【ピーコート】とは？
『ピーコート』とは、主に厚手のウール素材で作られた腰丈くらいのアウターのこと。ダブルボタンは左右どちらを上前に留めてもOK。風向きによって左右を入れ替えられる機能的な仕様になっています。オーセンティックなデザインなので、どんな系統のファッションでもマッチするところが魅力のひとつです♪
【ピーコート】を大人らしく着こなすコツ
- 足の露出は控えるのがベター
- 全体のバランスを考えて、色・丈を選ぶ
足の露出は控えるのがベター
ボトムスはフルレングスをチョイスして、できるだけ足の露出は控えて。定番のショート丈ピーコートのときは、子どもっぽくなる可能性が高いので、ロング丈のボトムスがマスト。ミドル丈やロング丈のピーコートなら、ロングスカートやワイドパンツなどのゆったりボトムスを合わせると、こなれ感が出てGOOD。
全体のバランスを考えて、色・丈を選ぶ
アウターは冬ファッションの肝になるアイテムです。ピーコートに限らず、アウターは全体のバランスを考えて、色や丈をセレクトするのが◎。ただの『防寒着』にならないように、色使いとボトムスとの丈感を入念に考えて。
【丈別】のお手本コーデ
まずは丈別のお手本コーデからチェック！ 近年は、定番のショート丈以外にもミドル丈やロング丈など、さまざまな丈の長さが登場しています。自分の定番スタイルに合った丈感のものをセレクトすると◎。
ショート丈
▼Iラインのワンピースの重心を上げる
これぞ定番のショート丈『ピーコート』。ロング丈のワンピースでIラインを強調することで、大人っぽい雰囲気に。羽織るだけで重心が上がるショート丈なら、スタイルアップまちがいなし。辛口な黒のロングブーツを合わせてクールな印象に。
▼ショート丈のピーコートとロングボトムスは好バランス
黒のピーコートで作り上げたモノトーンコーデ。ドット柄のロングスカートが、下半身を軽く見せてくれるので、オールブラックでも重くなりすぎない。ショート丈のピーコートにはロング丈のボトムスの方がバランスよく仕上がる。
ミドル丈
▼カジュアルコーデを品よくブラッシュアップ！
ちょっぴり冷え込む日は、太ももあたりまで長さのあるミドル丈が◎。パーカー×ワイドパンツのカジュアルコーデを、アイボリーのピーコートで品よくブラッシュアップ！ 正統派なピーコートなら、一枚できちんと感をゲットできる。
ロング丈
▼ロング丈のゆったりとしたシルエットが◎
ゆったりとしたシルエットが特徴的なロング丈のピーコート。ワイドパンツで着こなすと、さらに旬なスタイルに。ワンピースでドレッシーなスタイルにはもちろん、デニムでカジュアルなスタイルにも対応できる一着。
▼ロング丈×ビッグサイズで旬顔にシフトチェンジ
ビッグサイズのグレーのロング丈のピーコート。ベーシックなアイテムも、ロング丈×ビッグサイズという今っぽいエッセンスを加えることで、旬顔にシフトチェンジ。クールになりすぎないように、フラットパンプスを履いて女らしさをプラス。
【カラー別】のお手本コーデ
次はカラー別にチェック！ ヘビロテまちがいなしのベーシックカラーからコーデのアクセントになる鮮やかカラー、キャッチーな柄物まで、バラエティに富んだピーコートのお手本コーデをご紹介します。
ベーシックカラー（黒や白など）
▼黒
大胆なレオパード柄のロングスカートを合わせても上品に仕上がるのは、黒のピーコートのおかげ。コーデの主役となるスカート以外を黒一色にすることで、全体のバランスを調整。
▼白
ほんのり甘さがほしい人は、『白』のピーコートがイチ押し。シンプルな黒のワンピースに純白のピーコートを羽織れば、糖度の高いモードスタイルに。モノトーン配色のスニーカーでさりげなく白をリンクさせるのが、白のピーコートを浮かせないコツ。
▼ネイビー
上品なネイビーのミドル丈ピーコート。メタルボタンがよりいっそう品格を高めます。スキニーパンツをブラウンのロングブーツにインして、トラッドスタイルを完成させて。インナーは白のタートルネックニットをチョイスすれば、ピーコートのデザインが際立って◎。
▼グレー
グレーのミドル丈ピーコートは着回し力抜群のアイテム。スカートにもパンツにも合わせやすい一着なんです。こちらは従来のピーコートよりも襟が大きく深く開いているので、顔まわりがすっきり見えるところもうれしいポイント♪
鮮やかカラー
▼オレンジ
裾がフレアに広がる女性らしい印象のロング丈ピーコート。鮮やかなオレンジ色をチョイスしてクラシカルな柄のスカートを合わせれば、小粋な女優コーデの出来上がり。
▼ピンク
