【お悩み解決】面長さんの特徴を知ってメイクを楽しもう!
まずは具体的な面長さんの顔型の特徴と、お悩みについて。まず自分の顔型が面長なのかチェックしてみましょう! また、面長さんがメイクをしていくなかで悩みがちな点をご紹介。読み進めていって、デイリーメイクをぜひアップデートしてみて!
面長さんの特徴
面長さんといえば縦長の顔型ですが、日本人に一番多い顔型といわれています。顔が縦に長いのが面長さんの大きな特徴。以下は面長さんの具体的な特徴なので、鏡の前で自分の顔型をチェックしてみて!
- 顔の横幅より縦幅のほうが長い
- 頬がすっきりしている
- 目と目の間隔が狭い
《お悩み別》メイクのポイントをおさえて
▼目が小さくみえる場合
顔の大きさに対して「目が小さくみえる」と感じている人は結構多いのではないでしょうか。目が小さいと感じる面長さんは、顔の余白を埋めるように下まぶたや涙袋にしっかりポイントを持ってきたアイメイクにすると◎。
▼顎が長くみえる場合
顎はどうしても顔型の縦のラインを強調してしまうパーツ。それは、シェーディングやローライトの入れ方や、リップメイクでカバーして。面長さんのシャープな雰囲気を生かしながらも、顎先にシェーディングをいれて濃いめのリップで口元に注目をあつめれば顎の長さが気にならなくなる!
▼老けてみえる場合
縦に長いシャープな輪郭から、落ち着いた印象にみられがちな面長さん。顔のパーツが離れることで必要以上に落ち着いてみえてしまうので、メイクでパーツをぎゅっと“求心”させてしまいましょう! また、ハイライトや明るい色味のリップ、暖色カラーのアイシャドウなどを使って華やかな色合いのメイクをすることでさらに若々しくなりますよ。
面長さんの【ベース】「ハイライト・シェーディング」で骨格矯正
ここからは具体的に小顔みせを叶えるメイクテクニックをご紹介していきます! まずは、ベースメイク。基本のメイクにプラスワンするだけでグッと骨格を矯正できる“ハイライト”と“シェーディング”を上手に味方につけて 。メイク初心者さんでも簡単に取り入れられるものばかりなので、ぜひ今日からトライしてみて♪
《ハイライト》は顔の内側に仕込む
▼鼻筋ハイライトはNG「仕込むのは眉間」が正解
ハイライトといえば、鼻筋に入れるという方も多いのではないでしょうか。しかし、面長さんに鼻筋ハイライトはNG。ハイライトは光を集めてしまうので、鼻筋に入れると縦のラインを強調してしまうことに。面長さんがハイライトを入れるなら、眉間に丸く入れて。
▼「頬の内側」に入れてチークと馴染ませる
目頭と鼻横の三角ゾーンにハイライトをサッとひとはけ。面長さんは頬の面積を小さくみせたいので、頬の内側にチークと馴染ませるようにハイライトを追加すれば自然と顔の中心に光が集まるようになる!
▼「上唇」のくぼみ(人中)に入れて立体感と求心顔をゲット
リップを塗ったあとに、ぜひ試してほしいテクニック。ハイライトを指にとって上唇の山のくぼみ(人中)にハイライトを足してみて。上唇の山に光が集まってボリューム感のあるぷっくりリップに変化。上唇にボリューム感が出ると、自然と唇が中心に寄るので求心顔になります。
アールエムエス ビューティー(rms beauty)
シャンパンローズルミナイザー
「ルミナイザーは白浮きしそう……」という不安を払拭するアイテム。クリーム状のハイライトで叩き込むように肌にのせると、乾燥を防ぎ絶妙なツヤ感が手に入る。肌馴染みのいいシャンパンローズはどんな肌色にも合う色。
《シェーディング》のコツは幅広・鼻の下・チークラインの3つ!
▼おでこの生え際に「幅広」に入れる
続いては、シェーディング。顔の縦幅が気になる面長さんはまず、おでこをがっつり横のラインで幅広に入れて顔の縦幅をカット。シェーディングの境目は、ぼかすのをお忘れなく。
▼「鼻の下」にシェーディングを仕込んで究極の求心顔
シェーディングをこっそりと仕込んでおいてほしいのが、鼻の下の部分。鼻の下に影ができると鼻と口の距離が短くなって求心顔になります。上唇のハイライトと一緒にやると劇的に見違えるのでおすすめ!
