3月の気温ってどのくらい?《東京の気温を目安に》
▼昨年(2020年)の気温
- 最低気温は1度から14度程度
- 最高気温は4度から25度程度
昨年の東京の気温を参考にすると、最低気温は1度から14度、最高気温は4度から25度まで上昇した日も。気温の変動が激しい月なので毎朝必ず天気予報をチェックして、気温や気候に合わせて服装を考えると快適に過ごせます。
3月は冬物から春物への移行期間なので、寒さ対策をしつつも徐々に春コーデに近づけていくと◎。上旬・中旬・下旬に分けてスタイリングを考えると、季節感のある素敵なコーデが完成します♪
【3月/上旬の服装】厚手のアウターが手放せない
3月上旬は真冬と同じくらいの厳しい寒さで、まだまだ厚手のアウターが手放せません。全体的に重いイメージになりがちな真冬コーデは、色や素材にこだわってヤボったさを回避するのがポイント。
アイテム選びのポイント
《アウター編》
- 春カラーのウールコートで軽い印象に
- 厚手のアウターはショート丈のものを選んで
【1】春カラーのウールコートで軽い印象に
まだまだ気温が上がらない3月の上旬は、ウールコートが必須。そこで、華やかな春カラーのウールコートを選んで、配色だけ春仕様にチェンジ。素材は暖かいままなので、寒さを気にせず春を先取りできます!
【2】厚手のアウターはショート丈のものを選んで
厚手のアウターはショート丈のものを選ぶと、自然と重心が上がるので軽やかな雰囲気に仕上がります。足元はスニーカーなどで抜け感を出すと足取りも軽くなって、春気分を味わえそう♪
《トップス編》
- 重たく見えないハイゲージニットが◎
- シャツorブラウス×ニットの重ね技
【1】重たく見えないハイゲージニットが◎
ニットは肉厚のものだと真冬を連想させてしまうので、編み目の細かいハイゲージニットがおすすめです。ボトムスにインしても、ウエストがもたつかずすっきり着こなせます!
【2】シャツorブラウス×ニットの重ね技
シャツ一枚だけだと肌寒さを感じる3月上旬は、ハイネックニットとの重ね技が有効! シャツは襟を抜いて隙を作ってルーズスタイルで着こなすのが今っぽくて◎。
《ボトムス編》
- 厚手のコットン素材のものを
- 秋冬らしい柄・素材は極力避ける
【1】厚手のコットン素材のものを
暑苦しく感じさせない厚手のコットン素材のものが使いやすくておすすめ。見た目はさらっとした涼やかな印象ですが保温性がある素材なので、足からの冷えも心配ありません。
【2】秋冬らしい柄・素材は極力避ける
秋冬らしいチェック柄やファー素材を避けると、重たい雰囲気が一新されて軽やかな雰囲気に。写真のようなギンガムチェック柄のスカートやカゴバッグなど、春を演出するアイテムをプラスして。
お手本コーデ
▼ルーズコート×黒レザーアイテムの計算高いコーデ
ゆったりとしたシルエットのテーラードコートを辛口な黒のレザーアイテムで引き締めた計算高いコーデ。鮮やかなパープルのロングスカートをアクセントカラーに添えて。
▼明るいベージュのウールコートが春らしさを加速
首元がすっきりしているデザインのノーカラーコート。明るいベージュをセレクトして、インナーのホワイトコーデを春仕様にシフト。小物の色も茶系で揃えて、やわらかい大人女子コーデを目指して。
▼カジュアルな組み合わせは白の配分が鍵
ボーダートップス×ボアジャケットのカジュアルな組み合わせでも女っぽさが出ているのは白の配分が鍵。白を多めに取り入れると軽やかな印象にまとまります。重厚感のある黒アイテムをプラスしてほっこり見えを回避して。
【3月/中旬の服装】春物を一点取り入れたレイヤードスタイル
3月上旬より少し暖かくなってきた中旬。春の訪れを感じる時期ですがまだまだ寒いので、寒さ対策は欠かせません。1点だけピンクやシャツなど春らしい色やアイテムを投入して、防寒しながら春の先取りコーデを楽しんで。
アイテム選びのポイント
《アウター編》
- 着脱しやすいニットカーディガンで寒暖差対策
- しっかりとした生地のジャケットでこなれ感を
【1】着脱しやすいニットカーディガンで寒暖差対策
この時期の羽織りものは寒暖差対策を考えて、着脱しやすいものをセレクトして。ニットカーディガンはしわになりにくいので、気兼ねなく着脱できるところがイチ押しポイント。一番上にくるものなので、写真のような明るい色を選ぶと◎。
【2】しっかりとした生地のジャケットでこなれ感を
しっかりとした生地のジャケットなら、日によっては肌寒さを感じる3月中旬も快適に過ごせるはず。その日の最低気温と最高気温に合わせて、インナーで調節して。ふだんのコーデに合わせるだけで、一気にこなれ感が加わります。
《トップス編》
- リブニットやカットソーが使いやすい
- スウェットやパーカーは着心地抜群!
