別れても好きな人ってどんな人?
忙しい日常を送っていても、ふとした時に別れた彼のことを思い出してしまう…そんなことはありませんか?別れても好きな人が心の中にいる女性は、意外と多いかもしれません。
相手のことを嫌いになって別れたのなら、思い出して胸の奥がキュンとなったりはしないでしょう。何か事情があって、好きなのに別れなくてはいけなかった場合は、別れた後も相手のことが忘れられないものではないでしょうか。
もう一度付き合うことはできないのに、くすぶる恋心を抱えたまま毎日を過ごすのは辛いものです。そんな別れても好きな人とは、いったいどのような人なのでしょうか?
長く付き合っていた
2人でよくデートした場所、2人で大切に過ごしたイベントなど、長く付き合っていた場合、思い出がたくさんあるでしょう。
ささいなけんかや、何でもなかった普通の日々でさえも、思い出は時間が経つほど美しくなっていくものです。そして、思い出が美化されればされるほど、相手のことを忘れることは難しくなるでしょう。
別れてしばらくたっていたとしても、2人で行った場所などをふと通りがかったときなど、切ない気持ちになるかもしれません。交際期間が長かった相手は、たくさんの思い出とともに、好きという気持ちも残りやすいでしょう。
理想的な相手だった
食べ物の好みが似ていた、笑いのツボが同じだった、外見がすごく好きなタイプだった…など、あなたにとって別れた彼が理想的な相手だった場合、それ以上の相手と出会えなければ、吹っ切るのは難しいかもしれません。
もし新しい男性に出会っても、元彼に未練があれば、2人を比べてがっかりしてしまう可能性があるでしょう。「あの人はこうしてくれたのに」と、理想的だった元彼がしてくれたことを忘れられずにいると、新しい出会いをすべて潰してしまうかもしれないので要注意です。
そうは言っても、自分の中で最高だった相手のことを、簡単に忘れることはできないものでしょう。吹っ切ると決めたら、元彼と他の男性をなるべく比べないようにすることです。
初恋の人だった
人は、初めての経験はずっと覚えていると言いますよね。誰にとっても初恋は特別なものでしょう。人生で初めて恋に落ち、初めて手をつなぎ、初めてのキスをした…そんな淡い経験は、一生忘れることはないかもしれません。
別れた彼が初恋の人だった場合、好きという気持ちはずっと心のどこかに残る可能性が高いでしょう。なぜなら、多くの人にとって初恋の人というのは、他の好きな人とはまったく違う、思い出に残る特別な存在だからです。
初恋は若いときに経験することが多いと思います。大人になるにつれ、恋の駆け引きや打算的な恋愛に疲れた人が、ピュアで初々しかった自分の思い出とともに、元彼への思いを噛みしめることがあるでしょう。
好きなのに別れる原因とは
人と人が付き合い出す理由は「好きだから」とシンプルですが、別れる理由は実にさまざまです。けんかして別れる、どちらかの浮気が原因で別れるなど、いろいろあると思います。
その中でも、最も気持ちを残してしまいやすいのが「好きだけど別れる」というものではないでしょうか。好きだけど別れる場合、一方、あるいは双方が好きという気持ちを残したまま別れることになるので、後々引きずりやすいのです。では、その原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
価値観の違い
付き合い始めはお互いのいいところしか見えなくても、時間がたつにつれ、考え方の違いなどが気になってくることがあるでしょう。
カップルが別れる原因としてよく挙げられるのが、価値観の違いです。 金銭感覚、あるいはモラルに関するものは、価値観がまるっきり違う人間同士だとぶつかる可能性が高くなります。
また、周囲の人への態度やデートの頻度など、細かいところも気になってくるかもしれません。
人と人の価値観が完璧に同じということはないかもしれませんが、ある程度は共通していないと、長い時間をともに過ごすのは難しいでしょう。
将来を考えられない
女性にとっては、彼がまったく結婚の意思がない場合、好きでも別れを考えるかもしれません。
人によって結婚したいと思うタイミングはさまざまですが、子どもが欲しい女性にとっては出産の年齢も気になるところでしょう。
そのため、男性がなかなかプロポーズしてくれない場合は、「別の人を探した方がいいのかな」と思ってしまいます。いくら好きでも、将来を考えられない相手とは別れを選ぶかもしれません。
一緒にいて疲れる
すごく好きで付き合い始めて、最初のうちは嬉しかった束縛がだんだん重く感じてくることもあるでしょう。
また、相手のために自分の時間を削って尽くすことに疲れてしまうこともあるかもしれません。
一緒にいて疲れてしまうようになると、「付き合っている意味あるのかな」という気持ちになってしまいそうです。
そんなとき、好きという気持ちに嘘はなくても、別れを選ぶことがあるでしょう。
恋愛よりも優先したいことができた
誰かと付き合うというのは、多くの場合、日常生活において大きなウエイトを占めることになるでしょう。
デートの時間を作る、LINEの返信を必ずする、イベントは一緒に過ごすなど、たくさんの時間を恋愛に注ぐことになります。 そんなとき、もし自分にどうしても叶えたい夢があったら、どうでしょう?
