職場などの無口な人ってどんなイメージ?
こちらから話しかけない限り会話がない、もしくは会話が続かない無口な人はどこにでもいるものです。職場や学校などでこうした無口な人に出くわすと間をつなぐのに苦労しますよね。
無口な人が好きな人もいますが、一般的には無口な人はコミュニケーションが取りづらいので仕事などがうまく進みづらく、相手をするのに疲れるという意見が大半でしょう。
また、無口な人には自分の殻に閉じこもっている人や反応が薄く場を楽しめない人といった印象を持つ人が多いといえます。
無口というだけで人を気遣えない人、心の中で周囲を馬鹿にしていそうな人といったネガティブな印象を持たれることも多いでしょう。
怖いと思われることも
無口な人は、自分の意見や感情が伝わりにくいため、周囲との壁ができやすく、時には怖い人と思われることもあります。
無口な上に笑顔が少ないと特に何を考えているのかわからない、ノリが悪く厳しい人と思われがちです。
無口な人の特徴や心理を紹介
では、無口な人は本当に厳しく怖い人なのでしょうか。無口な人の特徴や心理をご紹介します。無口な人が周囲にいる人は考えを読み取るヒントになるでしょう。
1人で過ごすことが好き
無口な人の中には、ただ単に1人で静かに過ごす事が好きな人もいます。
必要最低限以上の会話をすることより、自分の時間ややりたいことを大切にしたい人は少なくありません。それが、人前でも行動となって表れるためノリが悪い人と思われがちです。
無口な人は、多くの人に「なぜ?」と疑問を抱かれつつも、自分の姿勢を貫ける芯の通った人なのかもしれません。
集団の中で話すのが苦手
2、3人程度の少人数での会話は楽しめても、集団の中で話すのが苦手な人も存在します。
集団で会話をしていると話題や会話の中心人物がどんどん移っていくものです。集団の中で無口になってしまう人は、会話のスピードについていったり、口をはさむことが苦手だったりします。
集団でのおしゃべりは聞き役に徹しようとしているので、話題の中心が自分になっても戸惑ったり口ごもったりしがちです。そのため、無愛想・おしゃべり嫌いといった印象に捉えられることがあるでしょう。
マイペースな性格
無口な人は、周囲にあわせるのが苦手なマイペースな性格であることが多いです。
人といても沈黙が気にならないタイプや人にあわせて話そうと思わないタイプなので、周囲の人が感じている違和感が本人にはないことがあるでしょう。
特にカップルでいる時に、片方が無口でいる場合、わかりあえていると思って無理に話そうとしていないのかもしれません。
無口な理由を「どうして話してくれないの?」と問い詰めるより、話すペースを合わせてあげるのが最善の策といえます。
人見知りをしている
人見知りの人の多くは、初対面で自分のことを話したり初対面の人がいる会話の中に加わったりするのが苦手です。警戒心が強いため、よく知るまでは無口な人と思われることがほとんどといえます。
徐々に距離が縮まってお互いにどういう人なのか何となくわかりあえた後は、会話が盛り上がる人もいるでしょう。
こういったタイプとは、会話を盛り上げようとするより先に、顔を合わせる回数を増やしたり、些細なことでいいので共通の話題を見つけたりして信頼関係を作ることが先決です。
案外メールやラインでは饒舌かも
顔を合わせると無口な人でも、メールやラインでは意外と饒舌だったり、面白い顔文字やスタンプを多用したりする一面を見られることがあります。
メールやラインなど文章化できることで話すのが苦手な人でも考えがまとまったり、人目や時間を気にしなくて済むので本音を言いやすかったりするのかもしれません。
無口で取っ付きにくいけど仲良くなりたい場合や無口な人を好きになった場合は、個人的なメールやラインのやり取りから始めて、徐々に距離を縮めていくのがおすすめです。
無口な人だと思っていても信頼関係ができあがればあなたの前では饒舌になるかもしれません。
無口な人に向いてる仕事は?
