【眉頭の正しい位置】を押さえてあなたも印象美人に!
眉毛の形や太さを意識しても、眉頭の位置がずれていると違和感のある仕上がりに……。まずはこれからレクチャーする眉頭の正しい位置をしっかり押さえて、垢抜け顔をGETしましょう!
『鼻筋から自然につながる場所』が基本の位置
【眉の理想バランス】
- 眉頭:小鼻の真上~目頭の真上
- 眉山:黒目外側の真上~目尻外側の真上
- 眉尻:口角と目尻をつないだ延長線上or小鼻と目尻をつないだ延長線上
- 眉の高さ:眉頭と眉尻は水平
眉頭の基本位置は「鼻筋から自然につながる場所」。鼻筋と眉頭がつながることで陰影がつき、目鼻立ちがはっきりします。どうしても場所が分からない場合は<小鼻の真上>を目安にすると◎。この基本位置は誰にでも似合いやすい場所なので、眉メイク初心者さんはまずこの位置から試してみてくださいね。
クールに見せたいなら『1~2㎜程度内側に』
基本位置を基準に、見せたい印象に合わせて眉頭の位置を前後させるのもおすすめ。クールな雰囲気を演出したい場合は、基本位置よりも1~2㎜程度内側にもってくると◎。目力がUPし、意志の強さを感じる仕上がりに。足りない部分はアイブロウパウダーで薄く塗り、ややしっかりめに描いていくのがおしゃれ見せを叶えるための大事なポイントですよ。
かわいらしく見せたいなら『1~2㎜程度外側に』
かわいらしく優しげな印象に仕上げたい場合は、基本位置よりも1~2㎜程度外側にもってくるのがおすすめ。ただし、目頭の真上よりも外側にしすぎると目と目が離れて見え、間の抜けたような表情になってしまうので要注意。バランスを見ながら不要な毛はシェーバーで除去し、全体的にややぼかし気味に描くことで、やわらかな抜け顔を手に入れることができますよ。
【眉頭の整え方】をレクチャー!
ここでは【初めてでも失敗しない眉頭の整え方】をご紹介します。この機会にマスターしておけばすっぴん眉も怖くない! ぜひ参考にしてみてくださいね。
先に眉メイクを施して失敗を回避
眉毛の処理はまず眉メイクを施してから行うのがおすすめ。「こういう形にしたい」という理想の眉を描いてから整えることで、どこまで処理すればいいかが分かりやすくなり、その後の工程もやりやすくなります。失敗を回避するためにも、このワンクッションを必ずはさむようにしてみてくださいね。
余分な部分を眉バサミ・シェーバーでカット
眉頭は、高さ・中心からの距離・角度を左右で同じにするのがポイント。まずコームを毛の下から持ち上げ、はみ出た部分を眉バサミでカットします。その後、眉と眉の間に生えている余分な毛をシェーバーで剃り、小鼻の真上に位置するよう整えたら◎。すっぴん眉の状態から左右のバランスを整えておくことで、必要最低限の眉メイクですむようになりますよ。
【眉全体の整え方もCheck!】
- 「スクリューブラシ」を使用し、流れに沿って毛をとかす
- 「シェーバー」で眉周りの余分な毛を剃る
- 眉頭の毛を下からコームで持ち上げたら、はみ出た部分を「眉バサミ」でカットする
- 眉中心~眉尻は上から下に向かってコームを通し、はみ出た部分を「眉バサミ」でカットする
角度は45~80度がベスト
眉頭の角度も印象を左右する大事なポイント。女性らしく柔らかな印象に仕上げたいなら45度。凛とした雰囲気を演出したいなら45度~80度が理想的。ただし、90度になると男らしく険しい顔立ちになってしまうので注意が必要。バランスを見ながら眉バサミやシェーバーで余分な部分をカットし、なりたい印象に合わせて角度も整えてみてくださいね。
