ジャガードスカートとは?
ジャガードスカートとは、ジャガード織り機を使って作られたスカートのこと。花柄などの模様をプリントするのではなく、編み込んでいくため立体的になるのが特徴。プリントとは違った奥行きのある表情になるので、高級感を得られるだけでなく、コーデの華やぎがアップすること間違いなしなアイテム。
【丈別】今っぽいスカート丈は?
ジャガードスカートといえば、その上品さを活かせる「ミモレ丈」と「ロング丈」がとくに人気。それぞれの丈のジャガードスカートを使ったお手本スタイルを参考に、印象の違いをチェックしてみて。
ミモレ丈
▼ブラウン×フラワーでネイチャームードを堪能
2022春夏のキーワードである「ネイチャームード」を大人っぽく解釈した装い。華やかさがありながらも、落ち着いた配色のミモレ丈ジャガードスカートと、アースカラーなブラウンアイテムを重ねてシックにきめて。すねをのぞかせることで、ヘルシーさも加味。
▼シアー素材で今っぽく
花柄のジャガードスカートは、今季注目のシアー素材を取り入れて今っぽくアップデート。軽やかなアイテムには、涼しげなミントグリーンがお似合い。小物にはコンパクトな黒を選んで、色の濃淡をつければメリハリたっぷり。
▼白×グリーンでフレッシュに
定番の白カットソーに、ベージュとグリーンのボタニカル柄ジャガードミモレスカートを合わせて瑞々しさを表現。足のすねから甲を見せて抜け感を出しつつ、グリーンのポインテッドトゥパンプスで女っぽさを底上げ。
ロング丈
▼切り替えデザインで華やぐ
花柄のジャガード織りとプリーツがドッキングされたロングスカートなら、ミニマルな黒トップスも見違える。小物も黒で統一して、スカートの魅力を引き立てて。
▼シアー×ジャガードでリズミカルに
トレンドのシアーシャツは、ベージュを選んで肌になじませることで上品顔に。オレンジにベージュのジャガード織りが施されたスカート合わせで、表情たっぷりなリズミカルコーデを堪能。
▼白で適度に外すのがイマドキ顔にするコツ
ハリのあるネイビージャケットに、白のジャガードロングスカートを合わせてメリハリを意識。きちんと感のある上下も、抜けのある白のおかげで程よくカジュアルダウンできるのが高ポイント。
【柄別】ジャガードスカートは花柄だけじゃない
ここからは、ジャガードスカートのなかでも人気の柄を取り入れたコーデをピックアップ。花柄やレオパード、ペイズリーなど、お気に入りのジャガードスカートを見つけてみて。
ジャガードスカートといえば「花柄」
▼フラワージャガードでフレンチに仕上げる
可憐な小花柄ジャガードスカートには、色をリンクさせた真っ赤なカーディガンを合わせてパリジェンヌコーデをメイク。タイトなシルエットで女っぽいラインを作ったら、足元はカジュアルなスニーカーで外すのが垢抜けるコツ。
▼モノクロでシックにきめる
ナチュラルな白カットソーに、モノクロがシックなフラワージャガードスカートを合わせて大人の配色に。セミフレアのスカートだから、落ち着いた印象まで獲得できるのがうれしい。
▼シアージャガードスカートで抜け感を
目にとまるイエローのトップスに、透け感のある小花柄ジャガードスカートを合わせて軽やかさを演出。透けた裾からちらりとのぞく白ソックスが、コーデのさりげないポイントに。
「レオパード柄」色を統一して強さを中和
もともとインパクトのあるレオパード柄は、立体的なジャガード織りならその印象も倍増。スカートの色を拾ってトップスとシューズもブラウンでリンクさせ、女性らしくやわらかにまとめて。
「ペイズリー柄」コンパクトトップスでバランスよく
華やかなペイズリー柄のジャガードフレアスカートに黒のショートカーディガンを合わせたら、脚長効果抜群。シューズはピタッと肌に沿うソックスブーツが好相性。
「スナイデル(SNIDEL)」の「ストライプ柄」が可愛いって噂!