いまやコミュニケーション能力は立派な仕事スキルの1つです。さまざまな仕事でコミュ力が求められる現在、無口な人は社会生活が苦手そうに見えますよね。 無口な人にはどのような職業が向いているのでしょうか?
研究者やプログラマー・作家など
無口な人の多くは、黙々と作業することが苦にならないタイプが多いでしょう。なかでも自分自身との対話やとことん調査をするなど1人で進められる作業を好みます。
また、数式で導き出される結果や効率性を重んじる人も多く、研究者やプログラマー・作家など他人を介在しなくても、知識やスキルがあれば、自己完結できる仕事が向いているでしょう。
ただし、他人と全く関わらなくて済む職業は非常に少なく、いかなる仕事でも他者とのコミュニケーションは大切です。
特に、企業に勤めている場合は必ず誰かがフォローをしてくれています。話さなくても済む部署にいる場合でも感謝や挨拶などは口にできるとよいですね。
もしも無口な人を好きになったら
今まではノリのいいおしゃべりな人とばかり付き合ってきたのに、職場などで知り合った無口な人が急に気になり出したなどの経験を持つ人は少なくありません。
特に男性で無口な人には、知的で思慮深い印象がありとても魅力的ですよね。
しかし、無口な人にスキが少ない分、距離の縮め方やアピールの方法に迷うこともあるでしょう。
もしも無口な人が好きになったら、どのようにアプローチをすればよいのか見ていきましょう。
沈黙になっても気にしない
女性同士や話好きの男性との会話の場合、会話に間が空くと変な雰囲気になりがちです。そのため沈黙を作らないようにしゃべり続ける人もいるようです。
しかし、無口な人、特に男性の場合は沈黙を悪いものだとは考えていないことが多いでしょう。むしろ沈黙も楽しめる相手と関係を望んでいるといえます。
無口な男性との間に沈黙が訪れても、気にしないどころか、沈黙の間に自分の考えるべきことや好きなことを考える癖をつけるとよいでしょう。
落ち着いて話すことを心がける
無口な男性は女性特有のテンションの高い話し方を好まない傾向があります。
慎重な人が多いので会話のスピードが速すぎるのも苦手です。相手のペースを乱さないように、こちらも落ち着いて話すことを心がけましょう。
ただし、落ち着いた話し方と言っても、おずおずと話したり小声で話したりしないといけないわけではありません。
人は自分とは正反対の人に惹かれるところがあるため、明るく話好きな女性は無口な男性にとって眩しい存在といえるからです。
明るく落ち着いた態度で接すれば彼もあなたとの会話を楽しんでくれるでしょう。
女性が積極的にアプローチを
無口な男性は基本的に受け身です。そのため、相手があなたに興味があっても、アプローチをかけたりデートに誘いだしたりは考えにくいといえます。
いざ2人きりになっても、無口な男性は自分から意見や話題を振ることが苦手なため、誘いづらいということもあるでしょう。
実は、多くの無口な男性が好きな女性のタイプとして『積極的な女性』をあげています。自分の消極的な面をカバーしてくれると潜在的に期待しているのかもしれません。
無口な男性を好きになってしまったら、こちらから心を開いて積極的に接すれば落とせる可能性はかなり高いといえます。
まとめ
無口な人は、マイペースであったり集団での会話が苦手だったりするため、職場などでは何を考えているのかわかりにくく怖いと思われがちです。
しかし、自分1人の時間を大切にしていたり、沈黙が気にならなかったりするだけかもしれません。
親しい人の前やラインなどでは饒舌な人も多いため、無口な人を好きになった女性は相手のペースに合わせながら徐々に距離を縮めていけるとよいでしょう。
無口な男性は、積極的で明るい女性を好むので、警戒心を抱かせない落ち着いた話し方を心がけながらアプローチしていけるといいですね。