【残念眉頭】になってない?美人眉に近づくコツ
眉バランスを大きく左右する眉頭。ここからは、美人眉をGETするための【眉頭の描き方のコツ】をレクチャーしていきます。ポイントを押さえて、自分史上最高の愛され顔を手に入れちゃいましょう。
高さは左右対称に
眉頭の高さが左右で異なると、他の部分をどれだけ対称に描いてもバランスが悪く、チグハグな印象に見えてしまいます。高い方の眉に基準をおき、低い方の眉の下眉頭をカット、上眉頭をアイブロウパウダーで描き足して、左右の高さが合うように意識してみてくださいね。
眉頭から眉尻にかけて細くなるように描く
眉頭が細すぎると間の抜けたような表情になったり、老け見えの原因になることも。眉頭から眉中にかけてを目の縦幅の2/1~3/1程度の太さにし、眉尻にいくほど細くなるよう描くことで目鼻立ちが際立ち、立体感のある顔立ちに仕上がります。
描きすぎNG!濃淡をつけて垢抜け眉に
眉頭は描き足すほど不自然な仕上がりになってしまうため、眉メイクの際はいちばん最後に描くのが正解。まず眉中から眉尻にかけての輪郭をアイブロウペンシルで縁取り、その後アイブロウパウダーでうめます。眉頭にはブラシに残ったパウダーをサッと馴染ませる程度で◎。また、全体を同じ色・同じ濃さで描いてしまうとのっぺり平面的に見えてしまうので、眉中部分をややしっかりめに、その他の部分は濃くならないよう薄めに仕上げ、最後にスクリューブラシで数回ぼかせば立体的かつ自然な印象に仕上がります。
不器用さんは眉プレートを使ってみて!
上手く調整できない場合は「眉プレート」の使用がおすすめ。眉の形がくりぬかれているので、あとは上から塗りつぶすだけでとっても簡単! 眉頭の高さも合わせやすくなるはずです。
《平行眉・アーチ眉》正しいメイクSTEPで綺麗をGET!
平行眉・アーチ眉ともに重要になってくる眉頭。 それぞれ異なるメイクポイントさえ押さえれば、「上手だね! 描き方教えて」って褒められること間違いなし。そのためのコツをここで伝授していきます。
『平行眉』眉頭はふんわりぼかして今っぽく
- 「スクリューブラシ」で毛流れを整える
- 「アイブロウペンシル」で眉頭の上を描き足し、眉中の高さと合わせる
- 「アイブロウペンシル」で黒目の真ん中から眉山の下を描きたし、眉下ラインを平行にする
- 「アイブロウパウダー」で眉中から眉山部分を埋める
- ブラシに残ったパウダーを眉頭に馴染ませ、「スクリューブラシ」でぼかす
- 「眉マスカラ」で毛の色ムラを整えたら完成
かわいらしい印象の平行眉は、眉頭のぼかしがなにより大切。パウダーを馴染ませたら、スクリューブラシでしっかりぼかし、ふんわり立体的に仕上げましょう。また、眉頭の位置をやや低めに設定し、眉と目の幅を狭めればデカ目効果絶大! 印象的な目元を演出することができちゃいます。
『韓国女子風アーチ眉』眉頭から眉尻にかけてのグラデーションがカギ
- 「スクリューブラシ」で毛流れを整える
- 「アイブロウペンシル」で眉中から眉尻を山ができるよう縁取る
- 「アイブロウパウダー」で眉中から眉尻の内側を埋める
- 「アイブロウパウダー」を眉頭に薄く馴染ませる
- 「眉マスカラ」で毛流れを整えれば完成
韓国女子の間でもソフトなアーチ眉が流行中! 眉頭から眉尻にかけてだんだん色が濃くなるようにパウダーの色味を調整し、立体感を演出しましょう。また、眉尻の位置を眉頭より下げないようにするのも大事なポイント。大人びた色っぽさを醸し出したいなら、ぜひ試してみてくださいね。