▼「フェイスライン」はNG!「チークライン」が正解!
シェーディングと聞くと、フェイスラインに沿って入れたくなりがち。でも面長さんの場合は縦のラインとなるフェイスラインに仕込むのはあまり意味がありません。そこで入れるのは頬のチークライン。チークラインにシェーディングを入れることで縦のラインを遮断できるので小顔効果が得られるんです!
キャンメイク(CANMAKE)
シェーディングパウダー
プチプラの王様キャンメイクのロングセラー商品。ラメ・パールなしでマットな質感のシェーディングパウダー。さりげなく仕込む影がすっきりとした小顔に導き、引き締まってみせます。こちらの04番は「ブルべでも使えるシェーディングパウダー」と一時期店頭から姿を消した人気アイテム。
スリー(THREE)
シマリング グロー デュオ(01)
「THREEといえば!」な看板商品。クリーム状のハイライトとシェーディングがひとつになったパレット。ハイライトカラーはアイシャドウベースにも使えて、シェーディングカラーはチークにも使える万能パレット! これひとつでうるっと上質なツヤ肌と小顔が手に入る。
面長さんの【アイメイク】カギは“下まぶた”?
続いてはアイメイク。普段どおりのアイメイクでもいいですが、もっとパーツを寄せて小顔みせを叶えたいなと思う人も多いのではないでしょうか? 面長さんの小顔みせを叶えるアイメイクのキーワードは「下まぶた」 。ここからは、ぱっちりアイメイクで求心顔を叶えるテクニックを大公開!
「アイシャドウ」で下まぶたを盛る
▼上まぶたはナチュラルに
面長さんの求心顔メイクのときは、上まぶたは肌馴染みのいいニュートラルなカラーのアイシャドウでナチュラルに。下まぶたを盛りたいので上まぶたは引き算。シンプルだけどラメやパールで抜け感のある目元に仕上げて。
エトヴォス(ETVOS)
ミネラルアイバーム(シャンパンアイボリー)
石鹸で落ちるクリームアイシャドウ。美容成分配合で乾燥を防ぎ、くすみを飛ばして抜け感のある目元を演出。これひとつで単色アイシャドウとしても、アイシャドウベースとしても使える♪
▼下まぶたは華やかに仕上げる
面長さんは顔の余白を埋めたいので、下まぶたを華やかにするのが◎。上まぶたはシンプルに仕上げて下まぶたに濃いめのシャドウをしっかりめに塗ってみたり、ビビッドな色やラメ、グリッターをのせてみたり、しっかり盛って。
キャンメイク(CANMAKE)
パーフェクトスタイリストアイズ(19 アーバンコッパー)
これひとつで今っぽい目元が簡単に作れる、キャンメイクの人気アイシャドウパレット。19番のアーバンコッパーは、名前の通りの抜け感たっぷりアイが作れるとSNSでも話題沸騰! デパコスに劣らない発色やラメ感、付属のチップも改良されますます目が離せないアイテム。
「アイライン」はインサイドラインを引く
普段何気なく引いているアイラインも、意識して求心顔メイクにチェンジ。面長さんは縦幅よりも横幅がほしいので、粘膜近くのインラインをサイドに引き、アーモンド形の丸目を作るのがコツ。アウトラインよりもインラインの方がナチュラルに仕上がるのでトライして!
エムエスエイチ(msh)
ラブ・ライナー リキッド(ダークブラウン)
抜群の描きやすさで幅広い世代から人気のラブライナー。一本一本の毛質は硬めでも、ペン先はなめらかでインラインも簡単にひける!
「涙袋」がないなら“作って”しまおう!
下まぶたを盛るもうひとつのキーワードは「涙袋」。涙袋がぷっくりしているかしていないかだけで、目の大きさが雲泥の差! 最近ではプチプラコスメから簡単に涙袋が作れるアイテムも登場しているのでぜひお試しあれ!
セザンヌ(CEZANNE)
描くふたえライナー(影用ブラウン)
柔らかい筆先と絶妙な濃さのライトブラウンのふたえライナー。下まぶたの涙袋ラインに描いてすぐアイブロウパウダーでぼかせば自然な陰影に。こすって落ちにくいのも嬉しいポイント。
「眉」は“気持ち長め平行眉”で骨格矯正!
