パーマを長持ちさせる《4つのポイント》
- パーマをかけた当日はシャンプーしない
- ブラッシングは目の粗いブラシを使う
- 寝るときの摩擦にも注意する
- 髪質にあったパーマをかける
パーマを長持ちさせるポイントはズバリこの4つ。知らずに普通に過ごしてしまってる人も多いのではないでしょうか。髪への摩擦を軽減したり、髪質にあったパーマを選ぶことで持ちがグッとよくなります! ぜひパーマをかけたその日から試してみてくださいね。
【パーマの種類】は髪質にあったものを選んで
じつはパーマにもさまざまな種類があるのをご存知ですか? 髪質にあわないパーマをかけてしまうと、パーマが取れやすくなる原因に。ここではそんなパーマの種類を詳しくご紹介します! ぜひサロンに相談するときの参考にしてみてくださいね。
〈パーマの種類〉
・コールドパーマ
・デジタルパーマ
・水パーマ
・クリープパーマ
・エアウェーブ
〈コールドパーマ〉はスタンダードなパーマ
コールドパーマは一般的なパーマのこと。濡れるとしっかりカールが出て、乾くとゆるいカールに変化するのが特徴です。基本的にはどんな髪質でもOKですが、髪が細い人はパーマが取れやすくなることもあります。スタイリングに少しコツがいるので、美容師さんに相談してみると◎。
〈デジタルパーマ〉は縮毛矯正・ストレートパーマ経験者もOK
最近広く知られるようになってきたデジタルパーマ。熱を加えてパーマをかけていきます。乾いている状態にしっかりカールが出るのが特徴で、持ちがいいのもメリットのひとつ。髪質を選ばず、縮毛矯正やストパー経験者でもかけることができる場合があります。とくに髪が広がりやすい人や硬い髪質の人におすすめ! スタイリングもしやすいので、スタイリングが苦手な人にもピッタリなパーマです。
〈水パーマ〉はダメージをおさえながらカールをつけれる
水パーマは、髪のキューティクルをスチームで開き薬剤を浸透させるパーマのこと。比較的ダメージが少なく、通常のパーマをかけることのできないダメージ毛でもかけられることがあります。ダメージがあってパーマをあきらめている人も、一度美容師さんに相談してみてはいかがでしょうか?
〈クリープパーマ〉は猫っ毛さんやパーマがかかりづらい人におすすめ
パーマをかける過程で、あいだに時間を置き髪の内部の物質をゆっくり移動させてカールをつけるクリープパーマ。濡れた状態と乾いた状態でのカール感にあまり差が出にくいのが特徴で、ウェットからドライなスタイリングまでできるのが魅力! 時間をかけゆっくりと物質を移動させるので、猫っ毛さんやパーマがかかりにくい人にもおすすめです。
〈エアウェーブ〉は細毛でダメージをおさえたい人向け
専用のマシンを使って、より本格的にクリープパーマをおこなうのがエアウェーブ。熱を加えることで、パーマのかかりづらい人もかかりやすくなります。デジタルパーマよりもダメージが少なく、カールの持ちもいいのが特徴。
【バスタイム・アウトバス】のケアを見直してみて
髪質にあったパーマをかけても、毎日のお手入れをサボってしまうとカールが取れやすくなってしまいます。ここではそんな毎日のバスタイムやアウトバスのケア方法から、寝るときのポイントまでレクチャー! しっかりケアしてパーマヘアを長持ちさせて。
シャンプーは刺激と量を控えめに
毎日使うシャンプーですが、じつはシャンプーの洗浄成分はパーマを弱めてしまうんです。ゴシゴシ洗ってしまうとカールも取れやすくなってしまうので、シャンプーは少なめの量でやさしく洗うのが正解! また、パーマをかけた当日はまだ薬剤の効果が進行中の可能性があるので、髪を洗うのは控えましょう。
「オイルトリートメント」でアウトバスケアもしっかり
“乾燥”はパーマヘアにも大敵なんです! お風呂上りはキューティクルが開いている状態なので、オイルトリートメントでしっかりコーティングして水分をなかに閉じ込めましょう。やさしくタオルドライしたあと、毛先の方からやさしくつけるのがポイント。
「ドライヤーでの乾かし方」のポイントをおさえて
- 包み込むようにやさしくタオルドライ
- 地肌の方から風をあてて乾かす
- パーマ部分をくしゃっとしながら乾かす
- 8~9割まで乾かしたら自然乾燥でOK
パーマの持ちをよくするには、ドライヤーで髪のなかに適度な水分を残したまま乾かすのが大切! ポイントをおさえて乾かすことで、髪へのダメージを軽減することもできます。
寝るとき髪が長い人はまとめると◎
寝るときの摩擦もパーマが取れやすくなる原因のひとつ。頭や身体の下敷きにならないように、頭のてっぺんでゆるっとお団子にして寝るのがおすすめです。
【スタイリング剤】を使ってきれいなカールをキープ
かわいいパーマをかけたら、スタイリングにもこだわってみませんか? パーマの種類や、なりたい印象でスタイリング剤を使い分けることできれいなカールをだすことができるんです! ぜひ毎日のセットの参考にしてみて。
濡れた状態で使う「ムース・フォーム」
濡れた状態でカール感の出るパーマは、乾いてもそのままのカールをキープしてくれるムースやフォームがおすすめ! ミストなどで髪を水が滴らない程度に濡らし、ムースをくしゃっと揉みこんで自然に乾くのを待つだけ。パリッと固まりすぎてしまったときは、目の粗いコームなどでサッととかせばふんわりとした仕上がりになります。
▼相性のいいパーマ
・コールドパーマ
・水パーマ
・クリープパーマ
・エアウェーブ
▼おすすめはこれ!
