしたスタイリッシュなグレーのスーツは、NYの街を歩くにもぴったり。黒のシャツと馴染みのあるラウンドトゥの革靴で、ソフトかつラグジュアリーな雰囲気漂う着こなしに。
ロング丈のブラウンのジャケットのなかには、遊び心のあるスカイブルーのニットを。上はカラーで組み合わせているので、ボトムには着こなしに落ち着いた印象を与えるシンプルな黒デニムをチョイス。
マットな質感のオーソドックスな黒のスーツ。その下にはサックスブルーの爽やかなデニムシャツをオン。カジュアルテイストのスーツスタイルに添えるカーキのドレスシューズで親しみやすい印象に。
艶っぽさのあるスーツベストに身を包み、NYを歩くジェイク。シャツの第一ボタンは外してカチッとしすぎず程よくクラシックなスタイリングに。サングラスを添えれば不良味の片鱗がプラスされ、ワイルドな男性を演出。
私服
カーキのカーディガンを、あえてボタンをきっちり留めずラフにまとい、黒のジャケットに身を包む冬のスタイリング。少しダメージの効いたデニムとスニーカーで、先ほどのスーツスタイルとは一変したカジュアルな着こなしに。
上はベージュとブラウンで、冬らしい暖かみのあるスタイリング。インディゴブルーのデニムの足元には、ドレッシーな黒の革靴。カジュアルさがありつつも、セレブオーラは健在。
ネイビーのシャツをまくり、内側のチェック柄をさり気なく見せたスタイリング。サングラスとマウンテンハットを添えてチョイ悪な印象もありつつ、ワイドなデニムで親しみやすい雰囲気に。
海に映えるブルーのシャツ。第2ボタンまで開けて首元を大胆に魅せれば、シンプルながらも色気の溢れるスタイルに。スリムなデニムにシャツをインして、持ち前の抜群なスタイルを活かした着こなしの完成。
髪型の変遷
坊主に近いフェードカットで、戦争映画『ジャーヘッド』の主演を務めた当時25歳のジェイク。美しいグラデーションのヘアスタイルはインパクト抜群。
パツッと短髪で絶妙なブラウンカラー、無造作にセットしたヘアスタイルは、どこか若々しさを感じる。
ジェイクといえば、多少ボサッとしているのも様になってしまう無精ひげ。長い髪を七三分けにしてワイルドに。
ひげは短めで整え、長い髪をざっくりオールバックに。ジェイクのきりっとした目元が際立つスタイリング。
【出演映画】代表作から最新作まで
代表作品
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2015)
ディヴィスは妻の運転する車でいつものように通勤中、突然交通事故に遭い妻を失う。最愛の妻を失ったというのに冷静な彼。彼女の葬式も淡々と終わるが一向に悲しいという気持ちが沸いてこない。彼女を愛していたのか分からないまま、身の回りにある家具や住宅までも壊し始め、自分の周りには何もないゼロの状態に。本当の自分を取り戻すことができるのか。独りの男性の、再生への道とは。
ものをとめどなく壊すディヴィス役のジェイク。破壊行為を繰り返すジェイクにはどこか共感してしまうという声も。正直に生きることの大切さを教えてくれ、人生に行き詰まっているときに新しい道を教えてくれるきっかけを与えてくれるかも。
『ノクターナル・アニマルズ』(2016)
アートギャラリーのオーナーのスーザンは、経済的には恵まれながらも夫とは決して仲が良いとは言えず、満たされない生活を送っていた。ある日、元夫エドワードが書いた小説『ノクターナル・アニマルズ(夜の獣たち)』の原稿が彼女のもとに届く。スーザンはその文章にどんどん惹かれていくが......。
彼は何故小説を送ってきたのか。スーザンに対する愛か、それとも復讐か。
ファッションデザイナーとしても活躍するトム・フォードがメガホンを取った本作。2016年のヴェネツィア国際映画祭にて、トムは審査員大賞を受賞。ジェイクはこの作品で、元夫エドワードと小説の中で残虐な目に遭うトニーの二役を演じ話題に。美しい映像とともに展開されるジェイクの怪演には目が離せない。
『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)
気象学者のジャックは、仲間とともに南極にて氷の温室効果ガスについて調査を行っていた。しかし、調査していた棚氷にひびが入り氷の大陸が海へと流れてしまう。その後行われた世界各国の要人が集まる会議にて、氷解の理由が地球温暖化だということも指摘するものの、要人たちは首を傾げるばかり。
しかし、世界は温暖化とともに海流が変わり、流れが進むとともに温暖な気候も失われていく。大規模な災害が起こり気温はどんどん下がり、事態は最悪の方向へ向かっていくのだった……。
どこか初々しさが残る当時23歳のジェイク。ミステリアスな雰囲気とオーラはこの頃から健在!
