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恋愛心理学

自分語りをする人が苦手。心理や対処法などを知って上手に付き合おう

2019/05/17

自分語りの多い人は? と聞かれたら思い当たる人は周囲にいるでしょうか。自分語りをよくする人の心理や対処法を説明します。また、会話や人間関係がうまくいかないと思っている人も自分語りをしていないか振り返る参考にしてください。

自分語りの意味は?

人との会話は相手のことを知ったり自分のことを知ってもらったりするのに重要です。女性同士や付き合いたてのカップルにとっては欠かせないものでしょう。

会話の手法の一つ、『自分語り』という言葉は知っていますか? 響きは悪くないのですが、意味は決して良いものではありません。

自分のことばかり話すこと

自分語りの意味は「自分のことばかり話すこと」です。

会話の中で自分の経験や自慢ばかり話したり、自分が話題の中心となる話ばかりしたがったりすることを自分語りと言います。

一般的にオチや突っ込みどころがなく、語り手が言いたいことを言って終わるパターンです。

聞いてもいないのに、自分を中心とした話題で主役になろうとしたり、突然深刻な個人的相談を始めるのも自分語りといえます。

自分語りは嫌われる?

やはり自分のこと、特に自慢話や自分が面白かった事ばかり話す人は、会話していて面白い人と思われることは少ないかもしれません。

延々と続く自分語りにうまく相槌が打てたり、タイミングのいいところで笑ってあげられたりする人の方が聞き上手として好かれる傾向にあるでしょう。

聞き上手な方が好かれるとわかっていても自分語りのやめられない人は会話のセンスが疑われたり、視野の狭い人と思われたり、空気が読めない人と烙印を押されたりします。

自分語りをする人の心理・特徴

どうして自分語りをしてしまうのか、自分語りが多い人の心理や特徴をお伝えします。

承認欲求が強い

ついつい自分語りをしてしまう人は承認欲求が強いといえるでしょう。

自分のいいところを知ってもらいたい、自分を認めてもらいたいと無意識に考えている性格といえます。

同情されたり、共感されたりしたい欲求が強く、会話に飢えている寂しがり屋でもあるでしょう。

自分勝手な性格

自分語りが多く、話題が別のことに移っても強引に自分語りに戻そうとする人は、他人に興味がなく自分勝手な面があるのかもしれません。

他人が口を挟んだり、相槌に過剰に反応する人や不機嫌になる人はこうした自分勝手な性格といえます。

しかし、中には、自分の望みや将来を模索している期間で人に聞いてもらいたいだけの人もいます。相手からするとあなたを親しい間柄だと思っているのでしょう。

自分勝手な性格と決めつけてしまうと傷つけることもあるので慎重に対応しましょう。

自分を面白いと勘違い

自分語りのなかでも失敗談や自虐ネタを語ってくる人は、自分を面白いと勘違いしている可能性もあります。

自分をネタにして楽しい時間を提供しようと考えていて、気を使っているのかもしれません。

自分語りは快感を得られる?

脳科学の研究で、自分語りをするとドーパミンが分泌され快感を得られることがわかってきました。

さらに、自分語りの内容に人から同情や共感、称賛を得られると一層の快感を得られるのでしょう。

気持ち良さそうに自分語りをしている人の邪魔はしづらく、聞き手は延々と聞き続けてしまう、語り手はますます調子づいて自分語りをつづけてしまう負のスパイラルに陥るのです。

自分語りをする人の話の内容

聞き手の性格にもよりますが、自分語りの多い人でも話していて特に苦になる人がいます。会話の頻度によるところが大きいものの話の内容によっても疲れてしまうものです。

男女ともに自慢話が多い

自分語りをよくする人は男女ともに自慢話が多いでしょう。他人の自慢話は面白くないのに、自分がしているときにはなかなかそのことに気づかないものです。

また、話の大筋は、同情を引くような苦労話や、自虐的な内容であっても、心の底では「尊敬されたい」「すごいと言わせたい」と思っている場合もあります。

中には、知り合ったばかりの相手にこうした自分語りをしてしまう人もいるようです。自分の第一印象をよくしたい、相手と釣り合う人と思われたいなど相手への好意をこじらせていることが多いでしょう。

自分語りする男の特徴

自分語りが多い男性の特徴として、プライドが高く自分が大好きな人が多いようです。

ほかにも、もてる男性は基本的に自分の話より女性の話を聞くのが得意な人が多いので、もてないタイプともいえます。

女性慣れしていないから沈黙が怖かったり、良い印象を持ってもらおうとして話すぎたりするタイプです。

いずれにしても少し空気の読めない性格といえます。

自分語りをする人への対処法

自分語りが好きな人に気に入られ、いつも聞き手になっている人もいるでしょう。

相手が悪い人ではない場合、うんざりしていてもどう対処したらいいか悩んでいる人も少なくありません。

適度に受け流すことが大事

自分語りばかりしている人への対処方法として一番おすすめなのは、適度に受け流すことです。

相槌や返事は短いものにして別の話に変える、「時間がない」「用事があった」と言ってその場を離れるなどを繰り返せば相手にも会話がつまらないと伝わるかもしれません。少なくとも自分語りの相手をさせられる機会は減るでしょう。

自分語りをやめたいと思ったら

うんざりする自分語りですが、時と場合によって誰でも自分語りをしてしまった経験があると思います。

また、一度自分語りで快感を得た経験があるとその後もことあるごとに自分語りをしたくなってしまうものです。

自分語りをやめたり、自分語りをする人という印象を減らしたりするために気をつけられるポイントを紹介します。自分語りをする自分が恥ずかしいと思ったら試してみましょう。

人の話をちゃんと聞く

自分語りをやめるのに一番効果的なのは、人の話もちゃんと聞くように心がけることです。相手が良いところで相槌を打ってくれたり質問してくれたりする時は、あなたにも同じことを求めています。

話題の中心が自分ばかりにならないように相手にも話をさせるようにしましょう。 自分のことばかりでなく、相手の話をしっかり聞く人は自分語りをしても大して嫌がられない傾向ともいえます。

また相手のこともしっかり盛り込んで話ができる人は、自分語りが多くても話し上手と捉えられるでしょう。

相手の話をしっかり会話に入れるには、やはりちゃんと話を聞く事が大切です。

ダラダラ話さない

自分語りはオーディエンスがいる独り言のようなものです。ダラダラと何が言いたいのかわからない話が続くと、聞いている方はつらくなってきます。

一方、話している方は話せば話すほど気分が良くなり、話し足りないような気持になるものです。

そうならないためにも会話は短めを心がけましょう。話には起承転結をつける、自分の思っていない反応が返ってきても話を長引かせないなど、自分をコントロールしましょう。

まとめ

自分語りは承認欲求が強いタイプやプライドが高く自分勝手な人によく見られます。

自分語りには自慢話が多く、聞かされる方は嫌になってしまいますよね。

自分語りを面白いと思ってしてしまう人や話しているうちに気持ち良くなっている人もいるので、軽く受け流すのが正しい対処法といえます。

ただし、状況によっては誰でも自分語りをしてしまう可能性があります。最近自分語りが増えてきたと自覚したら、ちゃんと相手の話も聞く、会話に起承転結をつけるなどできると良いですね。

何より人の話を聞くのが楽しめるようになると会話のスキルもあがり、多くの人があなたと話したいと思うようになるでしょう。

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