(1)飲み慣れないビールで交流
「会社の近くに大きな公園があって、夏になると毎年ビールフェスのような催しがやっています。でも、私はビールを飲まないので、行ったことありませんでした。
同僚に誘われて初めて参加したとき、サラリーマン風の3人組の男性に声をかけられました。近くの会社の人で、怪しい人たちではないだろうと、一緒に飲むことに。
そのなかにいたひとりの男性に、思いがけない話をされました。いつも朝、駅で私を見かけると言うんです。声をかけたいけどかけられなかったから、ここで会えて嬉しいと……。
それ以来、朝に会うと挨拶するようになり、夜は飲みに行ったりもして、しばらくして付き合うことになりました」(事務/29歳)
夏だからこそ行くような場所に出向いてみると、思いがけない出会いがあるもの。普段は飲み慣れないビールも、夏なら美味しく感じるかも。お酒がいい出会いを演出してくれることも多々あります。
(2)友だちとはぐれて
「去年、友だち男女合わせて6人で海に行きました。夜は花火を見て、ホテルで一泊するというプランでした。
昼間、海でトイレに行ったとき、男性2人組にナンパされました。でも、“友だちと来ているから”と言うと、すぐに離れていきました。
そして夜に花火を見た帰りです。またトイレに行ったんですが、そこで友だちとはぐれてしまった。しかも、ケータイを預けっぱなしで……。自分が今どこにいるかも分からないので、焦りました。
すると、なんと昼間にナンパしてきた男性のひとりが通りかかったんです。急いで声をかけました。事情を説明すると、ホテルまで案内してくれて実はすごく親切な人でした。
連絡先を交換して、帰ってからもしばらくやり取りをしていると、1ヶ月後に会うことに! 順調に交際に至りました」(受付/27歳)
知らない場所で取り残され、心細くなったときに現れた男性。多少顔見知りなだけで、妙な親近感が湧くもの。しかもいい人であれば、恋心に発展してもおかしくはないでしょう。
(3)ストレートなお誘いに
「友だちがDJをやるという夏のクラブイベントに参加したときです。ひとりで後ろのほうに立っていたら、“ちょっといいですか?”と声をかけてくる男性がいました。
そして、“ナンパなんですが……”と申し訳なさそうに言うんです。ちょっと面白かったので、しばらく話をしていました。見た目、真面目そうで、怪しい感じもなかったので、外に出て飲み直すことになりました。
話をしているうちに、その人は彼女がいることを正直に告白。彼女とギクシャクしてて、ハメを外そうとクラブに来たそう。ナンパも初めてしたとのこと。
それからしばらく彼女の相談をされ、よく分からない時間を過ごしましたが、彼の誠実さが伝わってきて、いつの間にか惹かれていました。
その後、彼女と別れたという知らせがあり、付き合うことになっていきました」(営業/29歳)
男性がナンパをするのにも、理由はいろいろあります。単にその日の相手を求めている……という人ばかりではありません。ちょっと話を聞いてみるという余裕はあってもいいかもしれませんね。
ナンパに対してあまり警戒してしまうと、出会いのチャンスを狭めてしまうことになります。獲って食おうとする男ばかりではありません。そのぐらいの見極めはできるはずなので、少し余裕を持って構えるといいのではないでしょうか。
Editor:Annu Ooki
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