「また誘ってください」と言う相手の心理
勇気を出してデートのお誘いをしたのに、相手からは断りと「また誘ってください」という返事…そんなときは、本当にもう一度誘っていいのか、わからなくなり不安になるのではないでしょうか。
誘いの返事として「また誘ってください」を使う相手の心理として、考えられるものを3つ紹介します。脈ありかどうかを判断し、今後のアプローチを考えましょう。
本当に誘ってほしいと思っている
言葉通り、本当に「また」誘ってほしいと思っている場合ももちろんあります。その時は代替案を出し、自分の都合の良い日程を提示して改めて機会を設定しようとしてくれるでしょう。今回のチャンスを逃しても、次につなげようとするのです。
また、自分がどうしても行きたかった、次は本当に誘ってほしいと感じている気持ちを伝えようと、今回断る正当な理由を伝えてくるなら脈があります。本心で残念がっているので、次はデートできる可能性が高いです。
その場限りの社交辞令
具体的に次の予定を立てようとしてこない場合は、社交辞令の可能性があります。その場だけの波風が立たない返事として「また誘ってください」と言っているのです。
この場合、本当は行きたくないと思っているため、何回かスケジュールを変えて誘ったり、余裕を持ってずっと先の日程を提案したりしても、難色を示されるでしょう。
「そのうち」「いつか」を繰り返されるようであれば、脈なしと判断できます。
相手の気持ちを探っている
相手の気持ちを探っている状態の人も「また誘ってください」という返事をすることがあります。向けられている好意に気が付いておらず、なぜ自分が誘われたのかわからないため即答できないのです。
「一体どんな意図があるんだろう…」と警戒されており、様子を伺われている状態のため、まずは相手に気持ちを許してもらいましょう。最初は複数で誘うなどして、距離を近づけることから始めることをおすすめします。
また誘ってほしい!脈ありの返事の仕方
自分自身がどうしても「また誘ってください」としか返事のしようがない状況だったら、どうすればよいでしょうか?
断られた相手はやはり、本当に誘われたいのか、社交辞令なのかが分からず、悩んでしまうかもしれません。
本当にまた誘ってほしいときには、相手に『脈アリ』だとわかるような返事をするように心がけましょう。
好意をしっかりとアピール
本心から「また誘ってほしい」と思っていることを伝えるため、好意をしっかりとアピールしましょう。
そっけなく返事だけするのではなく、愛想よくふるまい、本当に残念だという気持ちを込めた返事をするのです。加えて、誘ってくれたということ自体は嬉しく思っていることを伝えましょう。
ポイントとして『また』を強調すると、気持ちがこもりやすいです。「絶対、また誘ってください」などと伝えると、誘ってほしいという強い気持ちが感じられるため、相手も悪い気はしないでしょう。
次に繋がるよう具体的な内容を伝える
次はスケジュールによっては行ける可能性があることを伝えましょう。具体的な日時を提示し、口だけではなく実際に予定を立ててみせるのです。
行ってみたい場所や店などをこちらから提案するのも、誘いに対して積極的に乗ろうとしている意思が感じられるのでおすすめです。
「今回いけない代わりに、次はここに行きたいです」と言えば、相手も嬉しく感じます。
「また誘ってください」の言い換え・敬語は?
「また誘ってください」は、気軽に使える言葉のため、どうしても繰り返し使いがちです。立場によって表現を変えたり、同じ意味を持つ言葉に言い換えたりすることで、より相手にソフトに伝えるように工夫するのはいかがでしょうか。
また、自分自身が「また誘ってください」と言われた時、相手にどんなワードで切り返したら傷つけずに済むかについても知っておくと良いでしょう。
自分が相手に対して言う時
「誘ってください」は丁寧語です。目上の人から誘われた場合は、尊敬語にして「お誘いください」とすると良いでしょう。謙譲語にすると「誘っていただけたらと存じます」など、より丁寧になります。
ほかにも「またお声がけください」「今度ご一緒しましょう」「またの機会に」と言い換えることができるため、覚えてバリエーションを増やしておくと、機械的な返事になりにくくおすすめです。
「また誘ってください」と言われたら
相手から「また誘ってください」と言われたら、同意するのが普通の流れでしょう。「じゃあ、また誘います」「次はご一緒しましょう」などと返せるとスマートな印象です。
次に誘った時、相手が罪悪感をもたずに誘いに乗れるような準備として、言葉をかけておきましょう。
まとめ
誘いに対して「また誘ってください」と言われると、どうしても相手の真意を探ってしまいます。本当に誘っていいのか、社交辞令なんじゃないかと不安になるものです。
逆に、誘いを断った場合の相手の心境としても同じことが言えます。相手の気持ちを察し、次の約束に繋げられるようなフォローをしましょう。