『ロブ』ってどんな髪型のこと?
「ロブ」とは、長めレングスのボブヘアのこと。毛先は肩の上下数cmのあたりの長さです。ボブならではのかわいらしさを残しつつ、ロングよりも軽くて大人っぽく見えるロブは、海外セレブや芸能人から人気のヘアスタイル。 高校生から大人まで、幅広い年代に支持されています!
【前髪あり・なし】のロブで雰囲気の違う髪型に!
美容院でカットをする際、最後に決めるのは前髪。前髪次第で、ヘアスタイル全体の印象が大きく変わります。なりたいイメージに合う前髪を選んで、自分らしいロブヘアを見つけてみて。
「前髪あり」でキュートに
親しみやすくガーリーなイメージにしたいなら、前髪をつくると◎。丸みを帯びたボブのシルエットを活かした、大人かわいい雰囲気が魅力です。おしゃれしながら小顔効果も期待できちゃいます。
▼シースルーバング
色っぽさがただよう薄い束感の前髪で、儚げな雰囲気をまとって。額がほんのりと透けて見える前髪は今のトレンド。ボリュームのある巻き髪とのバランスもGOOD。
▼ぱっつん前髪
定番のぱっつん前髪は大人女子にはちょっぴり幼い印象……。前髪に隙間をつくって額を少し見せると、大人かわいく仕上がります。重たい印象を回避してこなれ感抜群に。
▼斜め前髪
斜めに流した前髪で上品なイメージに。前髪はペタッとなでつけるのではなく、ふんわりとさせるのがポイント。清楚なのに華やかな印象をゲットできます。
「前髪なし」で大人っぽく
前髪を流して額を見せると、美人度が急上昇。クールなのにきちんと女性らしく見えるのは、ロブヘアならでは。コンサバになりすぎず、すっきりとした清潔感をキープして。
▼センターパート
センターパートで額をオープンに。クールなセンターパートは、フェミニンなロブと合わせて強めの印象をやわらげて。表情を魅力的に見せてくれます。
▼かきあげ前髪
分け目がペタッとしているとやや寂しい印象ですが、根元から髪を立ち上げることでボリュームアップ。ヘルシーな色気が香る大人の女性に。
▼ワンレンロブ
ストレートヘアがワンレンの魅力をさらに引き立たせます。甘さ控えめできれいめな印象の前髪は、大人の女性にぴったり。ベーシックで落ち着いたスタイルはどんなシーンにもマッチします。
【丸顔・面長】顔型別に似合うロブの髪型とは?
顔まわりを包む髪型によって、顔の見え方が変化します。初めてのスタイルに挑戦するときも、顔の形に合ったポイントを抑えていれば大丈夫。失敗の恐れはありません! 顔型を活かして素敵に変身できちゃいます。
丸顔さんは「縦ライン」を強調
丸顔を目立たせないようにするには、縦長のラインをつくるのが効果的。前髪で縦ラインを強調するには、額が見えるように分け目をつけましょう。髪型全体のシルエットは、ひし形で小顔効果を狙うのがおすすめです。
▼前下がりロブ
顔の特徴を活かして、フェイスラインに沿った丸みのあるシルエットに。丸顔さんのかわいらしい印象とマッチしたスタイルです。髪の後ろ側よりも前側が長めになるように、前下がりにカット。顔まわりをナチュラルにカバーします。
▼ゆるふわロブ
前髪を横分けしてサイドへ流し、輪郭のイメージを縦長に。前髪をつくるのが苦手な方は、シースルーバングにして前髪が少し額にかかるように残せば、今っぽく仕上がります。
面長さんは「横ライン」を強調
面長さんの顔に合うロブのポイントは、サイドに視線を集めること。髪を使って顔の横幅を強調すると、面長の印象が和らぎます。髪を耳にかけて顔まわりの肌を見せたり、前髪に隙間をつくると縦長感がカバーできます。
▼Aラインロブ
ロブの長さを活かしたAラインシルエットが女性らしいスタイル。毛先を外ハネにすることで視線を横に。キュートさのなかにアクティブさをひとさじ加えて。
▼くびれカールロブ
顔まわりにカールをつけ、動きを出すことで横幅アップ。首もとのくびれがサイドのボリュームを引き立たせ、バランスアップにつながります。ひし形のシルエットで顔型の補正を実現。
【最旬ロブヘアカタログ】今っぽさが際立つ髪型に変身
切りっぱなしロブ
正面から後ろまでを同じ長さにカット。シックで大人な雰囲気にしたいなら、パーマなしのストレートヘアがベスト。切りっぱなしにカットした毛先のラフさと、ワンレンの落ち着き感が絶妙にミックスしたスタイルです。
ウルフロブ