リーゼ(Liese)
パーマもどしフォーム
髪を水で濡らさなくても、くしゅくしゅっとするだけでしっかりカールが出せるパーマ用フォーム。忙しい朝や、寒い日のスタイリングにおすすめ!
ニュアンス出しできる「ワックス・バーム」
乾いた状態でカール感の出るパーマは、ツヤや束感などのニュアンス出しができるワックスやバームがおすすめ。毛先のほうから少しずつつけるのがポイント! なりたい印象やスタイルにあわせて、ワックスの固さや種類を変えてみて。
▼相性のいいパーマ
・デジタルパーマ
・クリープパーマ
・エアウェーブ
▼「ふんわり束感」ならワックスがおすすめ!
マシェリ(MA CHERIE)
オイルインワックス
ミルクタイプのワックスで、べたつかず初心者さんでも扱いやすいワックス。重たくないテクスチャーなので、ふんわりとしたスタイリングが可能に。
▼「しっかり束感」ならバームがおすすめ!
ナプラ(napla)
N. ナチュラルバーム
天然由来原料のみでつくられたヘアバーム。手のひらであたためてから使うのがポイントです。しっかり束感をプラスして、ナチュラルなのにあか抜けたスタイルに仕上げてくれます。
カールをキープする「スプレー」
スタイリングの仕上げはスプレーでカールをキープしましょう! ムースやワックスなどをつけたあと、すぐにスプレーを吹きかけるのがポイント。頭から20~30センチ離してふんわりと吹きかけてみて。
▼おすすめはこれ!
ブイオーファイブ(VO5)
スーパーキープヘアスプレイエクストラハード (無香料)
バリっと固まらず、自然なスタイルを長時間キープ。雨や風の日も崩れにくいのがうれしい! プチプラなのにしっかりキープしてくれるので、一度試してみて。
【番外編】取れかけパーマもアレンジでかわいく!
気をつけていても、いずれパーマはとれてしまうもの。そんな取れかけパーマはかわいくアレンジしちゃいましょう! ゆるくカールが残っているとアレンジが崩れづらくなり、こなれ感も演出することができます。簡単なのでぜひトライしてみてくださいね。
「ポニーテール」で女性らしさをプラス
ひとつに結ぶだけの簡単アレンジですが、ほどよく残ったパーマが女性らしいやわらかさを演出してくれます。耳の後ろあたりで結んで、サイドをゆるっとほぐすのがこなれみえのポイント。
「お団子ヘア」で大人かわいく仕上げて
ゆるっとまとめたお団子ヘアは、色っぽさとかわいらしさを両立できちゃうスタイル。残ったパーマのカールで、崩れにくく仕上がるのもうれしいポイント!
「紐ぐるぐるアレンジ」でトレンド感を取り入れて
ポニーテールに紐をぐるぐる巻きつけるだけのアレンジは、簡単なのにトレンド感たっぷりの仕上がり! 紐と紐のあいだの髪をランダムに引き出して抜け感をプラスして。毛先のカール感が弱いときは、コテでくるんとワンカールさせるとかわいい仕上がりになります。
▼パーマを長持ちさせるおすすめシャンプーもチェック!