ヨーロッパ旅行の服装選びの『タブー』は?
教会、寺院などは肌の露出が禁止(ノースリーブ禁止)
宗教信仰が盛んなヨーロッパでは、教会や寺院などでノースリーブや短パンなどが禁止されているところがほとんどです。シアーなカーディガンは、袖口の締めつけもなく暑い場所でも快適。シンプルなものが着回しやすいのでおすすめ。
国や宗教がわかるアイテムや毛皮アイテムは避けて
国際情勢が不安定な今、出身国がわかるようなロゴが入ったTシャツなどは避けましょう。また、ヨーロッパは動物愛護が定着しているのでフェイクファーも含めて毛皮のアイテムはひかえましょう。
レストランのドレスコードは守る
旅の目的は人それぞれですが、一度はおしゃれなレストランに足を運んで現地の料理を楽しみたいものです。ワンピースもしくはツーピースとパンプスのコーデなら、ドレスコードのあるたいていのレストランはOKなのでおすすめ。
ブランド品は身に着けない
治安がよくない場所も多く、高級ブランド品を身に着けた観光客はスリなどに狙われやすいです。また、ブランド品を購入したあとに持ち歩いて観光するなどは避けましょう。
ヨーロッパは日傘をさす人が少ないのでUV対策を
日本ではすっかり定着している紫外線対策のための日傘。意外にもヨーロッパでは日傘をさしている人はほとんどいません。場所によっては浮いてしまうので、帽子や日焼け止めクリームなどでしっかりと対策をしましょう。
【春夏】ヨーロッパ旅行の気温別服装
ヨーロッパは東京と同じように春夏秋冬があり、気温変化があります。東京とくらべて、夏は涼しく冬はより寒い傾向。ヨーロッパのなかでも気温に開きがあるので、旅行先の気温をチェックをして時期に合った服装選びを。
5月から6月(15度から20度)
▼ジレ×キャスケットでセンスUP
ジレは、定番のコーデにレイヤードするだけでセンスUPしてくれる優れものアイテム。インナーはストライプのカットソーで、コーデに個性とアクセントを。キャスケットで小顔効果を狙って、マニッシュなルックスに仕上げたコーデ。
▼着回せるロングシャツ×ワイドパンツ
ロングシャツは、羽織りものにしたり前ボタンを留めてワンピースにしたりして、幅広く着回せます。ワイドパンツは動きやすいうえ、しゃれ見えも実現してくれるので、ヨーロッパ旅行のおともにぜひ加えてみて。
▼ジョッパーズパンツで機内でも快適
腰回りはゆったりしていて足首部分がぴったりタイトなシルエットの、ジョッパーズパンツ。日本人の体型に合っていて、脚がスラっと長めに見えるといわれています。履き心地も楽ちんなので、ヨーロッパ旅行の機内の中でも快適に過ごせそう。
7月から9月(22度以上)
▼さらりと着られるロングワンピース×ストローハット
高身長さんはもちろん、低身長さんでもロングワンピースを着こなすのにハットの効果は絶大。視線を上にもっていってくれるので、すらりと縦長の視覚効果が生まれます。普段から履きなれた疲れにくいスニーカーでカジュアルダウン。
▼やっぱりコーデしやすい王道のモノトーンコーデ
黒×白のモノトーンコーデのアイテムは、着回しやすくセンスよく見えるのでヨーロッパ旅行におすすめ。トップスの袖はアバンギャルド感のあるフリンジ加工で、ヨーロッパの街並みの雰囲気にマッチング。
【秋冬】ヨーロッパ旅行の気温別服装
10月から11月(15度以下)
▼着回し力抜群のリブニットのセットアップ
上下それぞれに単体としても着回しできるリブニットのセットアップ。見た目のしゃれ感に加えて、動きやすさも兼備しているので旅行にもぴったり。
▼ダマスク柄ロングワンピース×パッカブルダウン
オールシーズン着回せるダマスク柄のワンピースは、ヨーロッパの歴史ある街に溶けこむようなレトロな雰囲気が◎。夜などの気温が下がるときに重宝する薄手のパッカブルダウンを羽織って。
▼さっと羽織れるボタンなしカーディガン
ボタンなしカーディガンは、ふわっと広がった袖口がゆるりとした抜け感を演出。旅先での気温の変化にも対応でき、さっと羽織れて便利。ベージュのカーディガンにペールグリーンのパンツをコーデして、足元は足袋バレエシューズでトレンド感をまとうと◎。