ベーシックな形でもピンクを選べば脱マンネリに！ ボトムスの色や形を工夫すれば、大人っぽく着こなすことも十分可能です。できるだけ子どもっぽさを回避したいなら、鮮やかなピンクは避けて、くすみピンクなどの落ち着いたトーンを選ぶと◎。
デザイン・柄
▼チェック柄
細かいチェック柄が目を惹くキャメルのピーコート。ショート丈なら、自然と視線が上がるので、スタイルアップまちがいなし！ シンプルなコーデに一着プラスすることで、着こなしを一新してくれるデザイン性の高いピーコートを探してみて。
▼ヘリンボーン柄
クラシカルな雰囲気のヘリンボーン柄のピーコート。カジュアルなデニムコーデに羽織ってきちんと感をプラスすれば、どことなく大人の色香が漂うスタイリングに。ジャケット風のコートなので、さっと気軽に羽織れるのがとっても便利♪
【オーバーサイズ】で抜け感たっぷり
近年、『抜け感』のあるファッションが大人気。正統派のピーコートも、オーバーサイズのデザインなら、とっても新鮮！ 心温まるふんわりコーデも、大人クールなモノトーンコーデも、オーバーサイズのピーコートで抜け感たっぷりに仕上げて。
抜け感のあるガーリーな雰囲気に
オーセンティックなキャメルのピーコートも、オーバーサイズなら抜け感のあるガーリーな雰囲気に。同系色のベージュのタートルネックニットと合わせれば、ナチュラル感MAX。センタープレス入りのスラックスを穿いて、ほっこり感を抑えるのが大人女子流。
ワイドスリーブでおしゃれ指数をアップ
ワイドスリーブのピーコートでおしゃれ指数をアップして！ 単調になりがちなモノトーンコーデも、アイテムのデザインにこだわれば、ワンランク上のスタイリングに。ダメージ入りの黒のスキニーパンツを穿いて、ちょっぴり辛口にまとめて。
【スカート】はショート丈が好バランス
スカートスタイルにピーコートを合わせるなら、ショート丈がバランスが取りやすくて◎。ミドル丈やロング丈よりカジュアル感が抑えられるので、フェミニンなコーデにもOK。
クールなモノトーンスタイル
黒のショート丈のピーコートに、グレーのニット素材のタイトスカートを合わせたクールなモノトーンコーデ。ベーシックカラーながら、コントラストの効いたスタイリングは秀逸です。
赤のニット×黒のタイトスカートでレディな装いに♪
襟まわりがすっきりしているデザインを選べば、フェミニンコーデにも好相性。黒のタイトスカートと鮮やかな赤ニットに合わせたら、レディな装いが完成。オープントゥのサンダルでさりげなく抜け感をプラス。
ベーシックな黒のワンピースに表情をつける
ベージュのピーコートを羽織って、ベーシックな黒のワンピースに表情をつけてみて。存在感のある大きな襟で、きちんと感のあるコーデにブラッシュアップ！ ショートヘアが似合う大人クールな装いの出来上がり♪
【パンツ】スタイルならスタイリッシュに
正統派のピーコートは、パンツと合わせるとマスキュリンな印象にチェンジ。タイトなシルエットのパンツなら、スタイリッシュに決まる。もちろん、ゆったりしたワイドシルエットでもマッチするので、ぜひいろいろ試してみて♪
上半身の厚みを、黒のスキニーパンツですっきりさせる
都会的で品格漂うネイビーのピーコート。襟の部分にブローチをつけて、親しみやすさをON。レイヤードスタイル×ピーコートは厚さが出るので、黒のスキニーパンツですっきりまとめるのが正解。
ネイビーのピーコートはミドル丈を選んで、グッと大人っぽく
シンプルなネイビーのピーコートは、ミドル丈にするだけでグッと大人っぽいアイテムに。ボーダーのハイネックカットソーにデニム×スニーカーを合わせたシンプルなカジュアルコーデも、ネイビーのピーコートのおかげで上品な印象に。
【マフラー】で着こなしの幅を広げて
きれいめにもカジュアルにも着られる冬の定番『ピーコート』は、オンもオフもおしゃれを楽しみたい大人女子の強い味方。ここでは、さらに着こなしの幅を広げてくれるマフラーを取り入れたお手本コーデをお届けします♪ ぜひ参考にして挑戦してみて。
『ネイビー×グレー』は相性抜群！
ベーシックカラー同士の『ネイビー×グレー』の配色は相性抜群！ 初心者でも失敗しない配色なので、逆のグレーのコート×ネイビーのマフラーの組み合わせもおすすめ。
温感たっぷりなアイビールック
清楚で好印象なネイビーカラーですが、色合わせによっては冷たい印象になることも。そこで、赤のチェック柄をマフラーで加えると、視覚的にも温かい印象に。『ネイビー×赤チェック』の黄金コンビで、アイビールックを楽しんで♪
