「レペット(Repetto)」の魅力
今も昔も、おしゃれ女子から絶大な人気を誇る「レペット」のバレエシューズ。フランス・パリで生まれたブランドならではの世界観や可憐な見た目、その他にもたくさん愛される理由があるんです。まずは知っておきたい「レペット」の魅力3つをご紹介します。
「レペット」が愛される理由【1】ヒールの種類もいろいろ
【サンドリオン/Cendrillon】
「レペット」=サンドリオン(Cendrillon)といってもいいほど定番の型。フランス語で「シンデレラ」の意味を持ち、まさにかわいらしい見た目にぴったりのネーミング。雨の日用として作られている“サンドリオンベイビー(Cendrillon Baby)”も人気アイテム。
【サンドリオン/Cendrillon】を使ったコーデ
足を包み込む、丸みのあるフォルムが特徴的なサンドリオン。コンパクトな作りが足を華奢に見せるだけでなく、コーデを女性らしく仕上げてくれます。レディなスカートから、カジュアルなオーバーオールまで幅広く使えるのが魅力的。
【ブリジット/Brigitte】
「レペット」初のポインテッドトゥフラットシューズであるブリジット(Brigitte)。代表的なパリジェンヌであり、「レペット」が世界で有名になるきっかけとなった「ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)」が名前の由来となったシューズ。
【ブリジット/Brigitte】を使ったコーデ
ポインテッドトゥパンプスの洗練された作りと、フラットシューズのラクさを兼ね備えたブリジット。シンプルなパンツスタイルも、どことなくレディに転換。オフィスカジュアルなどでも活躍するので、大人女子は要チェック。
【ローズ/Rose】
バラという意味であり、「レペット」の創業者「ローズ・レペット(Rose Repetto)」の名前でもあるローズ。クラシカルムードを引き立ててくれる細めのストラップが、他のバレエシューズにはないワンポイントに。
【ローズ/Rose】を使ったコーデ
エレガントな印象に仕上がるローズは、エナメルの光沢感にタイツを合わせて、レトロな雰囲気を盛り上げられる靴。ストラップを留めることで安定感のある履き心地になるので、ちょっとしたお出かけやお呼ばれの場面にもぴったり。
【カミーユ/Camille】
大天使「カマエル」のフランス語名に由来するカミーユ。定番のサンドリヨンに3cmヒールが付いたもので、フラットシューズが苦手な人でも挑戦しやすい形。「レペット」初心者さんにおすすめのデザインのひとつ。
【カミーユ/Camille】を使ったコーデ
さりげないヒール付きのカミーユをロング丈のアイテムと合わせれば、全体が縦長にすっきり見える。きちんと感を演出したいオフィスカジュアルから、オフの日まで使える形が魅力的。
【マイケル/Michael】
レペット初のローファー、マイケル。もともとは“ジャクソン”と呼ばれていたこのモデル。「マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)」が亡くなったあと、彼へのオマージュをこめてマイケルと改名。ヒールも高くないので歩き疲れず、楽さときちんと感を両立できる優秀アイテム。
【マイケル/Michael】を使ったコーデ
エナメル素材のマイケルは、カジュアルなコーデをおしゃれかつマニッシュに格上げしてくれる。ざっくりニットと大きめのチェック柄パンツに合わせれば、カジュアルなトラッドスタイルが完成。
【ジジ/Zizi】
メンズライクなデザインが特徴的なジジは、創業者の義理の娘でバレエダンサー、「ジジ・ジャンメール(Zizi Jeanmaire)」のためにデザインされたもの。作曲家、「セルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)」が愛用していたことでも知られ、男性からも人気なデザイン。
【ジジ/Zizi】を使ったコーデ
クラシカルで流行に左右されないジジは、どんなアイテムと合わせてもエレガントに魅せてくれます。カジュアルなデニムと相性抜群なのはもちろんのこと、ミニスカートと合わせても、マニッシュさとエレガントさの双方の魅力が全開に。
レペットの魅力【2】愛用したくなる歩きやすさ
やわらかい革を使っている「レペット」のバレエシューズは、履いているうちにどんどん足になじみ、歩きやすくなっていくの特徴。素材によって差はあるので、最初は短い距離から歩き始めて、徐々に慣れさせていくのが上手に履きこなすポイント。
レペットの魅力【3】一足持っていれば長く履ける
「レペット」のバレエシューズは、一つひとつ職人さんの手で丁寧に作られたハンドメイドアイテム。愛情たっぷりに作られているからこそ、“一生もの”として履ける丈夫さを備えている優れもの。長く履き続けられる、あなたのお気に入りの一足がきっと見つかるはず!
