ハイウエストデニムの着こなしのコツ!
「私にはハイウエストデニムが似合わない」と思っている人は、もしかしたら自分の体型に合っていないデニムを選んでいるのかも。また「苦しい」と感じるときは単純にサイズが小さすぎる可能性も。同じブランドでも、いくつかのサイズを試着してみて。
自分の体型にベストなハイウエストデニムを選ぼう
- 【女らしいメリハリ体型 or ぽっちゃり】 → ジャストサイズのストレート or テーパード
- 【太ってはいないが、しっかりした骨格】 → ワイド or ゆったりサイズのストレート
- 【全体的に華奢でほっそり】 → スキニー
【女らしいメリハリ体型 or ぽっちゃり】 → ジャストサイズのストレート or テーパード
この体型の方は、ジャストサイズのストレートやテーパード型が一番スッキリして見えます。大きいサイズやワイドタイプを選ぶと、ボリュームが出すぎて迫力満点になる可能性があるので要注意。
【太ってはいないが、しっかりした骨格】 → ワイド or ゆったりサイズのストレート
けして太ってはいないけれど、しっかりした体型に見られる人や、体の凹凸が少なく中性的な人は、ワイドタイプや、1〜2サイズ上げたストレートタイプをゆるっと穿くのがおすすめ。しっかりした骨格なので「服に着られている」感もなく、カッコよくサマになります!
【全体的に華奢でほっそり】 → スキニー
華奢なうえに女らしい凹凸もある、という誰もがうらやむ体型の持ち主なら、基本的にどんなデニムも着こなせます。なかでも着こなしが難しいスキニータイプが一番似合うのはこの体型の方なので、どんどん取り入れてみて。
ベルトを使ってメリハリをつける
「デニムの形は体型に合っているけれど何かしっくりこない」「いつも同じコーデでつまらない」というときは、ベルトをプラスしてみて。着こなしにメリハリがついて、気分も一新!
40代に似合うシルエット
体型の悩みが増えてくる40代は、若い頃に穿いていたデニムが似合わなく感じたりするもの。体の線が出るスキニーや、だらしなく見えがちなゆるサイズは避け、腰まわりや足のラインをスッキリ見せてくれるストレートやテーパードデニムを選んでみて。
【シルエット別】のハイウエストデニムコーデ
ここからはハイウエストデニムのコーデをシルエット別にご紹介。さまざまなデザインをしっかり自分のものにした、おしゃれ女子のスタイリングは必見。
スキニー
▼黒デニム×赤ボーダートップスで女っぽく
ハイウエストデニムにトップスを全部インするのが、一番今っぽい着こなし方。スキニータイプはお尻も足の線も露わになりますが、思いきってインして女らしさを楽しんで。遊び心のあるスリッポンがコーデのアクセント。
▼ブルーデニム×黒タートルでミニマリズムを極めて
黒のタートルニットとブルーデニムのシンプルコーデがとびきりおしゃれに見えるのが、ハイウエストデニムの魅力。色を抑えてシックな雰囲気に。
ストレート&テーパード
▼「ジーユー (GU)」のストレートデニム×刺しゅうシャツ
刺しゅう模様が可憐なブラウスとストレートデニムのコーデ。カゴバッグとベージュのメッシュスリッポンで落ち着いた雰囲気にまとめて。
▼テーパードデニム×アシンメトリーショルダーシャツ
「ストレートデニムが人気なのはわかるけれど、なんとなく自分にはしっくりこない……」という方は、テーパードデニムを試してみて。裾に向かってゆるやかに細くなるデザインがスッキリしていて、取り入れやすいハズ。
ワイド
▼ワイドデニム×7分袖ジャケットでモードな雰囲気
ルーズシルエットのワイドデニム×白ロングTシャツのコーデを、7分袖ジャケットでモードに昇華。インパクトのある上下に負けないよう、足元はパッと目を引くカラースニーカーが◎。
▼ワイドデニム×コンパクトトップス
タック入りのきれいめワイドデニムは、コンパクトなトップスでバランス美人に。足元はビーチサンダルを合わせると今っぽい仕上がり。
【季節別】ハイウエストデニムコーデ
ハイウエストデニムは、もはや一年中手放せない存在。どのシルエットでもウエストラインをしっかり見せるスタイリングテクに注目!
春
▼ストレートデニム×リネンジャケットできれいめスタイル
ハイウエストデニムをきれいめな雰囲気に格上げしたいなら、ニュアンスカラーでまとめるのがおすすめ。ベージュのリネンジャケット合わせで鮮度の高い春コーデに。
▼エレガントブラウスをデニムでカジュアルダウン
厚いニットを脱いでブラウス一枚で出かけられる春。ギャザーたっぷりのエレガントなドット柄ブラウスをデニムでカジュアルダウン。きれいめ小物をブラウスと同じ黒で統一し、赤リップで仕上げればパーフェクト!
