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良妻賢母とは?意味や当てはまる女性の特徴を分かりやすく解説!
人間関係

良妻賢母とは?意味や当てはまる女性の特徴を分かりやすく解説!

2021/08/14

結婚の挨拶や女子校の理念などで『良妻賢母』という言葉を聞いたことがありますか? 近年では耳慣れない言葉かもしれませんが、日本では古くから語られてきた理想の女性像といえます。 そこで今回は、良妻賢母の意味や特徴を分かりやすく解説していきます。

良妻賢母の意味とは?

結婚式や子どもが生まれた際に目上の親戚などから「良妻賢母を目指してね」などと声をかけられたことはありませんか?

ほかにも女子校などでは学校の理念として良妻賢母を掲げている場合もあり、なじみはないけどなんとなく聞いたことがある人は多いでしょう。

今回はこの『良妻賢母』について徹底的に掘り下げていきましょう。

「良妻賢母」の意味とは

良妻賢母とは、読んで字のごとく、良い妻でありよい母であることです。何をもって良い母、良い妻とするかは個人や家庭によってばらつきがありますが、何となく夫や子どもを笑顔で見守る女性の姿が目に浮かびます。

明治時代に結婚相手や女性の目指すべき姿として良妻賢母が広まりました。「良妻とは、夫に従いサポートを惜しまない貞淑な妻・賢母とは子どもの教育やしつけをしっかりできる賢い母」といった意味合いがあったようです。

現代では夫のモラハラや母親の社会進出も注目されているため、ピンとこない人もいるでしょう。

「良妻賢母」の対義語は?

良妻賢母の類義語を現代風に考えると『できた嫁』『もったいない嫁』と『スペシャルママ』などを組み合わせる言葉となるでしょう。

ちなみに英語で表現すると『good wife and wise mother』などの表現が近い気がします。妻や母への賛辞を意味する英単語を並べた言葉で、日本に古くからある良妻賢母の概念に似た言葉は英語ではみつけられません。

日本語では、他にも妻と母の順番を逆にした『賢母良妻』という類義語もあります。母より妻が先に来る、良妻賢母の方が広まったことを考察すると、以前の日本では母より妻の立場を優先させるのが普通だったと読み取れます。

『鬼嫁鬼母』がよく用いられる対義語です。さらに、対義語の一種としてこのような女性がいる不穏な家庭内の様子を『悪婦破家』と表現することがあります。自分や自分の家庭に対して絶対言われたくない対義語ですね。

良妻賢母な女性の特徴

現代の良妻賢母としてどのような女性像を思い描きますか? 個人によっても理想は異なりますが、多くの人に共通していそうな現代の良妻賢母像を見ていきましょう。

【1】いつでも明るくポジティブ思考

いつでも明るくポジティブ思考の女性は、家では良妻賢母なのだろうと想像がつきます。

家族の太陽としてニコニコと笑顔を振りまく妻に支えられる夫も、朗らかな母に育てられる子どもも幸せそうにのびのびとして見えるものです。

家の外で起こった理不尽な出来事や小さなイザコザも明るくポジティブ思考なお母さんがいれば、すぐに吹き飛んでしまいそうですね。

【2】ここぞという時に頼りになる

前述したポジティブにもつながりますが、現代の良妻賢母には楽観的な要素が必要でしょう。さらに、普段細かいことにこだわらない、おおらかな女性であっても家族のピンチや助けが欲しい時には細やかな気遣いができる人は良妻賢母ですよね。

また、どっしりと地に足がついて物事をしっかり見極める決断力のある女性もここぞという時に頼りになります。

行動力や先を読む力に優れている女性も良妻賢母として家族に大切にされるでしょう。

【3】料理・節約上手

男性の胃袋をつかむ料理の腕を持ち、経済観念のしっかりした節約上手な妻も良妻賢母といわれるでしょう。これは昔も今も変わらないことかもしれませんね。

また、子どもができれば、料理のレパートリーを広げる努力が必要です。決まった金額でやりくりをしながら家族全員の舌を満足させる細やかな気遣いと工夫が必要となるでしょう。

育児をしながら、限られた時間とお金を駆使して家事や雑事をこなすのは簡単なことではありません。段取りの良さと集中力がものを言います。

日々、当たり前にやっている女性は良妻賢母と言われるに値する仕事をやっている自負を持ちましょう。

良妻賢母系女子って実はモテない?

いつも笑顔でおおらかな楽観的タイプ、いざというときは頼れて、料理や節約をしっかりこなす。そんな良妻賢母像から自分の母親を思い浮かべた人も多いでしょう。

良妻賢母系女子とはまさしく『ベテラン母さん』の姿そのものです。そのため、良妻賢母系女子は若い男性にはモテないと感じているかもしれません。

女性からみるととてもおすすめなのになかなか彼氏ができない女性や、好きな男性に友達として扱われてしまう女性はこうした良妻賢母系女子の可能性が高いでしょう。

男性はわがままな女性が好き

残念ながら多くの若い男性は、守ってあげたくなるようなか弱い女性や刺激の多い恋愛が楽しめそうなわがままな女性を好みます。

男性は遺伝子的にみても庇護が必要な弱者を気にかけたり、なかなか捕えられない獲物を狙ったりする習性があるため、ある意味仕方がないのです。

しかし、若いころはか弱くわがままな女性を好む男性でも、ある時期を迎えると良妻賢母系女子を求めます。

結婚相手としては魅力的

良妻賢母系女子は、『結婚相手』として男性に選ばれる可能性が高いです。

男性が人間的に未熟だったり、将来について考えが浅かったりするうちは、良妻賢母系女子は恋愛対象の位置づけではないかもしれません。

しかし、経験を重ね、女性を知った男性は良妻賢母系女子の魅力に気づきます。遊び相手やアクセサリー化した彼女より、将来を共に歩んでいく本命に選ばれる可能性が高いなら、良妻賢母を目指したいですね。

良妻賢母になれる女性はどんな人?