サイズ感と選び方
パリで生まれた「レペット」のサイズは、すべてフランス表記。日本での標準サイズよりも小さく作られているため、選び方にこだわると◎。
【1】素材を見る
スムースレザーなどのやわらかい素材が使われたデザインはなじみやすく、エナメルなどの素材はしっかりとしていて傷つきにくい分、なじむまでに少し時間がかかってしまうかも。
【2】素足派?靴下派?
小さめに作られている「レペット」のバレエシューズ。靴下と合わせて履く人は、いつもどおりのサイズを選ぶときつく感じてしまう可能性も。また、素足で履く場合は「靴のなかですべらないか」など確認しながらサイズを選ぶとよいでしょう。
長く使うための【お手入れ方法】のコツ
一足もっていると長く履き続けられる「レペット」のバレエシューズ。長く履き続けるためには、きちんとしたお手入れ方法を知っておくのがマスト。まずは買ったその日に防水スプレーで靴を保護しておきましょう。
【1】エナメル素材
やわらかい乾いた布で汚れをふき取り、エナメル靴専用のクリームを適量やわらかい布につけてやさしく拭きます。エナメルは変色やひび割れすると元に戻らないので、定期的なお手入れが必要。エナメルに防水スプレーはシミになるのでNG!
【2】表革素材
やわらかい布に革靴専用のクリーナーを適量のせて、汚れをふき取ります。最後に専用の保護クリームを塗ります。革靴は水に濡れると油分が減り、ひび割れの原因にもなるので、乾燥したらクリームで油分を補ってあげましょう。
【3】スウェード素材
素材の美しさを保つために、スウェード専用のブラシで毛並みを整えます。最後に栄養・防水スプレーをして完成です。水でぬれた場合は、すぐに乾かし陰干ししてください。
【赤】はコーデのポイントとして使う
「レペット」のバレエシューズのなかでも代表的なカラーである《赤》。目を引く華やかな色味が、レディムードを急上昇させてくれる。
女性らしいブラックワンピースにON
シンプルなブラックのワンピースに映える赤のバレエシューズ。麦わら帽子と個性的なデニムバッグを合わせて、映画のワンシーンのようなコーデに仕上げてみて。
ボーダーとの色合わせでつくる大人カジュアル
ボーダーの色合いにこだわって、全体的にまとまりのある印象に。ラフなデニムコーデでも、だらしなさとは無縁のおしゃれなスタイリングが完成。
フレンチモードをひとさじプラス
パリジェンヌのような大人カジュアルにも使える赤のバレエシューズ。白Tシャツとベージュパンツのシンプルコーデをフレンチモードに仕上げてくれる。
カジュアルコーデをきれいめに格上げ
きちんと感のあるスタンドカラーの白シャツとラフなデニムの組み合わせにも映える赤のバレエシューズ。エナメルの光沢感が、シンプルコーデにフォーマルさをプラスしてくれます。
【黒】でクールな印象に
女性らしさがありつつ、引き締まった印象にもなる《黒》のバレエシューズ。どんな装いにも似合うから、一足は持っておきたい万能シューズです。
大人なワントーンコーディネート
「レペット」のバレエシューズといえば、“かわいらしい”イメージが強いですが、黒ならクールな雰囲気に。オールブラックコーデと合わせてもOK!