顔の縦幅に対して横のラインがほしい面長さん。眉を描くときは気持ち長めの平行眉で横のラインを作って。眉尻に角度をつけてしまうと面長が強調されてしまうので要注意。
面長さんの【チーク】正しい入れ方をマスターして
面長さんの骨格矯正メイクにおいて、重要なポイントとなるのがチーク 。入れ方を間違えると小顔どころか顔がデカくみえてしまう危険性が……。小顔みせを叶える面長さんのための基本のチークの入れ方から、雰囲気に合わせたチークの入れ方までを徹底的に解説します!
《基本》真横に楕円形に入れる
面長さんはチークを入れるとき、頬骨に沿って斜めに入れてしまいがちですが実はNG。面長さんは「真横」に「楕円形」を意識して、チークを投入。内側から外側にグラデーションを作って
クリニーク(CLINIQUE)
チーク ポップ (03 ベリー ポップ)
お花の模様が印象的なクリニークのロングセラー商品。ふわっと上品な発色と、パウダーなのに粉飛びしない質感が人気。03番のベリーポップはフレッシュな青みピンクで内側から火照る色っぽチーク♪
《応用》なりたい印象に合わせたチークの入れ方
▼クールしたいときは「きのこ型」チーク
面長さんがシャープな印象にしたいときの正解は、「横長」+「縦にワンタッチ」のキノコ型チークがおすすめ。縦のラインだけだと面長が強調されてしまうので、縦横一緒にしてシャープさと一緒に求心顔をゲット!
ナーズ(NARS)
ブラッシュ (4029N)
NARSのアイコニックアイテム。豊富なカラーバリエーションと、しっかりした発色で人気のチーク。テラコッタカラーのチークを使えばローライト代わりにもなり、引き締め効果も得られる!
▼フェミニンなメイクには「ひし形」チーク
面長さんがフェミニンな印象にしたいときは「ひし形」チークがおすすめ。顔の内側から斜めに3本線を描くようにチークをのせたら、逆方向から3本線おいてひし形になるようにさらにチークを重ねて。1色はもちろん、濃淡の違う2色を重ねるのもおすすめ!
クラランス(CLARINS)
ジョリ ブラッシュ (02 チーキーピンク)
頬の水分量で色が変わる新感覚チーク。ティントのように長時間落ちにくいロングラスティングなのでお直しできない忙しい日にもぴったり!
面長さんの【リップ】質感と塗り方が大事
メイクの仕上げはリップ。ただ塗るだけでもいいのですが、小顔みせを叶えるにはちょっとしたコツがあるんです。大事なのは「質感」と「塗り方」 。ポイントメイクの中でパッと目を引きやすい唇は、プラスワンテクニックで小顔見せメイクを完成させてしまいましょう♪
《質感》シアーでツヤのあるものが◎
落ち着いた印象に見られがちな面長さん。シアーでツヤのあるリップグロスやルージュでふっくらと仕上げることで、柔らかな印象を与えることができますよ!
ディオール(DIOR)
ディオール アディクト リップ マキシマイザー (006 ベリー)
Diorの定番アイテム。カプサイシンが入っているので心地いい刺激とともに、唇の縦ジワを消してふっくらとしてくれます。グロス感覚やリップの下地としても使えて、唇がうるおう万能アイテム。
《塗り方》上唇をオーバーに塗る
パーツを中心に寄せる、求心顔リップにしたいならオーバーリップがマスト。唇の淵までしっかり輪郭をとって塗るのがコツ。特に上唇をオーバーにすることで、鼻との距離が縮まり唇がふっくらみえ、色っぽい唇に。
リンメル(RIMMEL LONDON)
リップコンシーラー(001 唇の赤みを消すイエローベージュ)
リップコンシーラーと聞くと乾燥や荒れが心配になる人も多いと思いますが、こちらはオイルインでリップコンシーラーとしては重めのテクスチャー。スルスルと塗れて淵までしっかり描けるのがうれしいポイント。
【年齢別】お悩み解消!面長さんのメイクテクニック
ここからは、年齢別に面長さんのお悩みに合わせたメイクテクニックを一挙紹介。どの年代でも当てはまる「落ち着いてみえがち」「老けてみられたくない」といったお悩みに焦点を当てています 。普段のデイリーメイクに取り入れられるメイク術をご紹介しているので、ぜひマスターして♪
《20代》面長さん向け“モテメイク”が知りたい!
