恋愛不適合者とは
恋愛が得意ではない人が「自分は恋愛不適合者だから…」と自分を表現することがありますが、そのように表現される人は具体的にどのような性質を持っているのでしょうか。まずはその言葉の意味から知っておきましょう。
恋愛に向いていない人のこと
彼女を放置して自分の趣味に夢中になってしまう男性や、勝手な行動で恋人となかなか上手くいかないという男性がいます。
このように、恋愛が苦手な人や、恋愛に向いていないという人のことを、『恋愛不適合者』と呼びます。一般的に、生活スタイルや本来の性格が、女性と付き合うのに向いていないのです。
生まれもった性格や、恋愛に対する価値観などさまざまですが、基本的に他人に合わせるのが苦手で、恋人を思いやる気持ちに欠けているという傾向があるでしょう。
恋愛不適合者を好きになってしまうと苦労をすることが多く、そういった男性を理解しようとすると「合わせるのが大変で付き合っていられない」と考えてしまう女性も少なくありません。
愛不適合者に見られる特徴
恋愛不適合者と呼ばれてしまう人によく見られがちな特徴があります。
際立った特徴として挙げられるのが、相手に合わせるのが苦手という点です。
恋愛不適合者は男性だけではなく女性にも存在しますが、男女共に協調性がなく、自分勝手な行動が多い傾向にあるでしょう。
こういった人との恋愛は、相手に合わせるのが苦ではないというタイプの人でない限り、大変な思いをしてしまうかもしれません。
恋愛不適合者に恋をしたら、まずはその特徴をよく理解し、相手の考え方や恋愛観をよく分析することが大切でしょう。
単独行動が多い
恋愛に適していない人は、単独行動を好む人が多い傾向があります。 1人でどこかにでかけたり、1人で何かをしたりするのが好きで、一見独立心の強いしっかり者に見える人が多いでしょう。
恋愛が不得意な男性は、女性に合わせるのが苦手です。人のペースで行動するのが嫌だという理由から、単独行動するほうが楽だと考えていることが多いでしょう。
自分勝手で相手の気持ちを理解できない
異性の気持ちをすべて理解しようとするのはとてもむずかしいことですが、ほとんどの人は恋人の気持ちを理解しようと努力するものです。
しかし、恋愛に適さない人は、相手の気持ちを理解して、相手の立場に立って考えることが苦手なため、自分の考えだけで行動する人が多いでしょう。
1人で行動できるのは堂々としていてカッコイイと思われることもありますが、自分勝手な行動ばかりで、付き合った後は恋人から批判されトラブルになる場合もあります。
度が過ぎた綺麗好き
度が過ぎた綺麗好きというのも、よく見られる特徴の一つです。本来、きれい好きなのはよいことなのですが、恋人が部屋に上がるのもよい顔をしないような場合は恋愛にとってマイナスでしかありません。
デートの時に潔癖すぎたり、恋人から汚いもののように扱われたりすることがあると、「この人とずっと一緒にやっていくのは無理」と気持ちが離れてしまうでしょう。
また、潔癖症と呼ばれるほど度が過ぎたきれい好きの人は、キスやセックスなども汚いと感じることがあるので、恋人を不快にさせることも少なくありません。
優柔不断で飽きっぽい
優柔不断で飽きっぽい性格の人も、恋愛に向いていないと思われがちです。
ただ単に飽きっぽかったり、何かを決めるときに優柔不断になったりする程度ならよいのですが、恋愛に対してもそういった態度をとってしまう人は恋愛不適合者といってもよいでしょう。
付き合った彼女にすぐ飽きてしまい、次の相手に目移りしたり、ほかの女性に言い寄られて気持ちがふらついたりする男性は、恋愛に適していないタイプだといえます。
恋愛不適合者のタイプ3つ
恋愛に適していないと考えられる人は、以下のようなタイプに分かれるでしょう。
自分が好きになった男性が恋愛に向いていないと感じた場合、どのタイプに当てはまるかチェックしてみましょう。
恋人が途切れないタイプ
