オールインワンの種類って?
そもそも「オールインワンってどんな服のこと?」と疑問に感じる人もいるはず。オールインワンとは一枚の布で上下がつながっている服のことで、混同しがちなジャンパースカートやサロペットもオールインワンの一種。ではなぜ呼び名が違うのかというと、それぞれきちんと特徴があるから。では、オールインワンの4種類のアイテムをさっそくご紹介。
- パンツタイプ
- スカートタイプ(ジャンパースカート)
- つなぎタイプ
- オーバーオールタイプ(サロペット)
パンツタイプ
肩紐がついている、パンツ型のオールインワン。肩紐が細めなら大人っぽく、太めならよりカジュアルな印象になるのが特徴。
スカートタイプ(ジャンパースカート)
肩紐がついているスカート型のオールインワンで、いわゆるジャンパースカートのこと。通常のスカートに比べるとウエストの締め付けがないので、ストレスフリーに着こなせるのがポイント。
つなぎタイプ
肩紐ではなく、トップスとボトムスが一体となったつなぎタイプのオールインワン。肩紐のあるタイプと比較すると、インナーに悩む必要がないので楽々コーデがきまるのがうれしい。
オーバーオールタイプ(サロペット)
オーバーオールやサロペットと呼ばれる肩紐のあるオールインワン。パンツタイプやスカートタイプとの違いは、背中の紐がクロスされているかどうか。またオーバーオールは英語、サロペットは仏語と語源が違えど、指すアイテムは同じ。
【春】マンネリから脱出!オールインワンコーデ
軽めの長袖とボトムスのコーデになんだかマンネリしがちな春、オールインワンを迎えて新鮮さを呼び込んでみては? 中に着るトップスで印象がガラリと変わるので、着回し幅を効かせやすいのがポイント。
甘いレーストップスも身近な存在に
一枚で着こなすにはちょっぴり甘すぎる印象のレーストップスも、サロペットタイプの黒オールインワンと合わせたら気負わずトライすることが可能。黒の面積が多めだから、ベージュや白の小物で春らしさを添えて。
太めボーダーでカジュアルダウン
トレンチコートのようなデザインのきちんと感のあるオールインワンは、太めボーダーのトップスを取り入れてほどよくリラックス。トップスの色を拾ったスニーカー合わせで一体感を作って。
白×ベージュが春にお似合い
やわらかい春の日差しになじむ白とベージュの配色で季節感をアップ。プレーンなオールインワンは、透けのあるブラウスで素材のギャップを強調するとメリハリたっぷり。
【夏】暑い日も爽やか!オールインワンコーデ
身にまとう布が少なめになる夏には、オールインワンを主役にしたスタイルにトライ! なかでもゆったりサイズのものを選ぶと通気性もよく、暑い日でも爽やか。
引き締めブラックで膨張させない
ゆったりサイズかつ肌なじみのよいグレージュオールインワンは、ともすれば肌に溶けこみぼんやりしてしまいがち。そこで黒アイテムを有効活用することで、引き締め効果とメリハリを手に入れて。
黒×レオパードで大人らしく
胸下からふわりと広がるジャンパースカートは、黒とレオパード柄ブラウスで幼く見えるのを防止。手元には白を置いて、適度な抜け感を演出。
レザーを散らしてシックにきめる
ワンショルダートップスとパンツタイプのオールインワンをかけ合わせれば、アシンメトリーな肩まわりで上級者な着こなしに。肩紐とシューズにレザーを取り入れて、優しい白とベージュにスパイスをプラス。
【秋】季節感がポイントのオールインワンコーデ
秋のオールインワンコーデは、色選びで季節感を取り入れたいところ。なかでもブラウンやカーキなど、秋の自然色を想わせるカラーがチャレンジしやすい!
2色コーデは柄と素材でメリハリを
繊細ストラップのおかげで幼く見えないオールインワンに、ブラウンの細ボーダートップスを合わせて大人カジュアルをメイク。ファーバッグを取り入れれば、季節感だけでなく立体感もアップ。
アシンメトリーデザインでシャープに
黒に映えるライトブラウンのオールインワンは、アシンメトリーのネックデザインでシャープな印象。フルレングスのIラインコーデだから、小物はコンパクトにまとめると美シルエットに。
秋の定番アウターでハンサムに
白カットソーに黒オールインワンを合わせたミニマルスタイルは、カーキのジャケットを合わせてハンサムにシフト。カジュアルになりすぎないよう、足元はレディな黒パンプスが吉。
【冬】アウターとのなじませオールインワンコーデ
アウターが主体となる冬には、オールインワンの色はアウターカラーとなじませて一体感を作るとすっきり。冬の人気アウター別に、お手本スタイルをチェック。
糖度高めなアイテム、これで失敗しない!