▼ロングガウン×サッシュベルト
冷えこみが本格化する前のヨーロッパは、羽織りもののロングガウンで体温調節を。ウエストマークしたサッシュベルトが、コーデのアクセントに。サッシュベルトの位置を高めにすることで、脚長効果&スタイルUPが叶います。
▼薄くても保温性のあるブルゾン×ベレー帽
トレンド感のあるベレー帽が、ヨーロッパの雰囲気にぴったり。シンプルなコーデもベレー帽の投入で一気にスタイリッシュに。ブルゾンは薄手ながらも保温性はばっちり。なおかつ、かさばらないので旅にはうれしいアウターアイテム。
冬 12月から4月(10度以下)
▼ライダースジャケット×チェック柄ストール
本革のライダースジャケットは、やわらかい着心地で意外とかさばらないのでスーツケースの中でも場所をとりません。厚手のチェック柄ストールがあれば、日差しが届かない寒い場所でも安心。
▼チェック柄チェスターコート×ぺたんこブーツ
チェスターコートは、もともとイギリス男性の外套として流行していたもの。ヨーロッパの薫りが漂う旅先にマッチしたコーデになること間違いなし。ぺたんこショートブーツで、足元の保温と歩きやすさも抜群。
▼ノーカラーのロングダウンコート×スヌード
ヨーロッパの冬に映えるオールホワイトコーデにはスキニーパンツをチョイスすると、凛としたマニッシュな雰囲気に。ノーカラーのダウンコートの首元はスヌードで体温調節。東京の冬よりも寒いといわれているヨーロッパ。真冬は軽くて暖かいダウンコートが間違いないでしょう。
▼ショートダウンコート×デニムパンツ
大好きなデニムパンツを旅先のヨーロッパでも、おしゃれに履きこなしたい! という大人女子におすすめなコーデ。ベレー帽とクラシカルなサングラスで、ヨーロッパのおしゃれな大人女子たちにも引けをとりません。
▼ヨーロッパの雪山では「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」
「ザ・ノース・フェイス」の“ビレイヤーパーカー”は防風、保温、透湿性がトップクラスの優れもの。観光客に人気のヨーロッパの雪山エリアでは、スノーブーツを履いてアクティブに。ヨーロッパのタウンエリアでは、黒スニーカーでボーイッシュなコーデに仕上げて。
『ドレスコードのあるレストラン』での服装
観光客が多く訪れるレストランでは、ドレスコードがある場合は少ないです。他方、格式高いレストランの場合は、事前にドレスコードの有無を確認しておきましょう。服だけではなく小さめバッグとパンプスも忘れずに。華やかさを瞬時に演出できるレース素材のアイテムがおすすめ。
上下別で着回しができる!セットアップアイテム
チューリップスリーブが上品で可憐な雰囲気。とろみ素材の黒パンツは着回しやすいうえシワになりにくいので、旅先でのお助けアイテムに。ボトムスをデニムパンツなどにチェンジして甘めカジュアルへとシフトすることも可能。
1枚でサマになるレースワンピース
レースロングワンピースは、華やかさと可憐さを同時に演出することができます。長袖なので、ストールなどを羽織る必要はありません。ヨーロッパの憧れのレストランで、優雅な気分を満喫させてくれるワンピース。
長時間フライトの機内を快適に過ごす『おすすめアイテム』
ヨーロッパ長期旅行には、バレエシューズ風のルームシューズで足元からリラックスタイムを。脱ぎ履きしやすいルームシューズは、ホテル内のみならず長時間フライトにも最適。ノーストレスでレディな気分の時間を過ごせそう。
むくみ対策に着圧ソックス
長時間のフライトでは、脚のむくみやエコノミー症候群が気になるときも。脚の曲げ伸ばしもなかなか難しい場合には着圧靴下が大活躍。ひざ下丈の着圧靴下ならパンツのときでも着脱しやすい。着圧&5本指ソックスで、むくみ知らずの脚に。
機内の乾燥対策に『目薬、のど飴、保湿ミスト』
湿度平均20%以下の乾燥した機内で長時間フライトを快適に過ごすためには、ちょっとしたグッズが便利。ドライアイ対策には目薬、風邪予防にはのど飴、お肌には保湿化粧水の入ったミストが欠かせません。スプレー缶は機内にはもちこみ禁止ですので、ミスト化粧水で対応して。