好きな人に好きな人がいるかもしれない…
「好きな人に好きな人がいるかもしれない…」そんな状況は、恋する女性にとってどうしようもなくつらいものです。
もしも本当に好きな人に好きな人がいた場合、いったいどうするのが正解なのでしょうか。一つの参考として、一般的な女性の本音を確認していきましょう。
過半数の女性は諦めない
『マイナビウーマン』が実施した『好きな人に好きな人がいる場合、あなたは諦めますか？』というアンケートによると、「はい」と答えた女性が47.8%、「いいえ」と答えた女性は52.2%です。
この結果を見る限り、たとえ好きな人にほかに好きな人がいたとしても、およそ半数の女性は恋を諦めないといえるでしょう。
彼の片思いであるうちはチャンスがある。そう考えて前向きに行動できる積極的な女性が多いのかもしれません。
好きな人に好きな人がいるか聞く方法
「私の好きな人は、あの子のことが好きなのかもしれない…」そんな不安を抱えていると、やはり本当のことを確かめたくなるものです。
ここで、上手な確かめ方を確認していきましょう。
ストレートに聞いてみる
好きな人の気持ちを確実に確かめたいのなら、やはり本人へストレートに聞くのがベストです。
とはいえ、突然「好きな人いるの？」と質問してみても、素直に本当の気持ちを答えてもらうのはむずかしいでしょう。
「え？なんで？」「いないよ！」「いいじゃんそんなこと」このように、あいまいな返事が返ってくる可能性が高いといえます。
そんなときは、「じゃあどんなタイプが好きなの？」「彼女候補はいるの？」など、すかさず次の質問を繰り出しましょう。彼の反応から、おのずと本当のところが見えてくるはずです。
遠回しに聞いてみる
「どうしてもストレートに聞く勇気が出ない…」そんな人は、遠まわしに聞いてみることをおすすめします。
具体的な質問としては、「なんだか最近いい感じだね。恋でもしてるの？」などと軽い形で聞いてみましょう。
ここで、彼が「してないよ！」とはっきり答えてくれれば、まず安心してよいでしょう。
一方で、「実はそうなんだ」と答えたり、返事に窮したりしているようならば、彼には好きな人がいると判断できます。
そのままの流れで相手の名前を聞き出せればベストですが、彼の性格もあるため深追いは避けましょう。
もちろん、彼の好きな人があなたである可能性もじゅうぶんに考えられます。相手が誰だかわからない以上、この段階でむやみに落ち込む必要はありません。
男友達に聞いてもらう
どうしても自分で聞くことが難しいなら、男友達の力を借りるのもよいでしょう。
というのも、好きな人がいるのかどうかを質問するのが異性ではなく同性ならば、秘めた胸の内を明かしてくれる可能性が高まるからです。
ここで注意しなければならないのが、お願いする男友達には、あなたに恋愛感情がないことが明らかな相手を選ぶという点です。
正確な答えを得るという本来の目的はもちろんのこと、大切な男友達を不用意に傷つけるのを避けるためにも、人選には細心の注意を払いましょう。
好きな人に好きな人がいる場合の逆転アプローチ方法4つ
本人に確認した結果、やっぱり好きな人には好きな人がいた。残念ながらそんな結果になることもあるでしょう。
だからといって、そう簡単に諦められないのが恋というものです。
ここでは、好きな人がいる相手への効果的なアプローチ法についてくわしく見ていきましょう。
【1】一緒に過ごす時間をつくる
好きな人がいる相手を振り向かせるためには、まず自分のことを異性として意識してもらうところからはじめなくてはなりません。
そのための近道としておすすめなのが、『できるだけ一緒に過ごす時間をつくる』というものです。
人は誰しも一緒にいる時間が長いほど、相手に対して強い親近感を抱くものです。その傾向を利用して、好きな人の懐に入り込みましょう。
彼に恋愛感情を抱かせるうえで、『親しい異性の友人』という立場を手に入れるのは、とても効果的な手段の一つなのです。
【2】相談に乗ったり相談したりする
好きな人がいる彼を振り向かせるのなら、相談に乗ったり相談したりするというのもぜひ実践しておきたいところです。
人になにかを相談するというのは、自分の弱みや秘密を相手に晒すということにほかなりません。
秘密の共有をした2人の親密度がグッと高まるというのは有名な話です。秘密にしたい悩みを打ち明け、相談したりされたりする関係になることは、彼との関係をステップアップさせるための非常に有効な手段といえるでしょう。
【3】好きなことをほのめかす
好きな人がいる彼に自分の存在を意識させるなら、思い切って彼への好意をほのめかすのも一つの方法です。
「○○くんみたいな人が彼氏だったらなー」「私が彼女だったら毎日楽しいと思うよ？」 こうした言葉を口にするときのポイントは、決して深刻にならないよう、軽口を叩くノリでさらりと伝えることです。
