人気色を押さえておこう【白・グレー・ベージュ・黒】
コーデを紹介する前に、まずは人気の色をチェック。旬なニットコーデに近づける人気の4色を紹介 しますので、自分の好きな色をピックアップしてみて。
- 《白ニット》はクリーンな抜け感を演出
- 《ベージュニット》で顔映りを優しく
- 《グレーニット》はどんなテイストにもハマる優秀色
- 《黒ニット》でシャープなイメージを与える
《白ニット》はクリーンな抜け感を演出
白のニットは、クリーンな抜け感で洗練された印象をメイク。ベージュやアイボリーと組み合わせてワントーンコーデに仕上げれば、清潔感たっぷりで好感度の高い着こなしに。膨張色なので、凹凸感のある編み地やシルエットでメリハリをつけて。
《ベージュニット》で顔映りを優しく
ベージュは、やわらかな色合いで顔映りを優しげにしてくれるアイテム。定番カラーなので、鮮やかな赤のスカートを合わせて華やぎをプラスして。顔まわりに肌なじみのよいベージュを使うことで、強い色をコーデに取り入れやすくなるのもポイント。
《グレーニット》はどんなテイストにもハマる優秀色
グレーニットは、どんなテイストにもハマるニュートラルな優秀カラー。こちらは、カーディガン×ニットスカートのセットアップを、スニーカーでカジュアルダウンしたコーデ。足元をパンプスやブーツに変えるだけで、きれいめにシフトします。
《黒ニット》でシャープなイメージを与える
引き締めカラーの代表格である黒ニットは、着こなしをシャープな印象に仕上げてくれる。デニム合わせのカジュアルスタイルも、黒で引き締めるとモードな雰囲気が漂ってスマートな装いに。
【スカート】×ニットできれいめカジュアルに
ニット×スカートコーデは、なりたいイメージに合わせてシルエット調整を。すっきりまとめて大人っぽく、ふんわりシルエットでレディに、ゆる×ピタでカジュアルに……など、いろいろなシーンで活躍してくれる組み合わせです。
春夏
▼ゆるニットも春カラーなら新鮮
ゆるっとしたシルエットがかわいらしい春のニットは、くすみブルーを選んで清楚感を醸し出して。ベージュのプリーツスカートとの淡色同士の組み合わせも、ブルーの冷たい印象で引き締まった印象に。
▼サマーニットなら爽やかに着こなせる
夏のブラックコーデは、黒のサマーニットセットアップをチョイスして絶妙な抜け感でおしゃれを楽しんで。タイトスカートは、ニット素材ならピタッとしすぎないので、すっきり見せたいときにおすすめ。スカートのフロントボタンがコーデに奥行きをプラスしてくれる。
▼カラーアイテムで夏コーデに変化を
暑い夏は、カラーアイテムを取り入れやすい季節。うすいピンクのコットンレーススカートは、黒アイテムと合わせればカラーアイテム初心者でもコーデしやすくて◎。主役のスカートを目立たせるために、トップス、バッグ、サンダルのすべてを黒でそろえるのが肝。
秋冬
▼リブニット×タイトスカートで大人っぽく
すっきりラインのリブニット×タイトスカートは、スッと縦に伸びるIラインで大人っぽい仕上がりに。コンサバティブになりがちですが、ブーツやファーバッグなど小物でトレンド感や遊び心を取り入れて最旬に格上げ!
▼オールホワイトでふんわりかわいいコーデ
優しい色合いのアイボリーニットに、ふんわりやわらかな白プリーツスカートを合わせたコーデ。プリーツスカート合わせなら、ワントーンのニットコーデに奥行きが生まれ、メリハリが出る。長め丈をセレクトして大人かわいい装いに。
▼鮮やかな赤ニットがコーデのアクセントに
鮮やかな赤ニットは、暗い色ばかりで沈みがちな秋冬コーデのアクセントにピッタリ。アウターを羽織っても、華やかな着こなしにブラッシュアップしてくれる! 袖口からボーダーをのぞかせて個性をアピールして。
【パンツ】合わせは小ワザでスタイルアップ
ニット×パンツコーデを成功させるには、パンツのシルエットに合わせてニットのボリューム感を調整するのがポイント。上手にメリハリをつけて、おしゃれに見えるバランスを追求しましょう。
春夏
▼ノースリーブサマーニットで涼しげに
春夏は、ニット素材のノースリーブや半袖トップスがたくさん登場します。カットソーよりもカジュアル度が控えめなので、デニム合わせでも大人っぽい! 白×デニムで清涼感を漂わせて。
▼五分丈リブニットで奥行きを
ピタッとしたニット×ワイドパンツのシンプルなワンツーコーデは、ワイドリブの凹凸感で奥行きを作って。薄着になる春夏は、どうしても着こなしが単調になりがちですが、ワイドリブなら簡単に立体感をONできる!
