好きじゃなくなった…その理由は?
大好きで付き合い始めたはずの恋人のことを、いつの間にか好きではなくなっていた…そんな経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
最初は好きであったなら、気持ちが冷めるまでに何かしらのきっかけがあったはずです。気持ちが冷める原因として、代表的なものを4つ紹介します。
相手に冷めた自分に戸惑っている人は、あてはまっていないかチェックしてみましょう。
【1】裏切られてしまった
大好きで信頼していた相手であるほど、裏切られた時のショックは大きいものです。裏切りの内容が許せないものであるほど、一度冷めてしまったら気持ちが復活する可能性は非常に低いといえます。
浮気をしていたり、隠れて借金をしていたりなど、とんでもない秘密を悪意を持って隠されていた時には、裏切られたと感じると同時に、あっという間に冷めてしまうでしょう。
【2】一緒にいても楽しいと感じない
恋人と一緒にいると、本来は楽しさや幸せを感じるものです。デートをしていても他のことを考えてしまったり、そもそもデートに行くことが億劫になってしまったりする場合は、一緒にいて楽しくないため、気が乗らないのです。
もっと細かいところまで目を向けると、会話のキャッチボールが上手くできなかったり、趣味や笑いのツボが違って価値観の差を感じたりすると、徐々に熱が冷めていく原因となります。
【3】思いやりのない態度をされた
お互いを思いやってこその恋人関係です。相手から思いやりを感じられない態度を取られると、自分に対しての愛情を感じられなくなり、恋心が冷めていきます。
特に、自分が弱っている時の相手の態度は、その後の関係性に大きく影響します。思いやりのない態度を繰り返されていると、段々と愛情も失せていくでしょう。
自分が病気になったり、入院したりした時に「看病するどころか体調管理不足だと責められた」「お見舞いに一度も来てくれなかった」という出来事はあとあとまでしこりになります。
【4】ほかに好きな人ができたため
ほかに好きな人ができてしまった場合、恋人への気持ちは冷めてしまうでしょう。複数の人に対して、同じ熱量を持ち続けることは普通の人にはなかなかできないからです。
好きな人との会話に夢中になったり時間を割いたりしていると、どんどん恋人との付き合いがおろそかになっていきます。浮気に発展していなくても、気が付くと好きな人のことばかり考えて、恋人とのデートも上の空…ということもあるでしょう。
恋人を嫌いになったわけではないのに、ほかの人と熱量を比較して、好きではないように感じるのです。
好きじゃなくなったと別れる前に
恋人のことが好きではなくなったと確信すると、お互いの為にも早く別れた方が良いと思いがちです。しかし、焦って別れてしまうと後から後悔してしまうこともあるでしょう。
別れる前にしておいた方が良い行動を2つ紹介します。自分の気持ちと冷静に向き合ってから結論を出しましょう。
相手の良いところを思い出して
相手のことを好きではないと感じるのは、長く一緒にいることで相手の良いところが見えなくなっているから、という可能性もあります。
最初は気が付いていた良さも、時間がたつにつれてだんだんと当たり前になり、逆に悪いところが目に付くようになるのです。まだ相手のことを好きな気持ちがあるのであれば、相手の良いところを思い出せるはずです。
今までの付き合いを振り返ってみましょう。好きな気持ちが復活するかもしれません。
ちょっと距離を置いてみては
なかなか好きな気持ちが戻らず、一緒にいるのがしんどいという場合は、少し距離を置いてみてはいかがでしょうか。冷却期間をつくり、自分の気持ちと相手を見つめ直すことで、状況が変わる可能性もあります。
離れてみることで相手のよさが見えてくることもあれば、逆にやっぱり別れるべきだ、と判断する後押しにもなるでしょう。
好きじゃなくなったと言われた場合の対処法
逆に、相手から「好きじゃなくなった」と切り出された場合はどうしたらいいのでしょうか。
自分はまだ好きな気持ちがある場合、動揺し傷ついてしまうでしょう。別れたくない、もう一度好きになってほしいと思うあまり、冷静さを欠いてしまうかもしれません。
相手から好きではないと言われた時、どのように対応するのがいいのかまとめました。冷静に行動し、状況を少しでも良くしましょう。
【1】しつこくすがったりしない
相手の気持ちが冷めている時は、すがればすがるほど印象が悪化します。どうして気持ちが離れてしまったのか、はっきり知りたいという気持ちがあるのは当然のことですが、ここはぐっとこらえましょう。
「なぜ好きじゃなくなったのか」「別れたくない」と相手を問いただしたり追いかけたりするのではなく「自分はまだ好きな気持ちがある」「これからも関係を続けたいと思っている」という、自分の意思だけは伝えておくとよいでしょう。
相手が冷静になった時、もう一度歩み寄ってくれる可能性があります。別れ際の印象がどれだけ良いものにできるかがカギです。
【2】時間を置いてから気持ちを伝えて
相手の気持ちが離れたとわかったら、一旦お互いに冷静になる必要があります。感情的になっている間は、相手の言い分を受け入れることができません。距離をとり、考える時間を置く必要があるでしょう。
十分に冷静になり、話し合える余裕がお互いにできたと感じたら、改めて気持ちを伝えましょう。前述したように、時間をかけることで恋人の過去の思い出から好きな気持ちが呼び覚まされたり、好きな所を再確認できたりするのです。
これからも恋人同士で居続けたいという強い気持ちがあれば、素直に相手に気持ちをぶつけましょう。たとえ別れることになっても、自分の気持ちをすべてぶつけておけば後悔せず、引きずらずに次の恋に向かえます。
結婚してから好きじゃなくなったら
恋人関係は、社会的に何の拘束力もありません。お互いに合わないと感じれば、別れることでリセットできるでしょう。
これが結婚となればそうはいきません。結婚してから相手のことが好きではなくなった、という場合はどうしたらいいのでしょうか。
付き合い続ける場合の対処法と、別れる場合の対処法を紹介します。
割り切ることが必要
結婚した以上は、ある程度自分の中で割り切ることも必要です。相手のことが好きじゃないと感じたのは、恋人同士のときめきがなくなったから、ということもあります。家族としての愛を育む方向にシフトしていくのはいかがでしょうか。
一緒に生活することで相手の嫌なところが見えてきてしまった、ということもあるでしょう。相手にあれこれ望まず、相手に期待しすぎないということも有効です。気持ちにゆとりができれば、思い通りにならないことがあっても許せる寛容さが生まれ、相手との関係も良いものになるでしょう。
離婚すべきかの判断も
結婚相手との別れの形は離婚です。大きな判断の為、結婚以上にためらいも大きいでしょう。後悔せず結論を出すため、判断基準を設けましょう。
例えば「病気やケガ、疲労でつらい時に手を差し伸べてくれるか」、子どもがいる場合は「子育てに愛情を持って取り組んでくれているか」「相手と触れ合った時に生理的に受け付けられるかどうか」といった点です。
自分が絶対に譲れないポイントで、相手がどう行動するか、また自分がどう感じるかを再確認し、判断材料にしましょう。
まとめ
せっかく恋人関係になったのに、相手のことが好きではなくなったと気づいた時にはショックが大きいものです。
気持ちが離れてしまったのは一過性のものなのか、今後の付き合いが難しいほど修復できないのか、お互いに冷静に判断しましょう。
時間を置いたり距離をとったりして上手に気持ちと向き合い、後悔のない判断をしましょう。