惚れたら負けになる男女の特徴とは
「惚れたら負け」という言葉を聞いたことがあると思います。惚れたら負けというのは、相手を好きになってしまったら、欠点などが客観的に見えなくなることを言います。
「恋は盲目」と似ている表現です。お互い好きになって付き合ったはずなのに、勝ち負けがあるとはいったいどういう状態なのでしょうか? 惚れたら負けになる男女の特徴を紹介します。
相手の欠点に気づけない
惚れたら負けの最大の特徴は、相手の欠点に気付けなくなるということです。他人から見ておかしなところも、惚れてしまうと全く見えなくなり、むしろ良い点として脳内で変換してしまうことさえあります。
本来、大切に思う相手であれば、おかしなところがあれば指摘してあげるべきです。しかし、惚れてしまうと欠点に気付けません。
また、頭のどこかではわかっていても、見て見ぬふりをすることもあります。その客観性に欠けるところを『負け』と言うのでしょう。
いつでも相手を優先してしまう
惚れたら負けになる男女の特徴として、いつでも相手を優先してしまうというのがあります。自分のことを後回しにして、相手の都合や気持ちを最優先にしてしまうのです。
自分のために時間を使えなくなり、相手の意図とは関係なく、まるで言いなりのような状態になります。そのため、友達や家族との約束も後回しにしてしまい、その関係性が悪化することもあるでしょう。
自分の人生の時間を犠牲にしても相手に尽くそうとしてしまいます。これは健全な状態ではありませんが、本人はそれに気づくことができません。
対等な関係じゃない
惚れたら負けと言うだけあって、恋愛では力関係に差が生じるものです。惚れている方が相手を優先し従ってしまうため、対等な関係ではなくなってしまいます。これも『負け』と言われる理由でしょう。
対等でないということは、自己主張ができず、自分の意見が言えません。相手もそれに慣れてしまうため、相手の態度も徐々に変化させてしまう可能性があります。
相手はあなたが自分に従うことは当然で、自分の都合に合わせるものだという意識になってしまうということです。
惚れたら負けの状況を変えよう
恋愛は、お互いを尊重し合い平等であるべきです。惚れてしまったことで負けてしまうなんて、嫌ですよね? それなら、惚れたら負けの状況を変えるよう、努力していきましょう。
本当は、とことんまで人を好きになれるというのは素敵なことです。ただ、ハマり過ぎてしまうと周りが見えなくなってしまうので、気をつけましょうということなのです。
どのようなことに気をつければ、惚れたら負けの状況を変えられるのでしょうか。
なんでも受け入れない
相手の言うことをなんでも受け入れ、最優先するのを止めましょう。相手がなにか要求してきても、それが自分の信念に反することなら、きちんとNOと言える勇気を持つことです。
また、おかしいと思ったことをおかしいと相手に伝えることは、相手のためにもなります。いつでも対等の関係でいられる恋愛こそ、お互いを高め合えるいい恋愛と言えるでしょう。
自分の意見も言う
相手の意見を聞くばかりではなく、自分の意見もきちんと言いましょう。相手と自分の間にきちんと線を引き、嫌なことは嫌と言わなくてはいけません。もしそれで相手から嫌われるなら、それは本当の恋ではないのです。
なぜなら、相手があなたのことを本当に大切に思っているなら、あなたのことを尊重してくれるはずだからです。嫌なことを嫌と言ったくらいであなたを嫌うような人は、あなたが大切にする価値のない人です。
周りに相談してみる
2人だけの世界にこもって恋愛をしていると、惚れたら負けの状態になる可能性が高いです。そのため、たまには第三者の意見を取り入れるのがおすすめです。
何か違和感を覚えたら、周りに相談してみましょう。嫌なことをされたときは、信頼できる友人に、どう思うか客観的な意見を聞いてみてください。
「それはおかしい」と言われたら、彼をかばいたくなるかもしれませんが、そこは友人からの冷静な意見を素直に聞き入れてみましょう。
相手に惚れられる努力をする
惚れたら負けの状態は、相手との力関係が崩れていることを示しています。あなたの方が好きな気持ちが強いと感じたら、相手から惚れられる努力をしましょう。
惚れられるためにすることは、相手をおだてたりするのではありません。自分の気持ちを少し冷まして、自分のために時間を使うのです。最優先事項は、自分です。
相手に尽くしすぎず、自分の女子力アップや、社会人として仕事に集中するなどしましょう。相手の方があなたの変化に気づいて、追いかけてくるかもしれません。
まとめ
今回は惚れたら負けという言葉を出しましたが、実際は、恋愛は勝ち負けではありません。
お互いを尊重し合い、高め合える関係性こそ、私たちの求める幸せな恋愛なのではないでしょうか。
勝ち負けにこだわらず、自分と相手と両方を尊重して、素敵な恋愛を楽しんでください。