▼丸めチークはしっかりぼかして余白を消す
ほわっと血色感あふれるチークを頬全体に投入して、面長さんでもかわいらしい印象に。高発色なチークをのせるときはブラシや指で叩くようにぼかして。
レ・メルヴェイユーズ ラデュレ(Les Merveilleuses LADUREE)
チーク カラー パウダー (01 ローズ・プドレ)
ラデュレから2020年1月に発売したばかりの新作チーク。お茶の缶のようなコロンとしたパッケージが可愛いと早くも話題に。付属のパフでポンポンとのせいていくとふんわり愛らしい頬に。
▼上級テク「グラデリップ」で色っぽい唇に
濃淡の違う2色のリップを使った上級テク。薄いリップを全体に塗って馴染ませたら、濃いリップを唇の中央に指でトントンとのせると立体的なグラデリップが完成。このとき薄いリップはシアーなものを、濃いリップはセミマットな質感のものを選んで。
エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)
ピュア カラー クリスタル シアー リップスティック(01 クリスタル ベビー クリーム)
「元祖・婚活リップ」と呼ばれ、ピュアでクリアな発色が人気のリップ。シアーで薄づきなので、年代・シーン問わず使えるアイテム。
フォーチュン(FORTUNE)
マシュマロティントルージュ (01 ベルベットレッド)
名前の通り、マシュマロのようなほわっとベルベットな質感と、絶妙な発色で昨年12月に発売してからじわじわと話題のティントルージュ。色持ちがよく、頻繁にお化粧直しができない人にもおすすめ。
《30代》やさしい雰囲気を纏いたい!
▼自眉を生かした明るめのナチュラル太眉
面長さんの中には、「20代の頃よりも、上品さと大人のやわらかさがほしい」と思う方も多いですよね。そんな時は自眉を生かしたふんわりナチュラルな平行眉にしてみては? 角度をつけずに描いて横のラインを作りながら、明るめの色でやさしい印象に。
イプサ(IPSA)
アイブロウ クリエイティブパレット
ベスコス受賞のイプサの名品アイブロウパレット。ナチュラルなブラウン眉はもちろん、その日の気分に合わせて大人なボルドーや、トレンド感のあるオレンジを投入してニュアンス眉を作れるアイテム。少量でしっかり描けるので「一年経っても底が見えない」という口コミがあるくらいコスパも◎。
▼大人かわいい「くすみピンク」を味方に
「もうピンクはいいかな……」という30代の方も多いと思いますが、大人女子の階段をのぼる30代女性にこそ使ってほしい色がくすみピンク。モーヴな色合いは面長さんのクールな顔立ちをやわらかい印象にしてくれます。アイシャドウやチークなどから取り入れて。
エクセル(excel)
リアルクローズシャドウ(CS07 フラワーバレッタ)
プチプラなのにデパコス顔負けの発色と質感で大人気のリアルクローズシャドウ。07番のフラワーバレッタは、名前の通りお花に見立てたような4色の大人ピンクカラーが詰まったパレット。このパレットだけで完成するのはもちろん、手持ちのブラウンシャドウに馴染ませて使うのもおすすめ!
《40代》とにかく老けてみられたくない!
▼チークはピンクを選ぶ
「とにかく老けて見られたくない……!」そんな40代の面長さん、ぜひチークはピンクを投入して。発色の良いアイシャドウやリップでピンクを投入するのは抵抗がある人も多いと思いますが、チークであれば取り入れやすい。肌色がワントーン明るくなる「マイベストピンク」をみつけて。
ディオール(DIOR)
ディオールスキン ルージュ ブラッシュ (219 ローズ モンテーニュ)
高級感のあるパッケージと、上品なラメが人気なDiorの逸品。ほわっと優しくも絶妙な発色でひとはけするだけで、血色のある上品な頬に。
▼アイメイクとリップのバランスを見る
面長さんはとにかく顔の余白を埋めることが重要。しかし、40代の大人女子はただ余白を埋めるためにと足し算ばかりするのはNG。色味や色の濃さは引き算しながら、ハイライトやローライトなどをうまく駆使してバランスのとれた大人の求心顔をつくって。
イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT Beaute)
ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン (614 ROSE IMMERGE)
2019年夏に発売されたリキッドルージュ。名前の通りつけた瞬間は水のようにさらさらとしているのに、時間が経つとピタッと唇に密着。落ちにくく長持ちするうえ、乾燥しないと口コミでも高評価のアイテム!