(1)SNSにポエム風の投稿
「先輩が失恋したとき、SNSに『あなたのいない世界は真っ暗。私は上手にフライトできるかな?』と連日に渡ってポエム風の投稿をしていたのは、今でも飲み会のネタになるくらい痛かった」(29歳/女性/CA)
失恋によって乱れた心のバランスを保つために、自分の気持ちを言葉にすることは決して悪いことではありません。でも、詩人気どりの文章を誰が見ているか分からないSNSに投稿すると、ただの恥さらしになってしまうことも……。どうしても失恋のショックを誰かに慰めてもらいたいときは、素直に「悲しい」と簡潔に表現するのがベストですよ。
(2)お酒に酔って泣き始める
「上司が同棲中だった彼氏と別れたショックだったのか、飲み会の最中に突然泣き出して困ったことがある。しかも、明け方まで『何が悪かったと思う?』『どうしたら結婚できるかな?』『〇〇くんはどう思う?』と真剣に相談されてゲンナリした」(33歳/男性/メーカー)
お酒に酔って失恋のショックを紛らわせたい気持ちは分かりますが、あまりにも悪態ついたり泣き上戸になってしまうと、周りの友人たちに「こいつ、面倒だな」と思われてしまうので注意が必要です。酔っ払って現実逃避するのは構いませんが、気持ちを切り替えて一歩前へ進むことも大切ですよ。
(3)「私、一生独身で生きる」と宣言する
「同期の友達が失恋したとき、何を思ったのかSNSで『私、一生独身で生きます!』と宣言していて反応に困った。別にそんなに強がって恋愛を拒否しなくてもいいのに……」(28歳/女性/IT)
大切な人を失ったショックから立ち直ったかのように見える女性に多いのが、「独身宣言」。本人は新たな一歩を踏み出したつもりでいるようですが、反応を求められている周りはいい迷惑ですよね。この女性も「頑張って!」としか声をかけられなかったそうですよ。
(4)「もうダメかも……」とネガティブ発言
「とにかく恋愛に執着するタイプだった彼女が怖くなって別れたら、SNSに自暴自棄なことばかり書き出して焦ったことがある。でもここでまた連絡したら別れた意味がないと思ってスルーしていたけどね」(32歳/男性/金融)
ショックが大きくてネガティブな気持ちになるのは分かりますが、「もうダメ」「私みたいな女は」「どうして私だけ」と悲劇のヒロイン気どりの発言を繰り返していると、同性はもちろん、異性からも白い目で見られてしまいます。溢れ出す悲しみが落ち着くまで、少しの間SNSから離れてみるのも一つの手かもしれませんね。
(5)好きでもない異性で寂しさを紛らわす
「学生時代からの友人が結婚間近で破局して自暴自棄になったのか、毎晩違う男と寝泊まりしているのを聞いて言葉を失った。もちろん友人として『やめたほうがいい』と助言したけど、聞く耳を持たなかった」(31歳/女性/事務)
失恋のショックから自暴自棄になって、好きでもない異性と遊んで気を紛らわすなんて大人げない!自分自身の価値を下げて、ますます結婚が遠のいてしまうだけですよ。どんなにもがいても、恋人は戻ってきません。今は辛い現実ですが、友人たちの助言を聞いて新たな恋に向けた心の準備をしておきましょう。
失恋の辛さを知っているからこそ、大切な友人にはやってほしくないイタすぎる行動。どんなに深い悲しみでも、時間が経つにつれて少しずつ傷口が塞がってくるものです。結婚がちらつくアラサーだからこそ、失恋時もオトナの振る舞いを心がけてほしいものですね。
Editor:mook