「スナイデル」のストライプジャガードスカートが着映えると話題! 目を引くイレギュラーなストライプも、今っぽい淡色なら肌になじみやすい。他のアイテムもピンクやブルーを選んで、華やかカラースタイルを堪能して。
「ドット柄」ランダムな柄で立体感を演出
旬のエクリュカラーで全身を統一した今っぽスタイル。肌になじみやすい色だからこそ、ランダムドットのジャガードスカートを合わせて立体感を高めて。
「幾何学柄」上品かつ知的な印象に
ふんわり風をはらんだようなフレアジャガードスカートは、幾何学柄でシャープさをプラス。身体のラインが出るカットソーでフィット&フレアを作ったら、パープルとベージュの配色で透明感まで演出。
【色別】お手本コーデ
ジャガードスカートの丈、柄についてのコーデをマスターしたら、お次は人気のカラー別スタイルをお届け。その色がもつ印象を頼りに、なりたい自分へと導いて。
黒&ネイビー
▼透け×柄で重く見せない
クールにまとまりがちな白黒コーデは、立体的なジャガードスカートで単調さを回避。スカートは、シアー素材のおかげで軽やかを演出できるのもうれしい。かかとや手首を見せて、抜け感を加えて。
▼ネイビーで上品さを上乗せ
もともと華やかなジャガードスカートは、ノーブルなネイビーを選ぶことできれいめにきめて。スカートの柄とインナートップスの色をリンクさせて、一体感を作るとすっきり。
白&ベージュ
▼フリンジカットでリゾートライクに
肌になじむベージュのノースリーブトップスに、ホワイトのジャガードスカートを合わせてナチュラルに。裾フリンジのおかげで、コーデをリゾートライクに味付けできるのがGOODポイント。
▼ペールグリーン合わせで今っぽ配色
ジャガード織りのストライプロングスカートは、マーメイドシルエットで女っぽさを堪能できる一枚。ベージュとペールグリーンの配色で、今っぽいペールカラースタイルを楽しんで。
ブラウン
▼肌見せで華奢な部分を強調
バルーン袖トップスとフレアジャガードスカートのふんわりスタイルは、黒とブラウンで大人っぽさを添えて。手首やすね下など華奢な部分を見せることで、スタイルアップが可能。
▼ブラウンだから取り入れやすい
ワイドベルト付きのステートメントなジャガードスカートも、親しみのあるブラウンなら取り入れやすい。シルバー小物合わせでモードに傾けつつ、トップスには白を迎えて適度な抜け感をON。
その他の色
▼派手色にはクラシカルな黒を添えて
お目立ち度大なビタミンイエローのジャガードスカートには、やっぱり定番の黒を合わせたい。ミモレ丈×ショートブーツで肌をちらりとのぞかせて抜け感を出せば、きめすぎないレディスタイルが完成。
▼パープルで大人の色香を醸し出す
パープルのフレアジャガードスカートで、大人っぽい色香を漂わせて。スカートを引き立たせるよう、トップスやシューズはブラウンなどの落ち着いた色が好バランス。
▼水面のような爽やかさを堪能
水面の波紋のようなジャガードスカートは、ブルーで清涼感を後押し。クリアストラップのサンダルで涼しげにまとめたら、黒トップスでカラーコントラストを強調して。
【季節】を意識したスタイリング例
最後に、春夏・秋冬別のジャガードスカートお手本コーデをお届け。季節を問わず活躍させられるので、さまざまなスタイリングに挑戦してみて。
春夏
▼花柄×ピンクで春らしさを表現
ネイビー地に花柄のジャガード織りが施されたスカートで、春を表現。季節感あふれるピンクのニットアンサンブルは、肌になじむベージュピンクなので、大人っぽくまとまるのがうれしい。
▼ストライプでクリーンなムードを上乗せ
今年の春夏らしい白のシアーシャツに、ペールカラーのストライプジャガードスカートを合わせてクリーンなコーデへ導いて。黒のレザーバッグや華奢サンダルで、メリハリのある装いをコンプリート。
▼派手小物でエキゾチックに味付け
ダークグリーンのメッシュニットトップスに、白のジャガードスカートを合わせて大人の爽やかコーデをメイク。イエローのクリアピアスやかごバッグで、エキゾチックなムードを満喫。
秋冬
▼白のジャガードスカートで軽やかに
ロングアウターとロングスカートのゆるずるスタイルは、立体的な白のジャガードスカートで軽やかにシフト。さらに白ロンTを忍ばせることで、抜け感を叶えて。
▼ ニットスカートで季節感を高める
マルチストライプのニットジャガードスカートを主役に、メリハリたっぷりの秋冬コーデへ。白のカットソーとブーツでシャープに整えたら、ベージュのジャケットを肩掛けして大人の余裕を演出して。