『ナイトクローラー』(2014)
強盗を繰り返してなんとか生活をやりくりする無職のルイス。ある日自動車事故の現場にてパパラッチを見かけ、自らが撮影した映像をマスコミに売る仕事を知り、盗んだ自転車と引き換えにカメラと警察無線受信機を手に入れる。インターンとして雇ったリックとともに刺激的な撮影をし、データはテレビ局に評価され高値で売れるようになる。やがて局の要望はエスカレートし、それに応えるルイスはついに倫理的に一線を超えてしまう……。
ジェイクの「目」だけで訴えかける、狂気じみた演技には思わずゾクッとしてしまうはず。ダーティな魅力溢れる演技が絶賛され、第18回トロント映画批評家協会賞では主演男優賞にノミネートされた。
『ミッション:8ミニッツ』(2011)
アメリカ陸軍の大尉スティーブンスは、目が覚めるとシカゴ行きの通勤列車の中。鏡を見ると、自分の顔が別人になっていた。その瞬間列車が爆破し乗客全員が死亡。かろうじて脳の一部だけ生きていたスティーブンスは何度もその列車の爆破8分前のシーンを体験し、徐々に状況を理解していく。しかしその先に待ち受けているのは、想像を絶する結末だった……。
本作で、主人公スティーブンス役を演じたジェイク。彼のかっこよさが光る演技と最後のどんでん返しには目が離せない!
主演作品
『遠い空の向こうに』(1999)
舞台は50年代。ソビエト連邦が人工衛星スプートニクの打ち上げに成功したというニュース。夜空を見上げる少年ホーマーはそれに影響されて、自らロケットを作ることに。様々な困難に遭遇するも、周囲の人の助けを借りながら奮闘していく。
ジェイクの出世作である本作。あどけない表情がたまらなく可愛らしい当時19歳のジェイクは必見。ユーモアも混ぜながら展開される仲間と親子の絆には思わず涙ぐんでしまうかも。
『サウスポー』(2015)
ボクシングの世界王者ビリーは、欲しいものを全て手に入れ何不自由のない生活をおくっていた。ある日、ボクシング関係者が集うパーティーに招待されたビリー夫妻だったが、帰り際にビリーのライバルから挑発を受け、殴り合いの喧嘩に。ライバルの兄弟が発砲し、弾はビリーの妻に命中。彼女は帰らぬ人となってしまった。
愛する妻を失うと同時に、娘は養護施設に送られ独りになったビリー。彼は娘を取り戻すために再度ボクシングに取り組む決意をする。ジムを営むトレーナーを訪れ、ボクシングに打ち込みながら自分を取り戻していく。
最新作品
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
夏季休暇に入ったピーターは、仲間とともにヨーロッパへ旅行に行くことに。しかし旅先で、人型の水の怪物に襲われる。ピーターがスパイダーマンのスーツなしで必死に戦っていると、突然マントをまとった男が現れ怪物を倒して去っていった。その夜再びマントの男に遭遇したピーターは、彼とともに怪物と戦うことになるが……。
本作でマントをまとった男、ミステリオを演じたジェイク。常に不穏で怪しい雰囲気のミステリオに「ハマりすぎ!」とファンの声が殺到した。
『ワイルドライフ』(2018)
60年代のモンタナ州。14歳のジョーは父母とともに生活していた。新天地での生活が落ち着き始めたのも束の間、ゴルフ場で働く父が突然解雇されてしまう。父は危険な出稼ぎの仕事を始め、妻と息子も生活のために働くことを余儀なくされた。いざこざも絡まり、少しずつ家庭が崩壊していく姿を見るジョー。物語は彼の視点を中心に展開され、人間の感情のもどかしさを描く。
ジェイクは父親役のジェリーを演じる。切なそうに笑う姿や怒りに満ち溢れる姿、様々な表情を魅せる彼の演技は見逃せない。
『THE GUILTY/ギルティ』のハリウッドリメイク版の主演に抜擢
緊急通報指令室のオペレーターを担当する元警察官のアスガーは、ある日女性から通報を受ける。それはまさに今自分が誘拐されているという情報だった。聴覚のみで得た情報を元に、事件の真相を突き止めていく。果たして音の中に潜む犯人を見つけられるのか。
ジェイク自身の制作会社ナイン・ストーリーズが製作権を獲得し、監督はオリジナル作品と同様グスタフ・モーラーがメガホンを取る。
最新!リミテッドシリーズ『Lake Success』でTVドラマ初主演
ナルシストでバツイチのバリーは、未練のある大学時代の元恋人を探しにアメリカを横断する旅に出る。しかし、元妻が一人息子の子育てに苦労しながらも壮絶な恋愛を始めたという噂を耳にする……。
主演に抜擢されるとともに、製作総指揮も務めることが決定したジェイク。25年以上映画俳優として活躍してきた彼のドラマ初主演となるこの作品、大いに注目したい!