夏
▼「GU」ハイウエストストレートデニム×テラコッタカラーキャミソール
インディゴブルーのストレートデニムにテラコッタカラーのキャミソールをインしたコーデ。秋冬っぽい色の組み合わせなので、白い小物でしっかり抜け感を作るのがコツ。
▼ミディアムブルーデニム×黒ジャケット
ミディアムブルーのデニム×白タンクトップに黒ジャケットを羽織り、パキッとしたコントラストを楽しんで。
秋
▼ブルーデニム×ワインレッドジャケットでレトロ風
レトロ感のあるワインレッドのジャケットと濃いブルーデニムの組み合わせが新鮮。白のロゴTでシンプルにまとめ、重厚感のあるチャンキーヒールのミュールで仕上げて。
▼黒テーパードデニム×からし色カーディガン
秋らしいからし色のカーディガンの引き立て役には、スッキリとした黒のテーパードデニムがぴったり。シンプルコーデにお気に入りの小物をちりばめてパリジェンヌっぽく。
冬
▼白デニム×白ニット×茶色ステンカラーコート
オフホワイトで統一したインナーを茶色のステンカラーコートで引き締めて、辛口にスタイリング。黒のバックパックとショートブーツがマニッシュな雰囲気にフィット。
▼スキニーデニム×フェイクムートンジャケット
ボリュームのあるフェイクムートンのミリタリージャケットは、スキニーでスッキリ着こなすのが正解。腰まわりがもたつかないのもハイウエストデニムのいいところ。
【色別】ハイウエストデニムコーデ
次はデニムの色別にお手本コーデを見ていきます。それぞれのデニムが引き立つトップス合わせや、おしゃれ感度高めに仕上げるコツをチェック!
ブルー
▼ストレートデニム×袖コンシャスブラウス
たっぷりした袖が乙女なデザインのブラウスにストレートデニムを合わせて、大人かわいくスタイリング。白ソックスとバレエシューズの組み合わせも、服の雰囲気と合っていてGOOD。
▼ブルーデニム×黒Tシャツで究極シンプルルック
ミディアムブルーデニムに黒Tシャツをインしただけの極上シンプルルック。厳選した最小限のシルバーアクセサリーと、ピンクベージュのサンダルでさりげなく女らしさをアピール。
白
▼ホワイトデニム×ボーダーカットソー
いつものボーダーカットソーを格上げしてくれる白のハイウエストデニム。足元は白のパンプスをチョイスして品格漂うコーデに。
▼ゆるシルエットのストレートデニムをベルトで引き締め
ゆったりめのストレートデニムと黒のノースリーブシャツの辛口スタイルに、茶色のベルトでメリハリをつけたコーデ。ビーズバッグや紐サンダルでしっかり抜け感を作って、涼しげな印象に。
黒
▼色のトーンや素材ミックスで奥行きのあるオールブラックコーデに
微妙にトーンの違う上下で作ったグラデーションを軸に、PVCバッグやダブルアイレットベルトでアクセントを添えたオールブラックコーデ。色のトーンや素材をミックスすることで奥行きのある着こなしに。
▼スキニーデニム×CPOジャケットの定番スタイルを今っぽく
ビッグシルエットトップスにコンパクトボトムス、という定番の組み合わせを、ハイウエストデニムでスタイリッシュに更新。CPOジャケットの中に着たボーダーシャツをしっかりインするのがコツ。
おすすめハイウエストデニム5選
最後に、おすすめブランドのデニムをピックアップ。プチプラから老舗ブランドまで、いますぐチェックしたくなるデニムばかりです!
「ジーユー (GU)」の『ハイウエストストレートジーンズ』
元祖「神デニム」と呼ばれるこちらは、細すぎず太すぎずの絶妙なシルエットで、足をまっすぐ長く見せてくれる。それでいてプチプラなんて本当に優秀!
「ユニクロ (UNIQLO)」の『スラウチテーパードアンクルジーンズ』
リピーターの多いこちらのデニムは、体型カバーも美脚も手に入る人気アイテム。ゆったりした腰まわりがお尻の悩みを、裾に向かって細くなるデザインが足の悩みを解決してくれる。
「ザラ(ZARA)」の『Z1975 BAGGY ペーパーバッグデニムパンツ』
旬なアイテムがそろう「ザラ」は、ハイウエストデニムの種類も豊富。思いきりトレンディな一本を選ぶのもあり。クシュッとギャザーの寄ったウエストや、ゆるやかにカーブを描くレッグラインがかわいい!
「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」の『HW Rebirth BLACK SKINNY』
デニムのシルエットがきれいなことで有名な「ブラックバイマウジー」からは、一度穿いたらやみつきになる、とも言われているハイウエストスキニーをピックアップ。しっかりストレッチが効いているので動きやすく、引き締め効果で美脚も叶う。
「リーバイス(LEVI'S)」の『DAD JEAN CHARLIE BOY』
老舗ブランドからは、「お父さんが若い頃に穿いていた」ようなジーンズを今風にアレンジした一本をおすすめ。腰まわりから全体にかけてゆったりとした作りで、裾に向かって少しテーパードされたシルエットも今っぽいリラックスコーデになじみそう。