思いがけないあなたの言葉に、きっと彼は激しく動揺するでしょう。それをきっかけに、改めてあなたのことを1人の女性として意識することになるはずです。
【4】思い切って告白する
『まどろっこしいことは苦手。ダメならダメではっきりさせたい』あなたがそんなタイプなら、思い切って告白するのがおすすめです。
もちろん、彼には好きな人がいるとわかったうえでの告白ですから、成功する確率は決して高くはないでしょう。
でも、叶いそうにない恋に大切な時間を費やすよりも、いっそ潔く散って次の恋を探すという考え方はある意味とても合理的です。
一か八かの賭けにはなりますが、勇気を出すことで新しい展開が期待できるでしょう。
好きな人がいる相手を振り向かせる告白術
好きな人がいるとわかっている相手に告白するのは勇気がいるものです。
ここでは、そんな相手を振り向かせる可能性を高めてくれる、効果的な告白術を紹介します。
タイミングを見て素直に直球勝負
知ってのとおり、片思いというのは時折とても苦しい気持ちになるものです。希望の見えない状況が続けば、いっそ諦めてしまいたいと感じることもあるでしょう。
あなたの好きな人もそれは同じです。心が揺れる時期というのは必ず訪れますから、そうしたタイミングを狙って直球のアプローチを仕掛けましょう。
「本当はずっと好きだったの。私じゃダメかな？」ここぞというタイミングであなたの素直な思いをぶつければ、彼の気持ちはグラリとあなたへ傾くかもしれません。
押してだめなら引いてみよう
『恋愛には駆け引きが大切』という言葉を聞いたことはありませんか？ この『駆け引き』というのは、簡単にいうと、押したり引いたりのアプローチのことです。
直球の告白をしたと思えば、その他大勢向けの当たり障りのない対応を見せる。すると、「俺のこと好きって言ったよね？」「もう心変わりしちゃったの？」と、彼があなたについて考える時間がいままで以上に増えるでしょう。
上手に駆け引きすることで、彼の心のなかであなたが占める割合がグングン増してゆくのです。
好きな人がいる相手にやってはダメなこと
効果的なアプローチ法がある一方で、恋の成就を遠ざけてしまうアプローチ法というのも存在します。
ここで、好きな人がいる相手にはNGのアプローチ法を確認しておきましょう。
困らせる
好きな人がいる相手にアプローチする際に、まず気を付けたいのが相手を困らせないという点です。 たとえば、以下のような点に注意が必要です。
・彼を見かけたら、状況や場の空気を無視してとにかく話しかける
・一方的にラインを送り続けたり、毎日のように電話をしたりする
・思うような進展が見られないとあからさまに不機嫌になる
・友達などに彼への思いや恋の進展具合を言いふらす
当然のことながら、「参ったな」「困ったな」と思わせられる相手に好意を抱く人はいません。ましてや、ほかに好きな人がいる彼であれば、自分の恋を邪魔する人物として徹底的に拒絶されてしまうことにもなりかねないのです。
恋を叶えたいのであれば、相手を困らせないというのは基本的なポイントとしておさえておきましょう。
過度に期待しすぎる
好きな人がいる人へのアプローチでは、過度な期待も禁物です。
アプローチの過程では、「私にはほかの子よりもフレンドリーに接してくれる」「なんだか距離が近付いた気がする」など、思いがけずうれしい気持ちになることがあるでしょう。
だからといって、それをただちに「彼も私に好意を持ってくれているんだ」と決めつけるのはNGです。期待が高まれば高まるほど、思うような進展が見られない状況にストレスを感じることになるでしょう。
たとえ思わず期待したくなってしまうような出来事が起きたとしても、『彼には好きな人がいる』という事実を忘れずに、冷静に状況を判断する必要があります。
相手が好きな女性に対するネガティブな発言
「あの子よりも私のほうが彼を大切にできるのに」「あの子のどこがいいの？」彼が好きな女性に対して、そんな気持ちを抱くこともあるでしょう
だからといって、そうした気持ちを彼に見せてしまうのはNGです。
彼の立場にしてみれば、自分の好きな人をネガティブに言う人を好意的に受け入れられるはずもありません。
最終的に彼の心を手に入れたいと望むなら、彼の好きな人に対して思うところがあったとしても、心の奥に秘めておくのが賢い選択なのです。
まとめ
好きな人に好きな人がいるかもしれない状況は、恋する女性にとってとてもつらく苦しいものです。
とはいえ、諦めたくないという強い気持ちがあるのなら、ただ思い悩んでいるだけではなにもはじまりません。
まずは、好きな人に好きな人がいるという事実が本当なのかを確かめて、状況に応じた適切なアプローチを仕掛けていきましょう
おすすめのアプローチ法やNG行動にも注意しつつ、諦めたくない彼との恋を成就へと導いていきましょう。