もし仕事に打ち込みたい時期だったとしたら、恋愛よりも優先したいことがあるとき、相手を好きでも恋愛が足かせとなってしまうことがあります。そんなとき、人は別れを選ぶかもしれません。
別れても好きと思う瞬間
ふとした時に、元彼のことを思い出してしまうことってありますよね。もうきっぱり忘れたと思っていたのに、やっぱりまだ好きなのかな…そのように思うこともあるでしょう。
新しい恋人ができて幸せなのに、心の中では元彼とどこか比べてしまっているかもしれません。偶然元彼と再会してドキドキしてしまい、自分の中にまだある恋心を再確認させられるかもしれません。
別れても好きと思う瞬間には、どのようなシチュエーションが多いのでしょうか?
久々に再会したとき
別れてカップルでなくなったとしても、共通の友人がいたり、地元が同じだったり、再会する機会というのがあるでしょう。
もし完全に気持ちがなくなっていれば、再会しても相手に対して「過去の人」と思うくらいで特に何も感じないものです。
しかし、久々に再会したときに「かっこいい」とドキドキしてしまった場合、まだ好きな気持ちが残っていたのかもしれません。
一般的に言っても、もし未練がなければ、時間を経て再会した相手がいくら素敵に変化していたとしても、ときめくということはないでしょう。
1人が寂しく感じたとき
テレビを見て2人で同じところで笑った、週末は得意料理を作って彼と一緒に食べた…付き合っていたときに2人でしていたことを1人でするとき、ふと寂しいと感じてしまうでしょう。
別れて気が楽になり、1人でいるのが楽しいと思う時ももちろんあるはずです。しかし、元彼と2人で行った場所を訪れた時など、2人の思い出に触れた時、ふと元彼が隣にいないことを寂しいと思うかもしれません。
今の恋人と比べてしまうとき
元彼と別れ、気持ちも吹っ切れて新しい恋人を見つけたあとでも、今の彼を大事に思う一方、心の中で元彼と比べてしまうときがあるかもしれません。
もし本当に元彼のことを忘れているなら、新しい恋人に夢中なはずではないでしょうか。
心の中で元彼の方が良かった点を数えているなら、それは今の彼よりも、元彼の方が好きということかもしれません。
別れても好きな人を忘れるには?
忘れなきゃと思えば思うほど、楽しかった思い出がよみがえってしまう…そんな心の中に残る恋心を、認めざるを得ないときもあるでしょう。 どうにもならないとわかっているのに相手を思い続けるのは、とても苦しいものです。
行き場のない思いを抱えたままでは、日々の生活も前向きに楽しむことができないかもしれません。 もう手に入らない恋はきっぱり忘れて、新しい道へ進みましょう。別れても好きな人から卒業する方法をお伝えします。
相手を美化しない
まま一方的に振られてしまったような場合、良かったことしか思い出せないかもしれません。
しかし、付き合っている中で嫌だったことや、合わないなと思ったこともあったのではないでしょうか。
感情に飲み込まれず、相手を美化しているだけかもしれないと分析してみましょう。
打ち込めることを探す
人は、暇な時間に過去を思い出してしまうものかもしれません。何か打ち込めるものを見つけて夢中になれば、元彼のことを考える時間は減っていくでしょう。
新しい趣味でも仕事でもいいので、時間を忘れて取り組めるようなことを見つけてみましょう。意図的に忙しくするのです。
仕事であれば、打ち込めば打ち込むほど成果として自分に返ってきますし、趣味であれば新しい出会いがあるかもしれません。
新しい恋に踏み出す
女性は新しい恋を始めると、前の恋に上書き保存すると言われています。元彼を忘れたいなら、新しい恋を見つけるのが一番の近道と言えるでしょう。
元彼を忘れるために無理に誰かを探す必要はありませんが、いつまでも思いを引きずっているより、新しい出会いを求めて動き出してみるのがいいかもしれません。
新しい恋に夢中になれば、上書きされた元彼との記憶はだんだんと薄れていき、ふと気づいたら思い出すこともなくなっていた…ということになるでしょう。
まとめ
別れた相手をずっと好きでいるというのは、心が苦しいものです。別れてすぐは気持ちも落ち込んで、「もうあんなに好きになれる人は現れない」と思うかもしれません。
しかしふと顔を上げてみれば、素敵な男性がたくさんいることに気がつくでしょう。少しずつでいいので、辛い思いから自分を解放し、前に進んでいきましょう。