レイヤーが入った襟足の軽さが特徴のウルフスタイル。ロブならではの毛先がハネてしまう悩みは、動きを出すことで解決! ハンサムなのに色っぽいウルフは、ロブの長さによく映えます。
ストレートロブ
ナチュラルで清楚な雰囲気がただようストレートロブ。重たい印象にならない秘訣は、前髪の透け感。自然な束感をつくって、指通りのよさそうな愛されヘアに。
くせ毛パーマ風ロブ
細かいカールをつけて、外国人風のパーマヘアに。ウェットな質感が無造作ヘアをおしゃれに格上げ。毛束にオイルを揉みこんで束感が出るようにスタイリング。旬の濡れ髪を手に入れて。
【黒髪・茶髪】のロブは印象チェンジが狙える
「黒髪・暗髪」ならナチュラルに
明るく染められないという方にもおすすめのカラーは、暗めのグレージュ。重たくならずに透明感のある色は、長めのロブと相性抜群。黒髪・暗髪が映えるストレートヘアで王道モテを手に入れて。
「ブラウン系」ロブならおしゃれに
ゆるふわな質感の髪を彩る、まろやかなミルクティーブラウン。ほどよい甘さをひとさじ加えて、いっそうキュートに。ブラウンの髪色はどんなファッションにも合わせやすく、おしゃれ度が急上昇。
【ロブヘア向けアレンジ】でマンネリしない髪型に
そのままでも素敵ですが、たまにはロブヘアをアレンジして、いつもと同じ髪型から脱却してみましょう! 長さが充分にあるので、巻いたりまとめたり、おしゃれなアレンジを楽しんで。
巻き髪でイメージチェンジ
ボリューム過多にならずに巻き髪が映えるのがロブヘアの特権。外ハネや内巻きワンカール、ウェーブヘアをマスターして、髪をおろした雰囲気を変えてみて。
▼外ハネ
ナチュラルなロブの印象をちょっぴり変えたいなら、外ハネにトライしてみて。毛先の動きひとつでこなれた印象に変身できます。外ハネはコテでもつくれますが、ストレートアイロンはコテより扱いやすく、やけどの心配も少ないので安心。初心者さんでも簡単にセットできます。
【外ハネのやり方】
髪をブロッキングしてから、毛束をとって中間の位置で髪を挟み、手首を外側に返すようにしながら、アイロンを毛先へスライドさせます。
▼内巻きワンカール
内巻きワンカールのアレンジには、32mmの太さのコテがおすすめ。ゆるやかに内側へ流れる毛先には、清楚な魅力がたっぷりです。
【内巻きのやり方】
髪を上下に分けてブロッキングし、下の髪から巻いていきます。毛束をコテに挟んで毛先へ向かってスライドさせ、毛先の部分で挟む力を少し緩めるようにしながら、コテを外します。クリップのカーブと髪を挟んだコテの向きを合わせるようにすると、カールが折れずにきれいな内巻きが完成します。
▼韓国風ウェーブ
重めのロブに波打つようなウェーブをつけて、韓国風のニュアンスをひとさじ。細かいカールをつけられるように、コテの太さは26mmを選択。
【波巻きのやり方】
波巻きとは、毛先に向かって外巻きと内巻きが繰り返される巻き方です。毛束がS字の形をしているのが特徴。巻きたい部分の毛束をとって、毛先が外巻きになるように巻き、その上の部分を内巻きに巻きます。さらに上の部分を外巻きに巻いて完成です。
まとめ髪でこなれ感アップ
髪をおろすスタイルに飽きてしまったときは、結ぶだけでサマになるアレンジに頼って。ピンやゴムを髪に飾って、いつもの髪型から変化をつけてみましょう。
▼ハーフアップ
一見手が込んでいそうなハーフアップは、ゴム1本で簡単にセットが可能です。上半分の髪をひとつ結びにして、くるりんぱをつくります。くるりんぱをした後の毛束を整えて、トップの髪を引き出したら完成。ハーフアップを華やかにするコツは、まとめる前に髪を巻いておくこと。引き出した毛束も美しく、ねじりにボリュームが出ます。
▼ローポニー
活発なイメージのポニーテールは、低めの位置でまとめればエレガントな印象に。落ち着いていながら地味に見えないので、お呼ばれにも最適。髪を引き出してボリュームを出して、後ろ姿も抜かりなく。
▼ヘアピン×ローポニー
前髪をピンで留めたすっきりヘア。顔まわりのおくれ毛を少し残しておくのがあか抜けるポイント。低めの位置で髪をまとめ、バランスよくトップとサイドの髪を引き出して、手抜きアレンジに見えるのを避けて。簡単なのに360度美人に見えるアレンジです。
▼三つ編みアレンジ
髪を上段と下段に分けてひとつ結びをつくってから、三つ編みにしていきます。三つ編みが2本のユニークなアレンジで、後ろ姿に差をつけて。首もとにボリュームがあるタートルネックとも相性抜群。