【デニール別の見え方】「タイツの特徴」一覧表
普段使いからオフィスシーン、冠婚葬祭までタイツを使う場面は幅広い! 何かと便利なタイツだけれど、どのデニールを買うか迷う人も多いのでは? そこで今回はデニール数別に5種類のタイツを徹底検証。比較するポイントは「透け感」「細見え度」「暖かさ」「カジュアル度」の4項目。早わかり一覧表から、買いたいデニール数を選んでみて!
防寒に最適な「100デニール」
女性にとって冷えは大敵。タイツはデニール数が高くなるほど、外気と肌の接触面が少なくなり、保温性が高まります。100デニール以上あれば、秋冬の寒い時期にも対応できる!
「80デニール」はカジュアルコーデにぴったり
透け感のない80デニールはカジュアルコーデにぴったり。レギンス代わりにワンピースと合わせたり、差し色としてコーデに取り入れたりして、カジュアルな着こなしを楽しんで。
「60デニール」はオフィスも普段使いもOK!
一番使い勝手のよい60デニールは、持っていると何かと便利。オフィスカジュアルや普段使い、デートコーデまで幅広いシーンで活用できます。
細見えしたいなら「40デニール」がおすすめ!
写真比較でもわかるように、透けすぎずほどよい立体感を出してくれるのが40デニールのタイツ。女っぽさを演出したいなら40デニールがおすすめ!
お葬式には「20デニール」を選んで
一般的にお葬式は黒のストッキングがマナーですが、20デニールのタイツであれば問題ありません。
【シーン別】タイツのデニール選び
タイツを穿くシーンは幅広いですが、シーンに合ったデニール選びが重要! ここでは「オフィスシーン」「普段使い」「冠婚葬祭」にふさわしいタイツをコーデ写真でご紹介します。
【オフィス】編 ほどよい透け感の「40」「60」デニールがおすすめ
オフィスでは周囲に違和感を与えない「40」60デニールがおすすめ。ほどよい透け感なので、スーツはもちろんオフィスカジュアルなスタイルにもなじみます。
▼40デニールできれいめオフィスカジュアル
黒のレーススカートには透け感のある40デニールを合わせると、女っぽく上品に仕上がる。ボトムスを黒でまとめたら、トップスは白のカットソーを合わせて抜け感を出して。丈の短いアウターを合わせれば、スタイルアップ効果も◎。
▼60デニールできちんと感を出して
白のプリーツスカートには60デニールを合わせ、甘さを引き締めて。ハンドバッグとパンプスのエナメル感が、きれいめなオフィスコーデにアクセントをつけてくれる。
▼60デニールならショートブーツともなじむ
ショートブーツとなじみのよい60デニールを合わせて、足元をすっきりと魅せて。ひざ丈スカートは、タイツを穿けば違和感なくオフィススタイルに取り入れられる。
【おでかけ】編 カジュアルにもきれいめにも使える「40」「60」「80」デニールタイツ
プライベートなシーンでは、コーデごとに合わせるデニール数を変えることがポイント。きれいめなら薄めのデニール、肌寒い日に出かけるなら暖かさのあるデニールをチョイスするなど工夫してみて。
▼40デニールでほどよい抜け感を漂わせる
暗い色味のコーデは、40デニールの透け感だと重たくなりすぎずに仕上がる。ニットとハンドバッグをチェックスカートの白とリンクさせれば、コーデに統一感が出ます。
▼40デニールならオールブラックコーデも重くならない
黒のニットワンピースには40デニールのタイツを合わせて抜け感をプラスして。オールブラックコーデにさらっと羽織ったトレンチコートが大人っぽい。
▼60デニールならショートブーツとも相性◎
大人女性は、ひざ丈スカートにタイツを合わせて、きれいめカジュアルにシフト。スカートとショートブーツの間をなじませてくれる60デニールタイツは、マストアイテム。
▼60デニールならきれいにコーデが引き締まる
柄物ワンピースには60デニールのタイツを合わせ、大人っぽく引き締めて。小物も黒にすることでワンピースの存在感が引き立つ。
▼80デニールで暖かさを身にまとって
おしゃれも楽しみたいけれど、体は冷やしたくない! 足元から少しのぞくタイツがベージュでまとめたコーデの差し色になり、メリハリをつけてくれる。
▼80デニールの漆黒が冬のコーデを引き締める
ビビッドなイエローのAラインコートが主役のコーデは、小物を黒でまとめてシックな雰囲気にブラッシュアップ。80デニールのタイツなら、暖かさも同時に手に入る。
【冠婚葬祭】編 お葬式は20デニールタイツがマスト!