ブルーのロングカーディガンと合わせてシックに
くすみブルーのロングカーディガンを羽織ったシックなコーデにもなじむ黒のバレエシューズ。「ミュベール(MUVEIL)」とコラボした猫モチーフのバレエシューズで、大人っぽいスタイルのなかに個性を発揮。
黒×ブラウンで簡単におしゃれをゲット
全体を黒やブラウン系で統一したまとまりのあるコーデ。ベージュで優しげな雰囲気を醸し出し、ベレー帽、トップス、靴を黒で引き締めて簡単おしゃれをメイク。
【ゴールド】で華やかな抜け感を
一点投入で個性を発揮させられる《ゴールド》。一見派手な印象が強い色味だけれど、足元ならさりげなくスタイリングに取り入れることができる。
淡い色で統一したきれいめコーデ
ブルーシャツ×白パンツの爽やかシンプルコーデにも、ゴールドのバレエシューズが見事にマッチ。淡いゴールドなので悪目立ちせず、通勤コーデにも使える!
いつものカジュアルスタイルに個性をプラス
ベージュと同じく肌なじみのいいゴールドは、ワンランク上のおしゃれを叶えてくれるから、ぜひ普段のコーデのポイントにしてみて。ラフなデニムからのぞかせて、手抜き感を感じさせないコーデに。
スカートの色となじませると◎。
【その他】カラーバリエーションが豊富
たくさんの種類がある「レペット」のバレエシューズは、それぞれのカラーバリエーションが豊富なところも魅力のひとつ。たとえ定番シリーズでも、その年のトレンドによって微妙に色合いが変わるので、毎年どんなラインナップになるのかを楽しみに待つのも◎。
《ホワイト》は存在感のあるワンピースと合わせて
意外と知られていない失敗知らずな《ホワイト》。ひかえめカラーだからこそ、印象的なストライプワンピースの魅力を際立たせてくれる。シンプルスタイルにも使える優れものなので、ファッションを楽しむ女子に押さえておいてほしいカラー。
《ベージュ》で作る旬のワントーンコーデ
《ベージュ》のバレエシューズは、きれいめ×リラックスの両方を叶える大人女子ファッションにぴったり。白やキャメル、ブラウンなどのやわらかい雰囲気のスタイリングと合わせて、旬のワントーンカジュアルコーデを手に入れて。
《シルバー》はフォーマルコーデのアクセサリー代わりに
結婚式や二次会などのフォーマルシーンでも使えそうな《シルバー》のバレエシューズ。シックなアイテムで作ったスタイリングはひかえめになりがちだけれど、足元にシルバーを置くことで、華やぎをひとさじプラスできる。
《レオパード》×ボーダーの「柄ON柄」
近頃、おしゃれアイテムとして定着している《レオパード柄》。「レペット」のバレエシューズでは、なじみのよい落ち着いた色味が展開されているので、着慣れたボーダーやパンツスタイルのアクセントとして取り入れるのもおすすめ。
実は【バッグ】も人気!シューズと合わせてコーデしよう
「レペット」=「バレエシューズ」のイメージが強いですが、実は「バッグ」も人気なんです。バレエシューズと同じく“かわいい”雰囲気のバッグがそろっているので、シューズと一緒にコーデしてみましょう!
丸いフォルムがかわいいショルダーバッグ
サークルフォルムのハンドバッグは、手に持つだけで一気にキュートな印象に。ワイドデニム×カーキコートのストリートモードで、バッグのかわいらしさをより際立てて。
憧れフレンチカジュアルはミニバッグでメイク
ボーダートップス×黒スキニーに麦わら帽子とバレエシューズをONし、赤いカーディガンを羽織ったら、定番フレンチカジュアルが完成。仕上げにサークルフォルムのミニバッグを添えれば、気分はパリジェンヌ。
クールなスクエアなら、ちょっぴり大きくてもすっきり見える
ちょっぴり大きめのバッグでもスクエアをチョイスすれば、すっきりと軽い印象に。金のボタンが光るシンプルなバッグと、ボーダー×黒スキニーで作ったカジュアルスタイルに、赤のバレエシューズでアクセントをON。
黒ダンスバッグ×黒シューズ
大きめの黒バッグはシンプルが一番。「レペット」のダンスバッグはワイドなフォルムなので、シンプルだけれどかわいい印象を与えてくれる。ブラウンのタートルネックとハイウエストデニムで脚長効果を発揮しつつ、バレエシューズを合わせて、バレリーナ気分で出かけよう!