自己中な言動が多い恋愛不適合者の人は、自分勝手と言われる反面自分の意思がしっかりあってカッコイイと好意を寄せられることも少なくありません。
そのため、よく異性から告白をされて、恋人が途切れないという恋愛不適合者の男性も多く存在します。
このような異性からモテるタイプの男性は、恋愛に向いていないにも関わらず、恋人が途切れることがありません。
飽き性ゆえにすぐ別れては、またすぐに新しい彼女ができる…というパターンが多いでしょう。
結婚には向いているタイプ
恋愛不適合者の中には、恋愛には向いていなくても、結婚には向いているタイプがいます。
きちんと奥さんや子ども、家族を大切にしてくれる愛情がある男性は結婚に向いているタイプだといえるでしょう。
例えば、潔癖症気味の人であれば、常に家はきれいな状態でキープできますし、自分の身の回りのことをしっかりとやってくれるのでよい旦那さんになることもあります。
恋人のときは恋愛に向いていなくても、結婚を考えた時にしっかりとルールを守ってくれる男性であれば、結婚しても上手くいやっていけるでしょう。
恋愛に興味がないタイプ
恋愛に向かないタイプとして、本人が全く恋愛に興味を持っていないというタイプがいます。
仕事や趣味など自分の好きなもの、自分の生活を第一に考えている男性は、恋愛に興味がなく、結婚など全く考えていないことが多いでしょう。
このタイプの男性は、恋愛を疎ましく思っていることもあり、付き合ったり結婚をしたりすると自分の好きなことが思うようにできなくなると考えています。
恋愛不適合者の男性と上手に付き合うには
恋愛不適合者とはいえ、全く恋愛ができないというわけではありません。
相手のことを好きになり、恋愛感情があれば協力的な姿勢を見せてくれることもあるでしょう。
しかし、人の性格や考え方はすぐに直せるものではありません。そこで、恋愛に適していない男性と上手く付き合っていくには、相手に歩み寄ることが大切です。
恋愛不適合者の男性がどういった性質をもっているのか理解し、相手の考えをできるだけ受け入れて、2人でしっかり話し合うことも必要でしょう。
相手をよく理解することが大切
恋愛が苦手な人は、他人の考えや気持ちを理解するのが苦手です。そこで、恋愛不適合者と付き合っていくには、相手のそういった欠点を理解してあげることが大切です。
相手がどんな考えで行動しているのか、何故自分の気持ちを理解してくれないのか、原因をきちんと把握しましょう。
そして、しっかり話し合って、上手く付き合えるようにお互いの気持ちを理解しようとする姿勢を見せるようにしましょう。
相手に合わせた2人だけのルールを決める
恋愛不適合者と上手く付き合っていくためには、2人だけのルールを作ることが有効です。
例えば、自分の時間を大切にしているタイプの男性であれば、彼の都合を考えて「週末には必ず2人で過ごす」といった約束や、「好きなことをする代わりにしっかり埋め合わせをする」など、相手の考えに沿ってルールを決めましょう。
彼の勝手な行動を阻止するのではなく、理解して円滑に付き合っていけるように提案してみましょう。
ほかのカップルと比べない
恋愛に向かないタイプと付き合っていると、ほかのカップルが羨ましくなることがありますが、見比べないようにしましょう。
特に、「あの子の彼はこんな風にしてくれたのに」と、彼をほかの男性と比べるような発言は絶対に避ける必要があります。
自分たちには自分たちなりの付き合い方があると考え、彼の気持ちを理解してあげると上手く付き合っていけるでしょう。
まとめ
好きになった人や、付き合った相手が恋愛に向かないタイプだった場合は、相手の考え方や性格をよく理解することが大切です。相手のどういった部分が恋愛に向いていないのか、その原因をしっかりと把握しておきましょう。
彼が恋愛に適さないタイプの場合、相手に合わせる姿勢を見せると関係が上手くいきやすくなります。
自分勝手な行動をするパートナーにいちいち腹を立てず、柔軟に考えることが大切でしょう。