地域にもよりますが、基本的に冠婚葬祭にはストッキングがマナーとされています。お葬式であれば、柄や飾りのない黒のストッキングを。結婚式や入園式などのおめでたい席では、肌色のストッキングがベター。ただ、お葬式は20デニールのタイツならOK! 理由も踏まえてそれぞれ説明していきます。
▼お葬式・告別式は20デニールを選んで
葬儀では黒のストッキングがマナーとされていますが、20デニールであれば黒のタイツでも問題ありません。というのも、30デニール以上をタイツ、20デニール以下をストッキングと分類しているから。20デニールであれば、タイツもストッキングと同類となりOKなのです。
▼寒さ対策で肌色ストッキングと組み合わせる
実はこの写真、肌色ストッキングの上に20デニールの黒タイツを穿いたもの。違和感なく20デニールの透け感が出ています。20デニールだと寒い! という場合は、タイツの下に肌色のストッキングを穿いて二重にするなどの対策をしてみて。
▼入園式・入学式は肌色のストッキングがベター
入園式や入学式のほか、卒園式や卒業式もお祝いの式なので、肌色のストッキングがよいでしょう。黒タイツがマナー違反というわけではありませんが、華やかさに欠けてしまうのであまりおすすめではありません。心配なくお祝いの式に参加したいなら、肌色のストッキングを選びましょう。
▼結婚式は肌色のストッキングがマナー
華やかなお祝いの席である結婚式は、透明感がありほどよい明るさの肌色ストッキングを選びましょう。相手をお祝いする立場なので、大人の女性なら失礼のない格好を心がけて。
各デニールの【スニーカー×タイツ】合わせ方
素足にスニーカーはまだ肌寒い……。タイツで暖かさもおしゃれも手に入れたいけれど、ダサくならないか心配。ここではダサ見えしないスニーカー×タイツのコーデをご紹介します! コーデに合わせてデニールを選べば、こなれた印象に仕上がります。
40デニール×ローカットスニーカーですっきり見せ
ひざ下丈の柄物スカート×スニーカーの場合、タイツは透け感がわかる40デニールをチョイスして。脚の面積がある程度見えるスタイルなので、ほどよい透け感のタイツがおすすめ。
ベージュコーデの差し色に60デニールのタイツを
ベージュでまとめたコーデのワンポイントに、60デニールのタイツを採用。ほどよい黒さを感じさせる60デニールなら、ベージュのスニーカーとも相性◎。
80デニールならレギンスのように穿きこなせる
ジャンパースカート×スニーカーに合わせるなら、80デニール以上がおすすめ。裾が広いスカートは風通しがよいので冬だと冷えやすくなりがちですが、厚手のタイツを取り入れることであったかコーデに。
【デートコーデ】に合うタイツのデニールは?
デートのコーデには、ずばり「40」「60」デニールがおすすめ! ほどよい透け感が女らしさを演出してくれるので、デートにはぴったり。カジュアルにもきれいめにも合わせられるデニール数なので、デート先を選ばず使い勝手は抜群。
40デニール×MA‐1ジャケットの甘辛コーデ
メンズライクなアウターとタイトスカートの甘辛ミックスに、40デニールのタイツを合わせて華奢さをプラス。足元はスニーカーでカジュアルに仕上げたら、健康的な女っぽさを感じさせるデートコーデが完成。
40デニール×きれいめワンピースで大人の品格を
シックなワンピースとショートブーツの間をつなぐ40デニールが垢抜け感を出してくれる。キャメルカラーのハンドバッグを差し色にしたら、大人のデートコーデの出来上がり!
60デニール×ミニスカートでおしゃれに仕上げて!
ミニスカートと合わせるなら、60デニールがおすすめ。透けすぎず、ちょうどよい抜け感がコーデをおしゃれに引き締める。ワンポイントにレオパード柄のバッグをONして、スパイスを利かせて。
60デニール×マキシスカートが上品
グレンチェックのマキシスカートが目を惹くグレーのコーデは、60デニールのタイツを合わせてショートブーツとなじませて。優しいグレーを足元の黒で引き締めたら、大人の品格漂う仕上がりに。
【秋冬春】タイツコーデ
秋から春にかけて活躍するタイツですが、ここでは季節ごとのタイツコーデをご紹介。きれいめにもカジュアルにも対応できるタイツを活用して、コーデを楽しんでみて。
秋のタイツコーデ
▼ドット柄ワンピースがかわいいモノトーンコーデ
ドット柄ワンピースがかわいいモノトーンコーデには、思いきって20デニールくらいのタイツを合わせて無難さを回避。ワンランク上の上級コーデにチャレンジしてみて!
▼白靴下を合わせて大人ガーリーに
タイツとローファーの間に白靴下を挟むことで、グッと垢抜けた大人カジュアルに。トレンチコートやベレー帽の小物を効かせて、秋のムードを楽しんで。
冬のタイツコーデ
▼ボトムスを黒でまとめてコートとのバランスをとって
ライトグレーのニットをインしたプリーツスカートに、黒のタイツとショートブーツを合わせれば、ボトムスが黒で統一されて、脚長効果抜群。チェック柄のコートを羽織ってバランスよくきめて。
▼黒×白×赤のメリハリコーデ
コントラストのはっきりした色の組み合わせは、冬コーデのマンネリ感を吹き飛ばしてくれる。白のロングシャツワンピースと白靴下の間にタイツを挟んで、メリハリをプラス。
春のタイツコーデ
▼まだ肌寒い春先のカジュアルコーデにタイツをON
スカートが穿きたくなる春は、タイツと組み合わせたレイヤードスタイルがおすすめ。かわいくカジュアルに着こなせるだけでなく、暖かさもプラスしてくれる。
▼淡色コーデの差し色にカラータイツをプラスして
淡めの色で統一しているコーデもカラータイツを入れることで引き締まった印象に仕上がる。アクセントになるピンクタイツは、春コーデのまとめ役として重宝することまちがいなし。