▼ざっくりニットカーディガンは素材感でクリアに
「ざっくりニットカーディガンって秋冬っぽい……」そんな固定観念にとらわれている人も多いかも。でも、コットンニットなど春夏らしい素材をセレクトすれば、春夏でも軽やかなコーデが楽しめる! 白を選べば、抜け感たっぷりの洗練カジュアルが完成。
秋冬
▼タートルニット×スキニーですっきり
上半身がボリューミーに仕上がるタートルネックニットは、スキニーパンツですっきり着こなすと大人っぽい。黒×デニムのモノトーンでまとめれば、よりシャープな装いに。足元はショートブーツでエッジを効かせるとGOOD。
▼黒ニットをブルーデニムで明るく
タイトな黒Vネックニットは、浅い色合いのブルーデニムで春夏仕様に。Vネックからのぞくデコルテや、パンツ裾からチラ見えする足首で素肌見せすることで、より軽やかな印象をプラス。
▼ワイドパンツはシンプルニットで引き算コーデ
グレンチェック柄ワイドパンツは、ラフな編み地のシンプルニットを合わせて、パンツの柄を引き立てる引き算コーデを。編み地がシンプルな分、色で遊ぶのもあり! ニュートラルなグレーパンツにミントグリーンを合わせて彩りをプラス。
【年代別】30代・40代のお手本ニットコーデ
さまざまなコーデに取り入れやすいニットは、大人女子にピッタリのアイテム。一枚でサクッと着こなせるコーデのお手本を見ていきましょう!
フレンチスリーブニットなら上品カジュアル
肩を隠してくれるフレンチスリーブのサマーニットは、女性らしい上品な印象をメイク。白デニムに合わせて爽やかカジュアルに仕上げても、どこか女っぽさ漂う装いに。さらにピアスやチェーンバッグできれいめ要素をMIXしておしゃれに格上げを。
白のケーブルニットワンピースで楽ちんおしゃれ
丸いフォルムがかわいらしい白のケーブルニットワンピース。ゆるっとしたシルエットでも、ケーブルニットの模様が膨張を抑えてくれるのがうれしい。ボトムスやバッグを黒で引き締め、パイソン柄のパンプスで足元に辛口テイストをプラス。
Vネックカーディガンをトップス感覚でIN
ボリューミーなワイドパンツやマキシスカートには、Vネックカーディガンをトップス感覚でウエストインするスタイリングがイチオシ。上半身が小さく見えてスタイルアップ効果抜群。フロントボタンもよいアクセントに。
ピンクのVネックニットは 大人かわいいの味方
デコルテラインを見せて抜け感を出せるVネックニットは、華やかなピンクを選ぶとコーデが一気に明るくなります。ボトムス、アウター、バッグをブラウンでそろえれば、今っぽい旬コーデが即完成。
暗めコーデをイエローニットでフレッシュに
フレッシュなイエローニットは、秋冬コーデを明るくブラッシュアップしてくれるアイテム。なじみがよいベージュボトムスを合わせれば、自然な仕上がりに。少しくすんだイエローなら、大人っぽさも両立できる!
ピッタリ白ニットはワンピース×デニムの重ね着で奥行きを
重ね着コーデにうってつけなピタッとした白ニットは、控えめに入ったフリルが甘すぎないかわいさを演出してくれる。黒のワンピース×デニムを合わせて、コーデに奥行きを足して。暗めな装いのなかに入ったブルーのシューズがアクセントに。
ゆるニット×タイトスカートでカジュアルに
ボリューミーな白ニットと明るい黄色のスカートで、コーデ全体を明るくフレッシュに。トップスをウエストインし、タイトスカートを合わせれば、スタイルアップも叶う。足元はスニーカーでカジュアルダウンさせて。
ニット×フレアスカートのレディスタイル
白のハイネックニットに、深みレッドのフレアスカートを合わせたドラマティックなレディスタイル。強いコントラストですが、中間色のブラウンコートでなじませれば親しみやすい仕上がりに。白ニットなら、カラーコーデに抜け感を作ってくれるのがうれしい。
ニットの上に着る【アウター】は着崩れ防止を考えて
ニットにアウターを羽織るときは、襟元のシルエットや着崩れ防止にこだわると垢抜けコーデへ近づく! ここでは代表アウターを3タイプに分けて、ニット×アウターの着こなしテクニックをレクチャーします!
《チェスターコート》
▼チェスターコート×白ハイネックニット
チェスターコートは、どんなニットをインナーにしてもおしゃれにキマる便利なアウター。ハイネックニットをINすれば、コートの襟とニットが重なって顔まわりに奥行きが生まれ、ウォーム感たっぷりな仕上がりに。
▼グレーチェスターコート×ブルーニット
Vネックニットをインナーにすると、首元のほどよい肌見せで抜け感が生まれ、軽い仕上がりに。ボトムスをダークカラーにしたときなど、ちょっとコーデが重いなと感じたら、Vネックが助けてくれます。
《ノーカラーコート》
▼ノーカラーコート×ネイビーニット
ノーカラーコートは、すっきりとした襟元が上品なアウター。タートルネックニットと相性抜群で、お互いを引き立て合うから、簡単におしゃれ見えが叶う! Vラインのブラウンノーカラーコートにネイビーニットを重ねて、秋冬らしいこっくりした色合いに。
▼カーキノーカラーコート×白タートルネックニット
ラウンドネックのノーカラーコートも、タートルネックに合わせると好バランスな装いに。オールホワイトコーデに大人っぽいカーキのノーカラーコートを羽織り、こなれ感漂う洗練スタイルに仕上げて。
《ダウン》
▼ダウンジャケット×グレーニット
ボリューミーなダウンジャケットは、着ぶくれしないようにすっきりしたニットを選んでスタイリッシュに決めるのが鉄則。ダウン自体が保温力抜群なので、冬でもタイトニットでOKなのがうれしい。あえてダウンを襟抜きしてニットを見せることで、こなれ感もばっちり。
▼ダウンコート×白リブ編みニット
縦ラインを強調してくれるリブ編みニットもオススメ。どうしても横にボリュームが出てしまうダウンジャケットですが、リブニットでインナーに縦ラインを作れば、自然とすっきりした印象にシフト。白×黒のメリハリ配色も成功の秘訣。