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人間関係

疲れる人とは。特徴や対処法を知りストレスなく付き合おう

2019/06/29

自己中心的な人やネガティブな人など、一緒にいて疲れる人の性格のタイプはさまざまです。無理に付き合っているとストレスをためてしまいますが、距離をとったり話を軽く受け流したりと上手く対処すれば、人間関係は円滑になるでしょう。

疲れる人の特徴が知りたい

一緒にいて疲れる人には色々なタイプがいます。いつも自分中心で周囲を振り回すタイプや、ネガティブ思考で周りの空気を暗くさせるタイプなど、相性もありますが、コミュニケーションを避けたくなる人ばかりです。

周りを疲れさせてしまう人のタイプを大きく5つに分けてまとめました。思い当たる人がいる場合は、当てはまっているかどうかチェックしてみましょう。

会話が自分中心

周りに気を使えない人は、一緒にいて疲れる人という認識をされます。何人かで会話をしている時には、全員が言いたいことを言えるように配慮するものです。

自分一人が話題の中心でないと嫌だ、という人がいると、一緒にいる人は不満をためます。 興味のない個人の話を延々と聞かされたり、自分の話したい事が結局話題にできなかったりということが続くと、だんだん「この人とは一緒にいてもつまらないな」と思われてしまうでしょう。

愚痴や悪口ばかり

愚痴や悪口は、ガス抜きするためにたまには必要でしょう。気の置けない友人同士、思いっきり言いたいことを吐き出してしまうことはストレス解消になります。

しかし、もともと愚痴や悪口は聞いていて気分のいいものではありません。余りに頻繁に聞いていると、段々気が重くなってきます。

「この人と話していると嫌な気分にさせられるな」「こんなに不満があるなら、自分のことも愚痴られているかも…」と思われ、人が離れていきます。

人を否定する

相手の意見に対して、まず否定から入る人は、疲れる人だと思われるでしょう。自分の意見を受け入れられないことは、想像以上に疲れるものです。「どうせ否定されるし…」と思いながら発言しなければなりません。

人によって得意不得意や好き嫌い、意見の違いはあるものですが、人の好きなものや考えに対して、本人を前にして否定することは、嫌な空気を作り出します。

上から目線

何でも上から目線で話す人は、周囲にいる人を疲れさせます。上から目線で話されることは、その人の価値観による意見です。他の人に対して自分の意見を押し付けること以外の何物でもありません。

その上、自分の方がさも正しいと言わんばかりの態度をとられると、意見を言われた方はイラっとするでしょう。「自分は下に見られているな」「何か言うたびに偉そうに指摘される」と気づけば、周りはなるべく関わるまいとしてくるでしょう。

自虐ばかり

周りの雰囲気を暗くする人も、一緒にいて疲れるでしょう。何かあるたびに自分を卑下していると、周りはどうしてもフォローに回ることになります。

「私馬鹿だし…」「可愛くないし…」といった数々の発言に対し、そんなことないよと否定してあげなくてはなりません。

また、自虐癖のある人ほど、周りにフォローされたくて発言している人が多いため、タチが悪いです。相手をフォローして慰め、持ち上げを何度もやらされていると、周囲も疲れ果てて、付き合っていられないと見放してしまうでしょう。

注意したい疲れさせる話し方

性格や言動以外にも、話し方によって人を疲れさせることがあるのです。友人同士の会話やビジネスシーンで「あなたの話はわかりにくい」「聞いていて疲れる」と言われてしまったことはありませんか?

悪気がなくても、話し方にある癖を持っていると、相手を疲れさせてしまいます。気を付けておきたいポイントを2つまとめました。

説明が長い

相手に伝えたいことは、簡潔にまとめることが基本です。やたらと長い説明をされると、聞いている方は情報を処理するので必死になり、内容を理解しにくくなります。ヒアリングすることに集中力を注ぎ、疲れてしまうのです。

説明が長くなる原因は、一つの文に対して情報を詰め込み過ぎることです。説明した内容を簡単にイメージできるくらいに、単純にわかりやすくまとめるようにすれば、相手はストレスなく説明を聞くことができます。

言葉に感情がこもっていない

話している言葉に感情がこもっていないと、相手を疲れさせる原因となります。話の仕方を相手によって変えることは、相手に対する心遣いであり、距離を近づけるために必要なことです。

まるで説明文のような会話をしていると、相手はまるで無個性のロボットと話しているような気分になります。

堅苦しい会話のやり取りは空気を緊張させるため、言葉尻を柔らかくしたり、親しい人とはフランクに話してみたりと、気持ちを込めて話してみましょう。

疲れる人との上手な付き合い方

疲れる人はどこにでもいるものです。長年の友人づきあいやビジネスシーンなど、いきなりすっぱりと切り離せない人間関係もあるでしょう。

疲れる人との上手な付き合い方を2つまとめました。関係性に応じて使い分け、ストレスの少ないコミュニケーションを目指しましょう。

話を受け流す

相手の話に対して、真面目に受け止めようとするから疲れるのです。相手のことを理解しようとするよりは「好きなだけ話をさせてあげよう」「気楽に受け流そう」くらいに構えておいた方がストレスもたまりません。

疲れる人は、話を聞いて理解してもらうことよりも、自分がいかに話したいことを話せるか、に関心を持っていることが多いです。ある程度相槌を打ち、反応しているだけで満足してくれます。

距離を置くことも必要

うまく受け流せないという人は、距離を置くことも手段の一つとして検討するとよいでしょう。もちろん、人間関係によってはすっぱり縁を切るのが難しい場合もあります。完全に切り離すのではなく、必要以上に関わらないようにするのです。

例えば愚痴の聞き役にさせられそうになったり、上から目線で何か指摘されそうになったりしたら、理由をつけてその場を離れるのです。仕事や遊びに誘われたら、自然を装って断りましょう。

もしも人間関係に疲れたら

周りの人に振り回され、すっかり疲れ切ってしまった…そんな人もいるのではないでしょうか。自分の気持ちを犠牲にしながら、人間関係を円滑にしようと頑張っていては、いずれ耐えられなくなるのは当たり前のことです。

人間関係に疲れたと思ったなら、これからは自分が楽になることを第一優先にしてしまいましょう。

「いい人」をやめてみる

人間関係に疲れたと思うほどに追い詰められる人は、周りから『いい人』だと思われたい、と考えている人が多いです。 一緒にいて疲れる人と、相手の望むままに付き合い続けているのは、疲れる人本人からも、それ以外の周りの人からも「あの人は誰とでも仲良くするいい人だな」と思われたい気持ちからではないでしょうか。

自分自身が疲弊しながら無理やり続ける人間関係は、いずれ破綻してしまいます。自分が嫌だと思ったことははっきり断り、自分の気持ちを大切にしてあげましょう。

「すべての人に好かれるなんて、そもそも無理なことなんだ」と自分に言い聞かせておくと気が楽です。いい人でいたいなら「人を理由なく嫌わない」などシンプルなことだけで十分でしょう。

まとめ

人間関係を良好に保つのは大変なことです。たとえ一緒にいて疲れる人でも、上下関係やビジネス上の利害関係、昔からの付き合いなど、簡単に切ることができない人間関係は、上手に付き合っていくしかないでしょう。

とはいえ、自分が気を使いすぎてストレスをためるのはよくありません。時には上手くやり過ごせるような、要領の良さを身につけてみてはいかがでしょうか?

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