良妻賢母の女性は彼氏ができると、お付き合いが結婚まで進展する可能性が高いタイプです。幸せな家庭を作れる要素が見える女性だからでしょう。

男性にとって良妻賢母になりそうと思われる女性とどのような女性なのでしょうか。

誰に対しても感謝ができる

誰にでも、些細なことに対してもきちんと感謝できる女性とは、結婚後も気持ちよく暮らせそうですよね。

男性は女性に感謝されたり頼られたりすることに喜びを感じます。そのため、きちんとお礼が言える女性はそれだけで好感度が高いです。

また、結婚生活はいわばお互いの助け合いで成り立つ共同作業ともいえます。してもらったことにお礼を言う、してあげたことにお礼を言われるのは、欠かせないコミュニケーションの1つです。

こうしたコミュニケーションスキルを持っている女性であれば結婚後の生活や社会との関わりもスムーズにいくと考える男性は多いでしょう。

また、感謝の意をしっかり口にできる人は男女関係なく、良い両親に育てられたのだなと感じるものです。

しつけのいき届いた家庭で育った女性であれば、男性をたて賢く子どもを育てる良妻賢母の資質があると見られるでしょう。

相手の話をよく聞く

自分の話ばかりでなく、相手の話をよく聞ける女性も良妻賢母になるといえます。

女性は、些細な悩みごとを相談できる相手を家族以外に見つけられる人が少なくありません。

しかし、大人の男性や子どもにとっては、自分の考えや悩みを包み隠さず話せる相手は妻や母に限られる場合が多いものです。母や妻にしっかり話を聞いてもらうことで考えがまとまり不安が消え、仕事や学校生活に邁進できるといえるでしょう。

一方、お付き合い中から彼氏の話を興味を持って聞けない女性は、結婚すれば夫をないがしろにするタイプと思われかねません。

男性の話をしっかり聞き励ましたり、時には的確な意見ができたりする女性は、包容力のある良妻賢母タイプととられるでしょう。

判断力が高いことも大事

いざというときにバシッと意見が述べられる、迷いが出る前に行動に移すなど、ここぞというときに男前な一面を持つ女性は良妻賢母タイプです。

妻や母となれば日々求められるタスクは独身の時の比ではありません。自分のためだけではなく、夫や子どもの生活を守るために、ある意味したたかに先回りした考えや芯の強さが必要です。

決断力や行動力は判断力の高さに裏打ちされます。家庭を持つ女性の場合、その判断力はいつも大切な人の幸せを案じている思慮深さと自信からくるものです。常に相手の幸せを願っている自負があるからこそ最善の策をスピーディーに判断できるといえます。

普段ちょっとしたことでも自分の考えや自立した意見を持つことで良妻賢母になれる判断力を高められるでしょう。

良妻賢母線もチェック

運命を表すといわれる手相に良妻賢母線とよばれる線があるのをご存知ですか? 本人の行動や考え方により手相は日々変わるといわれています。

もし、良妻賢母線を見つけることができれば、良妻賢母になる準備はすでに整ったといえるかもしれません。

良妻賢母線として最も注目すべき手相は、感情線にあります。感情線の先端が人差指と中指の間に伸びている人は、大切な人に尽くす良妻賢母タイプといえます。

また、頭脳線の外側にある太陽線の先端に※や☆の形に似た印のある女性は、結婚運が強く、幸せな家庭を築くといわれています。

諸説ありますが、右手の手相は生まれもった資質、左手は自分が作る運命を表すそうです。良妻賢母線が右手になくても左手にある人は、自ら良妻賢母になる努力ができる人といえます。

また、手相が濃く出る時はその線が表す運気が強く表れる前兆です。紹介した線が濃くなったら良妻賢母ぶりが発揮できる時だといえます。

現代の良妻賢母像を目指して

良妻賢母主義が唱えられた時代と現代の良妻賢母像とでは、共通する部分はあるものの異なる価値観がほとんどです。

昔は夫に尽くすことが良妻賢母

昔の日本では、女性は男性を立て尽くすべきと考えられていました。『子どもはその次、女性は犠牲でも致し方なし』とする考え方は良妻賢母主義が唱えられた明治時代に根強いていたようです。

しかし、現代ではその考え方は通用しません。現代的なフェミニストからみれば、そこにあるのは理想の女性像でなく男性化社会に媚びた処世術でしかないでしょう。

自己犠牲だけでなく自分も大切に

昔も現代も良妻賢母とは、家族の幸せを自分の幸せと捉える女性のことです。

しかし、そのために自己犠牲が必須となっていては不満を抱えたりいつか爆発したりするかもしれません。

現代では、多くのパートナーを愛する男性と、全ての子どもが妻や母に願うのは、『妻や母が心から笑っていること』『今の生活に幸せを感じること』といえます。

夫や子どもの願いを汲める良妻賢母を目指すなら、まずは自分を大切に、自分の足で人生を歩みましょう。

まとめ

昔は夫を立て、子ども賢く育てるのが良妻賢母とされていましたが、現代では、いつも笑顔で楽観的な肝の据わった妻や母が良妻賢母像として浮かびます。

強いイメージの現代の良妻賢母ですが、感謝を忘れない、聞き上手などの細やかな女性らしさも必要です。

ただし、現代の良妻賢母として大切なのは、女性自身が心から幸せでいることです。家族や家庭の未来のためにも自分を大切しましょう。

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