見た目の温感もバッチリなファーアウターに、白のフリルネックブラウスを合わせてフェミニンに。これだけだと甘すぎるから、ブラウンのオールインワンとスニーカーで親近感を添えて。
レザージャケットはノーカラーですっきり見せ
秋冬ならではのタートルネックニット×オールインワンの重ね技。ハードな印象のレザージャケットは、ノーカラーを選ぶことで女性らしさを加味。首まわりがすっきり見えるのもポイントに。
冬はやっぱりベージュ×ブラウン
温もりたっぷりなのは、ベージュとブラウンの配色のおかげ。濃い方の色をアウターにすることで、引き締め効果もバッチリ。トラッドなチェスターコートだから、カジュアルなオールインワンでお堅さを和らげて。
デニム・柄物のオールインワンで脱マンネリ!
デニム素材や柄物のオールインワンを取り入れれば、コーデがパッと華やかな表情に。カジュアルなデニムに合わせたいアイテムや、柄を取り入れる場合の着こなし術をお届け。
デニムオールインワン
▼デニムを大人らしく着こなす
カジュアルになりがちなデニムのオールインワンも、細めの肩紐とタイトシルエットなら大人らしい表情に。他のアイテムはすべて黒で統一すると、さらに大人見え。
▼コンパクトインナーでメリハリを
ゆったりサイズのデニムオールインワンは、前面と背面のカラー違いがポイント。コンパクトなインナーと華奢ストラップサンダルでメリハリ作りを忘れずに。
ドット柄
▼抜けのあるアイテムでカジュアルミックス
レディにきまるクラシカルなドットオールインワンは、着慣れた白Tやスニーカーでカジュアルダウン。ベージュの小物を添えて、モノクロコーデに立体感を与えて。
▼これさえあればコーデに迷わない!
一枚でコーデが完結するドットオールインワンは、ツンとした袖先やシャープなVネックで華奢見えを狙えるのがうれしい。端正なモノクロコーデにブラウンのシューズを合わせて女性らしさを盛り上げて。
チェック柄
▼白×チェックでフェミニンを堪能
チェック柄のオールインワンに、白ニットを合わせてフェミニンな装いをエンジョイ。おしゃれ心をくすぐるスクエアトゥショートブーツで適度なスパイスを加えると美バランス。
▼ハイネックトップス合わせでトラッドに
こっくり赤味ブラウンのハイネックトップスに、チェック柄のオールインワンを合わせてトラッドな印象へ導いて。黒のレザー小物を上下に置いて全体を引き締め。
40代がオールインワンを着こなすには?
大人の余裕が漂う着こなしを楽しみたい40代さんがオールインワンを取り入れるなら、どんな着こなしがおすすめ? お手本2選をお届け。
大人っぽいアシンメトリーがおすすめ
おしゃれ感がアップするアシンメトリーのオールインワンで大人らしさを語って。ブラウンやベージュ、黒などシックな色選びが鍵。
Iラインのシルエットで体型カバー
ストンと落ち感のあるオールインワンで縦長効果を狙えば、スタイルアップにつながる。イエローとのフレッシュな配色に、リュクスなレザーシューズで大人らしさを加味。
「オールインワンのおトイレ問題」この着方で解決!
楽ちんなオールインワンだけれど、おトイレに行ったときに裾が床について不衛生になってしまうのが悩みどころ。どんな着方をするのが正解? と悩んだときは、ささっとバッグに忍ばせられるお役立ち小物で解決してみて。
パンツタイプは「ヘアゴム」
用を足す前に、パンツの裾の足首部分にヘアゴムを通し、上まで上げてキュッと裾止めすれば床につく心配なし! 普段は手首にアクセサリーとして使用しても◎。
スカートタイプは「洗濯クリップ」
スカートの場合は、裾をまくり上げてウエスト部分でクリップ留めすればOK。バッグに入れてもかさばらない小さめサイズなのが◎。