【1】リブニットやカットソーが使いやすい
寒さ対策が欠かせない3月中旬は、軽い着心地のリブニットやカットソーが最適。シンプルなデザインが多いので、どんなボトムスにも合いやすいところもうれしい♪ 袖の長さは長袖か七分丈がベター。
【2】スウェットやパーカーは着心地抜群!
着心地抜群のスウェットやパーカーは、日によってはアウターいらずでコーデが完成しちゃう優れもの。カジュアルなアイテムなので、フェミニンなボトムスと合わせて糖度を上げるくらいがちょうどいい。
《ボトムス編》
- 春らしい色や柄を取り入れる
- デニム素材をフル活用
【1】春らしい色や柄を取り入れる
3月中旬になったら秋冬らしい柄や素材を避けるだけではなく、とことん春らしい色や柄をボトムスで取り入れて! 今年の春のトレンドカラーを先取りして、旬なコーデへアップデートするのもGOOD。
【2】デニム素材をフル活用
一年中使えるデニム素材は、この時期にも大活躍まちがいなし。色はブルーやライトブルーの方が明るく軽やかな印象なので、春の先取りコーデにすんなりマッチします♪
お手本コーデ
▼シンプルなワンツーコーデに春らしさをON
ロンT×黒スキニーにアイスブルーのニットカーディガンをON。シーズンを選ばないシンプルなワンツーコーデにたちまち春らしさ加わります。
▼ハイウエスト×明るいピンクで品格をプラス
デニムジャケット×きれいめパンツで上品コーデを完成。明るいピンクは大人なシルエットのハイウエストのテーパードパンツに投入すれば、上品さをキープしながらコーデに春らしさをゲットできる。
▼デニム素材をワンピースで取り入れる
デニム素材はワンピースで取り入れるのも◎。子どもっぽい印象のあるデニムワンピースは形にこだわるのがポイント。全体をベーシックカラーでまとめてルーズながらも品のあるスタイリングに。
【3月/下旬の服装】ついに薄手のアウターを解禁!
4月が近づきそろそろ春らしい気温になってくる3月下旬は、徐々に本格的な春コーデに近づけて。アウターは厚手のものから薄手のものにシフトしていくので全体も軽やかなスタイリングに変えていくとGOOD。
アイテム選びのポイント
《アウター編》
- トレンチコートなどの薄手のアウターを主役に
- ショート丈のアウターでスタイルアップ
【1】トレンチコートなどの薄手コートを主役に
3月上旬に活躍したウールコートとうってかわって、トレンチコートやステンカラーコートなど薄手のアウターが引っ張りだこに。トレンドのデザインやシルエットを今すぐチェックして、お気に入りの一枚を見つけて!
【2】ショート丈のアウターでスタイルアップ
トレンチコートなどのロング丈もいいけれど、マウンテンパーカーなどのショート丈のアウターも見逃し厳禁! パンツとスカートのどちらでもバランスが取りやすく、また重心が上にいくのでスタイルアップも期待できます。
《トップス編》
- シャツやブラウスで春らしさを演出
- 透け感のあるトップスもOK
【1】シャツやブラウスで春らしさを演出
薄手のアウターと同時に、春らしさ満点のシャツやブラウスも解禁! 今年は、襟元や袖にフリルなどの装飾が施されたデザインが流行の予感。少し派手なデザインでも、シンプルな薄手のアウターと合わせれば怖くない♪
【2】透け感のあるトップスもOK
比較的暖かい日には、透け感のあるトップスでちょっぴりセクシーに決めてみて。アウターを脱いだあとのギャップを狙っちゃいましょう! 甘くなりすぎないように、シンプルなボトムスで全体のバランスを取って。
《ボトムス編》
- 薄手のコットンやレーヨン素材にチェンジ
- タイツなしで春ボトムスを楽しんで♪
【1】薄手のコットンやレーヨン素材にチェンジ
いよいよボトムスは、軽い生地感の薄手のコットンやレーヨン素材にチェンジ! 春の訪れを感じさせるような、ふわっとやわらかいボトムスに身を包んで。
【2】タイツなしで春ボトムスを楽しんで♪
ポカポカ日和のときは、タイツなしでもOK! 可憐な春ボトムスの魅力がより一層際立ちます。足の冷えが気になるときは、ストッキングを穿いてさりげなく防寒すると安心。
お手本コーデ
▼春のお手本マリンスタイル
トレンチコートと春カラーのボーダートップスを合わせて、春のマリンスタイルが完成。軽めのトレンチコートの上からカーディガンをたすきがけすると、全体がぼやけずいいバランスに。
▼カジュアルなスウェットを女らしく着こなす
風にふわりとなびくシアー素材のスカートが華やかで女らしい。カジュアルなスウェットも女らしさたっぷりスカートと合わせれば大人な着こなしに。足元のスニーカーで親しみやすさも忘れずに。
▼甘さたっぷりのスカートをライダースで引き締める
愛らしいレースパッチワークのマキシ丈スカート。重厚感のある黒ライダースでしっかり引き締めて、ほっこり見えを難なくクリア。足元はスニーカーをチョイスして、抜け感を出すのを忘れずに。