反省しない人の特徴って?
何度も同じことを注意したり指導したりしても、いつも失敗やミスをしてしまう人は多いと思います。
「なんでわかってくれないの?」と怒る側が疲れてしまうパターンがありますが、反省しない人は一体どんな特徴があるのでしょうか?
なぜいつも同じ失敗を繰り返してしまうのか、特徴から紐解いてみましょう。
責任感がない
反省しない人は、失敗をしてもどこか他人事のように感じています。自分には非がないと思っているからこそ、ミスをしても上司や部活、環境のせいにしようとします。
「だってあのときこんなことがあって…」「急に言われても…」というように、責任逃れをします。
責任感が全くないからこそ怒られても他人事で、言われたことをいちいち覚えていないのです。
そのため、同じミスを何度も何度も繰り返します。
自己中心的な性格
怒られても最終的には「自分が良ければそれでいい」という精神で生きているため、反省をしません。
自己中心的で、自分の思うように物事を進めたいと思っているため、周りに迷惑をかけてしまう行動を多々とるでしょう。
自己中心的な性格は、子どもの頃から培ってきたものなので、すぐに治すのは難しいかもしれません。
プライドが高い
有名大学出身だったり、仕事でいい成績を納めたりと、活躍している経歴がある人はプライドが高い人が多いです。そのため、「自分の考えていることは絶対だ!」と思っています。
自分が一番えらい、正しいと思っているからこそ、周りに怒られていてもイマイチ響きません。
また、怒られること自体に抵抗があり、そんな自分を認めたくないという気持ちも大きいです。
その結果、相手のアドバイスにも耳をかさず、いつまでたっても反省しない人のままになってしまいます。
反省しない人の末路とは
自己中心でプライドが高いため、なかなかアドバイスやお叱りを受け入れられないケースが多いですが、実際に反省しない態度をとり続けた場合、どんな末路が待っているのでしょうか?
その場では「反省しなくていい」と思っているかもしれませんが、何十年後かに大きなその影響を受ける可能性がありますよ。
過ちを繰り返し続ける
人から言われたことを受け入れずに反省しないと、同じ失敗を何度も繰り返しているでしょう。
いつまでたってもそのハードルを超えられないので「あの人は仕事ができない人だ」という印象を貼られる場合があります。
周りから人が離れていく
自分を一番だと自信を持つのは素晴らしいことですが、偉そうな態度をとったり反省を全くしないと、どんどん周りから人が離れてしまいます。
反省しないと周りも扱いにくい人だと思いますし、一緒に働いても楽しくないと感じてしまいます。
気がついたときには一人ぼっちになっている可能性もあるので注意しましょう。
職場などにいる反省しない人への対処法
反省しない人の特徴や末路を紹介しましたが、実際に職場で反省しない人の相手をするのは相当大変なものですよね。
「なぜ理解しないのか?」「なんで怒られていることに気がつかないのか?」とモヤモヤしてしまう人も多いはずです。
では、職場などにいる反省しない人には一体どのように対応したらいいのでしょうか?
改善点を自分で考えさせる
反省しない人はプライドが高いので、怒られている最中は相手の言葉が耳に入ってきません。
自分の頭で考えることをしないので、何度も同じ失敗を繰り返してしまいます。
だからこそ、注意をした後に、必ず自分の頭で考えさせるようにしてみましょう。
失敗した後の改善策を本人に考えさせることで、相手も自分ごとと捉えて仕事に向き合いやすいでしょう。
自分ごとにさせると本人も「こうすればよかったのか」と発見があり、少しは成長ができるはずです。
仕事のルール・仕組みを変える
反省しない人を少しでも改善させるには、思い切って仕事のルールや仕組みを変える挑戦をしてみるのもおすすめです。
仕事を振って相手にやらせて、フィードバックをしただけでは、受動的に仕事を捉えてしまい、自分から積極的に活動しようとはしません。
しかし、本人に「どんな仕事がやりたいか?」と意見を聞いたり、「この仕事だったらどのポジションを担当したいか?」と相談してみるといいでしょう。
自分のやりたい仕事ができるのであれば、本人もやる気がアップしますし、仕事をどう円滑に進めるか考えられます。
まとめ
反省しない人と一緒に仕事をしていると、どうしてもストレスが溜まってしまいがちになりますよね。
「なんでわかってくれないの?」とイライラしてしまうことが多いです。
しかし、反省しない人はもともと責任感がなく、プライドがとても高いタイプが多いです。
だからこそ、そのプライドをうまく利用して対応するといいかもしれません。
適度に突き放したり、あえて仕事を丸ごと任せてみたりと、反省しない人に理解をさせるために行動してみましょう。
あまりストレスを溜め込まず、周りも巻き込んでうまくコミュニケーションを図ってくださいね。